バリ島ウブド便り

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バリ島暑さ対策!帽子、日傘で日焼け対策も忘れずに

バリ島暑さ対策!帽子、日傘は忘れずに

バリ島と言えば、常夏の島!
一年中、気温が高く夏!といっても過言ではありません。
そんなバリ島で、観光客の皆様に注意していただきたいのが、暑さ対策。

特に、寒い時期の日本から来られると、気温差でやられてしまう方もいらっしゃいます。
とはいえ、どんな服装をしていったらいいのか?何に気を付けたらいいのか?
よくわからないこともありますよね。

そこで、今回はバリ島の暑さ対策や注意点ついてご説明したいと思います。

このブログを読まれて、暑さに負けないバリ島旅行を楽しんでくださいね。

 

<目次>

 

バリ島の気候

バリ島は熱帯気候の一つであるサバナ気候(サバンナ気候)と呼ばれる気候に属し、一年を通じて、気温は24度~32度と変化が少なく、また平均湿度も75%程度と高温多湿な気候となっています。

日本には、春夏秋冬と4つの季節がありますが、バリ島は、乾期と雨期という2つの季節しかないと言われています。

バリ島に吹く季節風

乾期はだいたい4月から9月までで、この季節は南東から涼しく乾いた風がバリ島に吹いてきます。
この風のおかげで、気温、湿度とも低く、晴れの日が多くとても過ごしやすい季節となっています。
日中は日差しが強いので、暑く感じますが、朝晩は結構涼しく、山間のウブドなどでは半そで短パンでは寒く感じることもあります。

雨期は10月から3月までで、南東から暖かく湿った空気が流れ込んできます。
そのため、この季節は曇りや雨の日が多く、気温、湿度とも高い、ムシムシした季節となります。
ただ、雲が出ると直射日光が遮られますので、若干気温も下がり過ごしやすくなります。

 

日本は11月から3月まで寒い時期ですが、バリ島は逆に10月から3月までが蒸し暑い季節です。
日本とは逆の季節感となります。
そのため、日本の冬の時期にバリ島に来ると、30度以上の気温差にやられて、体調を崩す人も多くいます。

 逆に乾季は日差しは強いのですが、気温も30度程度までしか上がりません。
最近の日本は猛暑、酷暑の連続で、バリ島のほうがぐっと過ごしやすいため「バリ島に避暑に行く」といった事も言われています。

 

バリ島で一番暑いのは10~11月

バリ島で一番暑いのは何月でしょうか?

雨期が10月から3月だから、その中間の1月が一番暑いかと思われますが、実は10~11月が一番暑いのです。

バリ島は赤道直下の島。
秋分の日に赤道上空にいた太陽は、だんだん南下し、バリ島の上空を通り過ぎ、冬至の日に南回帰線と言われるところまで来ます。
その後、今度は北上しまた、バリ島の上空を通過し春分の日にはまた赤道上空に戻ります。

つまり、バリ島の真上を太陽が通る日が2回あり、それが10月と2月なのです。

では、10月だけではなく、2月も暑いのでしょうか?

じつは、2月ごろは雨期の真っ最中で毎日雲が多く雨の日も多いのです。
雲が出て、雨が降れば気温も下がるので、2月は晴れたら気温は上がりますが、それほど暑いといった感じはないです。

一方10月は、まだ雨期が始まったばかりなので、晴れの日が多く、さらに太陽が真上を通るため、一番暑い季節となるわけです。
10月から11月にバリ島に来られる方は、十分暑さに注意してくださいね。

 

バリ島の暑さ対策

それでは、バリ島の暑さ対策についてご紹介します

1)涼しい服装、でも長袖も必要

 服装については、日本の夏の時期の服装を考えていただければ結構でしょう。
なるべく涼しく、動きやすい服装がいいです。
Tシャツ・短パンでも結構ですが、せっかくリゾート地に来ているのですから、サマードレスなどを試してもいいかと思います。

ただし、寺院に行く場合は、タンクトップやキャミのような肌の露出が高いものは入場を断られますので、注意してください。
半そでのブラウスなら大丈夫です。

 

履物ですが、バリ島は道がデコボコしていたり、階段が多い場所があるので、動きやすい履物がいいです。
ヒールが高いサンダルなどは、歩きづらかったりしますので、なるべく避けたほうがいいです。

 

また、必ず長袖のカーディガンなど羽織るものを用意してください。
街中は暑いのですが、ホテル、レストラン、タクシーなどの中はクーラーが効いており、意外と寒かったりすることもあります。
また、キンタマーニ高原やブドグル高原は標高が高いので、気温が20度以下になることもあります。

 

 2)水分補給は忘れずに

最近は日本でもよく言われていますが、水分補給は大切です。

気が付かないうちに体の水分が失われて、脱水症、熱射病などになる可能性がありますので、こまめに水分は補給しましょう。

バリ島は、水道のお水が飲めませんから、コンビニやスーパーでペットボトルのお水を買っておきましょう。
600ccのもので20円程度で売られています。

ただし、冷たく冷やしたものは、あまりお勧めできません。
火照った体に、急に冷たいものを入れると、体のバランスが崩れてしまいます。
出来たら、常温の水を飲まれる方がいいですね。

バックの中に、ペットボトルの水を入れて置き、一口ずつ飲むようにしましょう。

 

3)暑かったら無理は禁物

バリ島の方でも、日中の暑いときは昼寝をしたり、風通しの良い屋内での軽作業をしたりと、なるべく体に負担がかからないようにしています。
暑い日中に無理をしたらどうなるか、よく知っているからですね。

短い旅行スケジュール、いろいろやりたいことはあると思いますが、体調を崩したらせっかくの旅行が台無しになります。
日中はスパやビーチでのんびりするなど、なるべく動き回らないようなスケジュールにするのがいいと思います。

 

4)直射日光に当たらない工夫

バリ島の道路はバイクがたくさん走っています。
よく見ると、バイクに乗っている方のほとんどが長袖のジャケットを着ています。

「暑いバリ島なのに、長袖ジャケットなんて、変なの?」
なんて、よく言われますが、これには訳があるのです。

バリは赤道直下の島、太陽光の強さは日本の比ではありません。
直射日光が肌に当たると、ジリジリと焼けるよう。
そして、体温も上がってしまい、最悪、脱水症や熱射病になってしまいます。
バイクで走っていると、ずっと直射日光に当たってしまうので、なるべく日光が直接肌に当たらないように長袖の服を着ているのです。

 

このように、暑さ対策には直射日光に当たらないという事も重要なのです。
街を歩く時も、なるべく日陰を歩くとか、太陽光の強い10時から15時ごろまでは屋外に出ないとかといった工夫が必要になります。

 

5)帽子、日傘、サングラスなども必需品

直射日光に当たらないことが大切と説明しましたが、そのためのアイテムも準備しておきましょう。

外出するとき、帽子があったほうがいいですね。
それも、なるべくつばが広い帽子のほうが、お顔の日焼け防止も兼ねられていいかと思います。

以前は、日傘をさしていると珍しい目で見られていましたが、今ではローカルの方も日傘をさすくらいですので、何ら問題はありません。
体温上昇と日焼け防止のため、日傘もお持ちいただくといいかと思います。

目が強くない方はサングラスをお持ちください。
強いバリ島の日光で目を傷めてしまう事があります。

 

まとめ

バリ島に長期滞在していると、体がこちらの気候に慣れてしまい、暑さにも順応してきますが、寒い日本から来られると、体が暑さに慣れないため、体調不良になることが多いです。

特に、旅行中はテンションが上がり、ちょっと体調が悪くても気が付かないことがあり、気が付いたらすごく調子が悪くなっていたなんてことも・・・
長旅の疲れもありますので、暑さ対策はしっかりとやられるといいでしょう。

バリ島の暑さ対策は

  • 軽くて風通しの良い服装
  • クーラーなどが効いたところにも行くので長袖も忘れずに
  • 直射日光に当たらない工夫も必要
  • 帽子、日傘、サングラスは必須アイテム
  • こまめな水分補給が熱射病、脱水症予防に

しっかりと暑さ対策をして、バリ島旅行を楽しんでください。