バリ島ウブドおすすめのポイント
バリ島ウブドと言えば、人気の観光スポット。
芸術の村、伝統の村として古くから多くの観光客やアーティストたちが集まる場所で、自然と芸術と宗教がうまくミックスされたとてもスピリチュアルな村です。
筆者は、このウブドに魅力を感じ、10年前に日本から移住してきました。
ウブド大好きの筆者の目が選んだウブドのマポイントをご紹介いたします。
ウブドのどこに行ったらいいのかなぁ?
そんなことが体験できるのかなぁ?
といったお悩みをお持ちの皆様、ぜいこの記事を参考にして、ウブドに一度来てみてください。
お待ちしております。
<この記事の目次>
ウブドのおすすめ大好きポイント
まずは、筆者がこのウブドのどんなところに魅力を感じたのか、そのポイントをご紹介します。
自然が残っている
観光客が多く訪れるエリアですが、街中にも多く自然が残っています。
表通りからはよくわかりませんが、カフェやホテルに入ると、すぐ裏に田んぼが広がっていたり、ちょっと郊外に出れば渓谷や川が流れていたりと、本当に自然と隣り合っている街という事がよくわかります。
宗教文化が色濃く残っている
バリ島は神々が棲む島と言われるくらい、独特のヒンドゥー文化が残る島です。
特にウブドは寺院も多く、祭礼日にはお寺へのお参りを欠かさないなど、宗教文化が色濃く残っています。
それにより、他のエリアにはない独特の雰囲気があるのです。
人が優しい
バリ島の人たちは大変やさしく親切な方ばかりです。
その中でもウブドはちょっと田舎なので、ビーチエリアに比べ素朴さも残っています。
素朴でやさしく、笑顔が素敵な人たちが住む村、それがウブドです。
いい具合に田舎
ウブドにはビーチエリアのように大きなショッピングモールやクラブなど派手な施設やお店はありません。
しかし、インターネットなどのインフラも整っていて、生活には何ら不自由は感じません。
この、いい具合に田舎の感覚も素敵な魅力だと思います。
不思議空間
ウブドには昔から多くの精霊たちが住むと言われています。
さっきまで机の上に合ったものが急になくなったり、だれもいない部屋から音が聞こえたりと、精霊たちのいたずらがよく起きるのです。
科学が進歩した現代でも、ちょっと不思議な空間、それもウブドの魅力だと思います。
ウブドのおすすめ観光ポイント
ウブドのおすすめ観光ポイントをご紹介します。
テガラランライステラス
ライステラスとは、傾斜面に沿って作られた棚田の事です。
バリ島では、多くの場所でこの棚田が見られますが、特にこのテガララン・ライステラスはウブドから近い事と、フォトジェニックなサイズなので、毎日多くの観光客が訪れています。
周囲にはカフェもあり、インスタポイントとしても人気があります。
モンキーフォレスト
ウブドエリアの南側にあるモンキーフォレストは、野生の猿が住む広い公園です。
内部には、この村のお寺・プラダラム・アグンやいろいろな彫刻があり、サルたちが自由に暮らしています。
のんびりと散歩するもよし、お猿さんたちと一緒に記念写真を撮るもよしの観光ポイントです。
ウブド王宮
昔このウブドエリアを治めていた、スカワティ王家の末裔たちが住むウブド王宮もウブドの観光ポイントです。
現在は、一部エリアを観光客に無料開放していますが、夜になるとここの中庭で伝統舞踊の公演が開催されます。
ウブド市場
ウブド王宮の正面にあるウブド市場は、朝は地元住民に生鮮食品や日用品を売る市場ですが、10時ごろからは観光客相手にお土産物を売る観光市場となります。
多くの民芸品、美術品、雑貨が所狭しと並べられた市場ですが、定価はありません。
すべて交渉によって金額が決まりますので、思わにお宝が手に入ることもありますよ。
美術館
芸術の村ウブドには大きな美術館が4つあります。
古くからあった宗教美術にヨーロッパの近代美術が融合したバリ島ウブドの絵画は、多くの美術ファンも注目する世界的にも有名な美術品です。
時間があればぜひ、これら美術館巡りをお楽しみください。
ウブドのおすすめ体験ポイント
ウブドに来たら何をしましょう?単なる観光だけではつまらないですよね。
筆者おススメのウブドの体験ポイントをご紹介します。
ショッピング
ウブドには、大きなショッピングモールはありませんが、ウブド市場をはじめ、小さなお店がたくさんあります。
しかも、どのお店もオーナーこだわりの品ぞろえばかり。
ウブドの街をのんびりと歩きながらウインドゥショッピングも楽しいですね。
グルメ
地元インドネシア料理、バリ島料理をはじめ、フレンチ、イタリアン、中華、和食、メキシカンなど、多くのグルメスポットがそろているのもウブドの魅力の一つです。
しかもリーズナブル。ビーチエリアに比べ1~2割程度安い価格設定になっています。
もし、おなかが大丈夫であればローカル向けのワルン(食堂)にチャレンジしてもいいですね。
伝統舞踊鑑賞
ウブドを語る上で忘れてはならないのがこの伝統舞踊鑑賞です。
ウブド内には多くの劇団と劇場があり、毎晩どこかの劇場で伝統舞踊公演が行われています。
多くの種類の演目がありますが、大別すると、レゴンダンス、バロンダンス、ケチャダンスの3種類。
お好みの演劇をお楽しみください。
ヨガ
ここ最近ウブドで人気なのがヨガ。
映画「食べて祈って恋をして」の影響もあるかと思いますが、現在ウブドは本家インドを抑えてヨガの聖地とまで言われています。
毎年大規模なヨガフェスティバルも開かれますが、長期滞在して町中のヨガスタジオに通う方も多くいらっしゃいます。
ぜひウブドで世界レベルのヨガを体験してみてください。
スパ&マッサージ
癒しの島バリ島内には多くのスパ&マッサージ店がありますが、ウブドのスパ&マッサージ店は高級店と大衆店の二極化です。
渓谷や田んぼビューのホテルにある高級ホテルスパでは、長時間の贅沢メニューが人気。滞在中に一度は体験したいものです。
一方町中にある大衆マッサージ店は、リーズナブルな価格設定ですが、技術はしっかりしているお店ばかり。毎日でも受けたくなってしまいますね。
ウブドのおすすめお土産
ウブドのお土産ならコレ!
ナチュラルソープ
ウブドでのおススメのお土産と言ったら、まずはナチュラルソープ。
バリ島産の上質なココナッツオイルを使い、自然製法でじっくりと作られたナチュラルソープは、泡立ちもよく、常に人気のプロダクツです。
「マサ子さん石鹸」で有名なブラットワンギをはじめ、Kou、センセイシャなどいろいろなブランド石鹸がそろっています。
ナチュラルコスメ
ナチュラルソープに続いて、最近人気なのがナチュラルコスメ、特にスキンケアー用品がおススメです。
もともと、バリ島にはジャムウというハーブや植物を使った漢方薬があったのですが、その技法を使って自然の材料で作られたスキンケアーコスメがおススメです。
ウタマスパイス、ナディスハーバル、アンジェロストアといったお店が人気ですね。
アタ製品
アタという細い草のつるで編み上げた、バックや雑貨類がアタ製品です。
もともとは、バリ島東部のトゥガナン村の名産品ですが、観光客が多いウブドで多く売られています。
ウブド市場などで売られていますが、アシタバという日本人が関係しているお店の商品が品質も安定していて、安心してお買い求めいただけると思います。
バリネコ
なぜか理由ははっきりわからないのですが、昔から木彫りのネコの人形がウブド土産として人気があります。
ウブドの南にあるマス村が木彫りの村と言われるほど、木工業が盛んだったことから、木彫り人形は昔から売られていましたが、なぜネコなのかはよくわからないです。
モンキーフォレスト通りにある茶々(チャチャ)というお店がバリネコを多く取り扱っています。
銀製品
ウブドの南にあるチュルク村は昔から銀細工の村として有名です。
といっても、バリ島で銀が取れるわけではなく、神具や装飾品として銀製品が使われており、チュルク村にはその職人や工房が集まっているのです。
その関係でウブドにも多くのシルバーアクセサリーショップがあるのですが、特に日本人に人気なのが、きれいな音色を奏でるガムランボールです。
ボール自体は真鍮でできていますが、銀製の装飾がされていて、アクセサリーとして人気があります。
ウブドへのおすすめアクセス方法
南部のビーチエリアからウブドまでの移動方法はいろいろありますが、特に便利で経済的な方法をお知らせいたします。
シャトルバス
クタエリアからウブドまで行くシャトルバスは、一人6~10万ルピアと格安なので、特に節約旅行をされている方や若い方に人気があります。
小さな現地旅行会社のシャトルバスもありますが、おススメなのは、プラマ社(PRAMA)シャトルバスとクラクラバスです。
特にクラクラバスは、ビーチエリアを巡回するシャトルバスもあり、お得なパスも発売しているので、かなりおススメできると思います。
タクシー
ビーチエリアでメータータクシーを拾ってウブドまで来られる方もいらっしゃいます。
昼間でしたら、クタからウブドまで30万ルピア程度かかります。
ただし、ウブドには、メータータクシーの会社がないので、帰りはトランスポートと言われる交渉性のタクシーを使う事になります。
カーチャーター
一日ウブドとその周辺を回るのでしたら、カーチャーターが一番お得です。
カーチャーターはガイド、ドライバー付きのレンタカーで、走行距離ではなく時間単位で料金が決まります。
日本語ができるガイドもいますので、観光案内や通訳もお願いできちゃいます。
観光ツアー
ウブドや周辺エリアを回る観光ツアーを利用するのもいい方法です。
ゴアガジャ寺院、ティルタエンプル寺院、テガラランライステラスといった観光名所を巡って、最後にウブドフリータイムというのが一般的です。
当社のツアーは、乗り合いツアーではなく、お客様だけのプライベートツアーですので、スケジュールの変更や途中の立ち寄りも可能です。
ウブドでのおすすめ移動法
ウブドエリア内での移動方法をご紹介します。
徒歩での移動
ウブド中心部は、ゆっくり歩いても2~3時間で回れる広さです。
シャトルバスなどでウブドに到着したら、お店を見たりしながらのんびり歩いて回りましょう。
ただし、日中は暑くなりますので、途中カフェなどで休憩しながら脱水症、熱中症には十分気を付けてください。
また、一応道路は舗装されていますが、段差があったり、舗装がはがれていたりと危険な個所もありますので、歩きやすい履物でお越しください。
トランスポート
ウブドにはメータータクシーはありませんが、代わりにトランスポートと呼ばれる交渉性のタクシーが街の各所で客引きをしています。
このトランスポートはメーターはなく、乗車前に料金交渉をします。
ただ、メータータクシーの相場よりかなり高い料金を提示してきますので、あまりお勧めはできません。
荷物が多い、歩くのに疲れたといった非常時以外はあまり使わないほうがいいでしょう。
モンキーフォレストシャトルバス
ウブド中心部には無料で乗れるシャトルバスが運航しています。
このシャトルバスは、ウブド・パダンテガル村が運営しており、基本的にはモンキーフォレストの駐車場を利用した方は無料で利用できます。
モンキーフォレストを出発して、モンキーフォレスト通り、ラやウブド通り、ハヌマン通りとまわり、またモンキーフォレストに戻ってきます。
まとめ
今回は、ウブド在住10年の筆者がおススメするポイントをご紹介しました。
ウブドにはまだまだいっぱい、楽しい場所、楽しい経験などがありますが、とりあえず初ウブドの方は今回紹介した内容を中心にウブド観光を計画してみてください。
ウブドはビーチエリアに比べ質素で小さな街ですが、自然が身近にあり、スピリチュアルで美しいエリアです。
ぜひ、一度足を運んでみてください。