バリ島ウブド便り

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神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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バリ島への持ち込み制限と輸入規制

8月ごろから、日本から送ってきたEMS・郵便小包などがバリ島の税関でとめられて受け取れないという事例が頻発するようになりました。

以前は、税金(輸入税)の支払いの関係で止められて、お金さえ払えば受け取ることができたのですが、最近はどうやっても受け取れないという話です。

そして、先日在デンパサール領事館から輸入制限についての通達もありました。

今回は、この輸入制限と、旅行者などによる持ち込み制限についてお話します。

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<目次>

 

なぜ日本からの荷物が受け取れないのか

海外からの荷物はすべて輸入品となります

大きなコンテナでの輸送をはじめ、EMSなどの郵便小包、そして旅行者などによる手荷物など、海外から荷物を持ち込むことは法律上すべて輸入となり、持ち込まれた荷物はすべて輸入品となります。

輸入に関して国ごとにルールがあります

そして、輸入に関して国ごとにルールがあります。

これはバリ島だけの話ではなく、世界中どんな国にも輸入に関するルールがあり、もちろん日本にもあります。

たとえば・・・

  • 武器や麻薬は輸入できない
  • 農作物や工業製品を輸入する場合は税金(関税)を支払う

といったルールです

なぜ最近になって荷物が受け取れなくなったのか

実はバリ島・インドネシアの輸入品のルールは大変厳しいものがあります。
しかし、ここ最近まで、このルールが守られておらず、特に個人向けの少量の輸入に関しては、ほとんどフリーパスか、量が多いものには関税を掛けるだけでした。
そのため、関税を払いさえすればたいていのものは輸入できていたのです。

しかし、ジョコゥイ大統領政権になってから、国内のいろいろな法律をきちんと守ろうと言う動きが強くなり、今年の7月より個人輸入に関しても厳格になってきたのです。

そのため、8月以降、日本から送られてくる荷物の大半が輸入規制に引っかかり、受け取ることができなくなったのです。

 

どんなものが規制されるのか?

輸入規制と言うことは理解していただけたと思いますが、ではどんなものが規制にひっかるのでしょうか?

輸入が規制されている品物のリスト

以下は輸入が規制されているものです

  • 古着
  • 新品の衣料品
  • 中古品
  • 食品および化粧品、サプリメント
  • 薬、漢方薬及びそれら成分が入っているもの
  • 携帯電話、ノートPC,タブレット
  • 真珠
  • 布および布製品
  • 健康器具
  • 動物およびその製品
  • 植物およびその製品
  • 殺虫剤
  • 武器、爆薬
  • 麻薬
  • 動物薬
  • ポルノ製品
  • 遊具
  • 寄付品

このなかで、武器、爆薬、麻薬、ポルノ製品などは輸入禁止ですが、そのほかの製品については、所定の手続きを踏み輸入許可が出れば輸入することができます。
ただし、その手続きは大変煩雑で費用も日数も掛かるため、個人で輸入許可を取って輸入すると言うことは実質不可能と思います。

 

特に厳しいもの

麻薬、武器、爆薬、ポルノ製品は昔から輸入禁止です。

しかし、最近特に厳しくなったものに薬と食品があります。
薬や食品はBPOM(インドネシア国家食品医薬品監督庁)への届出が必要で、BPOMからの許可が無ければ、どんなものも輸入できません。

日本からの荷物には必ずといっていいほど食品や医薬品(サプリメントやコンタクト洗浄剤なども含む)が入っているので、100%近い確立で輸入禁止となり受け取ることができない状況です

 

リストに入っていないものは輸入できるのか?

リストに入っていないものは、輸入できます。

ただし、輸入品には関税が掛かるので、関税支払いの手続きが必要になります。

 

輸入禁止となったらどうなるのか

輸入禁止となったら、その場で廃棄するか、送り主に返送することになります。

返送する場合は、「受け取り拒否」とすれば返送料金は掛かりません。ただし、この場合は送ってきたもの全てが受け取り拒否になるため、荷物の中で輸入禁止となっていないものだけ受け取り、それ以外は返送すると言うことはできません。

そのため、荷物全てが日本に送り返しとなります。

 

USD50以下の品物なら受け取れるのではないか?

品物の合計が50ドル以下ならば税金が掛からないと言う話が以前からありましたが、確認したらそんな法律は無いそうです。(在デンパサール領事館の回答)

たぶん50ドルいかだと関税計算してもほとんどお金にならないので、税金が掛からないと解釈されていたのではないかと言うことでした。

また、関税計算いは送料も含まれるのと、中古品は輸入禁止で、すべて新品として計算するので、無税で受け取りができるものはほとんど無いと思います。

 

旅行者はどうしたらいいのか?

旅行者が手荷物で持ってくる荷物(ハンドキャリー品)も、規制されるのでしょうか?

 

個人使用なら規制されません

武器、麻薬、ポルノ製品は輸入禁止ですので、いくらハンドキャリーでも持ち込むことはできません。

輸入禁止されていないものでしたら、その旅行者が使用するものなら、持ち込むことはできます。
衣料品などは輸入規制されていますが、旅行者の着替えは個人使用品なので規制されません。

しかし、個人で旅行中に使うにはあまりにも量が多い品物は規制されることがあります。
たとえば、3泊4日の滞在なのに、Tシャツを何十枚も持ってきたら、おかしいと思われます。
それが現地の方へのお土産だとしても規制対象になります。
寄付品も規制されています。

 

食料品、薬、お酒類は注意

旅行者のハンドキャリー品の中でも、食品、薬、お酒は特に厳しくチェックされます。

食品は旅行者個人が消費する程度なら、大丈夫と言うことでした。

薬類は、あまり持ち込まないほうがいいでしょう。
もし、持病などで常備薬がある場合は、医師の診断書、処方箋、薬の説明を用意しておくといいでしょう。
もちろん、英語で記載されたものです。

お酒類は一人1リッターまでと言う規制があります。
それ以上は持ち込めません。

化粧品も普段使いのものなら大丈夫でしょう。
ただし、新品の化粧品を大量に持ち込むと、問題になる恐れがあります。

 

税関申告書は正確に

飛行機の中で配られる税関申告書は正確に記載しましょう。

そして、要申告があるばあいは、必ず税関で申告しましょう。

申告が必要なのに、無申告とした場合は、罰則がありますので、正直に申告しましょう。

 

まとめ

  • インドネシアの厳しい輸入規制により食品、薬、中古品などは輸入できなくなりました
  • 旅行者は個人使用ならば手荷物で持ち込むことはできますが、薬や化粧品は気をつけたほうがいいでしょう
  • 在住者へのお土産や差し入れなども、常識的な量にしましょう
  • 税関申告書は正しく記載しましょう。