バリ島サンラー病院に行ってきました
海外旅行中の病気や怪我・・・
ちょっとした事だったらいいのですが、場合によっては専門医の診察、治療が必要なんてこともあります。
バリ島内には、多くの病院や診療所があり、クタやヌサドゥアには日本語通訳がいる国際病院(インターナショナルホスピタル)もあります。
しかし、そのような病院や診療所では対応できないような場合、デンパサールにあるサンラー病院(RSUPS-Rumah Sakit Umum Pusat Sanglah-Sanglah Hospital)に行くことがあります。
サンラー病院は、バリ島の中でももっとも大きな総合病院で、病室も多く、専門医もたくさんそろっています。
あまり頻繁に行くところではありませんが、今回は友人がこのサンラー病院に入院しているのでお見舞いに行ってまいりました。
<目次>
サンラー病院とは
サンラー病院とは、デンパサールにあるバリ島でもっとも大きな総合病院で、一般のお医者さん(Dokter Umum)のほかに、数多くの専門医(Dokter spesialis)がいます。
インドネシアの場合、医大で4年間の勉強をすると、医師免許が取れるそうですが、この場合は一般医(Umum)の資格になります。
そこからさらに2年間の専門の勉強をして専門医(Spesialis)になるそうです。
街中にある病院には通常一般医しかおらず、時々サンラー病院など大きな病院に勤めている専門医が来て、専門の診察、治療を行うそうです。
病気や怪我で街中の病院にいくと、まず一般医が診察、治療をし、一般医では対応できないような場合は専門医が専門的な治療を行います。
風邪や軽い怪我など、一般医で対応できる事でしたら街中の病院でいいのですが、ちょっと難しい病気、怪我になると、サンラー病院に行くほうがよいと言われます。
サンラー病院なら多くの専門医が24時間体制で待機しているので、すぐに対応してくれるそうです。
実際、私がサンラー病院に言ったとき、BIMCなど街中の病院の救急車が患者さんを搬送してきました。
私の友人も、最初はマス村にあるローカルの病院(Ari Canti Hospital)に入院していましたが、専門的な治療が必要ということで、サンラー病院に転院してきたそうです。
サンラー病院は巨大病院でした
初めてサンラー病院にいったのですが、これがとても巨大な病院でした。
建物は、バリ風の重厚なつくりで、歴史を感じる建物でしたが、内部にはCTスキャンをはじめとした診察器具や治療室、病室などがたくさん並んでいました。
バリ島では15m以上の建物は建てられない(法令で決まっています)ので、どうしても建物の数は多くなってしまいます。
また、バリ島では患者さんの家族や親戚が24時間付き添うのが通例となっています。
多くの付き添いの方が、病院内で寝泊りしているので、敷地内にはミニマート(売店)が何軒もあり、入院に必要なもののほかにも、お菓子や、付き添い者向けのお弁当(ナシブンクス)もたくさん売られていました。
また、喫茶室や銀行窓口もあり、病院というより、ひとつの町のようでした。
日本でもそうだと思いますが、病室にはいろいろなランクがあります。
一番下のランクの病室は4人部屋。
その上が3人部屋、2人部屋となり、1人部屋はVIPルームと呼ばれています。
VIPルームには通常のVIPのほかにV-VIP、VV-VIPとさらに高いランクの部屋があり、ランクが上がると、部屋も広くなったり、付き添い者のための待機部屋や応接室まであるそうです。
今回友人が入院していたのはV-VIPルームという個室です。
この部屋がある建物は、病院というより、ちょっとしたホテルのようです。
お部屋も広く、AC,薄型テレビ、テラス、シャワールーム、電動ベット、付き添い者のためのソファーベットも完備しています。
さらに、毎日アクアボトルやコーヒー、紅茶、新聞が出て来るそうで、本当にホテルのようでした。
ちなみに、こちらの病室代ですが、3食+10時と3時のおやつ、それに医師の診察費、薬代などを含み、1泊Rp1,250,000(約1万円)だそうです。
ただし、特別な治療や薬、CTスキャンなどの検査が加わると、追加料金がかかるそうです。
友人になんでこんないい部屋にしたのか?と聞いたところ
本当は、個室のVIPルームに入りたかったけど、VIPルームが満室で、このV-VIPしか開いていなかったそうです。
幸い友人は保険に入っていたので、全額ではないのですが半分以上は保険会社が負担してくれるので、まだよかったと言っていました。
もしバリ島で病気や怪我をしたら
できたら避けたいところですが、万一、バリ島旅行中に怪我や病気になったら・・・
まずは、近くの病院や診療所に行きましょう。
クタ、スミニャック、ヌサドゥア、ジンバラン、サヌールなど南部ビーチエリアに滞在している場合は、以下のインターナショナルホスピタルなら日本語の通訳さんもいるので安心して治療してもらえます。
タケノコ診療所
Jl.Sunset Road No.77A Ruko No1,Kuta
Tel:0811399459(Japanese Line)
BIMC Hospital
BIMCは、クタのバイパス沿いとヌサドゥアの2箇所に病院があります
Kasih Ibu Hospital
ウブドエリアの場合、近くに日本語が通じる病院はありません。
上記のビーチエリアのインターナショナルホスピタルに行くか、マス村のアリシャンティ・ホスピタルに行くことになります。
Rumah Sakit Ari Canti
Jl. Raya Mas, MAS, Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali 80571
0361-974573
こちらの病院には日本語がわかる人がいませんので、英語がわかる人や日本語ができるインドネシア人などと一緒に行くのがいいでしょう。
保険について
旅行中の怪我や病気の治療は、日本の国民健康保険が利用できます。
ただし、治療費はまず全額現地で支払い、日本帰国後に保険組合に申請して清算となります。もちろん、30%自己負担ですので、治療費の70%しか負担してもらえません。
上記で紹介したバリ島の病院は、日本の海外旅行保険に対応しています。
(保険会社によって、対応できないところもありますので、どこの保険会社の保険が対応できるか調べておくことをおススメします)
海外旅行保険ならキャッシュレスで治療できますので、旅行される際は海外旅行保険の加入を強くおススメします。
今年(2017年)のニュピは3月28日
今年(2017年)のニュピ(Nyepi/静寂の日)は3月28日(火曜日)です。
バリフリークの方はすでにご存知のニュピについて、いろいろご案内させていただきます。
<目次>
ニュピについて
ニュピってなに?
ニュピとはサカ暦(バリ島のこよみ)10番目の月、サシー・カンダーソーの1日目に行われるバリ島の宗教行事の日で「バリ島のお正月」とも言われております。
ニュピの日は、外出禁止や灯火の使用禁止などいろいろな制限があり、これはバリヒンドゥー教徒だけではなく、外国人観光客も含めバリ島にいるすべての人に適応されます。
ニュピの日の前日、冥界のマヤ神が冥界を大掃除するため、悪鬼(プト・カロ)が人間界に這い出してきます。
プトカロがそのまま人間界に居ついては大変なので、人間たちはプトカロを追い出し、その翌日(ニュピの日)は、一日気配を消してプトカロが人間界から立ち去るのを待ちます。
そのため、ニュピの日は外出や灯火の使用、労働、殺生などを禁止して、静かに過ごさなくてはいけない、というのがニュピの日の決まりなのです。
ニュピ前の行事
ニュピの日の一週間以上前から、お寺などではニュピに備えていろいろな宗教行事が始まりますが、一般の観光客の目に触れることは少ないでしょう。
観光客の皆さんの目に触れるのはニュピ前日からに。なります
ニュピ前日、村の各所で朝からお坊さんたちによる土地の清めの儀式が行われます。
町の中心部や大きな交差点などで、お供え物を供え、お経をあげてお祈りをします。
昼過ぎになると、家々では松明を灯したり、竹や鍋、釜を打ち鳴らし敷地内を練り歩きます。
これは、家の隅や物陰に隠れた悪鬼(プト・カロ)を松明の煙や、大きな音で脅かして追い出すためといわれています。
夕方6時ごろから、村々ではあらかじめ作っておいた大きな張りぼての鬼を神輿に乗せ練り歩きます。
家を追い払われたプト・カロは町を練り歩く張りぼての鬼を仲間だと思い集まってきます。
こうして、張りぼての鬼は最後に焼かれたり、清められ、プトカロ達は人間界から追い出されます。
この行事をオゴオゴといいます。
ニュピ当日
オゴオゴでプトカロを人間界から追い出した後、ニュピの日は一日静かに過ごします。
そうすると、プトカロ達は人間界には誰もいないと勘違いして冥界に戻っていきます。
そのために、ニュピの日は一日静かに過ごさなくてはいけません。
ニュピの日は具体的には以下のことが禁止されます
- 家敷地外への外出
- 灯火の使用
- 労働
- 殺生
この禁止事項は夜明け(午前5~6時)から翌日の夜明け(6時)まで続き、バリ島に滞在するすべての人が従います。
街中はポチャランといわれる地域自衛団が見回りをしている以外は誰もいません。
もし、外出するとポチャランに家やホテルに連れ戻され、悪質な場合は警察に逮捕されることもあります。
外国人観光客への対応
ニュピ当日は、外出禁止、灯火使用禁止となっており、これは外国人観光客にも適応されます。
では、具体的に外国人観光客に関係する場所の対応について説明します。
空港・航空機の発着
ニュピ当日、3月28日06:00AMから29日06:00AMまで、トランジットおよび緊急以外の飛行機の離発着および空港施設の利用はできません。
フライトスケジュールからすると、3月28日03:00AMごろまでに離発着する飛行機便は大丈夫ですが、それ以降の便はすべてキャンセルとなります。
また、29日は06:00AMから空港は使用できますので、それ以降の飛行機便の離発着可能となります。
3月27日、28日にバリ島を出発する便をご利用の場合
27日16:00以降は道路が大変混雑しますのでタクシーなどは空港に行きたがりません。
もし、27日16:00以降にバリ島を出発される便を利用される方は、早めに空港に移動されるか、前日に空港近くのホテルに移動されるのがいいでしょう。
特に3月28日(午前00:00~00:30)に出発のガルーダ便搭乗予定の方は、事前に空港までの送迎車を確保しておくことを強くお勧めします。
3月29日にバリ島を出発する便をご利用の場合
29日は06:00AMから空港はオープンしますが、ホテルを出ることができるのも06:00AMからとなりますので、ホテルからの移動時間も考えておかなくてはいけません。
29日は道路規制などはないのでそれほど渋滞は発生しません。
クタやサヌールなど空港に近いエリアならそれほど心配することはありませんが、ウブドやチャングーなど空港から離れた場所にお泊りの場合は、空港までの移動時間も考えておかなくてはいけません。
場合によっては、27日のうちに空港近くのホテルに移動する事も考えて起きましょう。
3月27日、28日にバリ島に到着する便をご利用の場合
3月27日16:00から道路規制などにより渋滞が発生しますので、空港からの移動は注意が必要です。
エアポートタクシーなどは、夕方の早い時間に営業を終了してしまったり、ウブドなど遠距離への送迎は断ることもあります。
必ず、ホテルや旅行会社の送迎サービスなどを予約して、移動方法を確保して置くようにしましょう。
特に27日の夕方(17:00-17:30)にバリ島に到着するガルーダ便をご利用のお客様は、送迎車の事前手配を忘れないようにしましょう。
27日~28日の夜に着陸する便でバリ島に到着されるお客様は、送迎が期待できません。
最悪、空港から徒歩で移動できる近場のホテルを予約されるか、27~28日到着便は避けておくほうがよいでしょう。
3月29日にバリ島に到着する便をご利用の場合
3月29日は06:00AMから通常とおりとなりますので、29日到着便でバリ島に来られる方は、空港からの移動はそれほど心配されることはないかと思います。
とはいえ、29日の午前中はまだタクシーなども多くは待機していませんので、できたら事前にホテルや旅行会社に送迎予約をされておくほうがいいでしょう。
寺院や観光スポット
3月28日は一日外出禁止ですので、当然寺院や観光スポットなどに行くことはできません。
また、27日も夕方から道路渋滞が始まりますので、ツアーやカーチャーターで観光にいく場合、15:00~16:00までにホテルに戻られることをお勧めいたします。
アクティビティ、スパ、レストラン
こちらも3月28日は外出禁止なので、どこのアクティビティ、スパ、レストランもお休みとなります。
27日は営業していますが、夕方から道路渋滞が始まりスタッフが帰れなくなることがありますので、閉店時間が早くなることもございます。
29日は営業していますが、06:00AMにならないとスタッフが出勤できないので、開始時刻が遅くなることもございます。
アクティビティやマリンスポーツによっては、27~29日までお休みとなる場合もございますので、お早めにご予約、お問い合わせください。
ゴルフ場
27日は通常とおり営業しておりますが、サンセットプランなど、ホールアウトが遅くなるプランはご予約できません。
また、帰りが遅くなると、渋滞に巻き込まれることがございますので、遅くとも10:00より前のスタートをご予約ください。
28日は終日コースクローズです
29日は通常営業となりますが、キャディの出勤が遅くなりますので、09:00以前のスタートはお取りできない場合がございます。
ホテル
ホテルは、宿泊客がいる限り営業しております。
28日は一日ホテル敷地外に出ることはできません。
ただし、ホテル敷地内でしたら、プールやジムは営業しておりますので、一日のんびりとプールやお部屋などで過ごすことができます。
また、ホテルに併設されているレストランやスパも泊り客向けに営業しております。
ホテルのスパはかなり混み合いますので、事前に予約されておくのがいいでしょう。
ホテルのレストランは、朝、昼、晩と営業しておりますが、特に28日の夜は閉店時間が早くなることがありますので、あらかじめホテルに確認しておくのがいいでしょう。
灯火については、お部屋内での灯火使用はできますが、屋外の灯火はすべて消灯されます。暗くなってからは、お部屋で過ごすようにしましょう。
また、周りの迷惑になりますので、大きな音で音楽をかけたり、大声で騒ぐことは控えましょう。
28日はテレビ、ラジオは放送中止となっています。
DVDや本などを持ち込まれるといいでしょう。
カーチャーター、観光ツアー
27日はカーチャーター、観光ツアーとも催行いたしますが、夕方遅くなると渋滞に捕まることがございますので、15:00~16:00にはホテルに戻られるように計画されてください。
そのため、27日はウルワツ寺院ツアー、タナロット寺院ツアー、定番ツアーは催行中止となります。
28日はすべてのカーチャーター、観光ツアーはご予約できません。
29日は通常営業となりますが、ホテルの場所によっては、ご出発時間が遅くなることがございます。
まとめ
- 今年(2017年)のニュピは3月28日です。
- ニュピ当日はホテルからは一切外出できません。
- 空港も、スパ、レストラン、アクティビティもお休みとなります。
- 28日は外出禁止といってもホテル敷地内は出歩くことができます。
プールやホテル内のレストランも営業しています。 - 28日はテレビ、ラジオも放送中止になるのでDVDや本などを用意しておきましょう。
- ニュピ前日(3月27日)は、オゴオゴという行事があります。
- 27日は夕方から道路が渋滞しますので16:00頃までにはホテルに帰るようにしましょう。
- 29日は平常とおりとなりますが、スパ、アクティビティなどの営業開始時間が少々遅くなることがあります。
バリ島からジョグジャカルタまで国内線に乗ってみた
先日、所要でジャワ島のジョグジャカルタまで行ってきました。
バリ島からジョグジャカルタまでの移動方法は、飛行機もしくはツアーバスとなります。
料金と移動時間を調べてみたところ
- バス移動:バリ島から約20時間。片道Rp300,000/人程度
- 飛行機移動:バリ島から約1.5時間。片道Rp475,000/人(エアアジア)
と、バスのほうが安いのですが、その差はRp175,000(片道)。
そして、移動時間は断然飛行機のほうが短い。
ということで、飛行機での移動となりました。
実は、私はバリ島から国内線で移動するのは今回が初めて。
ドキドキの初体験をレポートしちゃいます。
<目次>
デンパサール空港国内線ターミナルにやってきた
ジョグジャカルタ行きAir Asia便の出発は朝の07時20分。
国際線の場合は、フライトの2~3時間前までにチェックインしなくてはいけませんが、国内線の場合は1.5~2時間前までにチェックイン。
友人の車で、まだ薄暗い6時に空港まで送ってきてもらいました。
(この写真は、日中撮ったものです)
国内線のターミナルは昔は国際線ターミナルとして使っていた建物。
その当時は、ツーリストとして、何度も使った懐かしい建物です。
当時の国際線ターミナルは、少々くたびれた感じのある建物で、バリ島らしいといった感じ満載でした。
ところが、建物の内装はすべてリノベーション(改装)され、当時の「くたびれた感」はまったくなく、すごく新しくきれいなターミナルに変貌していました。
チェックインして、搭乗
保安上の問題より、あまり写真がとれませんでした・・・
車寄せから歩道を歩いていくと、国内線の出発ロビー入り口に着きます。
入り口では、セキュリティーが航空券とID(パスポート)チェックを行っています。
航空券のない方は、ここから先は立ち入りことができません。
入り口を入ると、X線検査機があり、ここですべての荷物と身体検査が行われます。
ポケットに小銭や鍵、携帯などが入っていたり、アクセサリー、時計をつけておくと金属探知機が反応しますので、気をつけてください。
チェックインカウンターで、IDと航空券(Eチケットなど)を提示し、預け荷物を渡して、ボーディングパス(搭乗券)を受け取ります。
旅行者はIDとしてパスポートが必要ですので、必ずパスポートをお持ちください。
チェックインがすんだら、出発ロビーに進みますが、その途中にボーディングパスのチェックポイントがあります。
係員にボーディングパスを渡し、印字されているバーコードを読ませます。
国際線でしたら、このあと出国検査がありますが、国内線ですので、出国検査はありません。
そのまま、出発ロビーに進みます。
出発ロビーの手前で、機内持ち込み荷物のX線検査があります。
液体物などは機内持ち込みできませんので、預け荷物に入れておきましょう。
もし、この時点で液体物があると、廃棄させられます。
この先が搭乗待合室になります。
昔の国際線ロビーの面影はまったくなく、近代的できれいなロビーでした。
ロビーには、レストランやカフェ、お土産や、ブックショップなどがありましたが、空港内ですので、ちょっと料金は高めです。
普通のコーヒーで1杯Rp30,000程度、ハンバーガーなどでRp75,000程度でした。
時間になり、飛行機への搭乗となります。
今回はAir Asiaでしたので、ボーディングブリッジからの搭乗ではなく、バスで沖止めの飛行機まで移動し、タラップを使っての搭乗でした。
国内線はAir AsiaやライオンエアーなどLCC(ローコストキャリアー)が多いので、ボーディングブリッジを使って搭乗は少ないようですね。
ジョグジャカルタに到着!
バリ島から約1時間、あっという間にジョグジャカルタの空港に到着です。
ボーディングブリッジはなく、歩いて空港ビルに入ります。
ビルに入ってすぐのところに、ターンテーブルがあり、預け荷物を受け取ります。
国内線ですので、入国審査も税関もなく、荷物を受け取ったら、そのまま空港を後にします。
空港ビル出口には、両替所やタクシーなどのカウンターなどが並んでいました。
ジョグジャカルタからバリ島に戻ります
用事を済ませて、バリ島に戻ります。
帰りもジョグジャカルタ空港から飛行機で戻るので、到着時と同じターミナルに向かいました。
ターミナル入り口のセキュリティにチケットを見せたら・・・
「Air AsiaはターミナルBだよ。ここはターミナルA」
え・・・ジョグジャカルタ空港ってターミナルが2つあるんですか?
確認したら、最近ターミナルBができて、Air AsiaなどLCCはこのターミナルBから出発ということです。
ターミナルAからBまでは、約300メートル。
それほど大きな荷物はなかったので、歩いていきました。
ターミナルBは、かなりこじんまりとしたターミナル。
入り口で、セキュリティチェック、X線検査があり、ビル内に入るとすぐチェックインカウンターがありました。
このカウンターも窓口が5つくらいしかありません。
チェックインを済ませ、歩いていくと、バリ島の空港と同じように、ボーディングパスのチェックポイントと手荷物のX線検査があり、搭乗ターミナルとなります。
搭乗ターミナルも、こんな感じで、こじんまりとしていました。
ターミナル内には、ちょっとしたレストランやカフェ、お土産や、ブックショップがありました。
出発便の電光掲示板も小さなもので、本当にこじんまりとしたターミナルです。
予定の時間から15分程度送れて搭乗が始まりました。
こちらも、ボーディングブリッジはなく、歩いて飛行機に搭乗します。
予定時刻より若干送れて、無事バリ島に向けて出発です。
バリ島に帰ってきました
帰りも、あっという間に着陸です。
沖止めですので、バスで到着ロビーまで移動。
バリ島の空港の国内線到着ロビーですが、これもびっくりするくらい、きれいで新しくなっていました。
昔の国際線のお疲れ感満載の感じはまったくありません。
もちろん、入国審査も税関もありませんので、預け荷物を受け取って、さっさと空港を後にしました~
感想(まとめ)
今回、初めて国内線を使ってジョグジャカルタに行ってきました。
国内線のターミナルは、以前の国際線ターミナルを利用しているということで、内部はかなり寂しい感じかと思っていましたが、きれいに改装されびっくりしました。
昔のイメージがまったくなく、ちょっと寂しい感じはしましたが、近代的で使いやすいターミナルだと思いました。
入出国審査や税関がないので、手続きも簡単で、LCCを使えば運賃も安いので、これから機会があれば、どんどん国内旅行を楽しんでみたいと思います。
ブログのアクセスが急増!原因はあの人気番組でした
こんにちは。今回のブログは、いつものバリ島のあれこれから、ちょっと脱線して、ブログのアクセスについてお話します。
<目次>
- アクセスが急増!?
- まさか、DoS攻撃??
- アクセス元を調べてみよう
- 検索キーワードを調べてみた
- 1000万ルピアってなんなの?
- 犯人は「ロンドンハーツ」
- あ~、びっくりした(まとめ)
- ところで1000万ルピアっていくらよ?
アクセスが急増!?
このブログ「バリ島ウブド便り」ですが、一応アクセス解析というものをやっています。
Googleが行っているアナリティクス(Analytics)というサービスを使い、日々のアクセス状態などをチェックし
「お~、今回はたくさんの人に読んでもらえたぞ~」 とか
「あれ~、この話題はあまり評判がよくないなぁ」
なんて、分析をしているんです。
毎月月末などに、このサービスを使って、アクセス数などをチェックしているのですが、12月のアクセスに異常事態が発生しました~(汗”
これが、11~12月のアクセス数のグラフです。
見ただけですぐわかると思うんですが、極端にアクセス数が多い日があります。
このブログのアクセス数は普段でしたら1日700程度。新規記事をアップする月曜日のみちょっとアクセスが増えて900くらいまであがります。
しかし、12月4日だけ、なぜか1800近いアクセスがありました。
12月4日は日曜日。まだ新しい記事はアップしていないし、いったい何があったのでしょうか?
まさか、DoS攻撃??
12月4日~5日の1時間ごとのアクセス数がこちら
12月4日の22:00の一時間だけ、急激にアクセスが増えています。
これは、おかしい!
短時間に急激にアクセスが増えるなんて、普通ありえないです。
まさか・・・DoS攻撃!
DoS攻撃(ドスこうげき)(英:Denial of Service attack)は、情報セキュリティにおける可用性を侵害する攻撃手法で、ウェブサービスを稼働しているサーバやネットワークなどのリソース(資源)に意図的に過剰な負荷をかけたり脆弱性をついたりする事でサービスの正常な動作を侵害する攻撃を指す。
だれかが、悪意を持ってこのブログを攻撃しているの・・・かも?
でも、攻撃されるほどたいしたブログじゃないし・・・
アクセス元を調べてみよう
DoS攻撃なら、たいへんだぁ
ってことで、まずはアクセス元を調べてみました。
アナリティクスには、アクセス元を調べる機能があるので、この急増したアクセスがどこから来ているのか調べることができます
で、こちらが12月4日のアクセスのアクセス元。
見てわかると思いますが、大半がGoogleやYahooといった、検索エンジンからのアクセスです。
つまり、ユーザーさんが何らかのキーワードで検索をして、このブログを見つけてアクセスしてきたということです。
さらに、12月4日のアクセスを調べてみると、
/entry/20140106/1388970660
というアドレスの記事にアクセスが集中している事がわかりました。
以下の記事です。
なぜ、この記事にアクセスが集中したのでしょうか?
検索キーワードを調べてみた
- 2016年12月4日の22:00から1時間に集中したアクセスがあった
- アクセスの大半は2014年1月6日に投稿されたブログの記事
- 大量のアクセスの大半は検索エンジン経由
という事から、アクセスが集中した記事への検索キーワードを調べてみました。
本来なら、Google Search Consolというサービスを使えば、もっと詳しく検索キーワードがわかるのですが、まだこのサービスへの登録をしていなかったので、この程度のことしかわかりませんでした。
ただ、問題のページへは「1000万ルピア」「1千万ルピア」といった、インドネシアのお金に関するキーワードで検索して、アクセスしたのではないか、ということがわかりました。
1000万ルピアってなんなの?
では、なぜ「1000万ルピア」なんてキーワードで多くの方が検索したのでしょうか?
ためしに「1000万ルピア」というキーワードでGoogle検索してみました。
上記がGoogle検索結果です。この検索は2月3日に行ったので、「1000万ルピア」というキーワードで検索しても、このブログが上位にくることはなかったのですが、この検索結果より
- 1000万ルピア
- M2グランプリ
- 劇団ひとり
というキーワードが浮かびました。
そして、このキーワードを元に、さらに検索してみると、あの人気番組にたどり着きました!!!
犯人は「ロンドンハーツ」
12月4日21:00からテレビ朝日で放映された人気番組「ロンドンハーツ」
その番組中に「M2グランプリ」という企画が行われました。もちろん、有名な「M1グランプリ」のパロディです。
その企画で劇団ひとりさんが優勝し、その商品が「1000万」ということだったそうです。
当初、商品は「1000万」としか発表されていなく、
1000万円か~~~!
と、あおっておいて、実は「1000万ルピア」でした~というオチだったそうです。
「1000万ルピアって、日本円にしていくら???」
という疑問が視聴者の間に広がり、番組の終盤で多くの方が「1000万ルピア」で検索をしたようです。
その検索で、このブログの2014年1月6日の記事がヒットし、たくさんの方がアクセスしていただけた、というのが真相でした。
時間がたつと、1000万ルピアとは、日本円でいくらになりますよ~という情報がTwitterやFB、ブログで一気に流れ、このブログのアクセスも元に戻った、ということです。
あ~、びっくりした(まとめ)
普段は1日700程度しかアクセスがないこのブログ、2016年12月4日のしかも22:00からの1時間だけで、1800以上のアクセスが発生!
その理由は・・・
テレビ朝日ロンドンハーツでM2グランプリ開催
↓
劇団ひとりさんが優勝して1000万ルピアを獲得
↓
1000万ルピアっていくら?
↓
ネットで検索
↓
このブログがヒット
↓
アクセスが急増
以上が、12月4日のアクセス急増の原因であり、危惧していたDoS攻撃とかではなく、ほっとしました。
今回は、イレギュラー的なアクセスの増加でしたが、このような事でも、アクセスが増えるのはうれしいことですし、このことにより
「お、このブログ、おもしろいじゃん」
なんて、思っていただけたら、大変喜ばしいことです。
今後は、このようなアクシデント的なことではなく、投稿した記事の面白さや有益性によって、もっとアクセスが増えるように、がんばります。
ところで1000万ルピアっていくらよ?
現在のレートは1円=Rp115程度です。
1ルピア=0.008696円
つまり、1000万ルピア=86,960円 程度って事です。
バリ島タクシーの使い方
バリ島には、電車はなく公共バスも観光客には使いづらいと、公共交通機関を使った移動は期待できません。街で見かけるレンタルバイクも免許や事故のリスクがあり、利用は控えたほうがよいでしょう。
旅行者が手軽に利用できる移動方法は、カーチャーターかタクシーとなります。
カーチャーターも便利何ですが、スーパーやデパートに行くだけ、レストランからホテルに帰る、といったちょっとした移動には、やはりタクシーが便利ですね。
しかし、なれない海外でのタクシー利用。
「料金をごまかされたり、ぼられたりしないかなぁ?」
「英語もインドネシア語もできないけど、大丈夫?」
「セールストークなどされたら、うざいな~」
「ウブドにはタクシーがないと聞いたけど本当??」
といった不安がたくさんあると思います。
そこで、今回はバリ島のタクシーの使い方や注意点についてご案内したいと思います。
<目次>
基本的なタクシーの使い方
タクシーの拾い方(止め方)・乗り方
走っているタクシーを止めるには、日本と同じで、手を上げて止めます。
ただし、日本のように手を上に上げるのではなく、肩の高さか、斜め下に伸ばして、手のひらをヒラヒラさせて合図をします。
タクシーが止まったら乗り込むのですが、日本のように自動ドアーではないので、自分でドアを開けて乗り込みましょう。運転手の隣・助手席に乗ってもかまいませんが、一般的には後部座席に乗ります。
行き先の告げ方
タクシーに乗ったら、行き先を告げます。このとき、言葉に不安がある場合は、行き先を書いたメモやガイドブックなどをドライバーに見せるといいでしょう。
また、行き先間違いなどを防止するために、行き先の名称、住所、電話番号もドライバーにわかるようにしておいたほうがいいでしょう。
料金の支払い
目的地に着いたら料金を支払いますが、このとき注意点があります
- おつりを用意しているドライバーはほとんどいませんので、Rp10,000以下の細かいお金を用意しておきましょう
- 基本的にチップはいりませんが、Rp5,000以下の細かいおつりはチップ代わりに受け取らないのか慣例です
- クレジットカードは使えません。また、日本円など外貨も使えません
タクシーが拾える場所
タクシーはどこで拾えるのでしょうか?
デパート・ショッピングモール
デパートやショッピングモール、一部観光客が多いスーパーマーケットには客待ちタクシーが待機していますので、簡単に拾うことができます
ホテル
ホテルでは、フロントに依頼すれば、タクシーを呼んでもらうことができます。
ただし、ホテルによっては専属のトランスポート(ホテルタクシー)を優先的に紹介されます。ホテルタクシーはメータータクシーより高額になるので、「メータータクシーを呼んでください」と、はっきりと指示したほうがいいでしょう。
レストラン、カフェ
レストランやカフェは、店員に言えばタクシーを呼んでくれます。
また、一部観光客向けのレストランでは無料送迎サービスもありますので、店員に問い合わせると、いいでしょう
街中
クタ、レギャン、スミニャック、サヌールといった観光客が多いエリアでは、常に流しのタクシーが走っていますので、簡単にタクシーを拾うことができます。
タクシーを拾うのが難しい場所
逆にタクシーを拾うのが難しい場所をご案内します。
バイパスなど広い道路
バイパスなど2車線以上の広い道路では、タクシーも速度を上げて走行しているので、拾うのは難しいです。
クタやスミニャックの街中を流しているタクシーを捜しましょう。
郊外の観光スポット
寺院や観光名所、テーマパークなど郊外にある観光スポットは、大半のお客様がカーチャーターなどでこられるため、客待ちタクシーはほとんどいません。
このような場所にタクシーで行かれる場合は、そのまま待っていてもらうか、時間を決めて迎えに来てもらうようにしましょう。
気になる料金は
メーターを使う場合
基本的にメータータクシーは日本と同じようにメーターで清算します。
以下の料金は2016年12月のブルーバードタクシーの料金になります。
- 初乗り運賃はRp7,000
- 以降1KmごとにRp6,500
- 待たせておく場合は、1時間当たりRp45,000
- 電話予約した場合は、最低料金Rp30,000
メーターを使わない場合
遠距離の場合や、いろいろな場所を回る場合は、メーターを使わず、トータルいくらで交渉することがあります。
その場合の相場ですが、1日8時間チャーターしてRp500,000-700,000くらいになります。ただし、遠距離の場合は、ガソリン代としてもう少し追加されることがあります。
価格交渉は難しく、面倒ですので、遠距離やチャーター利用は、タクシーを使わず旅行会社に依頼したほうがお得です。
特殊事情
便利なタクシーですが、空港やウブドではちょっと事情が変わってきます。
空港のタクシー
空港では、一般のメータータクシーは使えません。
エアポートタクシーといって、ングラライ・タクシーなど数社のタクシー会社しかお客さんを乗せる事はできません。
よくサイトで「裏技」といって、空港の出発フロアーに行き、お客さんを乗せてきたタクシーを拾うという事例が紹介されていますが、これは空港のルール違反となります。お客さんには実害はありませんが、乗せたドライバーやタクシー会社にペナルティが科せられることがあるそうなので、やらないほうがいでしょう。
空港のエアポートタクシーの使い方は、こちらに詳細が載っております。
(2017年5月時点の最新情報をアップしましたので、その記事のリンクに差し替えました・2017年5月26日修正)
エアポートタクシーは、行き先ごとに料金が決まっており、空港のカウンターで料金を先払いします。
ところが、最近、カウンターでも料金表を隠し、本来の料金より高い金額を請求するという事例が報告されています。必ず、料金表を確認して適正な料金を支払うようにしましょう。
ウブドエリア
ウブドエリアにはメータータクシーはありません。
たまに、南部エリアからお客さんを乗せてきたメータータクシーが走っていますが、ウブドエリア内では御客さんを拾うことは禁じられています。
ウブドエリアはメータータクシーはありませんが、トランスポートといわれる、メーターのないタクシーがあります。
使用している車は、普通のワゴン車やセダン車で、メーターがないので料金は、交渉となります。
交渉というと、面倒と思われるかもしれませんが、行き先ごとに定相場が決まっており、誰に頼んでも、ほぼ同じ金額になりますので、それほど交渉することはないでしょう。
もちろん、交渉により、若干割り引いてくれることもあります。
利用時には、乗車前に行き先を告げて、必ず料金を確認するようにしましょう。
トラブル事例
タクシーにまつわる代表的なトラブル事例をご紹介します。
メーターを使わない
夜遅くにクタなどの繁華街でタクシーを拾うと、メーターを倒さずに「○○ホテルなら××ルピア」と請求されることがあります。
その金額が、まぁ適正かな?と思われるのなら、それでもいいのですが、えてしてメーターを使うより高い金額を言ってきます。
もし、メーターを倒さないようなことがあれば「メーターを使ってください」とはっきりといいましょう。
それでも、メーターを使わないようなら、すぐに車を降りたほうがよいでしょう。
遠回り
運賃を稼ぐためにわざと遠回りをされた、という話をよく聞きます。
確かに、わざと遠回りをするドライバーもいますが、一歩通行や渋滞を避けるためにどうしても遠回りとなってしまうことがあります。
特に、クタエリアは一方通行が多いので、遠回りされたと勘違いすることが多いです。
2月1日より、クタエリアの交通ルールが変わり、一歩通行の道が増えたり、逆方向規制になる道があります。
当面、ドライバーも混乱して、遠回りしてしまうこともありますので、ご注意ください。
お土産やに連れて行く
最近はあまり聞かなくなりましたが、ドライバーに紹介料が入る土産物屋やスパなどに連れて行こうとするドライバーもいます。
予約してあったスパに行こうとしたら
「あそこは閉店した」
「もっと安くていいスパがある」
といって、別のスパに連れて行かれたという話も聞きました。
必要のない場所や行きたくない場所に連れて行かれようとしたら、キッパリと断るようにしてください。
セールストークなど
タクシードライバーにとって、短距離のメーター客より、丸一日雇ってくれるチャーター客のほうが利益が高いそうです。
そのため、観光客と見ると
「あしたチャーターして、観光にいかないか?」
などといったセールストークをしてくるドライバーもいます。
ほかにも、女性客が乗ると、
「彼氏はいるか?」
「どこから来た?」
と、プライベートなことを聞いてくるドライバーもいるとのことです。
中には、リップサービスで話しかけてくるドライバーもいますが、あまりしつこい話は相手をせずに聞き流すようにしましょう。
今回はバリ島のタクシー利用についてご案内させていただきました。
使ってみれば、結構便利なタクシー、楽しい旅行になるように、うまく使ってください。