バリ島で働くには、就職が絶対条件!
バリ島に長期滞在したいという方から、ご質問をいただきます。
55歳以上で、年金など充分な収入や蓄えがある方なら、リタイアメントビザの取得をオススメしますが、まだリタイアメントビザ取得の年齢に達していない方もいます。
若い方の多くは
「バリ島で働きながら生活をしたい」
という要望が多いのですが、外国人がバリ島で働くには、インドネシアの会社に就職する必要があります。
なぜ、就職しなくてはいけないのか?
自営業はできないのか?
という疑問があるかと思いますので、今回はバリ島で外国人が働くことについて、ご説明させていただきます。
バリ島で働きながら楽しく暮らそう
と、考えている若い方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
<目次>
バリ島で働くためには労働許可とビザが必要
外国人がバリ島のあるインドネシア国内で働くにはIMTA(イムタ)といわれる労働許可と就労ビザが必要です。
労働許可とビザが必要なのは、なにもインドネシアだけのことではなく、日本を始め世界の多くの国でも必要なのです。
インドネシアの場合、労働許可(IMTA)は、労働省が発行し、就労ビザは入国管理(イミグレ)が発行します。
つまり、2つのお役所の許可が必要となってきます。
IMTAを取るにしても、就労ビザを取るにしても、インドネシア籍の会社のスポンサード(保障)が必要になってきます。
自分の会社の社員ならスポンサードはしますが、社員でもない人間のスポンサードをする会社はほとんどありません。
つまり、会社に就職して会社に保障してもらわなければ、IMTAと就労ビザは取れないのです。
このことより、「バリ島で働くには就職が絶対条件」となっています。
自分で会社を興してそこで働くのは?
どうしても就職先が見つからない。
会社に勤めたくない。
といった場合、自分で会社を興す、つまり起業するという方法があります。
自分がオーナーとなって会社を作り、その会社がスポンサーになってIMTAと就労ビザを取得するという方法です。
では、バリ島で会社を興すにはいくらくらいのお金がかかるのでしょうか?
インドネシアの会社にはCV(有限会社)とPT(株式会社)があります。
PTには、PTローカルといわれる地元資本の会社とPMAといわれる外国資本の会社があります。
CV(有限会社)は、現在外国人労働者を雇う事はできません。
PMAは、外国人資本の会社なので、自分が社長になり、外国人従業員を雇う事もできます。
ただし、現在PMAを起こすには日本円で1億円近い資本金が必要で、手続きも大変複雑で、大企業でない限り新たにPMAを起こすのは現実的ではありません。
注)現在、バリ島には多くのPMAがありますが、現行制度になる前に設立された会社で、比較的安い費用でPMAを設立できました。
また、活動していないPMAを安く売るという事例もあります。
PTローカルは、外国人が社長になる事ができません。
投資比率もインドネシア人が51%以上にならなくてはいけないので、日本人はその会社に雇われる形となります。
また、PTローカルでも、外国人従業員が1人いる場合は資本金が500万円必要で、2人雇うとなると1千万円以上の資本金が必要となります。
大変リスクがあるPTローカル
自分が会社を興すのではなく、インドネシア人の友人にPTローカルを作ってもらい、そこに雇ってもらうという方法ですが、大変リスクがあります。
先ほど説明したように、PTローカルは資本金比率は最低でも51:49でローカル側が多くなります。
また、会社の代表者はローカル側で、外国人は雇われているという形になります。
つまり、ローカル側との間で何かトラブルがあった場合、外国人はクビになってしまう可能性があるのです。
最近は、会社を起こす際に、そのような事にならないようにしっかりと契約書を取り交わしていますが、過去、外国人が会社を追い出されてしまった事がありました。
これが「会社を乗っ取られた」という話です。
では会社を興さずに働く方法は無いのか
バリ島で働くにはIMTAと就労ビザが必要で、これらは会社のスポンサードが不可欠ですので、会社に属さないで働く方法はありません。
とはいえ、外人さんたちの中には、ソシアルビザやリタイアメントビザでレストランなどを経営している方もおります。
彼らの場合は、お店自体の経営はインドネシア人が行い、外人さんたちはあくまで出資者という形を取っています。
そのため、外人さんがお店に行って仕事をする事はできませんし、お店はインドネシア人のものですので、経営権はありません。
この方法は、法律的にもグレーな部分ですし、お店で働く事や経営に口を出す事もできません。
「バリ島に行って、ビーチで屋台をやりたい」
「コンビニなどでアルバイトをしながら生活したい」
「皿洗いでも何でもやります」
といった話をたまに聞きますが、日本人はこのようなことはできないと思ってください。
まとめ
長くなりましたので、まとめたいと思います。
バリ島で働くには、労働許可証と就労ビザが必要。
労働許可証と就労ビザはインドネシアの会社のスポンサードが必須。
だから、バリ島で働くにはインドネシアの会社に就職しなくてはいけない。
自分で会社を興すには多額の資本金が必要なので、新たに会社を起こすのは現実的ではない。
ソシアルビザの取り方
語学の勉強、職探し、サーフィントリップなど、バリ島にプチ移住をするのに一番便利なビザがソシアル・ブダヤビザ(ソシアルビザ)です。
滞在中の就業はできませんが、取得方法も簡単で、最長半年滞在ができますので、このビザでロングステイしている方も沢山いらっしゃいます。
スポンサーレターってゆう、書類が必要なんでしょ?
シンガポールまで行かないと取れないって聞いたけど
と、ビザ取得に関して、いろいろな疑問や質問がありますよね。
今回は、このソシアルビザの取り方について、サクッと説明していきますね。
ロングステイを検討されている方、どうぞ参考にして素敵な移住ライフを楽しんでください。
(注意)この記事は2014年6月に投稿し、2018年7月9日に加筆・修正しました。
<この記事で説明していること>
ソシアルビザとはどんなビザ?
ソシアルビザは文化交流や親戚、知人訪問など就業活動を伴わない長期滞在を目的としたビザです。このビザを取得して入国した外国人は最長60日の滞在ができます。
また、滞在期限が来る前に、延長手続きをする事により、さらに30日間の滞在延長ができます。
滞在延長は4回目でできますので、最長180日間の滞在が可能となっています。
ソシアルビザを取るために必要なもの
ソシアルビザを取るには、必ずインドネシア人の保証人(スポンサー)が必要となります。犯罪歴のないインドネシア人なら、保証人になれますので、友人・知人など保証人になってくれる人をまず探してください。
次に以下の書類をそろえます。
- スポンサーレター(保証人による保証書)*1
- 保証人のKTP(身分証明書)のコピー
- 本人のパスポートコピー
- 本人のパスポート
- 最新の預金残高が記載された預金通帳のコピー*2
- 証明写真(4cm×6cm)
- バリ島へ渡航するための往復航空券のコピー
*1:スポンサーレターは保証人が作成してもいいですが、ビザエージェントでも有料で作成してくれます。
*2:貯金通帳には最低でも$1500以上の残高が必要です。
ビザを取得する場所(国)によっては、これ以外の資料を求められる場合があります。
ソシアルビザを取るための費用
取得する国やエージェントによって手数料などが変わってきますが、ここではシンガポールのエージェントを使って取得する場合の費用について説明します。また、金額は日本円に換算しております。
- スポンサーレター作成費:3,000円
- ビザ取得費(エージェント手数料含む):16,000円
これで60日間滞在可能なビザが取れますが、それ以上滞在する場合は延長手続きが必要です。
延長手続きは1回当たり7,500円の費用がかかります。
最長180日間滞在するためには
初期費用(60日間)19,000円+延長(30日)7,500円×4回=49,000円
およそ5万円の費用がかかります。
ソシアルビザはどこで取るのか?
ソシアルビザはインドネシア国外にあるインドネシア大使館いて取得します。インドネシア大使館は沢山の国々にありますが、日本人が取得する場合は以下の国がいいでしょう。
シンガポール
シンガポールには専門のビザエージェントがいますので、ここを使うと1日でビザ取得ができます。手続きも簡単ですので、シンガポールでの取得が一番現実的でしょう。
タイ
タイには、エージェントがいませんので、自分でバンコクにあるインドネシア大使館に出向き、取得してきます。申請からビザ発行まで3日かかりますが、エージェントの手数料がかからないため、安く取ることができます。
日本
日本での取得は規則が変わり、必ずエージェントを通す事になりました。また、日本で取得する場合は最初に30日滞在しか許可されないので、延長をしても最長150日までしか滞在できません。
エージェントを使うため、取得費用は高くなりますが、必要書類の提出やビザの受け取りが郵送でできるので、地方の方には便利な方法でしょう。
マレーシア・ペナン島
マレーシア・ペナン島で取得する場合、スポンサーが不要という事で多くの外国人がペナン島でソシアルビザを取得していました。しかし、現在は大使館の規則が変わり、ソシアルビザは一切発行していないという事です。
まとめ
長くなりましたので、簡単にまとめます。- ソシアルビザは最長180日間滞在ができるビザです
- 取得するには、インドネシア人の保証人が必要になります
- 取得費用はエージェントなどによって違いが出ますが180日間滞在すると約5万円程度かかります
- シンガポールで取得するのが一番簡単で、オススメです
約5万円の費用がかかってしまいますが、半年間はバリ島に滞在できますので、プチ移住を考えているかたは、このビザを取得して素敵な移住ライフを楽しんでくださいね。
バリ島の電気、スマホ充電やドライヤー使用は大丈夫?
「バリ島では、日本の電気製品は使えません」
こんな話、聞いたことありませんか?
コレって、事実なんですよ!
え!じゃあスマホの充電はどうするの?
ドライヤーは使えないの?
と、心配される方も多いでしょう。
そこで、このブログではそんな「バリ島の電気」に関するお悩みを、バリ島在住10年になるベベッが親切丁寧にお教えいたします。
具体的には
- バリ島の電気事情
- バリ島で日本の電気製品を使うには
- 具体的な電気製品の使用方法
をポイントを絞って解説いたします。
2~3分で読める記事ですし、バリ島に行ってもあわてないように、まずはご一読お願いいたします。
<目次>
バリ島の電気事情
バリ島と日本では電気仕様の違いから、日本の電気製品は使えません。
どういうことか、詳しく説明しますね。
バリ島の電気電圧は200V
日本の電気の電圧は100Vです。
対してバリ島の電気の電圧は200Vです。
そのため、日本の電気製品をそのままバリ島で使うと、一瞬で故障したり、最悪火災になる恐れがあります。
バリ島のコンセントの形はC型
バリ島の電気コンセントの形は丸い孔が2つ空いたC型と呼ばれるものです。
日本の電気コンセントはA型と言って、長方形の板が2枚並んだものです。
上の写真を見てもらえばわかるように、形状が違うので、日本の電気製品のプラグはバリ島の電気コンセントには入りません。
まとめますと、電気の電圧とコンセントの違いから、日本の電気製品はそのままではバリ島では使う事ができないという事なんです。
日本の電気製品をバリ島で使うには
それでは、日本の電気製品をバリ島で使うにはどうしたらいいかを説明します。
変圧器を使う
電源の電圧を変換する「変圧器」という電気製品を使うと、200Vのバリ島でも100Vの日本の電気製品が使えます。
変圧器は大きな電気ショップやAmazonなどの通販などで購入できます。
しかし
- 変圧器の値段は数千円から数万円とそこそこ高い
- 物によってはかなり重量がある
という理由から、変圧器の使用はあまりおすすめできません。
200Vでも使える電気製品を持っていく
スマホやデジカメなどの充電器には、200Vの電気でも使えるものがあります。
この写真のように、製品に「INPUT 100-240V」と書かれていたら、バリ島でも使用が可能です。
自信が無い時は、電気に詳しい人か電気ショップで見てもらってくださいね。
コンセントアダプターを用意する
日本のA型コンセントでもバリ島のC型コンセントに差し込めるようなアダプターが売られています。
写真は、日本のコンセントにアダプターをつけたところです。
アダプターは、大きな電気ショップやAmazonなどの通販で買う事ができます。
安いものなら1個100円程度で売っていますので、あらかじめ準備しておくといいでしょう。
電圧の違いは変圧器で、コンセント形状の違いはアダプターで解決できるね
具体的な電気製品の使用法
では、具体的にスマホとドライヤーについて説明します
スマホはアダプターだけ持っていけばOK
今、日本で売られているスマホの充電器はほとんど100-240V対応になっています。
(念のために充電器の表示を調べてくださいね)
ですので、コンセント形状の違いを解消するアダプターだけ持っていけば、問題なくバリ島で使用ができます。
アダプターは「A-C型」というものを準備してくださいね。
ドライヤーは海外対応製品を準備しましょう
ドライヤーはアダプターの他に電源電圧を変換する変圧器も必要です。
ドライヤーは沢山の電気を使うので変圧器も重くて高価なものになります。
ですので、バリ島で日本の一般的なドライヤーを使うのはあまり現実的ではありません。
大きな電気店に行くと240Vまで使える「海外対応ドライヤー」が売られています。
一般的なドライヤーよりちょっと高額ですが、頻繁に海外旅行に行かれる方でしたら1台購入されてもいいかもしれません。
また、泊れれるホテルによっては備え付けのドライヤーや貸し出しサービスもありますので、まずはホテルや旅行会社に確認してみてください。
まとめ
さて、長くなりましたのでまとめたいと思います。
バリ島では
- 電源電圧の違い
- コンセント形状の違い
により、日本の電気製品がそのままでは使えません。
そこで、バリ島で日本の電気製品を使うには
- 変圧器を準備する
- 100-240V対応の製品を使う
- プラグコンセントを準備する
という事でした。
では、快適なバリ島旅行のために、事前準備をきっちり行ってきてくださいね~
バリ島のスパ選びに困ったら、まずはスパのランクから決めよう
バリ島にいく目的の一つに、スパ&エステを楽しむという方多いんじゃないですか?
でも、バリ島には沢山のスパ&エステがあるから、どこに行けばいいのか、迷ってしまいますよね。
そんなときは、まず最初にスパのランクを決めるといいですよ。
バリ島のスパにはランクによって料金や設備、内容にすごく差があり、またスパが狙っているお客さんもVIPだったり、一般の旅行者だったりと違いがあります。
そして、お客様も新婚旅行だったり、リピーターだったりと、状況がさまざま。
お客様の希望、状況とスパのランクが違っていたら、すごく残念な事になってしまいます。
スパ選びをするにあたり、まず最初にどのランクのスパにいくか?を決める事がとても大切なのです。
今回のブログは、バリ島のスパのランクと、そのランクをオススメするお客様をご説明させていただきます。
スパ選びで失敗したり後悔したりしないためにも、まずはじっくりとお読みくださいませ。
バリ島のスパ選びならこのサイト
>>バリ島のスパ&エステのご予約ならバリ島旅行.comにお任せ
<目次>
ラグジュアリースパ
バリ島で最上級のスパランクがこのラグジュアリースパ。
有名な高級リゾートホテル内にあり、設備、トリートメント、そして料金も最上級なスパです。
お客様は世界のVIPやハイソサエティーな方々。
確かに料金は高いのですが、それ以上の満足感、癒し感を与えてくれます。
このランクのスパをオススメするのは・・・
ハネムーンなど一生に何度も無い特別な旅行をされている方々。
一生の思い出となるラグジュアリークラススパでのトリートメント、ぜひ一度は味わってみたいものです。
バリ島旅行.comオススメのラグジュアリースパは
高級スパ
高級スパはリゾートホテルやプライベートヴィラなどに併設されているスパ
施設やトリートメントなどはラグジュアリースパに負けませんが、お値段は手が届く範囲です。
お客様は、海外からの観光客、特にミドルエイジ以上のご夫婦などが多いように感じます。
バリ島滞在中に何度もいけるといったわけではありませんが、日頃ハードな生活をしている自分へのご褒美!といった方にオススメです。
たまには贅沢してもいいじゃないですか!
バリ島滞在中に一度は行ってみたいランクのスパです。
バリ島旅行.comオススメの高級スパは
街スパ
観光客が一番ご利用になるのが、このランクのスパでしょう。
街スパの名の通り、独立したお店のスパが多いです。
このランクのスパがバリ島内で一番多いから、好みに合ったスパがきっと見つかるはず。
施設やお部屋の広さは高級スパには劣りますが、一番の魅力はコストパフォーマンスの高さ。
部屋も個室が当たり前だからプライバシーもOKです。
安心してご利用頂けるスパですので、
初めてバリ島のスパを使うんだ~ とか
何回もスパに行ってみたい~
なんて方にオススメです。
バリ島旅行.comがオススメする街スパは
リーズナブルスパ
最後にご紹介するリーズナブルスパは、とってもお財布にやさしいランクのスパです。
でも安いからと言って、汚い、手抜き、気持ちよくない、な~んてことはありません。
また、ちゃんと個室つきのスパを選んでいますので、プライバシーもOKです。
では、なぜお安いのか?
それは、お部屋がちょっと狭かったり、シャワーの出が悪かったり、景観が残念だったりと多少のマイナスポイントはあります。
でも、マイナスポイントをカバーするくらいコストパフォーマンスには優れたスパをラインナップしております。
スパが大好き、もうスパ中毒ってかた。
滞在中に、毎日と言っていいくらいスパに通いたいってかた
にオススメなのがこちらのランクのスパです。
バリ島旅行.comがオススメするリーズナブルスパは
まとめ
という事で、今回のまとめです。
バリ島には
- ラグジュアリー
- 高級スパ
- 街スパ
- リーズナブル
の4つのランクのスパがあります。
バリ島のスパ選びでは、まず最初にどのランクのスパに行くかを決める事が大切です。
この記事を参考に、満足いくスパ選びができたら、うれしく思います。
バリ島の魅力とは?
毎年多くの観光客が訪れるバリ島。
これほど多くの人をひきつけるバリ島の魅力とは、いったいなんでしょうか?
「ビーチ、サーフィン、マリンスポーツ」
「安い物価、豪華なホテル」
「エスニックな食べ物、バリ舞踊」
いろいろな答えが出てくると思いますが、今回は
「これがバリ島の魅力」
ということについて考えてみたいと思います。
<目次>
- バリ島の魅力は「ゆっくり流れる時間」
- ゆっくり流れる時間ってどういうこと?
- ゆっくり流れる時間が魅力になるの?
- 別にバリ島でなくてもいいんじゃないの?
- バリ島の魅力を感じる人、感じない人
- バリ島での過ごし方の提案
- まとめ
バリ島の魅力は「ゆっくり流れる時間」
最初に私の結論を言ってしまうと、バリ島の魅力とは
ゆっくりと流れる時間
にあると思います。
「ジャム・カレット(ゴムの時間)」
という言葉は、昔からバリ島で使われてきました。
そう、バリ島の時間はゴムのように伸び縮み。
あくせくしないでゆっくりと流れる時間こそが、バリ島の魅力だと考えます。
ゆっくり流れる時間ってどういうこと?
あくせくしないで、あるがままにすごす事
これがゆっくり流れる時間なのです。
日本を始めとした多くの国々では、いろいろな事がすごいスピードで進んでいます。
毎日多くの品物や作られ、膨大な消費が発生し、秒単位で物事が進んでいきます。
そしてそのスピードをあげるために人は森羅万象をコントロールしようとします。
しかし、バリ島では時間の流れは自然本位。
雨が降ればやむまで待てばいい。
波が荒ければ、静まるまで待てばいい。
自然をコントロールするのではなく、うまく自然と付き合うのが、バリ島流なのです。
ゆっくり流れる時間が魅力になるの?
それが人間本来の姿だからです。
人間だって、大きな自然の中の一部。
たとえ、科学や経済、思想などが発達しても、大いなる自然の中の一部分。
だから、人間の都合で自然をコントロールするのは、大きな負担を生んでいると思うのです。
自然をコントロールするのではなく、自然と同化する時間の使い方、つまりゆっくり流れる時間。
その時間の中に身をおくことが、日々の生活の中で生まれる負担(=ストレス)から、自分自身を解放する事になるのだと思います。
ゆっくりと流れるバリ島の時間の中に身を置き、本来の姿に戻る事により多くのストレスから開放される。
これが、バリ島の大いなる魅力だと思います。
別にバリ島でなくてもいいんじゃないの?
バリ島はちょうどいいバランスの上にあるからです。
たしかに、世界中には自然と同化して流れる時間を体感できる場所が沢山あります。
たとえば、同じインドネシアのボルネオの密林の中。
たとえば、ヒマラヤのふもと、チベットの村の中。
たとえば、アフリカのサバンナ。
しかし、その中でも特にバリ島に魅力があふれているのは、バランスなのです。
時間がゆっくり流れているところは、世界の先端技術、文化から離れている場所。
しかし、そんな場所に行くと「不便さ」を感じて余計ストレスになる事もあります。
行くまでに何日もかかる。
シャワーどころか、飲み水の確保も難しい。
食べ物は毎日イモばかり。
今の人間にとって、ある程度の便利さは必要なのです。
便利さと、時間の流れのバランスが調和している場所、それがバリ島なのです。
バリ島の魅力を感じる人、感じない人
あるがままの時間の流れを受け入れる人がバリ島の魅力を感じる人
とはいえ、バリ島に来ても魅力を感じられない人もいます。
無駄な時間や待っている時間が多い。
思ったとおりに事が進まない。
ゆっくりと時間が流れるバリ島では、思うとおりに事が進まないのは日常茶飯事。
文化の先端で毎日暮らしている方には、このような事がストレスに感じてしまうでしょう。
そうなると、バリ島の魅力は逆に悪影響となってしまいます。
ジャム・カレット
バリ島の時間の流れを受けいる事ができる人が、バリ島の魅力を十二分に感じる事ができるかと思います。
バリ島での過ごし方の提案
時間にとらわれない、ゆっくりとした休暇がバリ島流
このバリ島の魅力を充分感じるには、とにかくゆっくりとすごす事。
細かいスケジュールは決めずに、あるがままに休暇を楽しむ事が大切と思います。
天気がよければビーチに出て、雨が降ったらスパでのんびり。
おなかがすいたらご飯を食べて、眠くなったら別途で昼寝。
あるがままの時間を楽しむ事ができたら、素敵なバリ島の休暇となると思います。
まとめ
今回は、バリ島の魅力を考えながら、バリ島を十二分に楽しむ方法を提案させていただきました。
とはいえ、最近の日本からのお客様の滞在日数は2泊4日~3泊5日。
短い休暇でバリ島に来られる方が多く、なかなかあるがままの滞在はできないかと思います。
短い滞在期間ですが、なるべく予定を詰めずに、ゆっくりとバリ島を楽しんでいただけたらいいかと思います。