バリ島ウブド便り

バリ島ウブド便り

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ウブドからの移動方法

今回のブログは、ウブドエリアから、クタ、スミニャック、ヌサドゥア、ジンバランなどの南部エリアへの移動方法についてご案内します。


エレファントライドやラフティング、サイクリングなどを楽しまれた後、せっかくだからウブド観光をしたいっ、ってお客様が時々いらっしゃいます。
アクティビティの送迎は基本はホテルから往復なんですが、希望すればアクティビティ終了後、ウブドで下車もできます。(有料の場合もございます)その場合、ウブドまではお送りできますが、ウブドからホテルまでの帰りはご自分で対応しなくてはいけません。
「ウブドからホテルまで帰るにはどうしたらいいんですか?」というご質問をときどき頂きますので、ご紹介をさせていただきます。


◆シャトルバスを使ってみる
ウブドエリアから南部エリアに向かう定期シャトルバスはクラクラバスとプラマシャトルバスの2本があります。

★クラクラバス
クラクラバスはJTBの関連会社が運行するシャトルバスでウブドの他に、クタ、スミニャック、サヌール、ヌサドゥア、ジンバランなど観光地を巡回するシャトルバスサービスです。「クラクラ」とはカメの意味で、シャトルバスもカメをイメージしたかわいいデザインとなっています。
車は新しくクーラーが効いており、また無料のWifiでインターネット接続もできます。


クラクラバス・ウブド線は

  • ウブドセントラルパーキング
  • プリルキサン美術館
  • プラタランリゾート

にあるバス停を通過し、終点がクタのDFSギャラリアです。
DFSギャラリアはハブステーションとなっており、そこからクタ、スミニャック、ヌサドゥア、ウルワツ、サヌール方面にシャトルバスが出ていますので、バスを乗り換えることにより、各方面まで移動することができます。
料金はウブド線(ウブド〜DFSギャラリア)が全線Rp80,000となっています。また、ウブド線ご利用の際は、事前予約が必要ということです。

夕方のウブド出発時刻は以下の通りです(ウブド出発は1日4本ありますが、夕方の2本のみご紹介します)

  • ウブドセントラルパーキング 17:30 19:30
  • プリルキサン美術館 17:40 19:40
  • プラタランリゾート 17:50 19:50


予約方法や詳しい時刻表はこちらのサイトをご覧ください。
クラクラバス公式サイト


★プラマシャトルバス
プラマシャトルバスは、クタ〜サヌール〜ウブドと主要都市を結ぶシャトルバスです。
歴史あるシャトルバスで、クラクラバスができるまで、ウブド〜クタ間のシャトルバスと言えば、このプラマシャトルバスだけでした。


バスは、ちょっとくたびれた車両が多く、クーラーも効いていない事もありますが、魅力は料金が安いこと。ウブドからクタ(JL.レギャン)までRp60,000となっています。
こちらのバスは、空席があれば当日でも乗車可能ですが、満席ということもありますので予約をしておいた方がいいと思います。
こちらのシャトルも一日4本ありますが、夕方の便は18:00出発のみとなります。
ターミナルはプンゴセカンのプラマシャトルバス・ウブド営業所になります。日本人観光客に有名なカキアンバンガローの近くです。


予約方法や詳しい時刻表はこちらのサイトをご覧ください
プラマシャトルバス公式サイト


以下に、クラクラバス、プラマシャトルバスのターミナルマップを載せておきます。



◆タクシーを使ってみる
よく「ウブドにはタクシーはいない」と言われますが、これは半分正解で半分間違っています。


ウブドには南部エリアでよく見かけるブルーバードタクシーやバリタクシーといった、会社組織のたくしーはおりません。その代り、個人でやっている、タクシーはたくさんおります。
この個人タクシーですが、使用している車は、普通の乗用車で、屋根には「アンドン」というタクシーの目印がついていないので、タクシーである事はわかるづらいです。
しかし、モンキーフォレスト通りや王宮、ココスーパーマーケットといった、観光客が多いところで「タクシー(TAXI)」と書かれた小さなボードを掲げてお客さんを待っています。時には「タクシー?」と声をかけてきますので、すぐに見つかると思います。


このウブドの個人タクシーですが、南部エリアのタクシーのように運賃メーターはついていません。
そのかわり、行き先エリアごとに料金が決まっています。乗車前に、行き先(エリアやホテル名など)を告げ、料金を確認してから乗車しましょう。


メーターがないということで、高い料金を請求されるのではないかとか、個人営業ということで、お土産屋などに連れて行かれるのではないかという心配をされる方が多いのですが、そんな心配は無用です。
確かに、メーターがないので以前は観光客との間で料金トラブルもありましたが、現在は個人タクシーの協会もでき、協会で料金協定も結ばれているので、料金トラブルもなくなりました。
また、個人営業といっても地元ウブドの人間しか許可されないので、身元がしっかりした人たちばかりです。
どうぞ、安心して使ってください。


個人タクシーの営業時間は、およそ朝08:00から夕方6:00頃までです。ただし、伝統舞踊会場周辺には舞踊公演終了時刻までタクシーがいますから、ダンスを見た後、ホテルに帰るという時にも便利です。
また、個人営業ですので、事前にお願いしておけば、深夜、早朝も営業してくれます。


ウブドには今回紹介したシャトルバスや個人タクシーの他にも、ベモと言われる乗合バスもありますが、旅行客にはちょっと使い勝手が悪いので、今回はご紹介しませんでした。


人気のウブドですが、南部エリアからは車で1時間以上と離れているので、なかなか移動に苦労されているかと思います。今回紹介したシャトルバスや個人タクシーなどを使って、もっと気軽にウブドに来ていただけると嬉しいです。