バリ島ウブド便り

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バリ島でやってはいけない事

旅行で海外に行くと、日本とは違った常識に出会うことがあります。
日本では何でもない事が、その土地に行くと非常識だったなんてこともあります。
特に宗教や文化の違いによるタブーには十分気を付けておきたいものです。


もちろん、バリ島にも日本とは違った常識やタブーがあります。
初めてバリ島を訪れる人には、是非とも知っておいてもらいた「やってはいけないこと」を簡単にまとめましたので、参考にしてください。


◆気軽に頭に触れてはいけない
多くの国では「頭は体の中で最も神聖(=大切)なもの」という認識があります。
バリ島でも、頭は体の中で一番神聖なもの、という認識ですので、気軽に人の頭に触れるのはよくないとされています。特に気を付けていただきたいのが、日本では子供をかわいがる時、頭をなでますが、バリ島ではそのような行為はNGです。


また、大人でも冗談で頭をたたいたりすることは大変失礼な行為とされています。日本にきたインドネシア人が漫才の頭をたたくツッコミを見て、大変驚いたということもあったそうです。
はじめて会う人の頭を触る、叩くなってことはないとは思いますが、「人の頭に触れるのはよくないこと」と覚えておいてください。


◆物の受け渡しは右手で
これも、ご存知の方が多いと思いますが、左手は不浄の手とされているので、物やお金の受け渡しは右手で行います。バリ島では、子供のころから右手を使うように教育されますので、バリ島には左利きの人はいません。


物やお金などを受け渡すときは必ず右手を使い、どうしても左手しか使えない場合は「失礼します」と断りを入れてから受け渡しをします。
観光客に対してはそれほど厳しい制限はありませんが、お金の支払い等はなるべく右手を使うように気を付けましょう。


◆お寺に入る時はサロンとスレンダンを巻きます
お寺は大変神聖な場所です。
お寺の境内に入る時は、必ずサロン(腰布)とスレンダン(帯)を捲かなくてはいけません。
以前は、長ズボンを履いていればOKというところもありましたが、今はほとんどの寺院が境内に入る時は最低でもサロン、スレンダンが必要になります。ただし、観光客が入れる寺院では、入口でサロン、スレンダンの貸し出しがありますので、準備する必要はありません。


210日(あるいは1年)に一度のオダランというお祭りの時や満月、暗月の時など特別な日は、お寺にお参りをする習慣があります。このお参りに参加する場合は、サロン、スレンダンだけではなく、クバヤやウダンなどの民族衣装に着替えなくてはいけません。
お参りではなく、見学をするだけなら、サロン、スレンダンだけで大丈夫ですが、お参りの日は寺院内部に入れない事もございます。

また、サロンとスレンダンだけでOKと書きましたが、神聖な場所ですので、タンクトップやキャミなど露出度の高い衣類は避けた方が良いでしょう。


バリ島旅行の際、やってはいけないことを3つあげました。細かく言えば、他にもいろいろな事がありますが、まずはこの3つを頭に入れて観光してください。