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バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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今年は閏年、バリ島でも

バリ島観光豆知識

2016年も明けたと思ったら、もう11日!今年もあと355日です(笑
みなさん、気がついてました?
今年は閏年(うるう年)なんですよ!


◆閏年とは?
1年は365日ってのは、常識ですよね。
ところが、地球が太陽の周りをぐるっと一周回るには365.242・・・・・日、約365.25日かかるのです。
365日ぴったりじゃないんですね。
この0.25日のずれ、ふだんの生活では全然感じないんですが、100年たつと25日のずれ、400年たつと100日のずれになります。


ずれをそのままにしておくと、100年たつと季節が一か月近く変わってしまうんですね。
そこで、このずれを修正するために、4年に一度、2月29日を設けて1年を366日にします。
この1年が366日の年を閏年と言います。
つまり、今年は2月が29日まであるんですね。
ちなみに閏年の年に夏季オリンピックが開かれます。今年2016年はリオデジャネイロ(ブラジル)で8月5日から21日まで開催されます。


◆バリ島の暦
さて、バリ島では現在3つの暦が使われています。


ひとつは西暦。
日本でも使われている、世界の標準暦です。
日本と同じ暦ですので、今年は閏年、2月は29日まであります。


もう一つは、ウク暦。
これは、一年は210日の特殊な暦です。
1日暦から10日暦の組み合わせにより吉凶を占う暦で、宗教色の強い暦です。
この暦に沿って、お寺のお祭りや祭日などが決められる、バリ島の生活には欠かせない暦なのです。
この暦は、太陽や星の動きと言った天文学的な要素にはあまり左右されないようで、閏年といった考えはないようです。


そして、もう一つはサカ暦。
これは、インドのサカ暦(シャカ暦)を基にした暦で、月の満ち欠けを基にした太陰暦です。
1月が29日、または30日、1年が12か月で354-356日になります。
そして、このサカ暦には、閏年があるのです。


◆サカ暦の閏年
サカ暦は太陰暦です。
太陰暦とは付きの満ち欠けを基にした暦で、バリ島の場合、月齢1日目(月が真っ暗になる暗月・ティルムの翌日)から暗月(ティルム)までを一か月として、12か月で1年と数えます。


朔望月(月の満ち欠けの1周期)が一か月となるのですが、月の満ち欠けの一周期は29.53日なので、29日の月と30日の月があります。
また、1年=12か月=29.53日×12=356.36日で地球が太陽の周りを回る365.25日と10日近いずれが生じます。


太陰暦の一つにイスラム教が使用しているヒジュラ暦がありますが、このヒジュラ暦は純粋な太陰暦です。
1月は29もしくは30日で、1年は約356日です。ヒジュラ暦は西暦に対し1年で10日-11日ずつずれていきます。
ラマダン(断食月)やイスラム新年などイスラムの祝日は毎年約10日ずつ西暦とずれていっています。
イスラム教は四季の変化が少ない中東で生まれた商人の宗教なので、暦が季節とずれていってもそれほど影響がないのでしょう。


これに対し、農耕民族は、暦と季節のずれは生活に大きく影響します。
作物の種をまく時期が、毎年変わっていってしまったら、作物の収穫に大きく影響しますよね。
また、季節の移り変わりと暦が同調しないのもいろいろ不便を感じるでしょう。


そこで、世界の太陰暦の多くは、閏日や閏月を設けて暦と季節のずれを調整しています。
このような暦を太陽太陰暦と言います。


稲作文化であるバリ島のサカ暦も、季節と暦のずれを調整する太陽太陰暦です。
どのように調整するかと言うと、数年に一度(12年に一度という説もあります)、13番目の月を入れて、一年の長さを384日にしてずれを調整します。


この、1年が13か月の年が今年、2016年です。
具体的にどうするかと言うと、11番目の月 Sasih Jiyestaと12番目の月 Sasih Sadha の間にSasih Mala Jiyestaという月をはさんでいます。


今年のカレンダーを見ますと Sasih Jiyestaは4月7日〜5月6日、Sasih Mala Jiyestaは5月7日〜6月5日、Sasih Sadhaは6月6日〜7月4日となっています。


西暦の閏年とサカ暦の閏年が重なる2016年、もしかしたら、なにか世界的な事が起こる年になるかも・・・なんて言うのは考えすぎでしょうかね〜?