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バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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ワルンに行ってみよう

バリ島の食事処といったら、どんなところが思い浮かびますか?
一般的にはホテルや街のレストランか、カフェ、それとファーストフード店といったところでしょうか?
もちろん、バリ島もレストランやカフェ、ファーストフード店での食事が一般的ですが、バリ島には「ワルン」というものがあるんです。
バリ好きさんやリピーターさんにはもうすっかりおなじみのワルンですが、バリ島初めての方にはワルンと言ってもわからないですよね。
そこで今回は、バリ島ビギナーさんに送る「ワルンってなに?」です。


◆そもそもワルンってなに?
ワルンというのは、もともと、村や街にある雑貨屋さんの事を言います。
バリ島では、食料品や日用品はパサールと言われる市場で買うことが多いですが、市場は朝しかやっていませんし、市場が遠い家などはなかなか市場まで出かけられません。そこで、村や街には食料品、日用雑貨を扱うお店があり、それをワルンと呼んでいます。市場などから食料品や日用品を仕入れて、地域の人たちに売っているのですね。


ちなみに、バリ島の行商(物を売る)にはいろいろなスタイルがあります。

  • ダガン:行商人という意味ですが、頭の上などに商品を載せて歩きながら売っている人の事です
  • カキリマ:移動式の屋台で、最近はバイクや軽トラのカキリマも出てきています
  • ワルン:固定式の屋台・お店の事を言います。


◆なぜワルンで食事ができるの?
ワルンというのは、食料品や日用品を売る雑貨店(よろず屋)と説明しましたが、そのワルンでどうして食事ができるのでしょうか?


もともと雑貨店のワルンですが、コーヒーや軽食、手作りのお菓子などを売るワルンもあります。
さらに、そこから発展して、お弁当やご飯類も売るワルンも出てきました。
そのうち、食事がおいしいと評判のワルンは、食事専門のワルンとなっていきます。このような食事専門のワルンの事をワルン・マカンとかルマー・マカンというようになりました。


今でも、街の中心部を離れると、昔ながらに日用品や食料品、コーヒー、食事などを扱う雑貨店ワルンが見ることができます。
しかし、観光客が中心の街や、大きな街は、スーパーマーケットやコンビニが増えてきたせいもあり、雑貨店ワルンは減り、残ったのはワルン・マカンつまり、お食事どころのワルンだけとなったのです。
そのため、特に観光客には「ワルン=食事処」と理解されている方が多いと思います。
もちろん、観光地でも、表通りからちょっと入ったローカルエリアに行けば、昔ながらの雑貨店ワルンがたくさんあります。そんな中には、おふくろの味的な、素朴な食事を出すところだって、ちゃんと残っていますよ。


◆レストランとワルンの違いって何?
レストランは、観光客や在住の外国人、あるいはお金持ちのインドネシア人が行く食事処。
ワルンは、ローカルが行く食事処。
と考えられてきました。


一般的にレストランは、外国人経営のお店が多く、内装も料理も高級感があります。また、その分料金もお高めといえます。
対してワルンは、ローカル相手ですから、お店も古かったり、内装も手をかけず、出される料理もローカルフードという感じでした。


しかし、最近「ワルン」と名乗ってはいても、レストランと変わらないお店が増えてきました。
昔は税金を取るのがレストランで、ワルンは税金を取らない、なんて言っていましたが、ちゃんと税金を取るワルンもあります。
特に、最近新たにオープンするワルンは、若い感覚の店作りや、外国料理をアレンジしたものを出すお店が多く、ローカル向けとはいえ、外国人が行っても、ぜんぜん違和感がないおみせが多いです。
さらに、外国人オーナーのお店でも、あえて「ワルン」と名付けるお店もあります。


つまり、特に観光地や外国人が多いエリア、あるいはデンパサールなど大きな街ではレストランとワルンの差がなくなってきています。
ただ、感覚的に

  • レストランは、高級で高い
  • ワルンは庶民的でやすい

というイメージはあります(中にはレストラン並みの料金を取るワルンもありますが・・・)


◆観光客もワルンに行っていいの?
もちろん、観光客でもワルンを利用しても構いません。
ただし、注意してほしいことがあります。
ワルンの中には、本当にローカルオンリーのお店があり、その中には衛生的な不安があるお店もあります。ローカルの人は平気でも、観光客にとっては、あとでお腹に来たりすることもあります。
すべてのワルンが、観光客も大丈夫ではありませんので、お店の衛生状態や、お客さんの入り具合など、しっかりチェックして自己責任でご利用ください。


簡単な目安として、そのお店に外国人観光客がいるかどうかというのを見てください。
沢山の外国人観光客がいるお店なら、まず安心して食事ができると思います。また、ガイドブックなどに紹介されているお店なら、まず間違いはないかと思います。


バリ島(というか、インドネシア)独特のお食事処ワルン。
すごく安くて、すごくおいしいワルンもたくさんあります。そんな、素敵なワルンを見つけたら、ぜひともトライしてみてください。