バンドゥンのおやつチロック(CILOK)
筆者の家の近所にIndomaret(インドマレット)という大型のコンビニがあるのですが、毎晩そこに人だかりができます。
なんだろうと覗いてみると、小さな屋台が出ていました。
今日は、この屋台についてご紹介します。
<目次>
チロックとは?
大人気の屋台ですが、チロック(CILOK)という食べ物を売っています。
調べたところ、チロックとは、西ジャワ州バンドゥン(Bandung)の食べ物だそうです。
魚のすり身や小麦粉、片栗粉(タピオカ粉)とにんにくなどを混ぜて、ゆでたお団子のようなもので、甘辛いピーナッツソースをかけて食べます。
さらにチロックを揚げたチロック・ゴレンというものもあるそうです。
クックパッド・インドネシアに作り方がありました(インドネシア語です)
ブログなどを検索すると、バンドゥンではポピュラーな食べ物で、夜食やおやつなどでよく食べられているそうです。
買ってみた
このチロックですが、バンドゥンの食べ物ということで、あまりバリ島では見たことがありません。
ジャワ出身の友人に聞いたら、すごくおいしいというので、買ってみました。
屋台は、バイクの荷台に取り付けた小さなもので、片側に大きなお鍋が取り付けられています。
お鍋はガスレンジで暖められており、蓋を開けるとお団子がたくさんありました。
ネットで調べるとチロックは2~3cm程度の小さなお団子ですが、この屋台にはもっと大きなサイズのお団子もありました
5,000ルピア(約45円)分頼むと、ビニール袋にいろいろなサイズのチロックを入れ、お鍋の中から煮汁をちょっとかけてくれます。
そこに、ケチャップマニス(甘いソース)を入れます
さらに、濃いオレンジ色のピーナッツソースをかけます。
このピーナッツソースはピリ辛で、先に入れたケチャップマニスと混ざり、甘辛いソースとなります。
さらに辛いのが好きな方は、チリソースだけ追加してもらえます。
これで、一人前5,000ルピア(45円くらい)です。
食べてみた
家に帰り、お皿にあけて食べてみました!
小さなお団子(チロック)は、魚のつくねのような感じで、もちもちしていました。
また大きなお団子は中に鶉の卵が入っていました。
それと、半透明で、もちもちしているものもありましたが、正体不明(!)でした。
あじは、かかっているピーナッツソースの甘辛い味が強く、チロック自体にはあまり味がついていないようでした。
このチロックは、バリ島の食べ物ではないので、バリ島で見ることは少ないかと思いますが、有名なバクソーとはまた違って、おいしいおやつですので、機会があればぜひトライしてみてください。