7月の連休にバリ島旅行を計画されている皆様へ
ゴールデンウィークも終わると、次の連休は7月20日の海の日ですね。7月18〜20日が3連休になるので、お休みを取ってバリ島にと計画されている方も多いと思います。
昨年末から話題になっていた日本人観光客の観光ビザ(到着ビザ・VOA)免除も6月中に実施されそうだし、ガルーダインドネシア航空の預け荷物重量もエコノミークラスでも一人46Kgまでと大幅拡大され、ますます、バリ島人気が上がっているかもしれません。
しかし!
なんと、7月20日近辺は、バリ島は大変なことになっているのです!!!
まず、7月15日はバリ・ヒンドゥー教にとって、と〜っても大切なお祭りガルンガンがあります。15日をはさんで14〜16日はお休みになるお店も多いかと思います。
そして、7月17,18日はイスラム教にとって、と〜っても大切なイドゥル・フィトリ(断食明け大祭)なのです。この時期、ジャワ島など他の島から来ているイスラム教の方は仕事を休んで田舎に帰ってしまうことがあります。
とはいえ、観光客がご利用になる、レストラン、ホテル、スパ、アクティビティ、ショッピングモールなどはちゃんと対応していますので、スタッフがいないからお休み、なんてことはありません。普段と全く変わりませんので、どうぞご安心ください。もちろん、飛行機もちゃんと運航していますし、職員・係員がいないから入国審査や税関が劇混みになるなってことはございません。
しかし、町中のローカル相手のワルン(食堂)や、屋台は閉めてしまうことが多いです。また、個人営業や家族営業の小さなお店は閉まっていることがあります。
ガイドブックに載っているような有名なお店や大資本のスーパー、ショッピングモールなどは大丈夫ですが、口コミで見つけたような小さなお店はお休みしている可能性がありますから、事前に調べておいてください。
それよりも、問題はイドゥルフィットリによる国内観光客の増加です。
最近は、バリ島旅行を楽しまれる国内観光客が増えてきました。そして、インドネシアの好景気を背景に、これまで外国人観光客しか行かなかったような場所にも国内旅行者が大挙して押しかけるようになりました。
イドゥル・フィットリのお祭りのときは、基本的には田舎に帰るのですが、イスラム教ではない中華系の方や、イスラム教徒でも若い方々はこのお休みを利用してバリ島に来られるのです。つまり、この時期バリ島は混み合うのです。
国内旅行者の多くは、フェリーなどを使い自家用車できます。狭いバリ島に車が増えてしまうのです。さらに、彼らは道をよく知らないので、渋滞の原因ともなります。この時期は、ふだんでも混み合うバリ島の道がより一層混み合ってしまいます。
今年のイドゥルフィットリは7月17,18日ですが、日本でいう振り替え休日のようなものもあり、7月16日から21日までお休みになります。さらに、この日を中心に長期連休にする会社も多いので、7月12日から26日までは国内旅行者が増えると考えてもいいでしょう。
では、この時期にバリ島旅行するには、何を注意したらいいのでしょうか?
まずは、余裕をもったスケジュールを組んでください。
道が渋滞したり、お店が混み合うことが予想されなすので、きつめのスケジュールだと大変です。なるべく余裕をもったスケジュールにしましょう。
次に、観光や外出するより、ホテルでまった〜りするプランを検討してください。ちょっと奮発してプライベートプール付きヴィラでのんびりするのもいいですね。
そして、早め早めの予約を取りましょう。スパ、レストランなどは、早めに予約を入れておけば安心です。
7月の連休は、インドネシアの連休ともぶつかっていますので、バリ島に来られる方は、計画的に旅行を楽しんでくださいね