バリ島お土産・アタ製品の選び方
バリ島のお土産で、昔から定番と言えば、アタ製品。
日本でも、ランチョンマットやバックなど、たくさんのアタ製品が出回っています。
今回は、このアタ製品について、ご案内します。
<目次>
アタってなに?
アタ(アトゥとも言います)とは、イネ科の植物で日本の葦(アシともヨシとも言われています)の仲間だそうです。
バリ島お土産のアタ製品とは、このアタのツル(茎)を編んで作った民芸品のことを言います。
アタは長いものでは6mくらいの高さにまで育つそうで、そのツル(茎)の部分を乾燥させ、細く裂いて編みます。
アタ製品の歴史
アタ製品の本場と言えば、バリ島東部の村トゥガナン。
この村は、現在バリ島で広く信仰されるヒンドゥー教(ジャワ・ヒンドゥー)とはちょっと違った、古くからあるヒンドゥー教を進行するバリ・アガの村です。
トゥガナン村に古くから伝わるお祭り、ムカレ・カレ。
パンダンというトゲのある植物の葉をもって戦う奇祭ですが、そのとき防御に使うのがアタを編んだ盾です。
数十年前、アタ製品の父とも言われる、バパッ・ヌガー・ケラップ(ヌガーおじさん)が、このアタ製の盾を作る技術を応用して、民芸品を作ったのがバリ島土産のアタ製品の始まりと言われています。
その後、お客さんのリクエストに答え、ランチョンマット、コースター、バック、ティッシュケースなど、いろいろな製品が開発されてきました。
アタ製品を選ぶポイント
こうしてトゥガナン村でできたアタ製品ですが、現在は本家トゥガナン村を初め多くのお土産やさんやデパート、スーパーでお土産として売られています。
流通している商品には、いろいろなランクのものがあり、値段もさまざまですが、観光客がお土産としてアタ製品を買う場合、チェックしておきたいポイントをお教えします。
1.デザイン・サイズ
アタ製品にはいろいろなデザイン、サイズがあります。
自分の好みや使い勝手のよいものをお選びください。
2.色
本来、バリ島のアタ製品はトゥガナン村周辺で採れるアタを使っていました。
しかし、アタの乱獲などによりトゥガナン村産のアタがめっきり少なくなり、最近はスラゥエシ島などほかの島産のアタを使っているところもあるそうです。
本家トゥガナン村産のアタは、茶色と言うより黄金色に近い色をしています。
それに対して、ほかの島産のアタはちょっと濃い色をしています。
また、色ムラやシミのようなものがあると、商品価値はちょっと下がってしまいますね。
3.におい
アタ製品は編みあがった後、天日干しをし、ココナッツの炭を燃やした煙で燻されます。
これは、虫よけ、カビ防止の効果があります。
燻しによりアタ製品には独特の匂いがありますので、ちゃんと匂いがするかを確かめるのもポイントとなります。
ただし、最近はお客さんがこのにおいを嫌う(タバコのにおいのように感じるので)ため、燻しの後天日干しをして匂いを抜いたり、燻し工程そのものを省略することもあるそうです。
4.ひずみ、ねじれ
製品に「ひずみ」や「ゆがみ」「ねじれ」などがないかもチェックしましょう。
5.編み目
そして、一番重要なポイントが編み目です。
アタ製品は、ほぼ100%人の手によって作られています。
そのため、作り手の技術によってきれいな編み目、そうでない編み目の商品が出てきてしまいます。
アタ製品を選ぶ際は、編み目が均一できれいに揃っているかをチェックしましょう。
また、編み目の細かさ、精密さも商品のランクを左右します。
この写真は友人が持っていたアタのバックを撮影したものです。
右側のアタバックは、一般的なアタ商品のお店で売られている品物で、編み目もちゃんとしていて、お土産品としては合格点を与えてもいい商品です。
対して左側の商品ですが、右側のものに比べて編み目が大変細かく精密で、とても手がかかっていることがよくわかります。
この左側のような細かい仕事をしてあるアタ製品は、なかなか市場に出回ることがなく、アタ好きサンたちの間では「幻のアタ」とか「グレード7のアタ」と言われています。
アタ製品はどこで買う?
バリ島土産のアタ製品は以下のような所で購入できます。
トゥガナン村
やはり、本家のトゥガナン村で購入したいと言う方がたくさんいらっしゃいます。
トゥガナン村の入り口には、アタ製品を扱う店が何軒もあり「トゥガナンブランド」のアタ製品が格安で入手できます。
写真のお店はちょっと以前に撮影したもので、現在はもっときれいなお店に立て替えられています。
アタショップ
バリ島内にはアタを専門に扱うお店があります。
その中でも「アシタバ(Ashitaba)」というお店は、自社工場もあり、品質・価格ともバリ島内ではトップクラスのお店です。
日本人観光客の評判もよいので、おススメのお店です。
お土産やサン・スーパー・デパートなど
お土産やサンやスーパー、デパートなどでも、アタ製品がおみやげ物として売られています。
しかし、このようなところにある商品は、あまり程度がよくないので、家で使うちょっとした物ならよいですが、しっかりしたものを求めるのなら、専門のアタショップなどにいかれたほうがいいと思います。
市場(パサール)
パサール、特にウブドのパサールでもアタを扱っています。
ただし、パサールは玉石混合。
よいものもあれば、「おやっ?」と思うようなものもあります。
しっかりと目利きができる方なら、お宝級の品物を探すことができますが、そうで方はあまり高価なものは避けたほうがいいでしょう。
ネット通販
ネット通販なら日本にいながらアタ製品を購入することができます。
日本にはアタ製品を扱うネット通販会社がありますが、こちらの「ピュアラーバリ」は、バリ島に本社がある会社で、よいアタ商品を多数扱っています。
バリ島2泊4日弾丸ツアー
バリ島に旅行に行きたい~
でも、お休みがとれないっ!
こんなお悩みお持ちの方、沢山いるんじゃないですか?
バリ島は日本からおよそ4,000Km離れた南半球にある島です。
4,000Kmというとすごく遠く感じますが、飛行機なら7時間程度。
しかも、今年からAir Asiaの直行便も就航し、ますます行きやすくなったバリ島。
そこで、週末を利用した2泊4日の弾丸ツアーのスケジュールを考えてみました。
長いお休みが取れなくて、泣く泣くバリ島をあきらめているみなさん、ぜひ参考にしてみてください。
<目次>
飛行機とホテル
旅行をするのに、まず決めたいのが、飛行機とホテルです。
飛行機はAir Asia
バリ島までの直行便は、ガルーダ・インドネシア航空とAir Asiaの2便だけ。
どちらも、朝、日本を出発し、夕方バリ島に到着するスケジュールですが、今回は、より早くバリ島に到着できるAir Asia便を考えてみました。
Air Asia 成田~バリ島タイムスケジュール(2017年8月13日現在)
成田 08:25出発ーーー>>バリ島 14:25到着
バリ島 23:00出発ーーー>>成田 07:10到着
ホテルはクタ・レギャンエリア
今回のツアーは弾丸ですので、時間の余裕が余りありません。
そこで、ホテルでゆっくりというよりは、ホテルは寝るだけ!なるべく利便性のよいエリアで!という観点から
「クタ・レギャンエリア」
を検討されたらいいかと思います。
特に、このエリアには、1泊1部屋3,000円(2名料金)というリーズナブルなバゼットホテルが沢山あります。
リゾートホテルのような豪華さやビューのよさなどは期待できませんが、弾丸ツアーということで、割り切ってこのクラスのホテルにしたらいいかと思います。
では、飛行機、ホテルが決まったら、いよいよ、ツアースケジュールを考えていきましょう。
1日目(金曜日)
朝08:25出発のAir Asiaでバリ島到着は14:25になります。
入国審査や税関などを通過し、ホテルや旅行会社の送迎サービスを使って、ホテルにチェックインは、16:00-16:30ごろになるでしょう。
飛行機の遅延や空港の混雑などで、バリ島到着日はスケジュールが乱れがちとなるので、あまりがっちりとスケジュールを決めずに、臨機応変に立ち回りましょう
まずはビーチでディナー
バリ島に到着して最初のイベントは・・・ディナー!
ホテルのレストランなどで済ませてもいいのですが、せっかくですから、ここはビーチでサンセットを見ながらのディナーはどうでしょうか?
ここで、お勧めなのが「ダブルシックスビーチ」
ここにはビーチカフェが多く、ビーチに並べたビーズクッションに座り、サンセットを眺めながら、お酒を飲んだり食事をしたりすることができます。
値段もそれほど高くないので、お勧めです。
ただ、ビーチカフェはお酒がメインなので(ノンアルコールカクテルもそろってますよ~)、がっつり食べたいという方は、その後レギャン通りに並ぶレストランでのお食事がいいかと思います。
せっかくなのでフットマッサージ
食事が終わったら、即ホテル・・・じゃあ、つまらない。
ホテルに帰るまでの道中で、ちょっとマッサージなどどうでしょうか?
クタ・レギャンエリアには、1時間500円程度の激安マッサージ店が目白押し。
さっそく、バリマッサージを体験してみましょう。
ここでおススメなのがフットマッサージ。
長時間の長旅で、足はお疲れ&むくみ気味です。
まずは、疲れた足のケアを行いましょう。
フットマッサージなら、お手軽ですしね~
2日目(土曜日)
今日はマリンスポーツから
さぁ、2日目の朝です。
ホテルでしっかり朝食をいただいたら、ヌサドゥアのビーチでマリンスポーツを楽しみましょう~
バリ島といえば、ビーチリゾート。
ビーチリゾートといえば、マリンスポーツ。
ということで、おススメなのがこちら~
ヌサドゥアのタンジュンブノアビーチで人気のマリンスポーツ会社BMR社。
パラセールにジェットスキー、フライフィッシュなど、人気のマリンスポーツがセットになったお得なパッケージもあるから、ここで遊んでみましょ~
このパッケージにはナシゴレン、ミーゴレンといった、バリ島おなじみの食事も含まれているから、スポーツの後はここでランチを取りましょう~
午後からはスパ&エステでリフレッシュ
午前中、たっぷりとビーチで遊んだら、そのままスパに行っちゃいましょう。
バリ島といえば癒しの島。
ぜひぜひ、本格的なバリ島のスパ&エステを体験してください。
せっかくですから、トリートメントはちょっと長めに2時間くらいを選ぶといいでしょう。
おススメのスパはこちら~
マリンスポーツ会場に近いヌサドゥアエリアのスパを選びました~
夕方はウルワツ寺院でケチャダンス
スパでリフレッシュしたら、ウルワツ寺院へ行きましょう。
ウルワツ寺院はバリ島南部にある寺院で、ここからのサンセットは大変美しく多くの観光客が訪れる寺院です。
そしてもうひとつの名物が夕方18:00から始まるバリ島伝統舞踊のケチャダンス
インドの古い物語を基に作られた歌劇で、ぜひとも見ていただきたいと思います。
ウルワツ寺院とケチャダンス、そしてこれまた有名なジンバランビーチでのシーフードBBQがセットになったツアーもありますので、ご利用ください。
3日目(日曜日)
3日目は帰国日になりますが、飛行機は深夜ですので、それまで遊べます。
しかし、ホテルをチェックアウトしなくてはいけません。
チェックアウトしても、荷物をホテルに預かってもらって、遊びに行くことはできますが、ここはカーチャーターを使い、バリ島を観光しようと思います。
カーチャーターしていく先ですが、バリ島の宗教・文化に触れていただくということで、ウブドエリアをおススメします。
ティルタエンプル寺院
最初に訪れたいのは、ティルタエンプル寺院です。
この寺院は「聖水が湧き出る寺院」として有名で、寺院入り口にある沐浴場は、一見の価値があります。
また、中庭も大変美しい寺院ですので、ぜひともお立ち寄りください。
テガラランライステラス
ティルタエンプル寺院から車で15分
ライステラスで有名なテガラランに行きましょう。
ここでは、きれいに手入れをされたライステラス(棚田)を見ながら、ランチを取りましょう。
田んぼを渡る涼しい風に吹かれながら食べるインドネシア料理は格別のおいしさですよ
ゴアガジャ遺跡
ウブドエリアにきたらこのゴアガジャ遺跡は見逃せません。
入り口に人の顔が掘られた洞窟は、ガイドブックなどでよく紹介されていますね。
ウブド中心部でショッピング
ゴアガジャ遺跡の後はウブド中心部で観光&ショッピングです。
ここでは、ウブド王宮とウブド市場を見ておきたいですね。
ウブド市場では、民芸品などのお土産を買うこともできますが、金額はすべて交渉性となっておりますので、気をつけてください。
場合によっては、相場より高い値段で買ってしまうこともあります。
そしてウブドで買っておきたいお土産といえば、ナチュラルコスメです。
ウブドには、ナチュラルコスメを製造・販売するお店が集まっています。
特に、人気のあるお店というと
- KOU(コウ):ココナッツソープのお店
- ウタマスパイス:ナチュラルコスメ
- アンジェロストアー:ナチュラルコスメ
- ナディスハーバル:ナチュラルコスメ
といったところです。
日本人に人気のブラットワンギ石鹸は直接工房に行くか、デルタデワタスーパーで購入しましょう。
クマンギレストランで夕食
ウブドを後にしたら、クタのクマンギレストランで夕食です。
こちらでは、インドネシア料理、バリ島料理のほか、中華海鮮料理のセットメニューをいただくことができます。
そして、18:30からは、伝統舞踊の公演がありますので、バリ島ラストにバリ文化をしっかりと堪能してください。
伝統舞踊公演は18:30の後、20:00からもございますが、飛行機の時間がありますので、今回は18:30の公演をご覧ください。
飛行場へ
バリ島弾丸ツアーもいよいよ終了!
クマンギレストランから直接空港に行きましょう。
Air Asiaの成田便は23:00出発ですので、ちょっと余裕を見て20:30には空港に到着するようにレストランを出ましょう。
4日目(月曜日)
月曜日の朝07:00に飛行機は成田空港に到着します。
2泊4日の弾丸ツアー、お疲れ様でした
まとめ
さて、今回の2泊4日弾丸ツアー、いかがでしたでしょうか?
弾丸ということで、かなりあわただしいスケジュールとなっています。
本来でしたら、もっと時間をとって、のんびりとバリ島を楽しんでいただきたいのですが、今回はあえて短期間で楽しむバリ島をご紹介させていただきました。
この弾丸ツアーでバリ島を楽しんで、気に入っていただけたら、時間はゆっくりと楽しんでいただきたいと思います。
人気急上昇!チャングーエリアに行ってきました
チャングーは、バリ島スミニャックの北にあるエリアで、以前はサーファーしか行かないような場所でしたが、白人さんたち中心に人気が上がり、今バリ島で最も熱いスポットのひとつと言われています。
今回は、そのチャングーエリアにスポットを当てて、ご紹介したいと思います。
<目次>
チャングーはどこにあるの?
チャングーは、スミニャック・クロボカンエリアの北にあります。
地図で見ると、有名なタナロット寺院の東側となります。
チャングーには、最高のサーフポイントとなるビーチがいくつかあり、そのビーチから北に伸びる道路に沿って、カフェ、レストラン、ビラなどが広がっています。
今回は、西からエコビーチ(バトゥメジャンビーチ)、バトゥボロンビーチ、ブラワビーチの順にご紹介していきます。
チャングーエリアへの行き方
クタやヌサドゥアなどからチャングーにいく方法ですが、基本的にタクシーやカーチャーターを使うことになります。
公共バスであるトランスサルバギータは、チャングーの先のタバナンエリアまで行っていますが、チャングーエリア近くは通りません。
また、クラクラバスも、クロボカン・スミニャックエリアまでしか行ってませんのでタクシー、カーチャーター利用となります。
このエリアを訪れる白人さんたちは、ほとんどがバイクや車を借りて訪れていました。ただし、旅行者がバイクや車を運転するのは免許や事故のリスクからあまりお勧めできません。
エコビーチ(バトゥメジャンビーチ)
チャングーで最初にメジャーになったビーチがこのエコビーチです。
以前はチャングーといえばエコビーチと言われていました。
ちなみにエコビーチとは言わずにバトゥメジャンビーチと呼んでいる方もいらっしゃいます。
バトゥメジャン通り(セントーサ通り)を進んでいくとエコビーチに到着します。
通りの突き当たりは岩場のビーチですが、そこから西側にかけて広い砂のビーチが広がっています。
チャングーといえば、サーフィン!
朝から続々とサーファーたちが海に出て行きました。
エコビーチ沿いには、何件かレストランが並んでいます。
朝早くから開いていましたが、メインはやはりサンセットの時間帯だそうです。
海に沈む夕日を見ながら、ビーチレストランでシーフードを楽しむのもいいですね。
オンザビーチではないですが、ちょっとしゃれたカフェもたくさんあります。
ブレックファストも充実しています。
たぶん、朝のサーフィン帰りの方向けではないでしょうか?
バトゥボロンビーチ
エコビーチの東側、バトゥボロン通りの突き当たりにあるのがバトゥボロンビーチです。
チャングーの中でもこのビーチが一番華やかに見えました。
特に、ビギナー層からベテランまで多くのサーファーがおり、いたるところでサーフレッスンも行われていました。
そのため、ビーチから北に伸びるバトゥボロン通りもカフェやレストランが多く、大変華やかです。
日中に行くと、たくさんの観光客が散策していました。
チャングーには大きなホテルはまだあまりないのですが、このバトゥボロン通りには、アストングループのホテルがありました。
こちらは、通りの真ん中程度にあるベテルナッツ・カフェ
トリップアドバイザーでも高評価を受けているカフェ・レストランです。
スーパーフードやフレッシュな野菜、フルーツをふんだんに使ったヘルシーフードが今チャングーでははやっているようです。
華やかなバトゥボロン通りですが、ちょっとわき道に入ると、こんな綺麗な田園風景が広がります。
おしゃれな街と昔ながらの田舎の風景がほどよく共生しているのもチャングーの魅力のひとつと思います。
ブラワビーチ
チャングーの中でも最も東にあるブラワビーチに移動します。
バトゥボロン通りを北上し、ラヤ・チャングー通りに出て、そこからブラワビーチに向かってもいいのですが、遠回りになるので、Google Mapを見ながら、細い裏道を通っていきました。
裏道といっても、こんな感じで走りやすい道でした
途中、道を間違えて進んでいったら、ビーチに出てしまいました。
訪れる人も少ないビーチですが、きっと穴場なんでしょうか?
裏道を走っていると、またまた美しい田園風景に出会いました。
田んぼを見ると、なぜか心が和みます
スマット通り(Jl.Semat)を南下していくと、突き当りがブラワビーチです。
ビーチの入り口にあるのが、フィンズビーチクラブ
有名なビーチレストランです。
ブラワビーチですが、訪れた時間帯が早かったのか、あまり人はいませんでした。
それでも、サーファーたちが続々と集まってきましたので、ここもサーフポイントとしては有名なのでしょう。
フィンズビーチクラブの前には、レンタルボードのお店が出ていました。
サーフィン客が多い証拠ですね。
ブラワ通り
スマット通りからブラワ通りに向かう途中にもこんないい感じのカフェが何店もあり、どこもお客さんが入っていました。
ブラワ通りは、クロボカンからバトゥブリン通りを通って直接行き来ができる通りで、また直接ビーチにアクセスできる通りではないので、チャングーの中でもほかのエリアとはちょっと雰囲気が違います。
サーファーたちが多く集まるエリアというよりは、自然も多く静かな環境を求めて白人たちが集まったエリアといった雰囲気があります。
大きなホテルはなく、ビラやバンガローに長期で宿泊している外国人が多いと思われます。
こちらは、トリップアドバイザーでも高評価なサトゥサトゥ・コーヒーカンパニーというカフェです。
まだ早い時間でしたが、多くの外国人が集まってブレックファストを楽しんでいました。
まとめ
チャングーエリアは、サーファーたちによって開かれた街だと思います。
そのため、エリアの中心はビーチであり、そこからサーファーたち相手のカフェやレストラン、ホテルが広がって言ったようです。
観光地としての名所やスポットはほとんどありません。
大型ホテルやショッピングモールもほとんどないといっていいでしょう。
観光名所のタナロット寺院には近いのですが、その他のバリ島の観光スポットからは離れており、アクティビティやスパに行くにもちょっと大変な場所です。
そんなマイナスポイントもありますが、このエリアの最大の魅力は、自然や田んぼと街としての機能が適度に融合している点だと思います。
短期の観光旅行では、なかなかこのエリアの魅力は、わからないかもしれませんが、日ごろの忙しい都会の暮らしを離れ、ちょっとした田舎でしばらくのんびりしたいという方には、良い場所かと思います。
だから、白人観光客にとって、今もっとも人気のある場所ではないのでしょうか。
バリ島到着日のスケジュール
バリ島に到着したら、すぐに遊びに行きたいですよね。
それほど長くないお休み、一分、一秒でも無駄にしたくないっ!
でも、バリ島到着便の多くは夕方から夜にかけて。
時間も限られています。
今回は、バリ島到着日のスケジュールについて考えてみました。
この夏、バリ島旅行を計画している方の参考になればうれしいです。
<目次>
バリ島到着便のスケジュール
直行便、乗り継ぎ便、多くの航空便が日本からバリ島に飛んでいますが、直行便は現在3便のみ。
- エアアジア(成田発)
成田08:25発ーーー>バリ島14:25着 - ガルーダインドネシア(成田発)
成田11:00発--->バリ島17:35着 - ガルーダインドネシア(関空発)
関空11:00発ーーー>バリ島17:20着
エアアジアは14:25着ですが、これまでの状況を見てみると、ほぼ毎日、遅延(ディレイ)が発生しております。
遅延を考えると、15:00~15:30バリ島着と考えておいたほうがいいでしょう。
バリ島到着空港を出るまでの時間
電車やバスとは違い、飛行機の場合、空港に到着したからといって、すぐに空港から出れるわけではありません。
特に、海外からですので、入国審査、税関審査があり、意外と時間をとられます。
入国審査
飛行機が空港に到着したら、まず入国審査を受けなくてはいけません。
短期の滞在ならば入国ビザの取得は不要となり、また審査ブースの数も増えたので、昔のように2時間待ち、3時間待ちということはなくなりました。
しかし、午後3時以降は到着便が重なり、入国審査も混雑しています。
状況により変わってきますが入国審査には30分程度かかると、考えておいたほうがいいでしょう。
荷物の受け取り
もし、幸運にも入国審査が早く終わっても、預け荷物が出てくるのに、少々時間がかかります。
ガルーダインドネシア航空は結構早く荷物が出てくるそうですが、エアアジア便の場合、荷物が出てくるのに時間がかかるそうです。
早く入国審査が早く終わっても、預け荷物の受け取りに時間がかかるので、飛行機到着から荷物受け取りまで40~50分と見ておきましょう。
税関検査
最後の難関(?)がこの税関検査です。
以前は一人ずつ荷物をX線に通し、かばんを開けて中を検査して・・・
とやっていたので、ここでも30分くらいは時間がかかりました。
しかし、最近は効率化されたのか、ほとんどの乗客は検査なしで税関を通って行きます。
税関検査にかかる時間は5分程度・・・と思ってもいいかもしれません。
とはいえ、時々抜き打ちで検査に引っかかる方もいます。
そうなると、10~15分程度時間を取られてしまいます。
飛行機が到着してから手続きを終え、空港を出るまでの時間ですが、状況によりかなり変わってきますが1時間~1.5時間程度と考えておいたらいいでしょう。
空港を出てからホテルまで
無事、空港を出まして、これからホテルに向かいます。
空港からホテルに到着し、チェックインなどを済ませ、遊びに行くまで、どのくらい時間がかかるのでしょうか?
ホテルまでの移動時間
空港からホテルまでの移動時間ですが、ホテルの位置、渋滞などがあり、一概には言えませんが、おおよそ以下の時間がかかると見ておいたらいいでしょう。
- ヌサドゥア・ジンバランエリア:30分
- クタ・レギャンエリア:15~30分
- スミニャック・クロボカンエリア:30分
- サヌールエリア:15~20分
- ウブドエリア:1.5時間
ホテルチェックインの時間
ホテルに到着したら、すぐに遊びにいこ~
と・・・その前に、ホテルに着いたらチェックインなどの手続きがあるのです。
バゲッジホテルやバンガローといった安い宿なら、チェックインは5分もあればできてしまいます。
荷物も自分で運んだりすれば、ホテルについて10分後には外出なんてことも可能です。
しかし、高級なリゾートホテルになると、チェックインに時間がかかり、お部屋へのご案内や館内の説明などなど・・
結局、ホテルについてから外出するまで30分くらい時間がかかった~
なんてこともあるんです。
バリ島到着日にできること
さて、バリ島到着日にはどんなことができるのか、あるいはやっておきたいということを説明します。
両替
これから遊びに行くにしろ、ご飯を食べに行くにしろ、まずはお金を用意しなくてはいけません。
日本円からインドネシアルピアへの両替は、日本の空港でもできますが、両替レートが悪いので、必ずバリ島に到着してから両替しましょう。
バリ島内で両替するには、どこがいいのか?
ざっと説明します。
- 空港で両替
空港の税関を抜けたところや、駐車場の近くに両替ブースがあります。
銀行や大手両替商のお店ですので、安心してご利用いただけます。
ただし、若干レートが悪いので、とりあえずの金額だけ両替しましょう。 - 町の両替商
クタやスミニャックなど大きな街に行けば、両替店がすぐに見つかります。
ただし、中には手数料をとったり、金額をごまかす悪徳店もありますので、明るく、広く、お客さんが多くいるお店を選んでください。 - ホテルで両替
フロントで両替をしてくれるホテルもあります。ただし、町の両替商よりレートが悪いので、近くによい両替商がない、両替商まで行く時間がないといった緊急事態以外では、あまりおすすめできません。
食事
バリ島到着が夕方の便の場合、まずは夕食を取りたいですね。
ホテルがクタ、スミニャックといった街の中にあるのなら、ちょっと外に出れば魅力的なレストランがたくさんあります。
有名で人気のレストランは予約をしないと席がないことがありますが、そうでないレストランもたくさんありますから、お好みのお店に入ってください。
ヌサドゥア、ジンバランといった、ホテルがちょっと町から離れているような場合は、タクシーなどを使って町まで出て行くか、ホテル内のレストランを使いましょう。
到着日は長旅で疲れがたまっていると思います。
初日からあまり無理せず、なるべくホテルから近いところで済ますようにしましょう。
マッサージ
長旅の疲れを取りたい!
ということで、到着日からスパを予約される方もたくさんいます。
しかし、到着日のスパ予約はあまりお勧めできません。
理由は、予約した時間にスパに行けないかもしれないからです。
飛行機の遅延、入国審査などの混雑、渋滞など、到着日は計画とおりに行かないことが多いです。
でも、マッサージはしたい!
そこでお勧めなのが、街マッサージのフットマッサージです。
クタやスミニャック、ウブドなど観光客の集まるエリアには、小さなマッサージ店がたくさんあり、店先で客引きをしています。
このようなマッサージ店は、料金も安く、予約も要りません。
しかし、店内は個室ではなく、ベットはカーテンで仕切っただけ。
さらに、シャワー設備もないので、ボディマッサージを受けた後、オイルまみれの体で帰らなくてはいけません。
そこでお勧めなのがフットマッサージ!
膝から下の、マッサージですので、服を脱ぐ必要もなく、手軽に受けられます。
長時間、飛行機に乗っていると、特に下半身の血行が悪くなる、いわゆるエコノミー症候群により、足が浮腫んでしまうことがよくあります。
それを解消するためにも、到着日のマッサージはフットマッサージをお勧めします。
買い物
お部屋で飲む水やお酒、お菓子、ビーサンなどちょっとしたお買い物が必要な方もいるでしょう。
クタ、スミニャックエリアのホテルでしたら、ホテル周辺にコンビニエンスストアーやスーパーマーケットがありますので、ホテル到着後に買い物が可能です。
ヌサドゥア、ジンバラン、ウブドエリアですと、ホテル周辺にコンビニがない可能性があります。
可能でしたら、ホテルに向かう途中にコンビニなどに寄るといいでしょう。
注意!ウブドエリア
ウブドエリアは空港から1.5~2時間と遠距離です。
夕方到着の便ですと、ホテル到着は夜の9時ごろになってしまいます。
ウブドの町は9時を過ぎると、ほとんどのレストランもしまり、両替商は夕方6時ごろには閉店するお店も多いです。
ウブドエリアにお泊りの場合は、到着日の両替、買い物はホテルに向かう途中で済ます、食事やマッサージはホテル内で済ますと考えたほうがよいでしょう。
まとめ
- 飛行機が到着してから空港を出るまでには1~1.5時間くらいかかる
- 飛行場からホテルまでも南部ビーチエリアなら30分、ウブドエリアは1.5時間程度かかる
- 飛行機の遅延、空港の混雑、渋滞など不確定要素が多いので、バリ島到着日のスパ、アクティビティの予約はあまりお勧めできない
- 到着日にマッサージを受けるのなら、街マッサージ店のフットマッサージがオススメ
- クタ、スミニャックエリアのホテルなら、ホテル周辺に両替商、コンビニ、レストランなどが沢山あるので、ホテル到着後の行動が便利です。
- ヌサドゥア、ジンバランエリアは、ホテル周辺にはあまり観光客向けのお店がないので、両替やショッピングはホテルに行くまでに済ませるといいでしょう。
- ウブドエリアは到着日はホテルから出ないと考えておいたほうがいいでしょう。
ナイトマーケットに行ってみよう
バリ島の庶民の台所といえば、パサール(市場)
毎朝、お母さんたちは野菜やお肉などの生鮮食料品をこのパサールで調達しています。
で、このパサール、朝はだいたい10:00ごろまでしかやっていませんが、夕方17:00ごろから、ナイトマーケットとして、またオープンします。
ナイトマーケットは、バリ島の言葉でセンゴールとか、パサール・マラームと言われます。
今回は、このナイトマーケットについて、ご紹介します。
<目次>
どんなものを売っているの?
ナイトマーケットは、主に食べ物の屋台と、衣料品や日用雑貨が売られています。
朝の市場(パサール)は、主に野菜、お肉、調味料、お弁当、お惣菜、お菓子、フルーツといった、食料品が売られています。
バリ島のお母さんたちは、朝の市場で食料品を買い、家に戻り一日の食事の準備をします。
バリ島の家庭では、料理は朝するだけという家庭が多いです。
朝、一日分のご飯を作るのですが、たまに夜になる前にすべて食べてしまうことがあります。
そうなると、夜ご飯はナイトマーケットの屋台で・・・という家庭が多いです。
そのため、ナイトマーケットの半分は食べ物関係の屋台ですが、それ以外にも、衣類や日用雑貨、CD,DVDなどを売っている屋台も出ています。
食べ物関係の屋台ってこんな感じです。
屋台といっても、ちゃんと椅子やテーブルが並んでいます。
また、ビニールの屋根もあるので、急な雨でも大丈夫です。
こちらは、衣類を売っている屋台です。
かなり安い値段でTシャツやパンツを売っていました。
ただし、ローカル向けの衣類なので、デザインや品質は日本人にはあわないかもしれません
こちらは、ジャムウというインドネシアの漢方薬を売る屋台です。
ジャムウの屋台は昼間はほとんど目にすることはありませんが、ナイトマーケットなら出会える確立が高いです。
ジャムウってなに?と思われた方は、こちらの記事をご覧ください。
ナイトマーケットの楽しみ方
ナイトマーケットは、ローカル向けの市場ですが、観光客でも十分楽しむことができます。
雰囲気は、お祭りの夜店といった感じでしょうか。
食事をしてみよう
市場の半分は食べ物関係の屋台です。
ナイトマーケットに行ったら、まずは食事を楽しんでみましょう。
屋台には、ミー(ラーメン)、ナシチャンプル、インドネシア風中華、フルーツ、デザート、お菓子などいろいろなジャンルのものがあります。
料金も街中のワルンより安いところが多いです。
ナシゴレン(バリ風チャーハン)とフーユンハイ(インドネシア風オムレツ)、それと甘い紅茶でRp25,000(約220円)でした。
ただし、屋台ですので衛生管理はお世辞にも良いとはいえません。
できるだけ、お客さんが多く、きれいな屋台を選んでください。
おなかに自信がない人は、食べ物屋台は控えるなど、どうぞ自己責任でご利用ください。
買い物をする
ナイトマーケットには、食べ物のほかに、衣類やカバン、サンダル、靴などの屋台も出ています。
どう見ても、コピー品と思えるブランド品などもあり、見ているだけでも楽しいと思います。
もし、気に入ったものがあったら、買ってみましょう。
よく、市場などでは外国人観光客はかなりぼられる、という話は聞きますが、ことナイトマーケットに関しては、あまりぼられたという話は聞きません。
特に、衣類や靴などは、値札が付いているものもありますので、料金的にはそれほど心配はないと思います。
ただし、品質やデザインはインドネシア仕様ですので、そのつもりで・・・
遊ぶ(?)
ナイトマーケットには、子供向けの乗り物など遊具を置いてあるところがあります。
遊具は子供向けなので、観光客の皆さんが利用する・・・ってことはないと思いますが、日本ではちょっと見られないような遊具もありますので、ぜひ見て楽しんでください。
ナイトマーケットで見かけた、子供向け遊具(大きな音が出ますので、気をつけてください)
ナイトマーケットはどこにあるの?
ナイトマーケットは、バリ島内のいたるところにあります。
ひとつの村には必ず1箇所はあると思えるくらいです。
ただし、観光客向けではないので、観光客が滞在するエリアより、ちょっと外れた場所にあります。
有名なナイトマーケットとしては
- クタのナイトマーケット
こちらは、観光客も多く訪れるマーケットです - サヌール・シンドウ市場
こちらも、観光客が多い市場で、食べ物系の屋台が充実しています - クレネン市場
デンパサールにある巨大なナイトマーケットです。 - ギャニャール・ナイトマーケット
実は、ウブドにはナイトマーケットがありません。近くに村に行けばあるのですが、小規模なものばかり。
ウブドエリアで大きなナイトマーケットというとギャニャールのマーケットになります
これらナイトマーケットにいく場合は、言葉の不安もありますので、カーチャーターを使ってガイドさんと一緒に行くといいと思います。
カーチャーターを依頼する際、「ナイトマーケットに行ってみたい」と申し出てください。
それでは、バリ島にこられたら、ぜひ一度はナイトマーケットに足を運んでみてくださいね