バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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バリ島のラマダーン

イスラム教徒にとって、とても大切なラマダーン。今年もラマダーンの季節がやってきました。2016年は6月6日から7月5日がラマダーンと言われています。

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バリ島はヒンドゥー教の島ですので、ラマダーンは関係ありませんが、国民の大多数がイスラム教徒であるインドネシアの島ですので、無関係ということはありません。

今回は、バリ島におけるラマダーンについて解説していきたいと思います。

ラマダーンについて、詳細は以前このブログで開設させていただきましたので、よろしければ以下の記事も合わせてお読みいただけると嬉しいです。

 

balitravel.hatenablog.com

 <目次>

 

ラマダーン=断食ではありません

ラマダーン=断食と捉えられている方も多いのですが、ラマダーンとは暦の月の名前です。イスラム暦とも言われるヒジュラ暦の9番目の月をラマダーンと言います。

そして、このラマダーン月の一ヶ月間、イスラム教徒は断食を行います。そのため、ラマダーン=断食と思われている方が多いのです。

ちなみに、インドネシア語で断食のことは「プアサ(Puasa)」と言います。

 

ラマダーンはいつから?

ヒジュラ暦は完全な太陰暦です。太陰暦とは月の満ち欠けを基とした暦で、1か月が29日の月と30日の月があります。

また、1年は約354日となるため、太陽暦に対して毎年10-11日ずつ、ずれていきます。

今年(2016年)のラマダーン月は6月6日から7月5日と予想されています。

予想と書いたのは確定ではないのです。天体観測技術が発達した現代では月の満ち欠けは計算できるのですが、ヒジュラ暦は昔ながらの目視観測による暦となります。つまり、月の満ち欠けを目で見て、月の変わりを判断します。

そのため、曇りや雨で月が観測できない場合は、ラマダーン月に入ったかどうかがわからないということです。

ずっと断食しているの?

ラマダーンの一ヶ月間、イスラム教徒は断食を行います。

断食といっても、日中のみで、日没後から翌日の夜明けまでは飲食ができます。

とはいえ、暑い日中、水も飲めないのですから、かなり辛いことだと思います。

また、ラマダーン期間中は性的な行為も禁じられています。

バリ島でのラマダーン

バリ島の住民の大多数は、ヒンドゥー教徒ですので、イスラム教の断食は行いません。

しかし、バリ島内には他の島出身のイスラム教徒の方もおり、真面目にラマダーンの期間中断食をおこなう方もいます。特に、デンパサール内にあるジャワ人が多いエリアでは、断食をされている方が多いそうです。

とはいえ、通常の旅行者の皆さんに影響がでることはありません。断食期間中だからと、気になさることは全くないのです。

バリ島以外のエリアでは

ロンボク島やジャワ島などはイスラム教徒が多い島ですので、そこに行かれる場合はちょっと注意が必要です

観光客向けのホテル、レストランは通常通りです。

ただし、ローカルエリアでは、断食をしている方が多いので、日中は閉まっているレストランが多いです。

また、日中、人前で飲み食いをするのは避けた方がいいとされています。

ギリ3島(ギリメノ、ギリアイル、ギリトラワンガン)は、イスラム教徒の方が多いエリアですが、観光地ですので、あまり影響は出ないそうです。

 

まとめ

以上のことをまとめますと、以下のようになります。

  • 2016年の断食月(ラマダーン)は6月6日~7月5日
  • 断食中、イスラム教徒の方は日中は飲食をしない。
  • バリ島の観光エリアはラマダン月でも普段通り
  • バリ島でもジャワ人が多いエリアや、バリ島以外の島に行く場合はちょっと注意が必要

裏話

イスラム教徒にとって、とても大切なラマダーン月の断食。

イスラム教徒なら、だれでもラマダーン中は断食をしていると思いきや・・・

中には、ラマダーン中でも断食をしていない人がいます。もともと、老人や子供、妊婦や病人、肉体労働者などはラマダーン中でも断食は免除されていますが、健康な成人でも、断食をさぼっている方もいます。

特に、バリ島はイスラム教の人が少ないので(監視がゆるいので)、結構さぼっている人も多いそうです

それと、旅人は断食を許される、という教えを使って、ラマダーン中バリ島に避難(?)してくるお金持ちの方もいるそうです・・・

 

あ、もちろん、大半のイスラム教徒の方々は、真面目に断食されていますよ。