ナイトマーケットに行ってみよう
バリ島の庶民の台所といえば、パサール(市場)
毎朝、お母さんたちは野菜やお肉などの生鮮食料品をこのパサールで調達しています。
で、このパサール、朝はだいたい10:00ごろまでしかやっていませんが、夕方17:00ごろから、ナイトマーケットとして、またオープンします。
ナイトマーケットは、バリ島の言葉でセンゴールとか、パサール・マラームと言われます。
今回は、このナイトマーケットについて、ご紹介します。
<目次>
どんなものを売っているの?
ナイトマーケットは、主に食べ物の屋台と、衣料品や日用雑貨が売られています。
朝の市場(パサール)は、主に野菜、お肉、調味料、お弁当、お惣菜、お菓子、フルーツといった、食料品が売られています。
バリ島のお母さんたちは、朝の市場で食料品を買い、家に戻り一日の食事の準備をします。
バリ島の家庭では、料理は朝するだけという家庭が多いです。
朝、一日分のご飯を作るのですが、たまに夜になる前にすべて食べてしまうことがあります。
そうなると、夜ご飯はナイトマーケットの屋台で・・・という家庭が多いです。
そのため、ナイトマーケットの半分は食べ物関係の屋台ですが、それ以外にも、衣類や日用雑貨、CD,DVDなどを売っている屋台も出ています。
食べ物関係の屋台ってこんな感じです。
屋台といっても、ちゃんと椅子やテーブルが並んでいます。
また、ビニールの屋根もあるので、急な雨でも大丈夫です。
こちらは、衣類を売っている屋台です。
かなり安い値段でTシャツやパンツを売っていました。
ただし、ローカル向けの衣類なので、デザインや品質は日本人にはあわないかもしれません
こちらは、ジャムウというインドネシアの漢方薬を売る屋台です。
ジャムウの屋台は昼間はほとんど目にすることはありませんが、ナイトマーケットなら出会える確立が高いです。
ジャムウってなに?と思われた方は、こちらの記事をご覧ください。
ナイトマーケットの楽しみ方
ナイトマーケットは、ローカル向けの市場ですが、観光客でも十分楽しむことができます。
雰囲気は、お祭りの夜店といった感じでしょうか。
食事をしてみよう
市場の半分は食べ物関係の屋台です。
ナイトマーケットに行ったら、まずは食事を楽しんでみましょう。
屋台には、ミー(ラーメン)、ナシチャンプル、インドネシア風中華、フルーツ、デザート、お菓子などいろいろなジャンルのものがあります。
料金も街中のワルンより安いところが多いです。
ナシゴレン(バリ風チャーハン)とフーユンハイ(インドネシア風オムレツ)、それと甘い紅茶でRp25,000(約220円)でした。
ただし、屋台ですので衛生管理はお世辞にも良いとはいえません。
できるだけ、お客さんが多く、きれいな屋台を選んでください。
おなかに自信がない人は、食べ物屋台は控えるなど、どうぞ自己責任でご利用ください。
買い物をする
ナイトマーケットには、食べ物のほかに、衣類やカバン、サンダル、靴などの屋台も出ています。
どう見ても、コピー品と思えるブランド品などもあり、見ているだけでも楽しいと思います。
もし、気に入ったものがあったら、買ってみましょう。
よく、市場などでは外国人観光客はかなりぼられる、という話は聞きますが、ことナイトマーケットに関しては、あまりぼられたという話は聞きません。
特に、衣類や靴などは、値札が付いているものもありますので、料金的にはそれほど心配はないと思います。
ただし、品質やデザインはインドネシア仕様ですので、そのつもりで・・・
遊ぶ(?)
ナイトマーケットには、子供向けの乗り物など遊具を置いてあるところがあります。
遊具は子供向けなので、観光客の皆さんが利用する・・・ってことはないと思いますが、日本ではちょっと見られないような遊具もありますので、ぜひ見て楽しんでください。
ナイトマーケットで見かけた、子供向け遊具(大きな音が出ますので、気をつけてください)
ナイトマーケットはどこにあるの?
ナイトマーケットは、バリ島内のいたるところにあります。
ひとつの村には必ず1箇所はあると思えるくらいです。
ただし、観光客向けではないので、観光客が滞在するエリアより、ちょっと外れた場所にあります。
有名なナイトマーケットとしては
- クタのナイトマーケット
こちらは、観光客も多く訪れるマーケットです - サヌール・シンドウ市場
こちらも、観光客が多い市場で、食べ物系の屋台が充実しています - クレネン市場
デンパサールにある巨大なナイトマーケットです。 - ギャニャール・ナイトマーケット
実は、ウブドにはナイトマーケットがありません。近くに村に行けばあるのですが、小規模なものばかり。
ウブドエリアで大きなナイトマーケットというとギャニャールのマーケットになります
これらナイトマーケットにいく場合は、言葉の不安もありますので、カーチャーターを使ってガイドさんと一緒に行くといいと思います。
カーチャーターを依頼する際、「ナイトマーケットに行ってみたい」と申し出てください。
それでは、バリ島にこられたら、ぜひ一度はナイトマーケットに足を運んでみてくださいね