バリ島のスーパーマーケット
バリ島の庶民の台所と言ったら、パサール(市場・朝市)ですね。
毎朝、各家庭のイブ(お母さん)たちは、パサールに行って野菜やお肉などを買ってきて、一日の食事を作ります。
そんなパサールですが、観光客や外国人が使おうとすると、
- 早朝しかやっていない(だいたい10時頃には閉まってしまいます)
- 値段がわからない(値札と言うものがないです)
- 言葉がわからない(基本インドネシア語しか通じません)
と、なかなか敷居が高いですね。
そこで、便利に使えるのがスーパーマーケットです。
野菜やお肉の鮮度や値段は、パサールには負けますが、パサールでは扱っていない輸入食材や、お菓子、調味料、インスタント食品、お土産品、電気製品など取扱品目も多く、英語も通じて、クレジットカードも使用できます。
何といっても、値札が付いていて、いちいち値段交渉しなくてすむ所が外国人には助かるところです。
今回は、そんな便利なスーパーマーケットを紹介したいと思います。
◆ハルディス(Hardy's・ハーディーズ)
ハルディス(ハーディーズ)は、バリ島で一番店舗数が多いんじゃないかと思われる、老舗スーパーマーケットです。
サヌールやヌサドゥアと言った観光客、在住外国人が多いエリアから、ギャニャール、バトゥブラン,ヌガラといったローカルエリアまで、各地に店舗があり、北部のロビナにもお店があるそうです。
扱っているものは、生鮮食品、日用雑貨、電気製品、衣類と多岐にわたり、サヌールなど観光客の多いエリアの店では、お土産品もあります。
なお、店名ですが英語読みの「ハーディーズ」だと地元の方には通じません。インドネシア語読みの「ハルディス」と読んでください。
サイトはこちら>>ハーディーズ・スーパーマーケット
◆ビンタン・スーパーマーケット
スミニャックとウブドにある、スーパーマーケットで客層は、ローカルよりも観光客や在住外国人が多いです。取扱品目は、生鮮食品、日用雑貨、電気製品ですが、外国人客が多いので、チーズやハムといった、外国人が好みそうな品物も結構置いています。
そして、お土産品もなかなか充実していますので、観光客も多く来店しています。ちなみに、中華系のお店なので、春節の時は、ド派手なデコレーションをします。
バリ島では、老舗スーパーなので、2店舗しかないのですが、観光客にはよく知られているお店です。
◆カルフール
フランス系のスーパーマーケットで、クタのサンセットロードと、イマンボンジョール、そしてシガラジャにもお店があるようですが、一番有名なのはサンセットロード沿いのお店でしょう。
店内は大変広く、生鮮食品から日用雑貨、化粧品、お菓子、洋服、文房具、電化製品、靴とかなり多品目を扱っています。値段も、それほど高くありませんし、店内も奇麗でおしゃれなので、観光客や在住外国人がよく訪れます。また、他のスーパーに比べ高級感があるので、インドネシア人でもちょっとお金持ちの方などがよく来店されるようです。
サンセットロード店には、エアアジアのブースもありますし、マックショップやロティボーイなどもありますので、観光客にも大変便利なスーパーマーケットです。
ウェブサイトは>>こちら ネット販売もやっているようです。
◆ハイパーマート
アメリカ系の巨大スーパーマーケットで、クタのDFSギャラリア敷地内にあるモル・バリ。ギャレリア(ショッピングモール)内にあるお店が有名です。
品ぞろえは、生鮮食品、日用雑貨、化粧品、お菓子、電化商品などで、場所がら観光客や外国人在住者がよく訪れます。
最近、クタにできたリッポーモール内にも、出店しました。
ちょっと、高級イメージがあるので、ローカルよりも外国人の利用が多いようです。
ウェブサイトは>>こちら
◆ロッテマート
ングラライバイパスのクタとサヌールの中間、スランガン島入口近くにある、ホールセール専門のスーパーマーケットです。以前はマクロ(Macro)という名前でしたが、数年前、韓国のロッテグループが買収して、ロッテマートとなりました。
ここの特徴はホールセール、つまり卸販売です。基本的に、箱売りやパック売りと言った小売業者向けの販売ですが、一個売りも可能です。ただし、一個売りではそれほど安いといった感じはないので、みなさん大量買いをされています。店内は、倉庫のような作りで、商品カートも工場で使うような大型のものです。買い物をするには、会員カードがいるようですが、カードがなくても購入はできます。また、カードは身分証明書(パスポートでもよいみたいです)があれば、店頭ですぐに作ってくれます。
野菜やお肉と言った生鮮食品も扱っていますし、電化製品、家具もあるので、長期滞在する方が家具を揃えたり、パーティー用の食材などを買われるのに、利用されています。
◆ペピート
最近、ウルワツやヌサドゥアなどに増えてきているのがこのペピートです。客層は、在住外国人や、ちょっとお金持ちのインドネシア人のようで、扱っている食材も高級食材や輸入食材が多いです。
在住白人の人気も高く、バリ島では手に入りづらい輸入食材の品ぞろえも豊富だそうです。
◆Cocoスーパーマーケット
こちらも、最近爆発的に店舗数を増やしているスーパーマーケットで、外国人が多いエリアだけでなく、ローカルエリアにも出店しています。
取扱品目は、生鮮食品や家庭用品が主ですが、観光客が多いエリアはお土産物も扱っています。
店内も奇麗でおしゃれなので、在住外国人や観光客の人気も高いです。
なお、Coco Expressという24時間営業のコンビニもグループ内にあるそうです
◆パパイヤ・スーパーマーケット
ジャカルタに本社がある、日本食材を扱っているスーパーマーケットで、バリ島ではクタにあります。
日本からの輸入品の他に、地元の食材や、自社開発した調味料などが売られており、日本のスーパーのようにお弁当やお寿司、お刺身などもあります。さらに店内には小麦(パン屋さん)やメガネ屋さんもあり、バリに住む日本人にとって、大変ありがたいお店です。
お客さんは、日本人の他にも、日本食が好きな外国人やインドネシア人もいらっしゃいます。
以下は、どちらかと言うとローカルの方がよくいかれるスーパーマーケットをご紹介します。
◆ティアラデワタ
デンパサールの中心部にあるスーパーマーケットで、食料品から、衣類、電化製品など、扱っているものは多いです。
値段もローカル価格ですが、服のセンスなどは、外国人から見たら、ちょっと・・・と言うものが多いです。
◆デルタデワタ
ウブドの東エリアにある、ローカル向けのスーパーマーケットです。ウブドで最初にできた大型スーパーで、ローカル向けの食料品や衣類、生活用品の他にも、観光客向けのお土産品もあります。マサコさん石鹸で有名なブラットワンギやアイランドミスティックの石鹸も扱っています
◆スーパーノバ
クタにあるローカルムカのスーパーマーケット。
商品はローカル価格で、品ぞろえも多く、便利ですが店内が暗く、あまり奇麗とは言えません。
ざっと、バリ島内のスーパーマーケットを上げてみました。
肉や野菜と言った生鮮食品はやはりパサールの方が新鮮で安いので、パサールとスーパーマーケットをうまく使って、経済的で、楽しいバリ島ライフを送ってくださいね。