バリ島ウブド便り

バリ島ウブド便り

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ビザ(VISA)のお話

バリ島など外国に入国する時は、パスポートとビザ(査証・VISA)は、必要です。

もちろん、バリ島でもパスポートとビザは必要となっています。

パスポートのことは、ご存知の方も多いと思いますが、ビザについてはご存じでない方も多いようです。

今回は、バリ島に入国する際必要となるビザについてご案内いたします。

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<目次>

 

ビザってなんなの?

ビザ(VISA・査証)とは、外国人が入国する際、入国審査に必要な証書の一つです。

よく、ビザのことを「入国許可証」と説明していますが、厳密に言うとこれは間違い。

入国許可は、入国者のパスポートやビザを基に、入国審査官が決定するものであり、ビザがあるからと言って、必ず入国ができると決まったものではありません。

ビザはその国の政府機関が「この人なら入国させても問題はないですよ」と保証する保証書のようなものなので、決して入国許可証というわけではありません。

事実、ビザがあっても入国拒否をされるケースもあるのです。

パスポートはその人の身分を在籍国が証明する身分証明書。ビザは入国する国の公的機関が入国に対して問題がないと保証する保証書。最低この2つがそろって、はじめて入国審査が受けられると思ってください。

注意)国によっては、入国する条件として、パスポートやビザ以外にも、帰りの航空券の提示などを求められることがございますので、必ずご入国予定の状況についてお調べくださいませ。

 

バリ島の入国ビザについて

バリ島では、入国目的によって数種類のビザがあります。
今回は、そのうち代表的なものについて、ご案内いたします。

 

到着ビザ

到着ビザ(Visa on Arrive=VOA)は観光ビザとも紹介されている、短期滞在用のビザです。ビザ取得は、到着した空港や港ででき、パスポートと取得費用$35だけで取得ができます。このビザでは就労はできません。

このビザを取得すれば最長30日間の滞在ができますが、入国後所定の窓口にて手続きすることにより、さらに30日間の滞在延長が可能です。つまり、延長手続きをすることにより最長60日間の滞在が可能になります。

現在、日本人観光客は30日以内の短期滞在であれば、ビザの取得は免除されています。
つまり、30日以内の短期滞在者はビザ取得の必要はありません。

ただし、30日を超える滞在を計画されている場合は、必ず到着ビザを取得し、延長手続きを行ってください。入国後の到着ビザ取得はできません。

 

ソシアル・ブダヤビザ

ソシアル・ブダヤビザは文化交流ビザともいい、主に親族訪問、文化交流などを目的としたビザです。ビザ取得は国外のインドネシア大使館(領事館)に申請し取得します。このビザでは就労はできません。

このビザを取得すれば、最長で60日間の滞在ができ、入国後所定の窓口にて手続きすると、30日間の滞在延長が最大4回できます。つまり、最初の60日間と合わせて最長で180日間の滞在が可能となります。

このビザで入国した場合は、ITAS(暫時居住許可)は取れません。

 

ワーキングビザ

ワーキングビザ(労働ビザ)は、バリ島内での就労を目的としたビザです。ビザ取得には、IMTA(労働許可)などが必要で、取得は国外のインドネシア大使館(領事館)にて行います。

バリ島内で仕事をする場合は、必ずこのビザを取得しなくてはいけません。

ワーキングビザで入国した場合、ITAS(一時居住許可)の取得ができます。

 

リタイアメントビザ

リタイアメントビザは、55歳以上の方が、バリ島にてリタイアメント生活を送る目的で入国するためのビザです。取得は国外のインドネシア大使館(領事館)にて行います。

このビザでは就労はできません。また、ビザ取得には数々の条件があります。

リタイアメントビザで入国した場合、ITAS(一時居住許可)の取得ができます。

 

KITAS(ITAS)ってなに?

ビザや長期滞在のお話をすると、必ず出てくるのがKITAS(キタス)やITAS(イタス)という言葉です。

ITASとは「一時居住許可」のことで、ITASを取得することにより、最長12ヶ月間のバリ島滞在が可能となります。また、最大5回までの延長が可能で1回の延長手続きで12か月の滞在ができます。

KITASとは「一時居住許可証」のことで、ITAS取得時に発行される、居住許可証(カード)のことです。

ITAS取得には、ワーキングビザやリタイアメントビザの取得が必要で、これらビザを取得し入国した人は、速やかにITAS申請を行うことで、12か月の滞在が可能となります。

ITAS保持者は「再入国許可(リ・エントリー・パーミット)」を取得することにより、ITASを破棄することなく入出国が可能となります。以前はこの再入国許可の取得は二んにでしたが、現在はITAS取得あるいは延長申請時に同時に取得するよう求められます。

 

今回は、ざっとビザについての説明をしました。
ビザや滞在許可については、いろいろ複雑で難しい事もありますし、細かい規則が変わることもありますので、常に最新の情報を得るようにしてください。
特に、旅行者に関するビザの新しい情報がありましたら、ブログやFaceBookなどでお知らせしていきます。

 

 

 

バリ島での運転免許証の話

バリ島でも、車やバイクを運転するには運転免許証が必要です。

それは、在住外国人でも、旅行者でも変わりません。

筆者は、最近バイクの運転免許証を取得しましたので、その時の経験をご紹介したいと思います。

ただし、筆者はウブド在住なので、ウブドがあるギャニャール県で免許を取得しました。デンパサールなど他のエリアではまた条件などが違っているかもしれませんので、ご承知おきください。

 

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<目次>

外国人が免許を取るには

在住者の場合

在住の外国人が免許証を取るには、KITASやKITAPという居住許可が必要です。

KITASは1年間有効の居住許可ですので取得できるのは1年間有効免許となります。

KITAPは5年間有効の免許が取れます。

一時、KITAS保持者は免許が取れないと言われていましたが、ことギャニャール県ではKITAS保持者でも、バイク、車の免許は取得できました。

 

旅行者の場合

では、KITASやKITAPを持っていない、旅行者(観光ビザやソシアルビザで滞在している外国人)はどうなるのでしょうか?

一か月有効のCIM-C(オートバイ用)免許証なら、取得可能ということでした。
もし、旅行者がバリ島滞在中にオートバイを運転したいのなら、警察でツーリスト用の1か月免許を取得しなさい、ということでした。

 

国際免許証は?

国際免許証を持っている場合はどうなるのでしょうか?

何人かの警察官に聞いたのですが、「有効」「無効」と、答えがバラバラでした。

しかし、バリ島のあるインドネシアは国際免許証のジュネーブ協定に加盟していないので、公式には国際免許証は使用できないということになっています。
事故を起こしてしまった場合、国際免許証を持っていても、公式には使用できない事になっていますので、保険はおりないでしょう。

国際免許証は使えない、と判断しておいた方が無難かと思います。

 

実際に免許を取得してみました

それでは、免許取得の実際をレポートします。今回は、オートバイ用のCIM-Cを取得しました。

必要なもの

免許取得に必要なものは以下の通りです

  • パスポートのコピー(顔写真が写っているページ)
  • KITASのコピー
  • ドミシリ(村発行の在住証明書)

ツーリスト用一か月免許を取得する場合は、パスポートコピーとドミシリだけでよいそうです。

 

取得手順

1.健康診断

警察指定のドクターのところで健康診断を受け、健康診断書を発行してもらいます。健康診断と言っても、色覚障害検査と身長、体重測定程度で、かかる時間も数分程度です。

費用はギャニャール県の場合Rp100,000でした。(他の県では、もっと安いと聞いています)

 

2.受付

警察の免許センター窓口で申請書をもらい、必要事項を記入します。もちろん、インドネシア語の書類ですが、記入机に見本が貼ってあるので、それほど苦労はありませんせんでした。

 

3.学科試験

コンピューターによる学科試験を受けます。コンピューター画面に動画や写真が表示され、ヘッドフォンから問題が流れます。その設問に「正しい(Benar)」「間違い(Salah)」で答えていきます。

設問はインドネシア語で流れますが、画面を見ていれば、そこそこ理解ができます。日本で車やオートバイの免許を取得している人なら、それほど難しくはないと思います。
全部で30問のうち20問正解で合格です。

 

4.実技試験

学科が合格すると次は実技試験です。
バイクの実技試験は、「スラローム」「8の字旋回」「狭路Uターン」の3種目で、パイロンに触れたり、線からはみ出したり、足をついたりしなければ合格です。

慣れていないと難しいと思いますが、オートバイの操縦になれていれば、それほど難しくない試験です。

 

5.免許発行手数料支払い

試験に合格すると、警察内の銀行窓口で免許発行手数料を支払います。

CIM-C(オートバイ用免許)でRp100,000でした。
ちなみに、試験費用は無料です。試験に何度落ちても、費用はかかりません。

 

6.写真撮影

最後に、顔写真の撮影、指紋採取、サインをして、手続きは終了です。

プラスティック製の免許証が発行されます。

受付から免許発行までおよそ2時間程度の時間でした

 

旅行者の免許取得と運転

バリ島に旅行に来られている方で、自分でバイクを運転して、いろいろな所に行きたいという方も多いと思います。
街中では、1日Rp50,000~100,000程度でスクーターのレンタルもあり、気軽にバイクに乗れる環境があります。

しかし、外国人がバイクや車を運転するにはインドネシア発行の免許証が必要で、取得するには、試験を受けなくてはいけません。

また、交通マナーも日本のように良くはありませんし、交通ルールも日本と違うことがあります。最近、外国人が巻き込まれる交通事故も増えてきています。

 

ローカルの方の中には無免許でバイクを運転している方もいます。中には小学生、中学生くらいの子供が運転していることもあります。
だからと言って、旅行者が無免許でバイクを運転するのは、お勧めできません。
楽しく、安全に旅行を楽しむのでしたら、カーチャーター、タクシーなどをご利用いただきますよう、お願いいたします。

 

 

パワーストーン

バリ島の方って、結構「石」が好きな方が多いのです。

「石」と言っても、お庭に置くような大きな石ではなく、指輪やペンダントにつける装飾品としての石が好きなのです。

装飾品というと「ダイアモンド」や「真珠」といった宝石を思い浮かべますが、もちろんそのような宝石をつけている方もいますが、ここでいう石とは「パワーストーン」のことを言います。

 

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<目次>

 

パワーストーンとは何?

パワーストーンとは、宝石(貴石・半貴石)の中でも神秘的な力が宿っている石のことを言います。

貴石とは、宝石の中でもダイアモンド、ルビー、サファイア、エメラルドといった特に希少価値の高いものをいい、半貴石とは、貴石以外の宝石のことを言うそうです。

パワーストーンは宝石の中でも、と説明しましたが、実際は宝石以外にもべっ甲や象牙、サンゴ、金、銀、とんぼ玉といったものまで、パワーストーンとして販売されていることもあるそうです。

 

昔から、多くの土地で美しく輝く石や象牙などには霊的な力があると信じられてきました。古代遺跡からは、美しい石やとんぼ玉などが数多く出土しており、パワーストーンというものは、太古の昔から信じられ、愛用されてきたものだと言えるでしょう。

 

パワーストーンの種類

パワーストーンには沢山の種類がありますが、そのうち代表的なものを5つほどご紹介します。

 

ガーネット

がーネットは赤い石の色から血液の浄化、デトックス効果があると言われています。
また、永遠に変わらぬ愛情が保障され遠距離恋愛や浮気防止に役立つそうです。

 

アメジスト

美しい紫色のアメジストは高貴な石とされ、古代は身分の高い人しか付けられなかったそうです。
乱れた心を安定させる力があるそうで、感情のコントロールや精神統一に効果があり、高い目標に向かって努力する人に向いている石だそうです。

 

ムーンストーン

付きの力が宿る石と言われており、中世ヨーロッパや古代インドでは、願かけに使われていたそうです。
月の力が離れた場所にいる人を結びつけると言われており、遠距離恋愛や別れてしまった恋人同士を結びつける効果があるそうです。

 

ターコイズ

澄んだブルーが特徴のターコイズはトルコ商人によって広められたことから「トルコ石」とも呼ばれています。
石の色は空を表し、ヒーリング効果が高くストレス解消、疲労回復、精神のバランスを取るといった効果があります。また、邪悪なものから身を守る力もあることから、お守りとして持ち歩く人もいるそうです。

 

ラビスラズリ

非常に強い霊的なパワーを持った石で、古代エジプトでは王族しか持ってはいけなかったそうです。強力なパワーで邪悪なものを打ち払い幸運をもたらすと言われています。
また、頭に関する効果が強く、知性、思考力、判断力などが向上するそうです。

 

パワーストーンの使い方

バリ島の人たちは、このパワーストーンを指輪やペンダントなどにして身に付けています。また、ひとつのパワーストーンだけでなく、希望する効果に沿っていくつものパワーストーンを組み合わせたブレスレットなどをしている人もいます。

最近では、聖なる鈴として人気のガムランボールにこのパワーストーンをつけ、運気アップやお守りとして持ち歩くことも人気です。

 

パワーストーンはどこで手に入れる?

デンパサールにある鳥市場(パサール・ブルン)の奥に、パワーストーンを扱う石市場があり、多くの石好きさん達が、めぼしいものはないかと集まってきます。もちろん、このような市場で探すのもいいのですが、ウブドやクタなどには、観光客向けのパワーストーンのお店があるので、そこで探すのもいいでしょう。

 

ちなみに、「パワーストーン」というのは和製英語で、日本でしか通じません。

バリ島では単に「バトゥ(石)」とだけいいます。

 

 

 

 

ウバー、グラブタクシー、ゴージェックってなに?

先日、バリ島デンパサールで地元のトランスポート業者(主にタクシー運転手)による、「ウバー、グラブタクシー、ゴージェックへの反対デモ」が行われました。

さて、皆さんはウバー(Ubar)、グラブタクシー(Grab Taxi)、ゴージェック(Go-Jek)とは、いったい何なのか、ご存知ですか?ネットに詳しい方や、旅行好きな方なら一度は目にしたことがあるかもしれませんが、まだ日本ではあまりなじみがないシステムかもしれません。

今回は、このウバー、グラブタクシー、ゴージェックとはどのようなものか、またバリ島での状況についてご案内します。

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<目次>

 

ウバー、グラブタクシー、ゴージェックとは

Ubar,Grab Taxi,Go-Jekとは、一言で言うとタクシーなどの配車アプリです。

スマホに専用のアプリをダウンロードして、タクシーなどを簡単に呼び出せるシステムで、現在前世界中にすごい勢いで拡大しています。

このシステムは、一般的なメータータクシーを配車するだけではなく、一般の人が空いた時間に自分の車を使って他人を運ぶシステムも含まれています。そのため、いわゆる白タクを容認するシステムなので、一部の国、地域で問題となっています。

日本の場合、すでに電話やWebでメータータクシーを呼ぶシステムが確立されている事と、前述の白タク問題がありなかなか浸透していないようです。

しかし、外国、特にインドネシア、タイ、マレーシアなど東南アジアでは、メータータクシーの呼び出しシステムが確立していなかったことと、タクシードライバーによる料金の不正取得(いわゆるぼったくり)が多く、それら問題を解決するこの配車システムは一気に受け入れられ、拡大していったそうです。

 

では、続いて、各々のシステムについてご案内します。

 

ウーバー(Uber)

ウーバーは、2009年にアメリカで始まった配車アプリサービスで、現在世界70カ国450都市で展開されています。

日本では2014年から東京都内で一般タクシーの配車システムとしてウーバーの利用が始まりました。また、2015年には福岡で自家用車による配車システム(みんなのUbar)がテスト利用されましたが白タク行為に当たるとして運輸省から中止勧告が出され、現在は一般タクシー配車システムとしてのみ利用されているそうです。

また、トヨタ自動車がこのウーバーと業務提携を組む覚書書を締結したと、ニュースで報じられました。

https://www.uber.com/ja-JP/

 

グラブタクシー(Grab Taxi)

グラブタクシーはマレーシアの実業家が、マレーシアでのタクシー配車問題を解決すべく、スタートさせたシステムで、マレーシアを中心にタイ、インドネシア、フィリピン、シンガポールなど東南アジア各国に広がっています。

こちらのグラブタクシーには日本のソフトバンクが2億5000万米ドルの資本提供をしたということです。

https://www.grab.com/

 

ゴージェック(Go-Jek)

ゴージェックはインドネシアのみ展開しているバイクタクシーの配車アプリシステムです。もともと、インドネシアにはオジェック(Ojek)というバイクタクシーがありましたが、使いにくさや安全性などの問題により年々利用者は減っていました。

そこで、ジャカルタの技術者がネットによるバイクタクシー配車システムを考え、Go-Jek(GoとOjekを合わせた造語)と命名してスタートしたところ、瞬く間にジャカルタや主要都市に広がっていったということです。

最近では、バイクタクシーだけではなく、デリバリーサービスや荷物の運搬サービス、さらに家のお掃除サービスなど各種サービスを展開しています。

https://www.go-jek.com/

 

配車アプリの使い方

アプリごとに操作方法などに違いはありますが、大まかに以下のような手順で利用します。

・アプリをスマホなどにダウンロードする

・アプリを立ち上げ、ユーザー登録をする

・配車依頼をすると、スマホの位置情報から近くにいる車両をピックアップし、運転者の顔写真や氏名、これまでの評価を表示する

・目的地を入力すると、おおよその運賃を表示する

・運賃と運転者を了解したら配車確定する(アプリによっては、確認の電話が掛かってくることがります)

・迎えにきた車両に乗り込み目的地へ

・目的地に着いたら、運賃を支払う(クレジットカード支払いも可能)

・最後に利用したドライバーを評価する。

あらかじめ、おおよその運賃がわかることと、ドライバーの評価ができることが、このアプリが受けている大きな理由だと思います。

 

バリ島での状況

バリ島では、クタ、スミニャック、サヌールといった南部ビーチエリアを中心にウバーやグラブタクシーが、デンパサールなどのローカルエリアを中心にゴージェックが展開されています。
ウブドエリアにも展開しているのですが、まだ登録車両台数が少ないため、夕方から夜間にかけてはほとんどつかまらないのが実情です。

ウバー、グラブタクシーは、配車してから迎えに来るまでの時間がわかりやすい事、料金があらかじめわかること、そして何よりメータータクシーより安い(およそ2/3から1/2の料金)ということで、特に白人観光客や在住者中心に利用が増えています。

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そして、記事の冒頭にも書きましたが、この配車システムは地元の既存トランスポート業界(主にタクシー会社)との摩擦が発生しております。

ウブドやサヌール、スミニャックなどで上の写真のような看板を見かけられた方もいらっしゃると思います。「ウバー、ゴージェックは立ち入り禁止」と書かれています。

このように、バリ島内でもウバー、グラブタクシー、ゴージェックを使うことはできますが、地元業界との摩擦があることをご承知おきください。

また、ウバー、ゴージェックは現在空港内に配車することはできません。空港敷地外に出たところに配車することになります。

 

 

 

バリ島両替事情

バリ島で使える通貨は、インドネシアルピア。ということは、日本円をルピアに両替しないと、支払ができない。

でも、両替はどこでやったらいいのか?

こんな質問をよく頂きますので、今回はバリ島の両替についてご案内したいと思います。

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<目次>

 

日本で両替しちゃダメ!

日本の空港や銀行などで日本円からルピアに両替することができます。
日本で両替できるのなら、言葉も通じて便利だし、安心ですよね。

でも、「日本で両替しちゃダメ」って、皆さんにいます。

それは・・・

両替レートが極端に悪いのです。

2016年9月現在、バリ島で両替すると1円がRp128くらいになりますが、日本国内ではRp101程度にしかなりません。
たとえば1万円を両替すると、バリ島ではRp1,280,000となりますが、日本国内で両替するとRp1,010,000にしかなりません。その差はRp279,000.約20%も損してしまいます。

だから、日本で両替しちゃダメって言うのです。

 

バリ島の空港で両替

日本で両替しなかったら、どこで両替するか?

まず、最初に両替できるのはバリ島の空港(デンパサール空港)です。

空港で、入国審査~預け荷物受取~税関審査を終えて、空港ビルから出るとミーティングポイントがありますが、その両側に銀行ブースがありそこで両替ができます。

ただし、街中の両替所より若干(2~4%程度)悪いので、当面使うお金だけ両替しましょう。

ホテルまで移動するためのタクシー代とか、コンビニ代とかくらいでいいと思います。

 

ホテルで両替

観光客が泊まるような大型ホテルではフロントで両替をしてくれるところがあります。当日の両替レートも表示されているので、安心して両替ができます。

ただし、こちらも街中の両替所より両替レートが悪いので、必要な分だけ両替するようにしましょう。

 

両替店で両替する

お得に両替するのなら、専門の両替店が一番いいと思います。

店頭に電光掲示板などでレートを表示してある大型の両替店なら、安心して両替ができます。

 

おススメ両替店

クタやスミニャック、ウブドなど観光客が集まるところには必ず両替店があります。しかし、中にはちょっと悪質なお店もありますので、評判のいいところで両替しましょう。

 

ディルガハユ(PT.Dirgahayu)

ウブドやスミニャックで両替するのなら、このディルガハユが一番のおススメです。
店頭には両替レートが電光掲示板で表示され、トラブルも少なく、評判がいいお店です。

 

マスピン(PT.Bali Maspintjinra)

BMCのロゴマークが目立つマスピンはウブドやサヌールで見かける両替商です。支店は少ないですが、昔から評判がいいお店で、根強いファンも多い両替店です。

 

セントラルクタ(central Kuta)

クタ、ヌサドゥア、ジンバランなど南部ビーチエリアを中心に多くの支店を展開する両替商です。
最近はコンビニと提携し、コンビニ内にお店を出しているところも多いです。老舗ですが、ごくたまにトラブルの話も聞きます。

 

こんな両替店は避けましょう

ネットの旅行記やブログを見ると、時々両替店でだまされたという話を聞きます。

中には悪徳両替店もありますので、このようなお店は危険!というお店を紹介します。
こんなお店がすべて危険というわけではありませんが、目安としてとらえてください。

お土産屋さんと兼業しているお店

専門店ではなく、お土産屋さんと兼業しているようなお店はなるべく避けた方がいいでしょう

 

レートが極端にいいお店

両替レートは両替店が独自に決めていますのでお店によってばらつきはあります。しかし、極端にレートがいいお店は要注意。あとで手数料を取ったり、お金をごまかすといった事例が報告されています。

 

薄暗いお店

薄暗くてよく見えないお店は避けましょう。特に手元がよく見えないというお店は、かなり危険です。

 

両替店で失敗しない方法は?

両替レートはお店によってばらつきがあります。少しでもいいレートのお店で両替したいとお考えなら、何店か見比べてみましょう。
ただし、極端にレートのいいお店には要注意!危険なお店かもしれません。

安全ンイ両替するのなら、間口が広くて店内が明るい専門店がいいでしょう。また、外国人のお客さんが多い店なら、尚いいでしょう。
カーチャーターをご利用の場合は、ガイドさんにアドバイスを求めるのもいい方法です。

そして、必ず守っていただきたいこと!

両替をしたら必ずその場でお金を確認すること!

優良店でも人間がやっていることですので、間違いをすることもあります。もし、受け取ったお金が合わないということが起きても、両替カウンターを離れたら、クレームは効きません。
必ず、お金を受け取ったらその場でちゃんと数えて間違いがないかを確認しましょう。

 

今回は、両替についていろいろご案内をしました。

初めての海外旅行の方には、ちょっとハードルが高いかもしれませんが、海外旅行に両替はつきものですから、頑張ってクリアしてください。

どうしても難しい、厄介だということでしたら、カーチャーターのガイドさんを頼るのが最善だと思います。