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バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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チップって必要??

バリ島観光豆知識

先日、お客様から次のようなご質問をいただきました。


「スパの予約誠にありがとうございました。はじめてのバリ島のスパ、すごく楽しみにしていますけど、一点不安な事があります。それはセラピストさんへのチップについてです。ネットやガイドブックを調べると、『バリ島にはチップの習慣がないので上げる必要はない』とか『気持ち良いサービスを受けたら、あげた方が良い』と、いろいろな意見が出ていて、よくわからないのです」


確かに、日本にはチップという制度がないので、どうしたらいいのか迷ってしまいますね。
今回は、バリ島におけるチップについてお話したいと思います。


◆チップはあげるべきなのか?
ご質問にもありましたが、バリ島を含むインドネシアにはチップという習慣はありませんでした。
しかし、観光地であるバリ島には世界中から多くの観光客が訪れており、特に欧米からのお客様はチップを渡しております。さらに最近ではジャカルタなどインドネシア国内からの観光客もチップを渡すようになりました。
そのため、特に観光客の多いクタ、スミニャック、ヌサドゥアなどの観光業関連のスタッフはチップを期待するようになっています。


実際、レストランやスパなどで意見を聞きますと
「ヨーロッパやアメリカのお客さんはチップをくれるのに、同じような先進国である日本人はなんでチップをくれないんだろう」
という意見がありました。
観光客の多いエリアでは、チップは常識となっているようで、これが、いいのか、悪いのかは判断できませんが、日本人観光客に対してもチップは期待されているということを、覚えておいてほしいと思います。
その上で、チップを渡す、渡さないの判断は、お客さま方にお任せしたいと思います。


ご質問にあった
「バリ島にはチップの習慣がないので、あげる必要はない」
というのは、こと観光地エリアに関しては、現状にそぐわない意見と言えると思います。


もちろん、スパやレストランなどでは「チップを強要(期待)してはいけない」という従業員教育をしているところもありますし、チップボックスを設置して、スタッフ全員で分配するところもあります。
チップは「ありがとう」という感謝の心を表わしたものだと思いますので、どうぞお客様一人一人の判断でお渡しくださいませ。


◆チップはいくらくらい渡したらいいの?
いいサービスを受けた、特別なことをしてもらったので、チップを渡そう、と思った時、次に悩むのはその額ですよね。
少なすぎたら失礼だし、多すぎたら変に期待をさせてしまうし・・・・
チップの相場って、どのくらいなの?


ネットを使って調べたら、チップの相場はアメリカで支払い金額の10〜20%、ヨーロッパでは支払い金額の10%となっていました。
アメリカの場合、特にレストランのウエイターさんは基本給がすごく安くって、チップがあって生活が成り立つってところもあるので、チップの額も高めです(その代り料金にウエイターの人件費見合い分はあまり入っていないそうです)。
ですので、アメリカのチップ相場はちょっと高すぎるので、ヨーロッパの相場(支払い金額の10%)に準じて支払ったらいいかと思います。


とはいえ、スパで1万円くらいのトリートメントを受けたら、チップとしてセラピストさんに1千円渡すのか?という疑問もありますよね。
ですので、ご自分で最高額を決めたらいいかと思います。
以下は、私がいつも決めているチップの額です。参考にしていただければと思います。

  • スパ(安い街マッサージ屋さん):トリートメント代の10%、最高でもRp20,000
  • スパ(長時間のトリートメンや高級なスパ):最高でRp50,000
  • レストラン・カフェ:TAXを除いた額の10%、最高でもRp50,000
  • タクシー:Rp10,000以下のお釣り分
  • カーチャーター:ドライバーさんとガイドさん合わせてRp100,000
  • ゴルフのキャディさん:Rp100,000


◆チップはいつ渡したらいいの?
これも、悩む問題ですよね。
はじめから、チップを用意しておくのも変だし、そうかと言って、渡し損ねてもいやですよね。


これも、また私の実体験ですが、参考にしてください。


☆スパの場合
トリートメントが終わって、着替えが済んだあとセラピストさんを呼び止めて「今日はありがとう」の1声とともに渡しています。
あるいは、お会計が最後のスパでは、お会計の時に「これをセラピストさんに」といって、お釣りの中から、会計係の方に預けています。
スパによっては、担当セラピストさんが最後のお茶などを持ってきてくれることがあるので、その時に渡してもいいですよね。


☆レストランの場合
多くのレストランは座席でお支払いをします。料金を払ったら、レシートとお釣りを持ってきてくれますので、帰る時にテーブルの上にチップを置いて立ち去るとスマートですね。


☆タクシーの場合
タクシー料金を支払う時にチップ分を上乗せして支払ったり、「お釣りはチップで」といって、お釣りを受け取らなかったりします(お釣りの額にもよりますが)


☆カーチャーターに場合
最後に、「今日はありがとう」と言って、ガイドさんに渡します。
また、男性なら最後に握手する手に折りたたんだお金を忍ばせて渡すって、方法もとれますね。(女性がこれをやると、ちょっと浮いてしまいますよ)


◆ホテルのチップは?
これまでのお話の中に、ホテルでのチップの話は出てきませんでした。というのも、ホテルのチップはちょっと特殊だからです。
これまでの話から考えると、ホテルのチップも宿泊費の10%必要でしょうか?いえ、それはあまりに高額となってしまいますし、ホテルの宿泊費にはサービス料というものが含まれています。
では、ホテルのチップは、どんな時にだれに渡すのでしょうか?


☆ピローチップ
ホテルのお部屋は、毎日お掃除やベットメークなどが入ります。また、高級なホテルならターンダウンサービスもあるでしょう。このようなお部屋のサービスに対してのチップを「ピローチップ」と言います。
文字通り、ピロー・枕のところに置いておくチップです。
ホテルのレベル(星の数)にも寄りますが、1日当たりRp10,000〜Rp50,000くらいでいいでしょう。
そして、連泊する場合、最終日(チェックアウト日)に、Rp50,000〜Rp100,000を置いておくといいかと思います。もちろん、それまでのサービスによって額を変えるのもアリですよ。
置き場所ですが、枕の上、わかりやすい所に置くようにしましょう。以前は枕の下と言われていましたが、枕の下だと気付かずにシーツと一緒にクリーニングに行ってしまうことがあります。また、ベットサイドのテーブルなどにおくと、チップなのか、単にしまい忘れたお金なのかわからなくなるそうです。必ず、枕の上においてあげましょう。


また、ホテルスタッフに特別なこと、たとえば荷物を運んでもらうとか、買い物をしてきてもらう、などをお願いした時にもチップを渡すといいでしょう。チップの額はRp10,000-20,000くらいでいいと思います。


日本人には、まだまだ敷居が高いチップですが、スマートに渡すことができれば、あなたも旅の上級者。がんばりましょうね。