バリ島ビギナー向け~空港に到着したら
海外旅行、バリ島旅行ビギナー向けノウハウ第三弾。
今回は、飛行機がバリ島の空港に到着してから、空港を出るまでの手順や注意事項を説明します。
飛行機が目的地に着いたからといって、すぐに空港から出られるといったわけではありません。
国内旅行では体験しない入国審査や税関などを手順等を簡単にご案内します。
<目次>
バリ島到着前にやっておくこと
バリ島に到着後の手順を紹介しますが、その前に飛行機がバリ島に着陸する前にやっておきたいことを紹介します。
税関申告書の記入をしておきましょう
飛行機がバリ島に到着する前に、機内でインドネシアの税関申告書が配られます。
この申告書は、バリ島の空港内にある税関に提出するものですが、あらかじめ飛行機内で記入しておくと空港での手間も省けいいと思います。
申告書の書き方については、以下のガルーダ・インドネシア航空Webサイトに詳しく乗っていますので、参考にしてください
税関申告書を書くときの注意点
税関申告書は、間違いのないように記入しましょう。
日本人が一番関係しているのが、タバコ、お酒、お金です。
紙巻タバコは200本(10箱)、お酒(アルコール類)は1リッターまでま無税となりますが、それ以上持ち込む場合は「Yes」欄にチェックを入れます。
またお金(現金、有価証券など)は一人につき1億ルピア(約85万円)以上持ち込む場合も「Yes」にチェックを入れます。
また、記入に際して筆記具は用意されていないので、ボールペンなどをあらかじめ用意しておくといいですね。
入出国カード(EDカード)はありません
タイやシンガポールなどにいく場合は、入出国カード(イミグレーションカード・EDカード)を入国審査のときに提出しなくてはいけませんが、バリ島の場合は、入出国カードはありません。
税関申告カードのみ準備しておきましょう。
バリ島到着後の手順
飛行機がバリ島に到着してからの手順について説明します。
飛行機が空港に着陸し、所定の駐機場に到着しシートベルトサインが消えるまで、座席に座っていてください。
シートベルトサインが消えたら、立ち上がり、客室に持ち込んだ手荷物を持って、飛行機を下ります。
手順1)入国審査
飛行機を降り、「Arrival」「Imigration」といった案内看板にそって歩いていくと、入国審査会場に到着します。
入国審査会場の入り口には「到着ビザ(Visa on Arrive/VOA)」取得窓口がありますが、現在日本からの観光客(30日以内の滞在)は到着ビザ取得が免除されていますので、この窓口による必要はありません。
(30日以上60日以下の滞在を予定している方はVOA取得が必要です)
審査会場の奥に、入国審査の窓口が並んでいます。
窓口のうち、向かって左側2つはDomestic(インドネシア国民)とKITAS/KITAP(在住許可証保持者)のための窓口ですので、観光客はこれ以外の窓口に並びます。
入国審査では、パスポートと帰国便のチケットの提示が必要ですので、すぐに出せるように準備しておきます。
機内で記入した税関申告書は、ここでは不要です。
入国審査では、まれに入国目的などを聞かれることがあります。
観光目的なら「観光(Sightseen)」と答えれば大丈夫です。
入国審査が終わると、入国スタンプが押されたパスポートが返却されます。
このとき、入国スタンプがしっかり、押されているか、特に入国日が間違っていないか、はっきりと読めるかをチェックしましょう。
入国スタンプに不備があると、出国時にトラブルとなる可能性がありますので、必ず確認し、もし問題があるようなら、その場で訂正を求めてください。
手順2)預け荷物の受け取り
入国審査が終了したら、次は出発空港で預けた預け荷物の受け取りです。
預け荷物受け取り会場には、数台のベルトコンベアーが並んでいて、飛行機ごとに荷物が流れてきます。
どこのベルトコンベアーに荷物が流れてくるかは、会場入り口やベルトコンベアー近くに表示してありますので、確認しましょう。
荷物は、ファーストクラス、ビジネスクラスの順で流れてきます。
間違って他人の荷物を取らないようにしましょう。
荷物に名札や目印などを付けておくと、間違わずにすみますよ。
以前は受け取り場所に係員がいて勝手に荷物をカートに載せてチップを請求する、ということがありましたが、現在はそのような人はいませんので安心してください。
たまに、係員がいますが、カートの整理をしたり、サーフボードなど大型荷物の整理をするだけで、チップを請求するようなことはありません。
荷物を受け取ったら、税関検査に進みます
手順3)税関検査
税関検査には無申告窓口と申告窓口があります。
機内で記入した税関申告でチェックリストがすべて「No」の方は無申告窓口へ、「Yes]がある方は申告窓口へ進みます。
無申告窓口では、抜き取りで荷物検査を行います。
以前はすべての旅行客の荷物をX線検査をしていましたが、今は抜き取りでの検査となっています。
とはいえ、時間帯によっては全数検査となることがあるようなので、気をつけてください。
もし、無申告としていても、タバコ200本以上、お酒1リッター以上、1億ルピア以上の現金などを隠し持っていると、「虚偽申告」という罪になり、罰金などをとられますので、ちゃんと正直に申告しましょう。
無課税範囲以上の物を持ち込む場合は?
タバコ200本以上、お酒1リッター以上など無課税範囲以上の品物を持ち込む場合は、税関申告書の該当欄の「Yes」にチェックを入れ、申告窓口で申告します。
範囲以上のタバコ、お酒は取り上げられるという情報がたまに見かけられますが、それは間違いで正確に申告すれば、超過分の税金を支払い持込ができます。
無課税範囲以上のお酒やタバコを持っているのに無申告とし、それが見つかった場合、超過分を廃棄させられるということが誤って伝わっているだけなので、正しく申告すれば取り上げられるということは、ありません。
また、1億ルピア相当以上の現金の持ち込みも、正しく申告すればなんら問題はありません。
超過分に税金がかかるということもありませんので、正確に申告しましょう
手順4)ピックアップポイントへ
税関を抜け、自動扉を通ると、ピックアップポイントとなります。
扉の両側には、銀行の窓口があり、外貨からルピアの両替ができます。
ただし、両替レートは街中の両替商より若干悪いので、必要最低限のお金だけ両替しておきましょう。
ピックアップポイントには、ホテルや旅行会社のガイド、ドライバーがお客様をお出迎えしております。
送迎サービスを依頼している方は、こちらでガイド、ドライバーをお探しください。
送迎サービスを依頼していない方は、こちらの記事を参考に、ホテルまで移動してください。
飛行機到着から空港を出るまでどのくらいの時間がかかるのか?
飛行機が空港に到着してから、空港を出るまで、早くても30分から1時間
場合によっては2時間くらいかかることもあります。
また、悪天候などいろいろな条件で到着時間も遅れることがよくあります。
バリ島に着いたら、すぐにスパやアクティビティなどに行きたい!
という気持ちはよ~くわかりますが、ホテル到着時刻は計画とおりには、いきませんので、到着日はあまり予定を入れないほうがよいかと思います。
まとめ
- 飛行機内であらかじめ税関申告書を記入しておく
- 入国審査を受ける
- 預け荷物をピックアップする
- 税関検査を受ける
- ピックアップポイントでお迎えの方と出会う
- 空港を出られる時間は不確定要素が大きいので、到着日にはあまり予定を入れないようにしましょう。
以上が飛行機が到着してからの簡単な手順です。
また、航空券の買い方や出国の手順などもまとめた記事もありますので、参考にしていただければうれしいです。
それでは、バリ島でおあいしましょう~
バリ島ビギナー向け~飛行機の乗り方
海外旅行、バリ島旅行ビギナー向けのノウハウ第二弾
今回は、飛行機の乗り方についてご案内します。
海外旅行ベテランの方には、ご存知の内容ばかりかと思いますが、お付き合いください。
<目次>
飛行場へは何時までにいけばいいのか
飛行機で海外に行く場合は、出国審査などの手続きがあるため、飛行機の出発よりかなり前に飛行場についていなければいけません。
通常、航空会社や旅行会社からは飛行機の出発時刻(フライト時刻)の2時間前までに飛行場に来てくださいと言われますが、念のため3時間前到着で計画されていたほうがよいでしょう。
手続きなどが早く終わって時間をもてあましたら・・・
飛行場にはレストランやカフェ、ショップなどがたくさんあり、飛行機の出発時間まで退屈することはありませんので、ご安心ください。
搭乗当日の流れ
空港に到着してから、飛行機が出発するまでの流れを簡単に説明します。
1)チェックイン
空港に着いたら、まずはチェックインカウンター(搭乗受付カウンター)にて、チェックイン(搭乗受付)を行います。
旅行会社や航空会社から送ってきたEチケットや予約表をチェックインカウンターだして、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。
ボーディングパスが電車で言う切符になります。
また、大きな荷物などをここで預けます。
荷物は、まとめて搭乗する飛行機の貨物室に積み込まれます。
2)手荷物検査
チェックインを済ませたら、出国審査に向かいますが、その前に手荷物と身体検査を行います。
これは、空港内や飛行機内に危険物の持込がないかを検査するものです。
はさみ、カッター、ナイフなどの刃物類やライターや火薬、ガスなどの危険物の持ち込みは制限されています。
機内に持ち込める品物は、各航空会社のホームページに乗っていますので、旅行前に確認しておきましょう。
また、ペットボトルに入ったお茶など液体物の持ち込みも禁止されれていますので、注意してください。
3)出国検査
入出国検査官による出国検査があります。
パスポートと、ボーディングパスを提示して、出国検査を受けます。
一般の方なら、出国拒否となることは、まずありませんので、ご安心ください。
出国検査にパスすると、パスポートに出国スタンプが押されます。
4)出発ロビー
出国検査が終了したら、飛行機搭乗まで出発ロビーでお待ちいただきます。
出発ロビーには、レストランやカフェ、おみやげ物やもありますので、退屈で困ったということはありません。
5)搭乗
搭乗時刻(ゲートオープン時刻)になったら、搭乗口に移動し、飛行機に搭乗します。
この搭乗口や搭乗時間は搭乗券(ボーディングパス)に記載されていますが、気象条件などによって変更されることがあります。
空港内の各所には、飛行機ごとの出発時刻と搭乗口が電光掲示板によって案内されていますので、確認しましょう。
飛行機の搭乗口は狭く、数も少なく、また飛行機内の通路も狭いので、順番に搭乗することになります。
最初は、ファーストクラスやビジネスクラス、小さなお子様がいる家族などが優先的に登場し、その後は後ろの座席の人から順に搭乗となります。
搭乗に際しては、ボーディングパスとパスポートの提示が必要ですので、すぐに出せるように準備しておきましょう。
6)機内にて
搭乗したら、ボーディングパスに書かれた自分の座席に着席します。
手荷物などは座席上にある荷物置き場に入れます。
着席したら、速やかに荷物を荷物置き場に置き、シートベルトを締めて離陸を待ちましょう。
機内で説明がありますが、飛行機内は全席禁煙で、スマートフォンやタブレット、パソコンなどは、電源を切るか機内モードにします。
7)離陸
乗客が全員搭乗し、準備ができたらいよいよ離陸です。
離陸時は危険ですので、座席に着席し、シートベルトを締めます。
上空で水平飛行になり、シートベルトサインが消えるまで、座席を立つことは禁止されています。
以上、離陸までの順番をご案内しました。
注意しておきたいこと
荷物の重量
飛行機の荷物室に預ける荷物(預け荷物)、客室に持ち込む荷物(手荷物)には、サイズ、重量の制限があります。
持ち込める荷物の量は航空会社によって違いますので、事前にホームページなどでチェックしておきましょう。
制限量を超える荷物を持ち込もうとすると、超過料金を取られることがあります。
また、預け荷物でも危険物や生き物など、中に入れてはいけないものがありますので、これも事前に航空会社のホームページなどで確認しておきましょう。
持ち込み禁止のもの
ハイジャックや事故防止のため、客室内に持ち込む手荷物には、持ち込み禁止のものがたくさんあります。
たとえば、はさみ、ナイフ、カッターなどの刃物や、ガスライター、火薬などの危険物は持ち込めません。
また、液体も量やパッケージについて厳しい制限があります。
これら制限についても航空会社のホームページに記載されていますのでよく確認してください。
機内の座席
飛行機内の座席はすべて指定席ですが、どの席になるかはチェックインの際に決まります。
窓側がいい、通路側がいい、家族一列に並びたい
といったお客様の要望になるべくこたえられるように、係員は調整しますが、席が埋まってくると、要望に答えられないことがあります。
座席はチェックインの順番で決まっていきますので、座席の希望がある場合は、早めにチェックインするのがいいでしょう。
また、最近では航空会社によってはチケット購入時などに座席指定ができることがあります。
航空会社によっては座席指定が無料でできるところもありますので、チケット購入時に座席指定ができるか聞いてみましょう。
事前チェックイン
航空会社によっては、インターネットや営業所、旅行会社を通じて事前チェックインができるところがあります。
事前チェックインをすることで、搭乗日当日のチェックインがスムーズにできたり、場合によっては座席指定ができることもあります。
ただし、事前チェックインをしたら、キャンセルや日程変更はできなくなりますので、状況に応じて事前チェックインをしてみてください。
パスポート
海外に旅行をするには、パスポートが絶対に必要です。
パスポートを忘れたために、海外旅行にいけなくなったという話も聞きます。
また、バリ島の場合、有効期限が半年以上あるパスポート(パスポートも運転免許証のように有効期限があります)がなくては入国できません。
最近では、バリ島行きの飛行機に乗る場合、チェックインカウンターでパスポートを確認し、有効期限が半年以下の場合、飛行機に載せてくれなくなりました。
必ず、旅行前にはパスポートを確認してください。
今回は、海外旅行ビギナーのために、飛行場到着から離陸までの流れを説明しました。
いろいろ注意点もありますが、どうぞ、気をつけて海外旅行を楽しんでください
バリ島ビギナー向け~航空券の買い方
5月のゴールデンウィークも過ぎ、次の長期連休は8月の夏休みですね。
この夏休みに、初めて海外旅行を計画されている方もいらっしゃるかと思います。
そこで、海外旅行やバリ島ビギナーの方向けに、海外旅行のノウハウをお伝えしたいと思います。
今回は、第一弾として航空券の買い方について。
航空券やホテルなどの手配がすべてパッケージになった旅行会社のツアーなどを使う場合、航空券の手配はすべて旅行会社が行いますが、個人旅行をされる場合、航空券の手配は、すべて自分でやらなくてはいけません。
慣れてしまえば簡単なことですが、初めてだといろいろ戸惑うこともありますので、今回簡単に購入方法や注意点などを解説いたします。
<目次>
航空券はどこで買うのか
電車の切符は、利用当日駅で購入しますよね。
飛行機の切符(チケット・航空券)は、搭乗日に空港で買うこともできますが、事前に購入しておくのが一般的です。
飛行機は最大搭乗人数(定員)が決まっています。
定員以上の人は、飛行機には乗れないため、搭乗日に空港で買おうとしても、すでに売り切れなんてことがあります。
また、事前に購入したほうがすごく安く購入できるので、航空券は事前に購入するのが一般的となっています。
旅行会社で購入する
一番簡単で確実な方法が旅行会社で購入する方法です。
行き先や日程などをお願いすれば最適な航空券を予約してくれます。
また、航空券とホテルをセットで依頼すれば、別々に手配するよりぐっとお得なこともあります。
ネットの比較サイトを使う
トラベル子ちゃん、DeNAトラベル、楽天トラベルといったオンライン(インターネット)格安航空券サイトなどを使って、安いチケットを探すのもよい方法です。
格安航空券・海外旅行のDeNAトラベル(スカイゲート) - 海外格安航空券・旅行の検索・予約サイト
海外旅行予約 - 海外ホテル・格安航空券・海外ツアー【楽天トラベル】
ただし、注意点として
- 支払いは現金のみ
- 乗り継ぎ時間が長い
- 到着が深夜
など、条件が悪い航空券もたくさんありますので、安いからといってすぐに飛びつくことはせず、スケジュールや条件などをしっかりと吟味する必要があります。
直接航空会社から購入する
旅行会社や比較サイトを通さず、直接航空会社から航空券を購入することも可能です。
以前は、航空会社からは定価のチケットしか買えず、割引・格安チケットは旅行会社経由でなければ購入できませんでした。
しかし、インターネットが発達した今では、航空会社のサイトから格安の航空券を買えることができるようになりました。
特にAir Asiaを代表とするLCC(格安航空会社)は、インターネットを使った直接販売が主流です。
ネットでの直接購入は慣れていないとちょっと敷居が高いかもしれませんが、ネットに慣れている人に手伝ってもらって、チャレンジしてもいいかと思います。
<バリ島への航路がある主な航空会社のサイト>
まとめ
航空券の購入は、旅行会社、比較サイト、航空会社といろいろな方法があります。
どこから買うのが一番安いのか?
というと、これは旅行する時期、購入する時期などによってかなり変わってきます。
安くてお得な航空券を買うには、いろいろ調べて比較することが重要です。
チケットを購入したら
航空券を予約・支払いをしたら、お手元に「航空券予約書」とか「eチケット」というものが送られてきます。
これは正式な航空券(チケット)ではなく、飛行機の座席予約ができて、旅行金の支払いも終わっていますよという、いわゆる予約表というものになります。
正式なチケットは、搭乗当日、空港のチェックインカウンターにて、渡されます。
このとき渡されるチケットのことを「搭乗券(ボーディングパス)」といいます。
このボーディングパスがあって、初めて飛行機に乗ることができます。
eチケットや予約書だけでは、飛行機に乗ることができませんので、ご注意ください。
直行便と乗り継ぎ便
航空券を選ぶときに「直行便」「乗り継ぎ便」という言葉が出てきます。
直行便とは、目的地まで他に立ち寄らず直接行く飛行機のことです。
たとえば、成田~バリ島の直行便でしたら、成田空港を飛びたち、そのままバリ島まで到着する飛行機ということです。
乗り継ぎ便とは目的地まで直接行かず、別の空港で途中下車して飛行機を乗り換える便です。
直行便のほうが乗り継ぎの手間も要らず、移動時間も短いので、こちらのほうがいいのですが、その分人気があり、すぐにチケットが売り切れたり、高いチケットしか入手できないということがあります。
乗り継ぎ便は手間や移動時間の面で直行便より不利なのですが、その分チケットがとりやすかったり、格安チケットが出回ることが多いです。
また現在、日本~バリ島への直行便は
- ガルーダインドネシア航空 成田~バリ島
- エアアジア 成田~バリ島
- ガルーダインドネシア航空 関空~バリ島
の3路線だけです。
東京、大阪近郊以外の方は、直行便を使おうとしたら、成田や大阪に移動しなくてはいけません。
かえって、シンガポール乗り継ぎやバンコク乗り継ぎのほうが費用も時間もかからないことがあります。
直行便がいいか、乗り継ぎ便がいいかは、出発地や時期などによって、比較検討が必要かと思います。
航空券購入の注意点
航空券を予約購入する場合の注意点をまとめます
パスポートの有効期限
バリ島に入国する際、有効期限が半年以上あり、白紙ページが3ページ以上あるパスポートが必要です。
万一、これに満たないパスポートであった場合、バリ島に入国できません。
(日本出国時に空港で止められてしまいます)
航空券を予約購入する前に、必ず自分のパスポートの有効期限を調べましょう。
往復チケットで購入
現在、日本からの観光客はバリ島入国時のビザは免除されていますが、バリ島から出国というする航空券を持っていることという条件があります。
チケットを購入する際は必ず往復、もしくはバリ島から出国するチケットも同時に購入しましょう。
チケットの種類に注意
航空券には、予約購入後に搭乗日が変更できるものと、できないものがあります。
当然、変更できないものの方が安く売っています。
旅行の日程が変わる可能性がある場合は、航空券の購入を待つか、日付変更が可能なものを購入しましょう。
まとめ
今回は航空券の購入方法などについて、ざっとまとめてみました。
初めて海外旅行に行かれる方は、なれていないので旅行会社にすべてお任せするのが一番かと思います。
もし、ご自身で航空券手配をされると言う場合は、十分注意してご購入ください。
バリ島観光~移動方法はどうする?
バリ島で、ショッピングや観光などをする場合の移動方法はどうしましょうか?
バスやタクシー、カーチャーターなどがありますが、一番お勧めできるのはカーチャーターだと思います。
今回は、ショッピングや観光での移動方法についてご紹介します。
<目次>
バスなどの交通機関
日本などは、インフラや公共交通機関が充実していますので、バスや電車などを使い観光名所めぐりなどが可能です。
ガイドブックを片手に、バス・電車などを乗り継いでの観光も楽しいですね。
しかし、バリ島には、電車は走っておりません。
公共交通機関といえるのは、バスとなりますが、それも一長一短あります。
トランスサルバギータ
バリ島にはトランスサルバギータという大変安く綺麗な循環バスがありますが、ローカル向けのバスですので観光地には行きませんし、到着時間もあいまいで、路線図もありませんので、観光目的では使えないといえます。
シャトルバス
プラマバスなど観光客向けのシャトルバスがありますが、クタ、ウブドといった大きな街を結ぶシャトルバスで、観光地には行きません。
街の間の移動には使えますが、観光地めぐりにはちょっと使えないでしょう。
クラクラバス
JTB関連会社が運行しているクラクラバスは、シャトルバスとしての機能のほかに、クタエリアやスミニャックエリアの循環バスとしても使えます。
ただし、観光客が多い繁華街を運行していますので、ショッピングなどにはいいのですが、郊外の観光地めぐりには向きません。
まとめ
- トランスサルバギータは、観光客向きではない
- 大きな街の間を行き来するならプラマなどのシャトルバスが使える
- クタ、スミニャックなどの街歩きにはクラクラバスが便利
タクシー
観光客の多いエリアでは、メータータクシーを捕まえることができます。クタやスミニャックなど観光客が多いエリアには流しのタクシーがたくさんおり、また大きなデパートやスーパーマーケットにも、客待ちタクシーがいますので、簡単に拾うことができます。
短距離の移動には便利
タクシーの一番の利点は、手軽に使えるということでしょう。
予約も不要ですし、走行距離と時間で運賃が決まりますので、短距離の移動やお店めぐりなどには大変便利だと思います。
長距離や観光地めぐりには不利
タクシーを使っての観光地めぐりはどうでしょうか?
半日や一日、タクシーを借り切ってお店めぐりや観光地めぐり。
メーターで料金を決めたら、高いものになってしまいますので、事前に交渉してトータル金額を決める、チャーター方式になります。
しかし、タクシーは基本的にメーターでの運用で、チャーターは本業ではないので、高い料金を請求されることが多いです。
また、普段走っているエリアなら道など熟知しているのでいいのですが、普段いかないような郊外の観光地の地理は不案内ということも多いです。
郊外の観光地にはタクシーはいません
目的地でタクシーを乗り捨てて、帰りは別のタクシーを拾う。
日本などではこの方法が可能ですし、うまくすれば安く移動できるかもしれませんが、バリ島では郊外の観光地には客待ちタクシーはまずいません。
繁華街でのお店めぐりならいいのですが、郊外の観光地めぐりの場合では、この方法は取れません。
タクシードライバーはガイドはできません
タクシードライバーのライセンスはトランスポートだけですので、観光地でのガイドはできません。
また、日本語ができるタクシードライバーはめったにいませんので、タクシードライバーに観光地のガイドはお願いできないのです。
まとめ
- 近距離の移動にはタクシーが便利
- 観光客が多い場所ならすぐに拾えるが郊外の観光地には客待ちタクシーはいない
- タクシードライバーはガイドはできない
カーチャーター
カーチャーターは、ガイドつきのプライベートカーを時間単位でチャーターするシステムです。
日本ではタクシーをチャーターするのが一般的なので、カーチャーターというとタクシーチャーターを連想しますが、バリ島の場合は、チャーター専門の会社があり、タクシーチャーターはあまり行われていません。
カーチャーターはガイド付が原則
カーチャーターには通常ガイドが同乗します。
インドネシアの法律で、外国人を案内するにはインドネシアが定めたガイド免許が必要で、免許がない人が外国人を案内すると違法行為となります。
そのため、カーチャーターには必ずガイドが同乗しなくてはいけないことになっています。
旅行会社によってはガイドがいない(ドライバーだけの)カーチャーターがありますが、これはあくまでもタクシーと同じトランスポートになります。
タクシーもそうですが、トランスポートのドライバーはガイドはできないので、目的地についても、車から離れることはできません。
カーチャーターの料金は時間制
カーチャーターの料金は時間性です。
4時間いくら、8時間いくらというように時間によって料金が決まっています。
(遠距離の場合は追加料金が発生する場合があります)
利用前に料金がわかっているので、安心ですね。
時間制ですので、ちょっとそこまで・・という使い方は大変もったいないです。
まとめ
- カーチャーターはガイド付きプライベートカー
- ガイド付が原則
- 料金は時間制で定額
まとめ
バリ島観光の移動方法
- トランスサルバギータはローカル向けなので観光には使えない
- シャトルバスは、街と街の間の移動に使う
- クタ、スミニャックのショッピングにはクラクラバスが便利
- タクシーは近距離の移動によい
- タクシーは大きな町ならすぐに拾えるが郊外の観光地では探すのが難しい
- 一日など長時間の観光地めぐりはカーチャーターが便利
ビザとKITAS(キタス)について
バリ島での長期滞在(ロングステイ)やビザ(VISA)について調べていると、必ずキタス(KITAS)という言葉が出てきます。
KITASとは「暫時居住許可証」といって、バリ島やインドネシアに長期間滞在できる居住許可証のことです。
旅行者や半年以内の短期滞在を計画される方には、あまり関係のないものですが、半年以上の長期滞在をする場合必要となってくるものですので、今回はこのKITASについてご案内させていただきます。
<目次>
KITAS(キタス)って何?
KITASは居住許可証のことです
KITASは「暫時居住許可証(Kartu Izin Tinggal Sementara)」
バリ島を含むインドネシア国内に滞在していいですよ~、という居住許可証です。
ただし「暫時」という名前が示すとおり、永住許可ではなく、有期限の居住許可で、その期限は1年以内となっております。
永住できるわけじゃないんだ
有名なアメリカのグリーンカードは永住権、つまりずっと住んでいいよ~、という権利なのですが、インドネシアのKITASは最長でも1年間しか滞在できません。
永住権ということではないのです。
1年以上住みたいんだけど
KITASは最長1年の滞在許可ですが、有効期限が切れる前に手続きを行えば、1年間の延長ができます。
この延長手続きは最大5回できますので、取得した年を含め、最長で6年間の長期滞在ができます。
6年たってしまったら、もう延長はできないので、再度KITASを取り直す、ということになります。
VISAとは違うの?
よく、勘違いされる方がいますが、VISAとは入国するための資料です。
(入国許可証ではなく、あくまで入国に問題がないとする保障証のようなものです)
労働VISAやリタイアメントVISAをとれば1年間滞在できると説明しているサイトも多くありますが、厳密に言うとVISAを取っただけでは、30日間しか滞在できません。
VISAを取得して、インドネシアに入国した後、このKITASを取って初めて最長1年の長期滞在が可能となります。
KITAPって聞くけど・・・
KITAP(Kartu Izin Tinggal Tetap)とは「(永久)居住許可証」
Tetapを「永久」と記載しているサイトもありますが、実際は永住権ではなく5年間の有期限居住許可証です。
KITASが1年限りの居住許可に対してKITAPは5年間有効の居住許可になります。
KITASを取得して5年経過したら、このKITAP取得が可能となります。
KITASを持っていると何ができるの?
長期滞在ができます
一番重要な利点は最長1年間の長期滞在が許可されるということです。
現在、日本からの旅行者は入国ビザは免除されていますが、入国ビザがない場合は最長で30日間しか滞在できません。
また、VOAという到着ビザを取得し、延長手続きを取れば60日間の滞在が可能です。
「ソシアル・ブダヤ・ビザ」という滞在ビザもありますが、こちらも最長180日間しか滞在ができません。
半年以上の滞在をする場合は、このKITASを取得しなくてはいけないのです。
何度でも入出国ができます
VOA(到着ビザ)やソシアル・ブダヤ・ビザは一度海外へ出国してしまうと、ビザの有効期間が残っていてもそこで失効してしまいます。
しかし、KITASを持っていて、「再入国許可(リエントリー・パーミット)」を取得しておけば、海外に出国しても有効期限内であればKITASが失効してしまうことはありません。
再入国許可はKITAS取得時、および延長時に自動的に取得されるようなシステムになっています(以前は、KITAS取得とは別に申請が必要でした)
免許の取得やバイクの購入が可能です
KITASがあると、1年間のバイク免許や自動車免許の取得ができます。
KITASがないと、30日間限定のバイク免許しか取得できないので、長期滞在者には有利ですね。
また、いろいろ法規が変わっているのですが現時点(2017年5月27日時点)では、KITASがあれば自分名義のオートバイを所有することができます。
ただし、自動車に関してはKITASで所有できるかどうかは未確認です。
KITAS割引
アクティビティやゴルフなど一部施設では、KITAS保持者向けの特別割引を出してるところがあります。
KITASはどうやったらとれるの?
KITASを取るには312ビザが必要です
KITASを取得する前提条件として「就労ビザ(労働ビザ)」「リタイアメントビザ」「家族ビザ(婚姻ビザ)」といった312ビザ(居住ビザ)の取得が必要です。
これら312ビザを取得し、インドネシア入国後速やかに移民管理局に取得申請をして、KITASが取得できます。
最近は移民管理局の対応もよくなってきたので、家族ビザやリタイアメントビザの取得、KITAS申請、延長などをエージェントを使わずに個人でやられる方も増えてきました。
しかし、就労ビザは勤務先会社の書類提出や労働局の就労許可など手続きが煩雑なため、エージェント経由での取得となっております。
まとめ
今回はKITASについて説明いたしました。
旅行でバリ島にこられる、あるいは半年以下の中短期滞在時にはKITASは不要ですので、あまり関心がない方が多いと思いますが、リタイアメントなど長期滞在をする場合、KITASは必要なものですので、しっかりと理解をしておいてください。
またVISAやKITASなどの法規は、時々変更になりますので、随時最新情報を集めるようにしてください。
注意
今回VISA,KITASについてのご紹介をしましたが、当社ではVISA取得、KITAS取得のお手伝いといった業務はしておりません。
一般的な質問には答えられますが、取得エージェントの紹介などもしておりませんので、ご了解願います。