バリ島ビギナー向け~飛行機の乗り方
海外旅行、バリ島旅行ビギナー向けのノウハウ第二弾
今回は、飛行機の乗り方についてご案内します。
海外旅行ベテランの方には、ご存知の内容ばかりかと思いますが、お付き合いください。
<目次>
飛行場へは何時までにいけばいいのか
飛行機で海外に行く場合は、出国審査などの手続きがあるため、飛行機の出発よりかなり前に飛行場についていなければいけません。
通常、航空会社や旅行会社からは飛行機の出発時刻(フライト時刻)の2時間前までに飛行場に来てくださいと言われますが、念のため3時間前到着で計画されていたほうがよいでしょう。
手続きなどが早く終わって時間をもてあましたら・・・
飛行場にはレストランやカフェ、ショップなどがたくさんあり、飛行機の出発時間まで退屈することはありませんので、ご安心ください。
搭乗当日の流れ
空港に到着してから、飛行機が出発するまでの流れを簡単に説明します。
1)チェックイン
空港に着いたら、まずはチェックインカウンター(搭乗受付カウンター)にて、チェックイン(搭乗受付)を行います。
旅行会社や航空会社から送ってきたEチケットや予約表をチェックインカウンターだして、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。
ボーディングパスが電車で言う切符になります。
また、大きな荷物などをここで預けます。
荷物は、まとめて搭乗する飛行機の貨物室に積み込まれます。
2)手荷物検査
チェックインを済ませたら、出国審査に向かいますが、その前に手荷物と身体検査を行います。
これは、空港内や飛行機内に危険物の持込がないかを検査するものです。
はさみ、カッター、ナイフなどの刃物類やライターや火薬、ガスなどの危険物の持ち込みは制限されています。
機内に持ち込める品物は、各航空会社のホームページに乗っていますので、旅行前に確認しておきましょう。
また、ペットボトルに入ったお茶など液体物の持ち込みも禁止されれていますので、注意してください。
3)出国検査
入出国検査官による出国検査があります。
パスポートと、ボーディングパスを提示して、出国検査を受けます。
一般の方なら、出国拒否となることは、まずありませんので、ご安心ください。
出国検査にパスすると、パスポートに出国スタンプが押されます。
4)出発ロビー
出国検査が終了したら、飛行機搭乗まで出発ロビーでお待ちいただきます。
出発ロビーには、レストランやカフェ、おみやげ物やもありますので、退屈で困ったということはありません。
5)搭乗
搭乗時刻(ゲートオープン時刻)になったら、搭乗口に移動し、飛行機に搭乗します。
この搭乗口や搭乗時間は搭乗券(ボーディングパス)に記載されていますが、気象条件などによって変更されることがあります。
空港内の各所には、飛行機ごとの出発時刻と搭乗口が電光掲示板によって案内されていますので、確認しましょう。
飛行機の搭乗口は狭く、数も少なく、また飛行機内の通路も狭いので、順番に搭乗することになります。
最初は、ファーストクラスやビジネスクラス、小さなお子様がいる家族などが優先的に登場し、その後は後ろの座席の人から順に搭乗となります。
搭乗に際しては、ボーディングパスとパスポートの提示が必要ですので、すぐに出せるように準備しておきましょう。
6)機内にて
搭乗したら、ボーディングパスに書かれた自分の座席に着席します。
手荷物などは座席上にある荷物置き場に入れます。
着席したら、速やかに荷物を荷物置き場に置き、シートベルトを締めて離陸を待ちましょう。
機内で説明がありますが、飛行機内は全席禁煙で、スマートフォンやタブレット、パソコンなどは、電源を切るか機内モードにします。
7)離陸
乗客が全員搭乗し、準備ができたらいよいよ離陸です。
離陸時は危険ですので、座席に着席し、シートベルトを締めます。
上空で水平飛行になり、シートベルトサインが消えるまで、座席を立つことは禁止されています。
以上、離陸までの順番をご案内しました。
注意しておきたいこと
荷物の重量
飛行機の荷物室に預ける荷物(預け荷物)、客室に持ち込む荷物(手荷物)には、サイズ、重量の制限があります。
持ち込める荷物の量は航空会社によって違いますので、事前にホームページなどでチェックしておきましょう。
制限量を超える荷物を持ち込もうとすると、超過料金を取られることがあります。
また、預け荷物でも危険物や生き物など、中に入れてはいけないものがありますので、これも事前に航空会社のホームページなどで確認しておきましょう。
持ち込み禁止のもの
ハイジャックや事故防止のため、客室内に持ち込む手荷物には、持ち込み禁止のものがたくさんあります。
たとえば、はさみ、ナイフ、カッターなどの刃物や、ガスライター、火薬などの危険物は持ち込めません。
また、液体も量やパッケージについて厳しい制限があります。
これら制限についても航空会社のホームページに記載されていますのでよく確認してください。
機内の座席
飛行機内の座席はすべて指定席ですが、どの席になるかはチェックインの際に決まります。
窓側がいい、通路側がいい、家族一列に並びたい
といったお客様の要望になるべくこたえられるように、係員は調整しますが、席が埋まってくると、要望に答えられないことがあります。
座席はチェックインの順番で決まっていきますので、座席の希望がある場合は、早めにチェックインするのがいいでしょう。
また、最近では航空会社によってはチケット購入時などに座席指定ができることがあります。
航空会社によっては座席指定が無料でできるところもありますので、チケット購入時に座席指定ができるか聞いてみましょう。
事前チェックイン
航空会社によっては、インターネットや営業所、旅行会社を通じて事前チェックインができるところがあります。
事前チェックインをすることで、搭乗日当日のチェックインがスムーズにできたり、場合によっては座席指定ができることもあります。
ただし、事前チェックインをしたら、キャンセルや日程変更はできなくなりますので、状況に応じて事前チェックインをしてみてください。
パスポート
海外に旅行をするには、パスポートが絶対に必要です。
パスポートを忘れたために、海外旅行にいけなくなったという話も聞きます。
また、バリ島の場合、有効期限が半年以上あるパスポート(パスポートも運転免許証のように有効期限があります)がなくては入国できません。
最近では、バリ島行きの飛行機に乗る場合、チェックインカウンターでパスポートを確認し、有効期限が半年以下の場合、飛行機に載せてくれなくなりました。
必ず、旅行前にはパスポートを確認してください。
今回は、海外旅行ビギナーのために、飛行場到着から離陸までの流れを説明しました。
いろいろ注意点もありますが、どうぞ、気をつけて海外旅行を楽しんでください