読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

ブログランキングに参加しています。こちらのボタンをポチッとお願いします。

バリ島のガソリン事情

バリ島のあるインドネシアは国内で石油を産出している石油産出国です。
そう、アラブの国々のように油田があって、そこから石油(原油)をくみ出しているのです。ってことは、実はインドネシアってアラブのようにお金持ち・・・?

調べてみると、石油産出量では世界22位(2012年データ)だそうですが、残念ながら産出量より国内での消費量の方が多いので、インドネシアは石油輸入国なんです。

バリ島には電車がないので交通はバイクや車が中心。つまり、ガソリンがないと観光はもちろん、普段の生活にも困ってしまうのです。

そんなバリ島のガソリン事情についてお話したいと思います。

 

<目次>

 

ガソリンはどこでいれる?

ガソリンスタンド

f:id:balitravel:20160909140600j:plain

日本でもそうですが、ガソリンを入れる(買う)のは、ガソリンスタンドです。

インドネシアは、日本のようにいくつものガソリン会社があるわけではなく、プルタミナ(Pertamina)という国営の企業が一社あるだけです。

そして、街中にはこのプルタミナのガソリンスタンドがあり、みなさんそこでガソリンを入れています。

ところで、このプルタミナ、ガソリンだけではなく、天然ガスやプロパンガスなど、国内のエネルギー関係を一手に担当する巨大企業なんです。ちなみに、今年からマノーレーシングからF1に参戦しているインドネシア初のF1レーサー・リオ・ハリアント選手のメインスポンサーはこのプルタミナなんです。

 

ガソリンはこのプルタミナ一社が独占ですので、料金は基本的には全国同一のはずなんですが・・・実際は地域によって若干価格差があるようです。運送コストの差だそうですが・・・

以前は、政府から補助があったため1リッターRp2,500(25円くらい)とか、Rp4,500(45円くらい)といったこともありましたが、現在は補助金は撤廃されおよそRp6,500くらいになっています。それでも日本円にして60円~70円と日本に比べて安くなっています(日本はガソリン税がありますからね)

 

街かどのワルン

f:id:balitravel:20160909140601j:plain

ガソリンスタンドがない、小さな村では写真のようなビンに入ったガソリンが売られています。お店の方が、ガソリンスタンドで何リッターもガソリンを買ってきて、それを小分けにして売っているのですが、料金は1リッター当たりRp7,000くらいになります。

ガソリンスタンドの無い郊外の村では、このようなところで入れるしかないのですが、ビンも洗浄していないし、量もいい加減なので、あまりこのようなところで入れない方が良いと言われています。

f:id:balitravel:20160909140559j:plain

最近は、こんなミニスタンドもお目見えしてきました。

下の部分がタンクになっていて、扉が閉まっていますが、上部にはガラス製の計量ポットがあり、ちゃんと計量して販売しているそうです。

 

ビンにしろ、ミニスタンドにしろ、近くにガソリンスタンドが無いような場所で売られているかと思うんですが、意外とガソリンスタンドのすぐ近くにも、このようなお店があります。
誰が使うんだろうと観察していたら、ガソリンスタンドが混んでいる時など、結構お客さんがいるようです。

 

ガソリンの種類と値段

日本にもレギュラーガソリン、ハイオク(プレミアムガソリン)とガソリンの種類があるように、バリ島のガソリンにもオクタン価の違いにより何種類かのガソリンがあります。

 

<ちょっとウンチクです>

ちなみにオクタン価とは、ガソリンのエンジン内での自己着火(ノッキング)しにくさを表す数字です。
車のエンジンは、ガソリンを含んだ空気をシリンダー内に入れてぐ~~っと圧縮したところに、点火プラグで着火・爆発させその爆発力を動力にする機関です。このとき、たくさんの空気を目一杯圧縮してやった方が爆発力が大きくなるのですが、あまり圧縮しすぎると、発熱により勝手に爆発が起こり、正しくエンジンが回転しなくなります。そこで、ガソリンに添加物を混ぜて自己着火(勝手に爆発すること=ノッキング)をしにくくさせたガソリンをハイオクガソリンと呼び、どのくらい自己着火しにくいのかを示す目安がオクタン価といいます。

スポーツカーなどの高性能エンジンの車は、空気を沢山圧縮する(圧縮比が高いといいます)ので、自己着火しやすいため、プレミアムガソリンが必要ということです。

 

日本のガソリンのオクタン価ですが、レギュラーガソリンはオクタン価が89、プレミアムガソリン(ハイオク)が96です。

 

では、バリ島のガソリンのオクタン価と価格を見てみましょう

 

プレミアム

プレミアムといってもオクタン価88の一般的なガソリンです。価格も1リッターRp6,550程度と一番安いガソリンで、普段使うバイクに入れるのが一般的です。

 

プルタマックス

オクタン価92のいわゆるハイオクガソリンです。価格は1リッターRp7,650と高いので、四輪車などに入れています。

 

プルタライト

最近で始めたガソリンでオクタン価90とプレミアムとプルタマックスの間のガソリンです。価格も1リッターRp7,100程度です。
バイクや車に入れています。

 

プルタマックスプラス

オクタン価95の最高級ガソリンで、高級外車やスポーツカー用らしいです。バリ島ではあまり見かけたことがありません。

 

ここで、お気づきかと思いますが、日本のガソリンに比べインドネシアのガソリンの方が全体的にオクタン価は低いです。
環境にやさしい・・・というわけではなく、価格を抑えるためだと思います。

 

このように、バリ島には4種類のガソリン(本当はそれにディぜルエンジン用の軽油を含めて5種類)があるので、「あれ、昨日入れた時より高いぞ?」なんて勘違いをしないように気を付けて入れてください。