バリ島ウブド便り

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バリ島ウブドへの行き方、帰り方

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バリ島の中でも人気度がトップクラスのウブド。
クタやスミニャックなど南部ビーチエリアに滞在していても、1日くらいはウブドに行ってみようという観光客も多いでしょう。

ところが、鉄道など公共交通機関が充実していないバリ島では、ウブドに行く方法や、ウブドから帰ってくる方法が限られてしまいます。

今回は、ウブドへの交通アクセスやおススメの移動方法、そしてウブドから南部エリアへの帰り方などを簡単に説明します。

簡単に、そしてお得にウブドを楽しみたいという旅行者の皆様の参考になれば幸いです。

 

<目次>

 

ウブドエリアについて

 ウブドはデンパサール空港から車で1.5-2時間離れたバリ島内陸部にある村です。

芸術の村として有名で、周囲には田んぼや棚田など自然も多く、最近ではヨガやメディテーションなどスピリチュアルな環境も有名で、毎年たくさんの観光客が訪れる土地です。
ウブドがあるギャニャール県やお隣のクルンクン県は古くから栄えていた都で、その周囲には多くの寺院や遺跡もあり、また、有名なキンタマーニ高原も近いため観光のポイントともなっています。

 

ウブドへのアクセス方法

バリ島内には鉄道がないため、ウブドまで行くには車やバスでの移動が主な方法です。
ここでは、具体的なアクセス方法についてご紹介します。

PRAMAシャトルバス

PRAMAシャトルバスは、クタ、サヌール、ウブドといった主要エリアを結ぶシャトルバスです。
車体は少々古いバスですが、運賃が安いので、バックパッカーなど節約旅行をされる方がよく利用しています。

ただし、一日の本数がそれほど多くないので、Webサイトなどで停留所やタイムスケジュールをしっかり調べてからご了されることをお勧めします。
また、クタ~サヌール~ウブドの路線は人気路線で満席となることが多いので、事前にWebサイトから予約されることをお勧めします。

>>Perama Tour :: Bali Daily Shuttle Bus

 

クラクラバス

クラクラバスが、日系企業によるバリ島内シャトルバスです。
主に、クタ、スミニャックという南部エリアを巡回するバスですが、ウブドまで行く路線も一日に数本あります。

バスは、新しくエアコン付きで、さらに社内Free-Wifiや充電コンセントなどもそろっています。
料金も安く便利なのですが、クタ、スミニャックエリアからウブドに行くには、いったんDFSギャラリアでバスの乗り換えが必要となります。

南部エリア内のシャトルバスは予約不要ですが、ウブドライン(LINE-5)は、Webサイトからの予約を推奨しております。

>>クラクラバス|ツーリストバスでバリ島観光ツアー

 

タクシー

南部エリアには、メータータクシーがたくさん走っていますので、それを捕まえてウブドまで行くのもいいかと思います。

クタ中心部からウブドまではメーターでおよそRp250,000-300,000くらいかかりますが、中にはメーターを使わず定額(大体Rp350,000-400,000くらい)を提示してくるドライバーもいます。

ウブドエリア内では、メータータクシーはお客さんを拾ってはいけない事になっていますので、もしメータータクシーでウブドに行かれたら、帰りの移動方法も検討しておく必要があります。

 

カーチャーター

カーチャーターとは、ガイド、ドライバー付きの時間制タクシー(ハイヤー)です。
主に旅行会社が運営管理しています。

カーチャーターの場合、料金は距離ではなく4時間、8時間といった時間制になっており、その時間なら追加料金などはかかりません。
また、ホテルまで迎えに来てくれますので、ウブドまでの移動だけでなく、観光などを含めて一日チャーターするのがお得な利用方法です。

おススメカーチャーターならこちら
>>バリ島旅行.comカーチャーターサービス

 

公共バス(トランスサルバギータ)

トランスサルバギータとは、地元住民のための公共バスで1路線Rp3,500(2019年1月現在)と大変安いのが魅力です。

ただし、地元住民用のバスですので、クタ中心部やスミニャックといったホテルが多いエリアには停留所はなく、さらにウブドまでの路線もまだできていないので、ウブドエリアへの移動方法としては、まったくオススメできません。

 

各エリアからのおススメ移動方法

空港やクタなど南部ビーチエリアからウブドまでのおススメの移動方法をご紹介します。

空港からウブド

空港からウブドへの移動は、ホテルやツアーの送迎サービスや旅行会社のカーチャーターが一番簡単で安心できると思います。
空港のミーティングポイントには送迎サービスやカーチャーターのガイドさんがウェルカムボードなどを掲げて迎えに来ており、無事合流できれば移行はガイドさんの案内でウブドまで移動できます。

もし、送迎サービス、カーチャーターの予約手配をしていなかったら、エアポートタクシーとなります。
エアポートタクシーは、空港到着フロアーから駐車場に向かう通路にカウンターがあり、そこで行き先ごとに決まっている料金を支払って、あとはタクシーに乗って移動するだけです。
ウブドまでの料金はRp350,000ですが、行き先がウブド中心部から離れていると、追加料金を請求されます。

 

クタからウブド

クタからウブドに行く簡単な方法は、PRAMAシャトルバスの利用となります。

PRAMAシャトルバスのクタ停留所はレギャン通りの南端にあり、そこからウブドまではRp60,000(片道)となっています。
往復の場合、割引もありますので、チケットは往復で購入するのがお得です。

シャトルバスでは時間が合わないという方は、タクシーもしくはカーチャーターがよいと思います。

 

スミニャックからウブド

 スミニャックエリアからウブドへ移動するには、クラクラバスの利用がいいかと思います。
ただし、スミニャックからウブドへ直接いく路線はないため、LINE3もしくはLINE4でいったんDFSギャラリアに移動し、そこからウブド行きのLINE5を利用することになります。

クラクラバスでは時間が合わないという事でしたら、タクシーもたはカーチャーターのご利用となります。

 

ヌサドゥアエリアからウブド

ヌサドゥアエリアからでしたら、タクシーかカーチャーターとなります。

タクシーの場合ですと、帰りの移動方法の確保が必要なのと、意外と料金が高くなるので、カーチャーターで行かれるのが一番お手軽でお得かと思います。

 

サヌールエリアからウブド

サヌールエリアからでしたら、タクシーかカーチャーターとなります。

クラクラバスのサヌールエリアバス停は降車専門で、PRAMAもバス停が不便な場所にあるので、ちょっと利用は難しいでしょう。

 

 ウブドエリア内の移動

ウブドエリア内での移動は、以下の方法があります。

モンキーフォレストシャトルバス

モンキーフォレストを出発して、モンキーフォレスト通り~ラヤウブド通り~ハヌマン通りを巡回するシャトルバスがあります。

このシャトルバスは、地元パダンテガル村が運営し、モンキーフォレストを利用された方なら無料で乗降ができます。
モンキーフォレストを見て、ウブドの街を刊行されるといいでしょう。

 

トランスポート

ウブドではメータータクシーはお客さんを拾う事はできません。
その代わり、ウブドの村人によるトランスポートサービスがあります。

トランスポートサービスはタクシーと変わりませんが、メーターが付いていません。
乗車する前に、行き先を告げ料金を交渉します。
トランスポートのドライバーは、街の要所要所で客引きをしていますので、すぐ見つかります。

 

徒歩

ウブドの街はそれほど広くないので、徒歩で回ってもいいかと思います。

PRAMAシャトルバスやクラクラバスのバス停があるプンゴセカンからウブド王宮までゆっくり歩いて30-45分くらいです。
そこから、ラやウブド通り、ハヌマン通りと歩いてまたプンゴセカンに戻っても2-3時間あれば回ってこれます。

途中カフェなどで休憩しながらあるいて回るのも楽しいと思います。

 

ウブド郊外にある観光ポイントへの移動方法

テガラランの棚田やゴアガジャ、ティルタエンプルなど有名な遺跡、寺院はウブド郊外に点在しています。
それら観光ポイントへの移動方法についてご紹介します。

カーチャーター

点在する観光ポイントをいろいろ回るのでしたら、カーチャーターが一番のおススメです。
カーチャーターはお泊りのホテルからの出発、帰着もできますので、ウブドエリアまでの移動も含んで依頼すれば簡単でお得になります。

 

トランスポート

ウブドエリアに到着してから、移動方法を確保するのでしたら、町中にいるトランスポートが便利でしょう。
行きたいところを指示して、料金を交渉すれば、あとはカーチャーターと同じです。

また、観光ポイントにはタクシーやトランスポートはいませんので、出発地点までの戻りも併せて依頼しておくといいでしょう。

 

自転車

ウブドエリア内には自転車のレンタルもあります。
ただし、ウブド周辺は坂道が多く交通量も多いので、普段からサイクリングなどをやられている方でなければおススメはできません。

 

レンタルバイク

レンタルバイクを借りて、周辺を回ることを計画されている方もいるかと思います。

ただし、バリ島は国際免許が通用しません。
また、交通ルールやマナーも日本と違いますので、レンタルバイク利用はおススメできません。

 

 ウブドからの帰り方

 ウブドから南部エリアまでの帰り方についてご紹介します。

PRAMAシャトルバス

PRAMAシャトルバスのウブド停留所は、ウブド南部のプンゴセカン。
停留所でサヌール、クタ行きのチケットを購入して南部まで戻りますが、ウブドに来るとき往復チケットを購入しておけば、割引があります。
また、片道チケットでウブドアで来られた方でも、使用済みチケットを持っていけば若干の割引があるという事です。

ウブド発クタ行きの最終シャトルはウブド18:00発ですので、乗り遅れないように

 

クラクラバス

クラクラバスのウブド停留所は、モンキーフォレスト通りとハヌマン通りの合流地点、Cocoスーパーマーケットとアラヤリゾートホテルに挟まれたエリアにあります。

DFSギャラリア~ウブドまでのLINE5は片道Rp80,000ですが、往復乗車券もありこちらはRp120,000とお得です。

さらに1Day Passは、いくら乗ってもRp100,000ですので、日帰りでウブドに行く場合はこの1Day Passが一番お得。
しかも、ネットで事前購入すればRp85,000と、ほぼ片道料金で往復乗れちゃいます。

クラクラバスの最終、アラヤリゾート発は16:30なので遅れないように気を付けましょう。

クラクラバスの料金はこちらをご覧ください

>>チケット & 料金

 

タクシー(トランスポート)

ウブドには南部エリアのようなメータータクシーはありません。
南部エリアからお客さんを乗せてきたメータータクシーも、ウブドエリアでお客さんを拾うのは禁止されています。

そのかわりトランスポートという、メーターが付いていないタクシーがいて、街中のいたるところで客引きをしています。
メーターがないので、必ず乗車前に料金交渉が必要です。
クタエリアまではRp300,000~Rp350,000くらいになります。

ただし、このトランスポート、夕方6時ごろで皆さん帰られてしまうので、ご注意ください。
もし、ウブドでディナーを食べてから南部エリアに帰るという場合は、事前に街中で客引きしているトランスポートに声をかけ、予約しておきましょう。
ピックアップの時間と場所を決めておけば、その場所まで迎えにも来てくれますよ。

 

 夜遅くにウブドから帰るには

ウブドの伝統舞踊公演を見てから南部エリアに帰る場合は、どうしましょうか?

PRAMAもクラクラバスも終了していますし、町中のトランスポートも帰ってしまっています。

トランスポートを使う

伝統舞踊帰りのお客さんを目当てにしているトランスポートもいます。
伝統舞踊が終わたころ、出口で「タクシー」「トランスポート」と声をかけてお客さんを探しています。

ただ、ほとんどのトランスポートがウブドエリア内の近場への送迎を想定しているので、クタやスミニャックまでというと、断ってきたりすることがあります。
できたら、6時前に街中でトランスポートを捕まえて、予約しておいた方が安心です。

料金ですが、夜間割り増しが付いてクタまでRp350,000-400,000くらいかかることがあります。

 

カーチャーター

夜、トランスポートを使うのが怖いというのでしたら、カーチャーターを使うといいでしょう。
事前に旅行会社に相談をして、舞踊鑑賞が終わったら、会場まで迎えに来てもらうといいでしょう。

 

まとめ

ウブドまでの行き方、帰り方についてご紹介をしました。
バリ島は電車がないので、どうしても車を使った移動となり、以下の方法からの選択となります。

  • タクシー(トランスポート)
  • カーチャーター
  • PRAMAシャトルバス
  • クラクラバス

料金の事を考えると、PRAMAやクラクラバスといったシャトルバスが安いのですが、運航ダイア、停留所が決まっているので自由度は少ないです。

自由に移動をするのであればタクシーとなりますが、往復で考えるとタクシーもカーチャーターもそれほど変わらなくなります。

ということで、私的にはカーチャーターを使ってウブドまで往復するのが、一番いいのかなと思います。