バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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バリ島お土産・アタ製品の選び方

バリ島のお土産で、昔から定番と言えば、アタ製品。
日本でも、ランチョンマットやバックなど、たくさんのアタ製品が出回っています。
今回は、このアタ製品について、ご案内します。

 

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<目次>

 

アタってなに?

アタ(アトゥとも言います)とは、イネ科の植物で日本の葦(アシともヨシとも言われています)の仲間だそうです。

バリ島お土産のアタ製品とは、このアタのツル(茎)を編んで作った民芸品のことを言います。
アタは長いものでは6mくらいの高さにまで育つそうで、そのツル(茎)の部分を乾燥させ、細く裂いて編みます。

 

アタ製品の歴史

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アタ製品の本場と言えば、バリ島東部の村トゥガナン。

この村は、現在バリ島で広く信仰されるヒンドゥー教(ジャワ・ヒンドゥー)とはちょっと違った、古くからあるヒンドゥー教を進行するバリ・アガの村です。

トゥガナン村に古くから伝わるお祭り、ムカレ・カレ。
パンダンというトゲのある植物の葉をもって戦う奇祭ですが、そのとき防御に使うのがアタを編んだ盾です。

数十年前、アタ製品の父とも言われる、バパッ・ヌガー・ケラップ(ヌガーおじさん)が、このアタ製の盾を作る技術を応用して、民芸品を作ったのがバリ島土産のアタ製品の始まりと言われています。

その後、お客さんのリクエストに答え、ランチョンマット、コースター、バック、ティッシュケースなど、いろいろな製品が開発されてきました。

 

アタ製品を選ぶポイント

こうしてトゥガナン村でできたアタ製品ですが、現在は本家トゥガナン村を初め多くのお土産やさんやデパート、スーパーでお土産として売られています。

流通している商品には、いろいろなランクのものがあり、値段もさまざまですが、観光客がお土産としてアタ製品を買う場合、チェックしておきたいポイントをお教えします。

 

1.デザイン・サイズ

アタ製品にはいろいろなデザイン、サイズがあります。
自分の好みや使い勝手のよいものをお選びください。

 

2.色

本来、バリ島のアタ製品はトゥガナン村周辺で採れるアタを使っていました。
しかし、アタの乱獲などによりトゥガナン村産のアタがめっきり少なくなり、最近はスラゥエシ島などほかの島産のアタを使っているところもあるそうです。

本家トゥガナン村産のアタは、茶色と言うより黄金色に近い色をしています。
それに対して、ほかの島産のアタはちょっと濃い色をしています。
また、色ムラやシミのようなものがあると、商品価値はちょっと下がってしまいますね。

 

3.におい

アタ製品は編みあがった後、天日干しをし、ココナッツの炭を燃やした煙で燻されます。

これは、虫よけ、カビ防止の効果があります。

燻しによりアタ製品には独特の匂いがありますので、ちゃんと匂いがするかを確かめるのもポイントとなります。

ただし、最近はお客さんがこのにおいを嫌う(タバコのにおいのように感じるので)ため、燻しの後天日干しをして匂いを抜いたり、燻し工程そのものを省略することもあるそうです。

 

4.ひずみ、ねじれ

製品に「ひずみ」や「ゆがみ」「ねじれ」などがないかもチェックしましょう。

 

5.編み目

そして、一番重要なポイントが編み目です。
アタ製品は、ほぼ100%人の手によって作られています。
そのため、作り手の技術によってきれいな編み目、そうでない編み目の商品が出てきてしまいます。

アタ製品を選ぶ際は、編み目が均一できれいに揃っているかをチェックしましょう。

 

また、編み目の細かさ、精密さも商品のランクを左右します。

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この写真は友人が持っていたアタのバックを撮影したものです。

右側のアタバックは、一般的なアタ商品のお店で売られている品物で、編み目もちゃんとしていて、お土産品としては合格点を与えてもいい商品です。

対して左側の商品ですが、右側のものに比べて編み目が大変細かく精密で、とても手がかかっていることがよくわかります。
この左側のような細かい仕事をしてあるアタ製品は、なかなか市場に出回ることがなく、アタ好きサンたちの間では「幻のアタ」とか「グレード7のアタ」と言われています。

 

アタ製品はどこで買う?

バリ島土産のアタ製品は以下のような所で購入できます。

 

トゥガナン村

やはり、本家のトゥガナン村で購入したいと言う方がたくさんいらっしゃいます。

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トゥガナン村の入り口には、アタ製品を扱う店が何軒もあり「トゥガナンブランド」のアタ製品が格安で入手できます。

写真のお店はちょっと以前に撮影したもので、現在はもっときれいなお店に立て替えられています。

 

アタショップ

バリ島内にはアタを専門に扱うお店があります。

その中でも「アシタバ(Ashitaba)」というお店は、自社工場もあり、品質・価格ともバリ島内ではトップクラスのお店です。

日本人観光客の評判もよいので、おススメのお店です。

 

お土産やサン・スーパー・デパートなど

お土産やサンやスーパー、デパートなどでも、アタ製品がおみやげ物として売られています。
しかし、このようなところにある商品は、あまり程度がよくないので、家で使うちょっとした物ならよいですが、しっかりしたものを求めるのなら、専門のアタショップなどにいかれたほうがいいと思います。

 

市場(パサール)

パサール、特にウブドのパサールでもアタを扱っています。

ただし、パサールは玉石混合。
よいものもあれば、「おやっ?」と思うようなものもあります。
しっかりと目利きができる方なら、お宝級の品物を探すことができますが、そうで方はあまり高価なものは避けたほうがいいでしょう。

 

ネット通販

ネット通販なら日本にいながらアタ製品を購入することができます。

日本にはアタ製品を扱うネット通販会社がありますが、こちらの「ピュアラーバリ」は、バリ島に本社がある会社で、よいアタ商品を多数扱っています。

pure-la.net