バリ島旅行のウソ・ホント(?)
ネットで目にするバリ島に関するいろいろな情報
中には
「えっ、これ違うよ~」
といったものも、たまにあります。
そこで、今回はよく目にする情報の真偽をご案内しちゃいます。
ぜひ、バリ島旅行の参考にしてくださいね
<目次>
バリ島の自然について
バリ島は南半球にある・・・◎
はい、バリ島は赤道より南の南半球にあります。
ですので、季節は日本とは反対。
日本が夏のとき、バリ島は冬にあたる乾季になっています
バリ島と日本の間に時差はない・・・×
バリ島と日本の間には時差があります。
といっても時差は1時間。
日本が午前10時のとき、バリ島は午前9時になります。
1時間の時差ですので、あまり時差ぼけなどにはなりませんね。
バリ島は一年中夏だ・・・△
う~~~ん、微妙な問題ですが・・・
バリ島は常夏の島といわれており、年間の平均気温は25度くらいです。
しかし、乾季と雨季という季節があり、乾季は最低気温が20度程度まで下がり肌寒い日が続くこともあり、長袖の服が欲しくなることもあります。
とはいえ、日中はTシャツ1枚で過ごせるような気候ですので、バリ島に来られる時は夏服でどうぞ。
ただ、念のため長袖のカーディガンなど持っていると重宝しますよ。
雨季の時期は一日中雨が降っている・・・×
雨季というと、日本の梅雨時をイメージされる方が多いのですが、バリ島の雨季は梅雨時のように一日中雨ということはありません。
午前中は晴天、午後から雲が出て昼過ぎに1~2時間の雷雨、夕方から雨がやみ涼しくなるというのが雨季のパターンです。
とはいえ、自然のことですから例外もあります
バリ島の文化について
インドネシアはイスラム教国である・・・×
確かに、インドネシアは国民の80%以上がイスラム教徒であり世界で最もイスラム教徒がいる国です。
しかし、インドネシアは宗教の自由があり、イスラム教が国の宗教ということではありません。
事実、バリ島は島民の大半がバリ島独自のバリヒンドゥー教を信仰しています。
ニュピの日は外出できない・・・◎
毎年3月~4月に「ニュピ」といわれる祝日があります。
(ニュピは月の満ち欠けを基にした太陰暦で日が決まるので、毎年実施日は変わってきます)
ニュピの日は「静寂の日」といわれ、当日の早朝(午前5時ごろ)から翌日の早朝(午前6時)まで、外出や灯火の使用、労働が禁止されます。
これは、観光客にも適応され、ホテルの敷地内はいいのですが、ホテルから外に出ることはできません。
もちろん、観光やアクティビティなどもできません。
3月にバリ島旅行を計画されている方は、ニュピの日に注意してください。
バリ島では食事は手で食べる・・・△
一般家庭の食事を見ると、手で食べていることもあります。
しかし、外出先のレストランなどではちゃんと、フォークやスプーンを使って食事をしています。
スープやミー(麺料理)などは、素手では食べられませんからね。
よほど田舎の屋台などに行かない限り、食事するときはちゃんとフォーク、スプーンが出てきますので、安心してください。
トイレに紙はない・・・△
一般家庭では、トイレには紙はなく、シャワーや手桶の水で洗います。
しかし、観光客が行くようなレストランやカフェ、デパート、ショッピングモールにはちゃんと紙が用意されていますのでご安心ください。
ただし、田舎の食堂や観光地の公衆トイレなどは紙がないところもありますので、念のためポケットティッシュなどを用意されるほうがいいでしょう。
バリ島にはチップの習慣はない・・・×
確かに、一般的にはチップの習慣はありません。
しかし、海外からの観光客が多いバリ島ですので、観光客の多いエリアではチップが半ば常識的になっています。
とはいえ、チップはあくまで強制ではなく、お客様の自発的な行動です。
気持ちのいいサービスなどを受けたときなど、ご自身の判断で渡されたらいいと思います。
注意)ゴルフ場では、ラウンド後キャディさんにチップをお渡しください。相場はRp200,000/人程度になります。
バリ島のインフラなどについて
バリ島で日本の電気製品は使えない・・・◎
バリ島は電源電圧が220Vで、コンセントの形状がC型になります。
日本は電源電圧は100Vでコンセント形状はA型ですよね。
バリ島で日本の電気製品を使う場合は、電圧を100Vにする変圧器と、コンセントアダプターが必要となります。
ただし、最近の携帯やスマホの充電器は100~220Vまで対応しているものもあるので、そのような電気製品は変圧器は不要です。
バリ島には無料で使えるネットがある・・・◎
バリ島の多くのホテル、レストランなどには無料のネット「Free Wifi」が完備されているところがたくさんあります。
Free Wifi完備のところでは、無料でネット接続ができます。
接続する場合、接続パスワードが必要になりますが、パスワードはレストランやホテルのスタッフにお尋ねください。
バリ島には電車やバスがない・・・◎
バリ島には電車はありません。
また、日本のように観光地にアクセスできる循環バスもありません。
ですので、観光地に行くにはタクシーやカーチャーターを使う必要があります。
バスがないと書きましたが、以下のようなバスはあります。
- ローカル向け循環バス:トランスサルバギータという循環バスはありますが、ローカル向けなので観光地には行きません
- シャトルバス:クタ、ウブドといった大きな街を結ぶシャトルバスはあります。
- クラクラバス:JTB系列の会社が運営する循環シャトルバスがありますが、クタ、スミニャックといった繁華街を中心としたバスで、観光地には行ってません。
オプショナルツアーや観光などについて
バリ島では日本語が通じる・・・×
日本人向けのツアーやガイドさんは日本語ができるので、バリ島は日本語が通じると思われている方も多いのですが、実際はそれほど通じません。
一番通じる言葉は英語です。
ただし、田舎のほうに行くと英語も通じず、インドネシア語のみとなります。
とはいえ、大きなホテルには日本語ができる方もいますし、中学生レベルの英語ができればそれほど不便はないので、安心してください。
バリ島の通貨はルピー・・・×
バリ島をはじめ、インドネシアの通過はインドネシアルピア(Indonesia Rupiah)、通称ルピアです。
ルピーはインドの通貨で、たまにごっちゃにしている方がいます。
オプショナルツアーやスパなどの支払いに日本円が使える・・・×
数年前に、インドネシア国内での現金支払いはすべてインドネシアルピアを使うようにするという法律ができました。
そのため、バリ島でのオプショナルツアーやスパ、アクティビティ、おみやげ物などの現金支払いは原則インドネシアルピアとなります。
ただし、街中やショッピングモールなどには両替店がたくさんあるので、それほど不便は感じないでしょう。
また、一部スパやアクティビティの中には、米ドルでの支払いも受け付けてくれるところもあります。
スパは男性も利用できる・・・◎
バリ島のスパはエステとも言うので、男性は利用できないと思われている方がいらっしゃいますが、スパ、エステといっても、マッサージメニューもちゃんとありますので、男性も受けることができます。
バリ島のマッサージというと、バリニーズマッサージというオイルを使ったマッサージが有名です。
オイルマッサージですので、服を脱いでパンツ一丁での施術となります。
パンツ一丁でのマッサージが恥ずかしいという男性客も多くいらっしゃいますが、指圧マッサージやタイ式マッサージなど、服を脱がなくてもいいマッサージもありますので、ご安心ください。