人気急上昇!チャングーエリアに行ってきました
チャングーは、バリ島スミニャックの北にあるエリアで、以前はサーファーしか行かないような場所でしたが、白人さんたち中心に人気が上がり、今バリ島で最も熱いスポットのひとつと言われています。
今回は、そのチャングーエリアにスポットを当てて、ご紹介したいと思います。
<目次>
チャングーはどこにあるの?
チャングーは、スミニャック・クロボカンエリアの北にあります。
地図で見ると、有名なタナロット寺院の東側となります。
チャングーには、最高のサーフポイントとなるビーチがいくつかあり、そのビーチから北に伸びる道路に沿って、カフェ、レストラン、ビラなどが広がっています。
今回は、西からエコビーチ(バトゥメジャンビーチ)、バトゥボロンビーチ、ブラワビーチの順にご紹介していきます。
チャングーエリアへの行き方
クタやヌサドゥアなどからチャングーにいく方法ですが、基本的にタクシーやカーチャーターを使うことになります。
公共バスであるトランスサルバギータは、チャングーの先のタバナンエリアまで行っていますが、チャングーエリア近くは通りません。
また、クラクラバスも、クロボカン・スミニャックエリアまでしか行ってませんのでタクシー、カーチャーター利用となります。
このエリアを訪れる白人さんたちは、ほとんどがバイクや車を借りて訪れていました。ただし、旅行者がバイクや車を運転するのは免許や事故のリスクからあまりお勧めできません。
エコビーチ(バトゥメジャンビーチ)
チャングーで最初にメジャーになったビーチがこのエコビーチです。
以前はチャングーといえばエコビーチと言われていました。
ちなみにエコビーチとは言わずにバトゥメジャンビーチと呼んでいる方もいらっしゃいます。
バトゥメジャン通り(セントーサ通り)を進んでいくとエコビーチに到着します。
通りの突き当たりは岩場のビーチですが、そこから西側にかけて広い砂のビーチが広がっています。
チャングーといえば、サーフィン!
朝から続々とサーファーたちが海に出て行きました。
エコビーチ沿いには、何件かレストランが並んでいます。
朝早くから開いていましたが、メインはやはりサンセットの時間帯だそうです。
海に沈む夕日を見ながら、ビーチレストランでシーフードを楽しむのもいいですね。
オンザビーチではないですが、ちょっとしゃれたカフェもたくさんあります。
ブレックファストも充実しています。
たぶん、朝のサーフィン帰りの方向けではないでしょうか?
バトゥボロンビーチ
エコビーチの東側、バトゥボロン通りの突き当たりにあるのがバトゥボロンビーチです。
チャングーの中でもこのビーチが一番華やかに見えました。
特に、ビギナー層からベテランまで多くのサーファーがおり、いたるところでサーフレッスンも行われていました。
そのため、ビーチから北に伸びるバトゥボロン通りもカフェやレストランが多く、大変華やかです。
日中に行くと、たくさんの観光客が散策していました。
チャングーには大きなホテルはまだあまりないのですが、このバトゥボロン通りには、アストングループのホテルがありました。
こちらは、通りの真ん中程度にあるベテルナッツ・カフェ
トリップアドバイザーでも高評価を受けているカフェ・レストランです。
スーパーフードやフレッシュな野菜、フルーツをふんだんに使ったヘルシーフードが今チャングーでははやっているようです。
華やかなバトゥボロン通りですが、ちょっとわき道に入ると、こんな綺麗な田園風景が広がります。
おしゃれな街と昔ながらの田舎の風景がほどよく共生しているのもチャングーの魅力のひとつと思います。
ブラワビーチ
チャングーの中でも最も東にあるブラワビーチに移動します。
バトゥボロン通りを北上し、ラヤ・チャングー通りに出て、そこからブラワビーチに向かってもいいのですが、遠回りになるので、Google Mapを見ながら、細い裏道を通っていきました。
裏道といっても、こんな感じで走りやすい道でした
途中、道を間違えて進んでいったら、ビーチに出てしまいました。
訪れる人も少ないビーチですが、きっと穴場なんでしょうか?
裏道を走っていると、またまた美しい田園風景に出会いました。
田んぼを見ると、なぜか心が和みます
スマット通り(Jl.Semat)を南下していくと、突き当りがブラワビーチです。
ビーチの入り口にあるのが、フィンズビーチクラブ
有名なビーチレストランです。
ブラワビーチですが、訪れた時間帯が早かったのか、あまり人はいませんでした。
それでも、サーファーたちが続々と集まってきましたので、ここもサーフポイントとしては有名なのでしょう。
フィンズビーチクラブの前には、レンタルボードのお店が出ていました。
サーフィン客が多い証拠ですね。
ブラワ通り
スマット通りからブラワ通りに向かう途中にもこんないい感じのカフェが何店もあり、どこもお客さんが入っていました。
ブラワ通りは、クロボカンからバトゥブリン通りを通って直接行き来ができる通りで、また直接ビーチにアクセスできる通りではないので、チャングーの中でもほかのエリアとはちょっと雰囲気が違います。
サーファーたちが多く集まるエリアというよりは、自然も多く静かな環境を求めて白人たちが集まったエリアといった雰囲気があります。
大きなホテルはなく、ビラやバンガローに長期で宿泊している外国人が多いと思われます。
こちらは、トリップアドバイザーでも高評価なサトゥサトゥ・コーヒーカンパニーというカフェです。
まだ早い時間でしたが、多くの外国人が集まってブレックファストを楽しんでいました。
まとめ
チャングーエリアは、サーファーたちによって開かれた街だと思います。
そのため、エリアの中心はビーチであり、そこからサーファーたち相手のカフェやレストラン、ホテルが広がって言ったようです。
観光地としての名所やスポットはほとんどありません。
大型ホテルやショッピングモールもほとんどないといっていいでしょう。
観光名所のタナロット寺院には近いのですが、その他のバリ島の観光スポットからは離れており、アクティビティやスパに行くにもちょっと大変な場所です。
そんなマイナスポイントもありますが、このエリアの最大の魅力は、自然や田んぼと街としての機能が適度に融合している点だと思います。
短期の観光旅行では、なかなかこのエリアの魅力は、わからないかもしれませんが、日ごろの忙しい都会の暮らしを離れ、ちょっとした田舎でしばらくのんびりしたいという方には、良い場所かと思います。
だから、白人観光客にとって、今もっとも人気のある場所ではないのでしょうか。