バリ島ビギナー向け~空港に到着したら
海外旅行、バリ島旅行ビギナー向けノウハウ第三弾。
今回は、飛行機がバリ島の空港に到着してから、空港を出るまでの手順や注意事項を説明します。
飛行機が目的地に着いたからといって、すぐに空港から出られるといったわけではありません。
国内旅行では体験しない入国審査や税関などを手順等を簡単にご案内します。
<目次>
バリ島到着前にやっておくこと
バリ島に到着後の手順を紹介しますが、その前に飛行機がバリ島に着陸する前にやっておきたいことを紹介します。
税関申告書の記入をしておきましょう
飛行機がバリ島に到着する前に、機内でインドネシアの税関申告書が配られます。
この申告書は、バリ島の空港内にある税関に提出するものですが、あらかじめ飛行機内で記入しておくと空港での手間も省けいいと思います。
申告書の書き方については、以下のガルーダ・インドネシア航空Webサイトに詳しく乗っていますので、参考にしてください
税関申告書を書くときの注意点
税関申告書は、間違いのないように記入しましょう。
日本人が一番関係しているのが、タバコ、お酒、お金です。
紙巻タバコは200本(10箱)、お酒(アルコール類)は1リッターまでま無税となりますが、それ以上持ち込む場合は「Yes」欄にチェックを入れます。
またお金(現金、有価証券など)は一人につき1億ルピア(約85万円)以上持ち込む場合も「Yes」にチェックを入れます。
また、記入に際して筆記具は用意されていないので、ボールペンなどをあらかじめ用意しておくといいですね。
入出国カード(EDカード)はありません
タイやシンガポールなどにいく場合は、入出国カード(イミグレーションカード・EDカード)を入国審査のときに提出しなくてはいけませんが、バリ島の場合は、入出国カードはありません。
税関申告カードのみ準備しておきましょう。
バリ島到着後の手順
飛行機がバリ島に到着してからの手順について説明します。
飛行機が空港に着陸し、所定の駐機場に到着しシートベルトサインが消えるまで、座席に座っていてください。
シートベルトサインが消えたら、立ち上がり、客室に持ち込んだ手荷物を持って、飛行機を下ります。
手順1)入国審査
飛行機を降り、「Arrival」「Imigration」といった案内看板にそって歩いていくと、入国審査会場に到着します。
入国審査会場の入り口には「到着ビザ(Visa on Arrive/VOA)」取得窓口がありますが、現在日本からの観光客(30日以内の滞在)は到着ビザ取得が免除されていますので、この窓口による必要はありません。
(30日以上60日以下の滞在を予定している方はVOA取得が必要です)
審査会場の奥に、入国審査の窓口が並んでいます。
窓口のうち、向かって左側2つはDomestic(インドネシア国民)とKITAS/KITAP(在住許可証保持者)のための窓口ですので、観光客はこれ以外の窓口に並びます。
入国審査では、パスポートと帰国便のチケットの提示が必要ですので、すぐに出せるように準備しておきます。
機内で記入した税関申告書は、ここでは不要です。
入国審査では、まれに入国目的などを聞かれることがあります。
観光目的なら「観光(Sightseen)」と答えれば大丈夫です。
入国審査が終わると、入国スタンプが押されたパスポートが返却されます。
このとき、入国スタンプがしっかり、押されているか、特に入国日が間違っていないか、はっきりと読めるかをチェックしましょう。
入国スタンプに不備があると、出国時にトラブルとなる可能性がありますので、必ず確認し、もし問題があるようなら、その場で訂正を求めてください。
手順2)預け荷物の受け取り
入国審査が終了したら、次は出発空港で預けた預け荷物の受け取りです。
預け荷物受け取り会場には、数台のベルトコンベアーが並んでいて、飛行機ごとに荷物が流れてきます。
どこのベルトコンベアーに荷物が流れてくるかは、会場入り口やベルトコンベアー近くに表示してありますので、確認しましょう。
荷物は、ファーストクラス、ビジネスクラスの順で流れてきます。
間違って他人の荷物を取らないようにしましょう。
荷物に名札や目印などを付けておくと、間違わずにすみますよ。
以前は受け取り場所に係員がいて勝手に荷物をカートに載せてチップを請求する、ということがありましたが、現在はそのような人はいませんので安心してください。
たまに、係員がいますが、カートの整理をしたり、サーフボードなど大型荷物の整理をするだけで、チップを請求するようなことはありません。
荷物を受け取ったら、税関検査に進みます
手順3)税関検査
税関検査には無申告窓口と申告窓口があります。
機内で記入した税関申告でチェックリストがすべて「No」の方は無申告窓口へ、「Yes]がある方は申告窓口へ進みます。
無申告窓口では、抜き取りで荷物検査を行います。
以前はすべての旅行客の荷物をX線検査をしていましたが、今は抜き取りでの検査となっています。
とはいえ、時間帯によっては全数検査となることがあるようなので、気をつけてください。
もし、無申告としていても、タバコ200本以上、お酒1リッター以上、1億ルピア以上の現金などを隠し持っていると、「虚偽申告」という罪になり、罰金などをとられますので、ちゃんと正直に申告しましょう。
無課税範囲以上の物を持ち込む場合は?
タバコ200本以上、お酒1リッター以上など無課税範囲以上の品物を持ち込む場合は、税関申告書の該当欄の「Yes」にチェックを入れ、申告窓口で申告します。
範囲以上のタバコ、お酒は取り上げられるという情報がたまに見かけられますが、それは間違いで正確に申告すれば、超過分の税金を支払い持込ができます。
無課税範囲以上のお酒やタバコを持っているのに無申告とし、それが見つかった場合、超過分を廃棄させられるということが誤って伝わっているだけなので、正しく申告すれば取り上げられるということは、ありません。
また、1億ルピア相当以上の現金の持ち込みも、正しく申告すればなんら問題はありません。
超過分に税金がかかるということもありませんので、正確に申告しましょう
手順4)ピックアップポイントへ
税関を抜け、自動扉を通ると、ピックアップポイントとなります。
扉の両側には、銀行の窓口があり、外貨からルピアの両替ができます。
ただし、両替レートは街中の両替商より若干悪いので、必要最低限のお金だけ両替しておきましょう。
ピックアップポイントには、ホテルや旅行会社のガイド、ドライバーがお客様をお出迎えしております。
送迎サービスを依頼している方は、こちらでガイド、ドライバーをお探しください。
送迎サービスを依頼していない方は、こちらの記事を参考に、ホテルまで移動してください。
飛行機到着から空港を出るまでどのくらいの時間がかかるのか?
飛行機が空港に到着してから、空港を出るまで、早くても30分から1時間
場合によっては2時間くらいかかることもあります。
また、悪天候などいろいろな条件で到着時間も遅れることがよくあります。
バリ島に着いたら、すぐにスパやアクティビティなどに行きたい!
という気持ちはよ~くわかりますが、ホテル到着時刻は計画とおりには、いきませんので、到着日はあまり予定を入れないほうがよいかと思います。
まとめ
- 飛行機内であらかじめ税関申告書を記入しておく
- 入国審査を受ける
- 預け荷物をピックアップする
- 税関検査を受ける
- ピックアップポイントでお迎えの方と出会う
- 空港を出られる時間は不確定要素が大きいので、到着日にはあまり予定を入れないようにしましょう。
以上が飛行機が到着してからの簡単な手順です。
また、航空券の買い方や出国の手順などもまとめた記事もありますので、参考にしていただければうれしいです。
それでは、バリ島でおあいしましょう~