バリ島ウブド便り

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大人気!ウルワツ寺院

バリ島の南部エリアで定番観光スポットといえば、バンドゥン半島の南西端、断崖絶壁に作られたバリ・ヒンドゥーのお寺、ウルワツ寺院ですね。
この寺院は10世紀にジャワの高僧ウンプ・クトゥラタンにより建立され16世紀に高僧ニラルタが多重塔(メル)を増築したといわれる、由緒正しいお寺なのです。70mの断崖の上に立つ多重塔(メル)の姿は美しく、サンセット時には格好の撮影ポイントとなる事と、夕方から始まるケチャダンスを目当てに、毎日多くの観光客が訪れます。
今回は、混雑する夕方を避けて、日中にウルワツ寺院を訪ねてみました。


ジンバランビーチから、JLウルワツを車で30分程度走ったところに、ウルワツ寺院はあります。駐車場の入り口で駐車料金(バイクRp1,000、車Rp3,000)を払って駐車場に入ると、すぐに寺院の門が見えます。

門は2か所ありますが、駐車場入り口に近い方の門から入られるのがいいでしょう。
門の横には受付がありますから、ここで入場料(Rp20,000/一人)を支払います。入場する際には必ずスレンダンという腰ひもをつけなくてはいけません。また短いスカートや短パンなど足が出ている方はサロンという腰布を付けます。スレンダンとサロンはこの受付で無料で借りることが出来ます。



門を入り、木々が茂った道を歩いていくとちょっとした広場に出ます。



広場の手前には、ちょっとした集会場がありますが、こちらが雨天時にケチャダンスの会場になるところです。それほど広い集会所ではないので、雨天の時は早めにこの集会場に集まりましょう。



広場から、岬の先端に向かって伸びるこの階段を上がっていくと



ウルワツ寺院の境内となります。この境内には観光客は入れませんから、境内手前の門から中を見学しましょう。



境内には、神様を祭る祠があります。


また、境内の横の道を進んでいくと

こんな勇壮な風景が見られます。


境内の先には

16世紀に高僧ニラルタが建立した多重塔(メル)が見られます。


さて、先ほどの階段を下って、広場に降りていきましょう。

あ!サルがいました。
そう、ウルワツ寺院にはたくさんの野生のサルが住んでいます。
しかも、このサルたちは大変ナカール(いたずら者)
観光客の帽子やメガネをヒョイッと盗んでしまいます。気を付けてくださいね。
サルがメガネなんかを盗んだら、近くにいる地元のおばさんたちが、お菓子などをサルに渡してメガネを取り返してくれます。取り返してもらったら、チップを忘れずに・・・



広場を先に進むと、崖沿いに小道が伸びています。この小道の先にケチャダンスの会場がありますが、小道の左側に、簡単なカウンターがあります。
このカウンターで、ケチャダンスの観賞チケットを販売します。ダンス開演は夕方6時ですが、チケットは5時過ぎから販売されています(Rp70,000)



この小道から、断崖絶壁の上に立つメルがよく見え、絶好の撮影ポイントになります。


夕日がきれいな時間帯に行けば・・・

こんな素敵な写真も撮れちゃいます。


もちろん、日中だってこんな素敵な海の写真が取れますよ


崖沿いの小道を進むと、

ケチャダンス会場です。
ダンス会場を見下ろす形で椅子が作られていますから、大勢の観客が入っても、見えないってことはありません。でも、席は先着順ですから、良い場所を確保するには早めに会場に向かうといいですね。


ベストポジションはここ!

ダンス会場の向こうに、沈む夕日が見れて、すごくいいんです。


ダンスが終わったら、みなさん元来た道を帰っていくのですが、

会場裏から延びるこの小道を行くのがおススメ。
崖沿いの道は細いので渋滞しますが、こちらの道ならスイスイです。



お帰りは、裏門から出て駐車場を通って車に戻るのがいいでしょう。
借りていたサロンやスレンダンはこちらの受付に返せばいいんですよ。


ざっと、ウルワツ寺院を説明しました。
今回は、日中に訪れましたが(暑かった〜)、日が沈みかけた夕方がやっぱり人気の時間帯ですね。
綺麗なサンセットを見ながらのケチャダンス鑑賞、たくさんの観光客が詰めかけます。
絶対に抑えておきたい、定番観光スポットですね。