バリ島タクシーの使い方
バリ島には、電車はなく公共バスも観光客には使いづらいと、公共交通機関を使った移動は期待できません。街で見かけるレンタルバイクも免許や事故のリスクがあり、利用は控えたほうがよいでしょう。
旅行者が手軽に利用できる移動方法は、カーチャーターかタクシーとなります。
カーチャーターも便利何ですが、スーパーやデパートに行くだけ、レストランからホテルに帰る、といったちょっとした移動には、やはりタクシーが便利ですね。
しかし、なれない海外でのタクシー利用。
「料金をごまかされたり、ぼられたりしないかなぁ?」
「英語もインドネシア語もできないけど、大丈夫?」
「セールストークなどされたら、うざいな~」
「ウブドにはタクシーがないと聞いたけど本当??」
といった不安がたくさんあると思います。
そこで、今回はバリ島のタクシーの使い方や注意点についてご案内したいと思います。
<目次>
基本的なタクシーの使い方
タクシーの拾い方(止め方)・乗り方
走っているタクシーを止めるには、日本と同じで、手を上げて止めます。
ただし、日本のように手を上に上げるのではなく、肩の高さか、斜め下に伸ばして、手のひらをヒラヒラさせて合図をします。
タクシーが止まったら乗り込むのですが、日本のように自動ドアーではないので、自分でドアを開けて乗り込みましょう。運転手の隣・助手席に乗ってもかまいませんが、一般的には後部座席に乗ります。
行き先の告げ方
タクシーに乗ったら、行き先を告げます。このとき、言葉に不安がある場合は、行き先を書いたメモやガイドブックなどをドライバーに見せるといいでしょう。
また、行き先間違いなどを防止するために、行き先の名称、住所、電話番号もドライバーにわかるようにしておいたほうがいいでしょう。
料金の支払い
目的地に着いたら料金を支払いますが、このとき注意点があります
- おつりを用意しているドライバーはほとんどいませんので、Rp10,000以下の細かいお金を用意しておきましょう
- 基本的にチップはいりませんが、Rp5,000以下の細かいおつりはチップ代わりに受け取らないのか慣例です
- クレジットカードは使えません。また、日本円など外貨も使えません
タクシーが拾える場所
タクシーはどこで拾えるのでしょうか?
デパート・ショッピングモール
デパートやショッピングモール、一部観光客が多いスーパーマーケットには客待ちタクシーが待機していますので、簡単に拾うことができます
ホテル
ホテルでは、フロントに依頼すれば、タクシーを呼んでもらうことができます。
ただし、ホテルによっては専属のトランスポート(ホテルタクシー)を優先的に紹介されます。ホテルタクシーはメータータクシーより高額になるので、「メータータクシーを呼んでください」と、はっきりと指示したほうがいいでしょう。
レストラン、カフェ
レストランやカフェは、店員に言えばタクシーを呼んでくれます。
また、一部観光客向けのレストランでは無料送迎サービスもありますので、店員に問い合わせると、いいでしょう
街中
クタ、レギャン、スミニャック、サヌールといった観光客が多いエリアでは、常に流しのタクシーが走っていますので、簡単にタクシーを拾うことができます。
タクシーを拾うのが難しい場所
逆にタクシーを拾うのが難しい場所をご案内します。
バイパスなど広い道路
バイパスなど2車線以上の広い道路では、タクシーも速度を上げて走行しているので、拾うのは難しいです。
クタやスミニャックの街中を流しているタクシーを捜しましょう。
郊外の観光スポット
寺院や観光名所、テーマパークなど郊外にある観光スポットは、大半のお客様がカーチャーターなどでこられるため、客待ちタクシーはほとんどいません。
このような場所にタクシーで行かれる場合は、そのまま待っていてもらうか、時間を決めて迎えに来てもらうようにしましょう。
気になる料金は
メーターを使う場合
基本的にメータータクシーは日本と同じようにメーターで清算します。
以下の料金は2016年12月のブルーバードタクシーの料金になります。
- 初乗り運賃はRp7,000
- 以降1KmごとにRp6,500
- 待たせておく場合は、1時間当たりRp45,000
- 電話予約した場合は、最低料金Rp30,000
メーターを使わない場合
遠距離の場合や、いろいろな場所を回る場合は、メーターを使わず、トータルいくらで交渉することがあります。
その場合の相場ですが、1日8時間チャーターしてRp500,000-700,000くらいになります。ただし、遠距離の場合は、ガソリン代としてもう少し追加されることがあります。
価格交渉は難しく、面倒ですので、遠距離やチャーター利用は、タクシーを使わず旅行会社に依頼したほうがお得です。
特殊事情
便利なタクシーですが、空港やウブドではちょっと事情が変わってきます。
空港のタクシー
空港では、一般のメータータクシーは使えません。
エアポートタクシーといって、ングラライ・タクシーなど数社のタクシー会社しかお客さんを乗せる事はできません。
よくサイトで「裏技」といって、空港の出発フロアーに行き、お客さんを乗せてきたタクシーを拾うという事例が紹介されていますが、これは空港のルール違反となります。お客さんには実害はありませんが、乗せたドライバーやタクシー会社にペナルティが科せられることがあるそうなので、やらないほうがいでしょう。
空港のエアポートタクシーの使い方は、こちらに詳細が載っております。
(2017年5月時点の最新情報をアップしましたので、その記事のリンクに差し替えました・2017年5月26日修正)
エアポートタクシーは、行き先ごとに料金が決まっており、空港のカウンターで料金を先払いします。
ところが、最近、カウンターでも料金表を隠し、本来の料金より高い金額を請求するという事例が報告されています。必ず、料金表を確認して適正な料金を支払うようにしましょう。
ウブドエリア
ウブドエリアにはメータータクシーはありません。
たまに、南部エリアからお客さんを乗せてきたメータータクシーが走っていますが、ウブドエリア内では御客さんを拾うことは禁じられています。
ウブドエリアはメータータクシーはありませんが、トランスポートといわれる、メーターのないタクシーがあります。
使用している車は、普通のワゴン車やセダン車で、メーターがないので料金は、交渉となります。
交渉というと、面倒と思われるかもしれませんが、行き先ごとに定相場が決まっており、誰に頼んでも、ほぼ同じ金額になりますので、それほど交渉することはないでしょう。
もちろん、交渉により、若干割り引いてくれることもあります。
利用時には、乗車前に行き先を告げて、必ず料金を確認するようにしましょう。
トラブル事例
タクシーにまつわる代表的なトラブル事例をご紹介します。
メーターを使わない
夜遅くにクタなどの繁華街でタクシーを拾うと、メーターを倒さずに「○○ホテルなら××ルピア」と請求されることがあります。
その金額が、まぁ適正かな?と思われるのなら、それでもいいのですが、えてしてメーターを使うより高い金額を言ってきます。
もし、メーターを倒さないようなことがあれば「メーターを使ってください」とはっきりといいましょう。
それでも、メーターを使わないようなら、すぐに車を降りたほうがよいでしょう。
遠回り
運賃を稼ぐためにわざと遠回りをされた、という話をよく聞きます。
確かに、わざと遠回りをするドライバーもいますが、一歩通行や渋滞を避けるためにどうしても遠回りとなってしまうことがあります。
特に、クタエリアは一方通行が多いので、遠回りされたと勘違いすることが多いです。
2月1日より、クタエリアの交通ルールが変わり、一歩通行の道が増えたり、逆方向規制になる道があります。
当面、ドライバーも混乱して、遠回りしてしまうこともありますので、ご注意ください。
お土産やに連れて行く
最近はあまり聞かなくなりましたが、ドライバーに紹介料が入る土産物屋やスパなどに連れて行こうとするドライバーもいます。
予約してあったスパに行こうとしたら
「あそこは閉店した」
「もっと安くていいスパがある」
といって、別のスパに連れて行かれたという話も聞きました。
必要のない場所や行きたくない場所に連れて行かれようとしたら、キッパリと断るようにしてください。
セールストークなど
タクシードライバーにとって、短距離のメーター客より、丸一日雇ってくれるチャーター客のほうが利益が高いそうです。
そのため、観光客と見ると
「あしたチャーターして、観光にいかないか?」
などといったセールストークをしてくるドライバーもいます。
ほかにも、女性客が乗ると、
「彼氏はいるか?」
「どこから来た?」
と、プライベートなことを聞いてくるドライバーもいるとのことです。
中には、リップサービスで話しかけてくるドライバーもいますが、あまりしつこい話は相手をせずに聞き流すようにしましょう。
今回はバリ島のタクシー利用についてご案内させていただきました。
使ってみれば、結構便利なタクシー、楽しい旅行になるように、うまく使ってください。
インドネシア通販サイト・トコペディア(Tokopedia)を使ってみた
最近はバリ島も便利になり、たいがいの物は手に入るようになりました。
しかし、中にはバリ島ではなかなか手に入らなかったり、探すのが面倒ってことがあります。
そんな時、重宝するのがインターネットのショッピングサイトです。
インドネシアには何店かショッピングサイトがありますが、私がよく使っているのがTokopedia(トコペディア)というサイトです。
今回は、このトコペディアの使用方法についてご案内します。
<目次>
登録する
トコペディアを利用するには、まずユーザー登録が必要です。
サイトにアクセスすると、トップページが表示されますが、画面右上にある「Register」というボタンをクリックしましょう。
ユーザー登録画面が出ますので
- お名前
- 電話番号
- メールアドレス
- お好きなパスワード
- 性別(Male=男性 Female=女性)
- 生年月日
を入力して緑のボタンをクリックします。
すると、登録したメールアドレスにトコペディアからメールが届きます。
そのメールの中に、数字5桁の登録コードが記載されていますので、この画面の窓にコードを入力し緑色のボタンを押します。
この後、携帯電話の登録画面となります(すみません、携帯電話登録画面のスクリーンショットを取り忘れてしまいました)。
こちらも、携帯電話の番号を入力し、ボタンをクリックすると、その番号にトコペディアからSMS(ショートメール)が届きます。
トコペディアからのSMSに、6桁の登録コードが記載されていますので、それを画面の窓に入力し、ボタンをクリックすれば携帯電話番号の登録が完了となります。
携帯電話番号の登録は必須ではないようですので、登録し忘れても大丈夫なようです。
以上でユーザー登録は終了です。
注文してみましょう
ユーザー登録ができたら、商品を選んでお買い物をして見ましょう。
トップ画面に戻ったら、矢印の窓に商品名を入力します。
商品の型番や商品名がわかっていれば、その型番、商品名を入力します。
商品名や型番がわからなければ、「薄型テレビ」「パソコン」など品名を入力しても大丈夫です。
(あ!入力はインドネシア語か英語になります)
今回は、インスタントの味噌汁がほしかったので「miso」と入力してみました。
misoで検索したら、いろいろ出てきました。
今回は、チェックをつけたRp68,000の円熟味噌汁を買ってみます。
また、トコペディアは楽天市場のように、同じ品物を扱うお店が複数点出ています。
お店によって、金額も違うので、いろいろ見比べてみましょう。
商品名をクリックすると、商品の詳細ページに飛びます。
料金や重量など詳細が記載されていますが、同時にチェックしたいのが、"Reviews"と"Talk About it”の項目です。
Reviewは、購入したユーザーからの評価、Talk About itはお店へのユーザーからの質問などです。
ユーザーからの評価が低かったり、ユーザーからの質問に対しお店の回答が無い、遅いといったお店は避けておいたほうがいいと思います。
料金は税込み料金ですが、送料は含まれておりません。
この後の支払いの段階で送料計算がされます。
商品や料金、お店に問題が無ければ、「Buy」のボタンをクリックします。
「Buy」ボタンをクリックすると、発送先を入力する画面になります。
「Save Adress As」とは、発送先住所のタイトルです。
たとえばここに「Home」と入力して以降の住所を入力しておけば、住所が記録されるので、今後のお買い物のとき、便利になります。
受け取り者の名前、携帯電話番号、郵便番号を入力します。
Provinceは州の名前なので「バリ(Bali)」になります。
Regencyは県、Sub Districeは郡の名前になります。
それ以降の住所(バンジャール名など)は、Addressに入力します。
Shipping Agencyは、発送業者の選択です。
郵便小包発送も選べますが、おススメはJNEという宅配業者です。
JNEはバリ島内に支店が多くあり、送料も郵便小包よりやすいので、私はよく使っています。
すべてを入力したら「BuyThis Product」ボタンをクリックします。
入力が終わると、入力完了画面となります。
さらに他の品物も買う場合には緑色の「Continue Shopping」ボタンを、買い物は終了で支払いをする場合はオレンジの「Pay」ボタンをクリックします。
支払いをします
注文内容と送料が計算され、一覧として表示されます。
さらにお買い物がある場合は「Continue Shopping」を、そうでない場合は「Choose payment Method」をクリックします。
支払い方法の選択画面になります。
支払い方法は
- 銀行振り込み
- クレジットカード支払い
- コンビニ・郵便局支払い(現金支払い)
がありますが、コンビニ・郵便局支払いがおススメです。
コンビニ・郵便局支払いを選択すると、利用できるコンビニ一覧が出てきますので、どこで支払うかを選択します。
バリ島の場合
- インドマレット
- 郵便局
- アルファマート
の中から選びますが、私は家の近所にあるインドマレットで支払っています。
インドマレットを選択して「Bayar Sekarang(今支払う)」をクリックします。
支払い画面になります。
支払いコードが表示されますので、このコードを忘れないようにメモします。
もし、メモを忘れても大丈夫!
同じ内容のメールが登録時に指定したメールアドレスに届きます。
実際に支払ってきました
画面に表示されたコードをメモして、インドマレットに行ってきました。
キャッシャーのスタッフに、トコペディアの支払いをしたい旨伝え、コードの書かれたメモを渡して、手続き終了。
インドマレットで支払う場合は、代金にインドマレットの手数料Rp2,500が追加されます。
支払いが終わって、自宅に戻りPCでトコペディアにログインしたら、メールマークのところが赤くなっていました。
メールマークにマウスをあわせると"Order Status"にメールが来ていましたので、さっそく開いてみます。
トコペディアから支払いが完了したので、出荷支持を出しましたという、お知らせです。
トコペディアでは、日本にないシステムとして自動キャンセルシステムというのがあります。
これは
- トコペディアがお店に出荷指示を出した日から2日以内にお店から回答が無い場合
- トコペディアがお店に出荷指示を出した日から4日以内に出荷完了報告が無い場合
今回の注文は自動的にキャンセルとなります。
キャンセルされた場合、すでに支払った代金は
- ユーザーの指定口座に振り込み返金される
- トコペディアのポイントに換算し、次回のお買い物に使う
という方法で返金されます。
品物の受け取り
お店が商品を出荷したら、その旨トコペディアから連絡が来ます。
トコペディアのサイトのお知らせと同時に、登録してあるメールアドレスにEmailが来ます。
出荷済みのお知らせには、荷物の問い合わせ番号がついており、トラッキングサービス(追跡サービス)もあるので、商品がいつごろ届くのかも予想できます。
荷物が届いたら、またトコペディアのサイトにログインし、お知らせの項目から商品を受け取ったということを報告します。
その際、何か問題があった(違うものが届いた、破損していたなど)があったら、連絡するようになっています。
ユーザーからの商品受け取り報告があって、初めてお店は代金を受け取れるということだそうです。
まとめ(感想)
インドネシアの通販サイト・トコペディアの使い方についてご案内いたしました。
実際に使ってみて、次のように感じました。
(よかった点)
- サイトの使い勝手は、日本のネットショッピングサイトとほぼ同じなので、言葉がわからなくても、何とか使える
- ユーザーが商品を手にしてOKを出すまで、お店には代金が支払われないので、最後までフォローしてもらえそう
- 支払いは、コンビニ現金支払いなので、安心
- 実際のお店で買うより安いものが多い
(悪かった点)
- 注文しても回答がまったく無いお店があった(もちろん、お金は返ってきました)
お店選びは慎重に - お店からデンパサールまでの輸送は早かったが、そこからウブドまで来るのに2~3日かかる(ウブドは田舎ですから・・・泣)
- 品物の詳細が数枚の写真と言葉だけなので、実物を見るまで不安(通販サイトの宿命ですね)
総合的に、なかなか使えるサイトというのが、私の感想です。
特に、バリ島では手に入らないものや、手に入ったとしてもお店が遠いという品物は、絶対トコペディアで!と感じています。
旅行者はあまり使う機会は無いと思いますが、長期滞在の方は、ぜひ一度使ってみてください。
バリ島ウブドのスーパーマーケット4選
海外旅行で現地のスーパーマーケットに寄られる方って多いかと思います。
お水やジュース、ビールなどの飲み物やお菓子などの食べ物、シャンプー、ティッシュなどの雑貨、そしてお土産さがしなど、スーパーマーケットって本当に便利ですよね。
バリ島にも沢山のスーパーマーケットがあります。南部ビーチエリアに行けば、カルフールをはじめとした大型スーパーもたくさんあり、地元の方に混じって観光客もよく見かけます。
筆者が住んでいるウブドエリアにも、スーパーマーケットが4軒あります。今回は、ウブドのスーパーマーケットについてご紹介していこうと思います。
<目次>
デルタデワタスーパーマーケット
デルタデワタスーパーマーケット(Delta Dewata Super Market)は、ウブドの北東エリア、アンドン通りにある古参スーパーです。ウブドエリアの中でもいちばん最初にできたスーパーで、どちらかというとローカル向けといった感じです。
ローカルメインですので、生鮮食品や衣料品、日用雑貨、家電など取り扱う品物は多岐に渡っています。数年前に店舗を拡張し、扱う量もぐっと増えました。
ただし、肉や魚類の取扱量は少なく、特にチーズ、ハムといった外人さん向けの商品は他のスーパーに比べ扱い量が少ないです。
また、古くからあるスーパーですので、観光客向けの商品も充実しています。写真にあるようなボディケア商品や化粧品の他、アタバック、Tシャツ、民芸品といったバリ雑貨も扱っていますので、お土産さがしにもいいかと思います。
特に注目すべきは観光客向け石鹸の品揃え!
日本人に人気のブラットワンギ石鹸(マサコさん石鹸)が買えるのは、ブラットワンギ本社以外にはウブドエリアではここだけですし、ほかにもアイランドミスティックといった外国人向け石鹸も置いています。
日用品以外にもバリ島のお土産さがしに一番使えるスーパーだと思います。
ビンタンスーパーマーケット
ビンタンスーパーマーケット(Bintang Super Market)は、ウブドの西エリア・サンギンガンにあるスーパーマーケットで、スミニャックにも姉妹店があります。
こちらのスーパーは、ローカルというより、サンギンガンやサヤンエリアの高級ホテルに滞在する観光客や長期滞在の外国人向けで、扱っている品物も、ちょっと高級なものが多いです。
特にお肉類に関しては、近隣のレストランも仕入れに来るせいか、品ぞろえが豊富で、オージービーフなども取り扱っています。また、調理器具や台所用品が充実しています。
観光客向けにお土産品も若干はおいていますが、それほど多くはありません。また、2階フロアーには絵画や民芸品なども置いてありますが、あまり人気はないようです。
スーパーマーケットの敷地内に何店かお店があります。白人さんたちに人気のカフェモカやワルンもありますので、買い物のついでに食事なども楽しめます。
ココスーパーマーケット
ココスーパーマーケット(Coco Super Market)は、ウブド南部のプンゴセカンエリアにあるスーパーマーケットで、ウブド以外にもバリ島内に何店舗も展開しているスーパーマーケットチェーンです。
周囲には、シャトルバスのターミナルやレストラン、ホテルが立ち並ぶ環境で、お客様の大半は観光客という、ほとんど外国人向けのスーパーマーケットです。
取扱品目はそれほど多くありませんが、観光客向けですので、スナックやお酒などが充実しています。
日用品や台所用品も若干そろえていますが、やはり中心は観光客ですので、シャンプーやボディソープなど、ホテル滞在用の必需品もそろっています。
また、店内にベーカリーがあるのもうれしいポイントです。
お土産品としては、写真にあるような石鹸やマッサージオイルなどがそろっています。また、2階に行くと、Tシャツ、帽子、サンダル、民芸品などもあります。
特筆すべきは、ヘアケア商品特にエリプスの商品がそろっています。
ヘアビタミンも在庫が多いので、他で見つからない時はここに来ると見つかることがよくあります。
ペピート
ウブドエリアで一番新しいスーパーマーケットがこちらのペピート(Pepito)です。今年の1月にオープンしたばかりです。
場所は、ウブドの南西部トゥボンカンというエリアで、ウブド中心部からかなり離れているので、車やバイクがないといけない場所です。
このエリアは高級ホテルが多いサヤン村の南にあり、近くには長期滞在している白人さんも多く、完全にローカル向けではなく、外国人向けのスーパーマーケットになります。ちなみに、ペピートはウブド以外にもバリ島内に何軒も展開しています。
できたばかりのお店ですので、店内は明るく清潔で、何と言っても広い!
品ぞろえも「ここって、本当にウブドなの?」と思えるくらい、外国人向けの品物がそろっています。また、商品の陳列もまるで外国のスーパーに来ているようです。
パンやハム、チーズ、お肉類も豊富。そして、洋風お惣菜(デリカテッセン)も充実しており、ここで食材やお惣菜、お酒などを買ってヴィラやホテルでパーティーという方が多いと思われます。
ペピート内にもお土産品が若干ありましたが、それほど品揃えは多くありませんでした。
まとめ
今回は、ウブドエリアの4つのスーパーマーケットについてご紹介させていただきましたが、各店舗の特徴をまとめると以下の通りとなります。
- デルタデワタ
ローカル向けのスーパーマーケットだが、お土産品が充実している - ビンタンスーパー
外国人向けではあるが、品ぞろえ的に他店より見劣りするところがある - ココスーパー
観光客向けのスーパーマーケットで、お酒やおつまみ類が豊富 - ペピート
長期滞在の白人さん向けで、食材やお惣菜類が豊富
各スーパーの特徴をつかんで、効率よく活用してください
労働ビザを取ったその後は?
先日、本ブログに「バリ島で働くには~就労ビザとKITASのお話」という記事を登校させていただきました。
この記事では、バリ島で働くための就労ビザをとる方法を中心にご案内させていただきましたが、実際バリ島で仕事をする、長期滞在するには、ビザを取得しただけではなく、取得後さまざまな手続きがあります。
今回は、ビザを取得した後、行わなければならない手続きについてご紹介します。
前回の記事でも説明しましたが、筆者はビザエージェントでも、法律の専門家でもありませんので、今回の記事の中に間違い、勘違いがあるかもしれません。もし、ビザの取得、長期滞在をするという事でしたら、必ず専門家などに相談し最新の情報を入手してください。
<目次>
ドミシリ
ドミシリ(Domisili)とは、「居住証明書」のことです。
自分が住むところ(あるいは、居住を予定しているところ)のバンジャール(バリ島独自の地域コミュニティ)に依頼して、その地域に住んでいる(あるいは住む予定)を証明してもらいます。
ドミシリをとるには、そのバンジャールに加盟している方の保障が必要ですが、通常、アパートやお宿のオーナーや大家さんにお願いすればとってきてくれます。
取得にかかる費用ですが、これはバンジャールによってさまざまで、安いところですとRp50,000~100,000、高いところですとRp500,000~1,000,000というところもあるそうです。
KITAS(ITAS)
KITASとは、「暫時居住許可証」のこと。(ITASは暫時居住許可)
就労ビザなどは、インドネシア入国後30日間しか滞在ができませんので、このKITASを取得します。KITASを取得すると最長1年間、さらに延長手続きを行えば最長5年間滞在ができます。
以前はKITASは黄色い紙でできたカードでしたが、今年(2017年)からE-KITASといって、カードレスとなりました。カードとしてのKITASは廃止され、かわりにパスポートに「KITAS取得」を証明するスタンプだけとなりました。
カードのKITASがあったときは、KITAS(カード)の携帯が義務付けられていましたが、パスポートへのスタンプだけですので、携帯しなくてはいけないのかどうか?という問題があります。イミグレからは「パスポートは携帯せよ」というお達しがありましたが、紛失、盗難の危険性があるので、実際はパスポートのデータ面とE-KITASのスタンプが押してあるページのコピーを携帯すればいいようです。(ビザエージェントの説明による)
なお、このKITAS取得はビザエージェントが行いますが、必要書類として、ビザ取得したパスポートと、ドミシリが必要となります。
KIPOM
KIPOMとは、その地域の居住許可です。バンジャールに依頼して発行してもらいます。
もともと、KIPOMとは地域外からきたインドネシア人のための居住許可です。
すべての成人インドネシア人はKTPという身分証明書を持っており(17歳になったら作るそうです)それには、住所が記載されています。仕事や結婚などで住所が変わったら、その地区のバンジャールに届け出てKTPを変更しなくてはいけません。
ただし中には、仕事などの関係で一時的に住所とは違う地区に住んでいる人がいますが、そのような方がバンジャールに届け出て作るのがKIPOMです。
つまり、KIPOMは本来インドネシア人だけに関係するものであり、私たち外国人はKITASがあるのでKIPOMは作る必要はありません。
が、バンジャールによってはこのKIPOMを拡大解釈し、外国人もKIPOMを作りなさいとしているところがあります。KIPOMを作らなかったら、ドミシリは発行しない、ということだそうです。
KIPOMの作成料金ですが、インドネシア人の場合3ヶ月有効のKIPOMでRp150,000、その後3ヶ月間の延長にRp50,000というのが決まりだそうです。
ただし、外国人の場合は、さらに手数料という名目でお金を取るバンジャールもあり、知人の話では、1年間に一人Rp2,000,000払わされたそうです。
<注意事項>
先ほどのドミシリの取得料金もそうですが、バンジャールによってはこのような手続きにかなり高額な料金を請求するところがあります。
バリ島に移住、長期滞在をする場合は、居住エリアの自然や環境、アクセス、インフラなどの調査も大切ですが、このようなバンジャールの外国人への対応についても調査が必要です
STM
STMとは、居住地域の警察署への届出です。
通常、この届出はビザエージェントがKITAS取得と一緒にやってくれます。
MERP
MERPとは、再入国許可(リエントリーパーミット)のことです。
ビザやKITASは本来、インドネシアから出国したら、有効期限前でもその時点で無効となってしまいますが、このMERPを取得することで、何度でも入出国が可能となります。
以前は、国外に出国する予定がある人だけ取得すればよかったのですが、現在はKITAS取得する人全員に取得義務があります。
通常、KITAS取得時にビザエージェントがこのMERPも取得してくれます。
NPWP
NPWPとは、納税者管理番号のことで、日本のマイナンバーに近い制度のものです。
所得税などの納税には、このNPWPが必要となっており、この番号を使い、各個人の資産(預金、有価証券、不動産など)を国(税務署)が管理するのが目的だそうです。
以前は、会社の経営者など一部の人しか取っていませんでしたが、今後KITASを持っているすべての人に取得義務が発生するのではないかと言われています。
現時点では取得義務はないそうです。
SKTT
SKTTは、地域(県)住民登録のことで、居住地域の県事務所に届出をします。
届出にかかる費用はドネーション(寄付)ということになっていますが、大体一人Rp50,000~100,000程度だそうです。
今回は、就労ビザ取得後の各種届出についてざっと説明させていただきました。
かなり多くの届出があり、中には取得者本人が行わなくてはいけないものも沢山あります。
これら制度は、よく変更や追加されることがありますので、かならずビザエージェントなど専門家に確認のうえ、対応してください。決められた手続きを行っていないと、KITAS延長ができなかったり、取り消しや罰金ということもありますので、注意してください。
バリ島サヌールで初日の出
今日は1月2日。2017年も2日目になりました。
筆者は、日本にいたころは毎年、初日の出を見に行ってました。しかし、バリ島に来てからは、あまり年末年始という感覚がなかったので、初日の出を見に行くって事はありませんでした。
しかし、今年は心機一転!初日の出を見に行こうと思い、行って参りました!!
<目次>
早起きしてサヌールに
前日の大晦日は、NHKプレミアムで紅白歌合戦と、行く年来る年を見てしまい、ベットに行ったのが23:30。はたして、早起きできるのか・・・?
目覚ましの力を借りて、朝4:30起床、支度をしてウブドの自宅からサヌールの海岸に向かいました。
サヌールは、東向きのビーチなので、日の出を見るには最高の場所です。
この日の日の出予想時刻は06:00でしたが、そのちょっと前の05:40にはサヌールビーチに到着できました。
日本なら、初日の出を観るために多くの人が海岸に集まりますが、バリ島では、そんなに人は集まらないのでは?と思っていましたが意外や結構多くの人たちが集まっていました。ほとんど、ローカルのバリ人や、国内旅行で来られたと思われる、インドネシア人。ちらほらと日本人も見かけました。
東の空はぐっと明るくなっていましたが、日の出までにはまだ少し時間があるようです
おなかがすいたので・・・
日の出までまだ少し時間があるし、お腹もすいていたので、何かあるかな?と観てみると、ビーチ沿いに小さなワルンがたくさん並んでいて、飲み物やお菓子などが売られていました。
やっぱり、サヌールビーチに来たら、焼きとうもろこしですよね(?!)
焼きたてのとうもろこしに、マーガリンを塗って頂きました。これと、暖かい(インスタント)コーヒーで、しばし休憩です
いよいよ日の出です
そうしているうちに、日の出の時間になりました。
残念ながら、水平線には雲が掛かっていて、海から上がる太陽は見ることができませんでしたが、東の雲が赤く染まり、日の出が近づいて来ています。
そして・・・
雲の上から、初日の出が拝めました
あけましておめでとうございます~
サヌールビーチから望む初日の出です。
左側には、霊峰アグン山も見ることができました。
雨季ですので、天気が不安でしたが、きれいな日の出を見ることができ、今年は良いことがありそうな予感です
ルンピア
無事初日の出を観て、またちょっとお腹が減りました。
と、みるとルンピア売りのおじさんが~。さっそく買い食いです
ルンピアとは「揚げ春巻き」のことで、春巻きや揚げた豆腐などを刻んで、甘辛いピーナッツソースをかけていただきます。
結構くせになるおやつですよ~
初日の出を見た後は、ローカルの方たちは海に入って遊んでいました。
日本では、初日の出の後に海に入るといったら「寒稽古か?」となるんですが、南半球のバリ島は、普通に夏の朝なので、そんなに寒くはないです。
サヌールビーチは遠浅で流れも少ないので、こうやって海に入って遊ぶ家族がたくさんいますよ。
ついでにクタビーチも行ってきました
初日の出を見終わった後、まだ早かったので、ついでにクタビーチにも行ってみました。
クタビーチはサヌールビーチと反対側になるので、日の出より、サンセットのほうが有名です。大晦日もサンセットを見てからカウントダウンパーティーがあったそうで、昼から道路規制が始まり、周囲は大渋滞だったそうです。
明け方まで、クラブやバー、レストランでは大パーティーが開かれていたそうですよ。
1月1日の午前8時前のクタビーチ通り(Jl.Pantai Kuta)です。ちょうどハードロックホテルの前あたりです。
いつも通りの状態でしたが、あたりにはゴミが散乱して、「祭りの後」って雰囲気でした
ビーチにも、酒瓶や食べ物の袋、花火の燃えカスなどが散乱して、地域の方やビーチボーイたちが清掃をしていました。
まだ、サーフィンをされる方はいませんでしたが、家族連れなどが波打ち際で遊んでいました。
今回、数年ぶりに初日の出を見てきました。
雨季でしたが、天気もよく、きれいな日の出を見ることができ、感激しました。
もし、年末年始にサヌールエリアなどに宿泊される方がいましたら、ぜひ初日の出を観られては良いのではないかと思います。
来年のお正月もがんばって早起きして、初日の出を見に行こうと決めた筆者でした