バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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バリ島データ通信事情

先日アップしました「バリ島旅行ネット事情」でデータ通信について、ちょっと説明させていただ来ましたが、その後「データ通信についてもっと教えてほしい」というご意見を頂きましたので、今回もう少し詳しく説明させていただきます。


バリ島内で旅行者が一番手軽にインターネット環境を使用するには、ホテルやレストランのFree-Wifiを使う事ですが、ホテルにWifiがないとか、仕事で使うので自分専用のネット環境が欲しいといった場合、携帯電話の電波を使った、データ通信を利用するのが、一番お手軽でいいかと思います。
バリ島にはテレコム・スピーディーという名前の電話回線を使ったADSLサービスがありますが、これは電話回線が必要なので旅行者にはちょっと難しいでしょう。もちろん、長期滞在の方で、ご自宅に電話回線がある方は、このテレコム・スピーディーをご利用になっても構いません。その場合は担当のテレコム営業所にご相談ください。


携帯電話の電波を使ったデータ通信サービス(以降データ通信と言います)をするのに必要なものは、パソコンと、モデムと言われる通信機器です。
モデムとはこんな形をしている小型の通信機器で、USB端子でパソコンと接続します。

このモデムは、パソコン機器を扱っているお店で入手でき、およそRp300,000(3千円くらい)から販売されています。
※他にも、WifiルーターやポケットWifiも販売されていますが今回は割愛させていただきます。


データ通信は、携帯電話の電波を使うので、携帯電話用のSIMカードも必要です。
この写真のように、SIMカードをモデムに入れて使います。

通信用のソフトはモデム内に入っており、パソコンに接続すると自動的にインストールされます。その際、モデムに入れたSIMカードからデータを読み取り、接続のための設定も自動で行われます。


また、日本から持ってきたポケットWifiやスマートフォンを使ってもデータ通信はできます。しかし、SIMロックがかかっていると、バリ島のSIMは使うことが出来ませんので(これは、携帯電話と同じですね)、バリ島のSIMカードを使ってデータ通信をやろうと思ったら、SIMフリーの機器を日本からお持ちください。



さて、モデムに入れるSIMカードですが、バリ島にはTelkomselやIndosatoといった通信事業会社が沢山あり、どこの通信事業会社のSIMカードがいいのか?悩みますね。
今回は代表的な3社のデータ通信サービスについてご紹介させていただきます。
それと、もう一点、データ通信費をなるべく安くするために、各社ともお得なデータ通信パッケージ(パケット)サービスがあります。そのパケットも合わせてご紹介させていただきます。


◆テレコムセル(Telkomsel)
インドネシア最大の通信事業者がテレコムセル(Telkomsel)で、(有線)電話事業の他に携帯電話事業も行っています。
このテレコムセルのデータ通信サービスが「テレコム・フラッシュ(Telkom Flash)」と言われるもので、HSDPA/3G/EDGE技術を使い。最大14.7Mbpsの通信速度が出ます。バリ島内ほぼ全域をカーバーするエリアの広さが売りですが、その分利用者数も多く、時間帯によっては通信速度がぐっと遅くなることもあるそうです。


このテレコムセルのSIMカードには「カルトゥ・ハロ(Kartu Halo)」「シンパティ(simPATI)」「カルトゥ・アス(Kartu AS)」の3ブランドがあり、どのSIMでもデータ通信(Telkom Flash)」が利用できますが、ブランドによって価格や通信速度などが変わってきます。
「シンパティ」と「カルトス・アス」は通信料金をプルサという前払い方式(チャージ方式)で支払しますが、「カルトゥ・ハロ」は毎月銀行口座から引き落としとなるので、銀行口座を持っていなくては利用できません。


また、テレコム・フラッシュのパケット(データ通信パッケージ)には料金や最大通信データ量(Kuota)が違う「オプティマ(OPTIMA)]と「ウルティマ(Ultima)」という2つのパッケットがあります。


★カルトゥ・ハロ(Kartu Halo)
カルトゥ・ハロのパケットごとの料金やKuota量などについて説明します。


オプティマ(OPTIMA)

パケット名金額Kuota(最大データ量)最大通信速度
Basic PaketRp125,0003GB14.4Mbps
Advance PaketRp225,0008GB14.4Mbps
Pro PaketRp400,00010GB14.4Mbps
通信データ量がKuotaを過ぎると、通信速度が64Kbps(Basic,Advance)か128Kbps(Pro)に落ちます


ウルティマ(Ultima)

金額利用可能日数Kuota(最大データ量)最大通信速度
Rp50,00030Days1GB(3G)+500MB(EDGE)14.4Mbps
Rp100,00030Days2.5GB(3G)+1.5GB(EDGE)14.4Mbps
Rp225,00030Days4GB(3G)14.4Mbps
Rp400,00030Days8GB(3G)14.4Mbps
この表では利用可能日数が30日のみ記載しましたが、1日からのコースもあります。
また、Kuotaの部分で1GB(3G)+500MB(EDGE)とあるのは、最初の1GBは3G回線を使い、それ以降はEDGE回線を使うという事です。
Kuotaのデータ量を使い切ってしまうと、以降は接続できなくなります。


★シインパティ(simPATI)
シンパティのパケットごとの料金やKuota量などについて説明します。


オプティマ(OPTIMA)

金額利用可能日数Kuota(最大データ量)最大通信速度
Rp6,0001Day40MB7.2Mbps
Rp11,0001Day85MB7.2Mbps
Rp60,00014Days500MB7.2Mbps
Rp130,00030Days2GB7.2Mbps
通信データ量がKuotaを過ぎると、通信速度が16Kbpsに落ちます


ウルティマ(Ultima)

金額利用可能日数Kuota(最大データ量)最大通信速度
Rp25,00030Days450MB(3G)+150MB(EDGE)7.2Mbps
Rp50,00030Days600MB(3G)+600MB(EDGE)7.2Mbps
Rp60,00030Days1GB(3G)+1GB(EDGE)7.2Mbps
Rp100,00030Days2.5GB(3G)+1GB(EDGE)7.2Mbps
Rp250,00030Days3GB(3G)+2GB(EDGE)7.2Mbps
Rp450,00030Days7GB(3G)+3GB(EDGE)7.2Mbps
この表では利用可能日数が30日のみ記載しましたが、1日からのコースもあります。
Kuotaのデータ量を使い切ってしまうと、以降は接続できなくなります。


★カルトゥ・アス(Kartu AS)
カルトゥ・アスのパケットごとの料金やKuota量などについて説明します。


オプティマ(OPTIMA)

金額利用可能日数Kuota(最大データ量)最大通信速度
Rp6,0001Day40MB3.6Mbps
Rp11,0001Day85MB3.6Mbps
Rp60,00014Days500MB3.6Mbps
Rp130,00030Days2GB3.6Mbps
Rp250,00030Days4GB3.6Mbps
通信データ量がKuotaを過ぎると、通信速度が16Kbpsに落ちます


ウルティマ(Ultima)

金額利用可能日数Kuota(最大データ量)最大通信速度
Rp50,00030Days500MB(3G)+300MB(EDGE)3.6Mbps
Rp100,00030Days500MB(3G)+1GB(EDGE)3.6Mbps
Rp250,00030Days2GB(3G)+2GB(EDGE)3.6Mbps
Rp450,00030Days4GB(3G)+4GB(EDGE)3.6Mbps
この表では利用可能日数が30日のみ記載しましたが、1日からのコースもあります。
Kuotaのデータ量を使い切ってしまうと、以降は接続できなくなります。



テレコムセルには、3つのSIMブランドがありますが、カルトゥ・ハロは、銀行口座が必要なので、旅行者が使えるのはシンパティかカルトゥ・アスになるでしょう。シンパティの方が、最大通信速度が7.2Mbpsと早いので、テレコムセルを使うのなら、シンパティの方が良いかと思います。
また、オプティマ・パケットにしろ、ウルティメイト・パケットのしろ、最大データ量(Kuota)を使ってしまうと通信速度が極端に落ちたり、接続できなくなるので、ご注意ください。
これらパケットを利用する際には、一旦SIMカードを携帯電話に入れて、「*363#」にダイアルしてパケット選択をしなくてはいけません。(全SIMブランド共通です)



◆インドサット(Indosat)
続いて、インドサットについて説明します。このインドサットはテレコムセルに続きインドネシア第二の通信事業者ですが、テレコムセルのように、有線の回線は持っておらず、携帯電話専門の会社です。
このインドサットにも複数のSIMブランドがありますが、一般的には「ムンタリ(Mentari)」か「IM3」というブランドのSIMカードを使うといいでしょう。
データ通信サービスは、「Super3G+」という名称でテレコムセルと同じでHSDPA/3G/EDGE技術を使っており、データ通信費は1KBごとにRp1かかりますが、「Paket Kuota」と「Paket Unlimited」という2つの料金パッケージを使うとお得にデータ通信が出来ます。


パケット・クオタ(Paket Kuota)

金額利用可能日数Kuota(最大データ量)最大通信速度
Rp2,0001Day5MB3.6Mbps
Rp10,0007Day50MB3.6Mbps
Rp25,00030Day500MB3.6Mbps
Rp50,00030Day1.2GB7.2Mbps
Rp100,00030Day2.5GB7.2Mbps
Rp200,00030Day6GB7.2Mbps
データ通信量がKuotaを超えるか、利用可能日数を超過すると、パケットは終了となり、データ通信はRp1/1KBの料金となります。


パケット・アンリミテッド(Paket Unlimited)

金額利用可能日数Kuota(最大データ量)最大通信速度
Rp5,0001Day50MB1Mbps
Rp25,0007Day200MB1Mbps
Rp50,00030Day500MB1Mbps
Rp100,00030Day2GB1Mbps
データ通信量がKuotaを超えても、利用可能日数以内でしたら、料金加算無しで引き続きデータ通信はできますが、通信速度は54Kbpsに落ちてしまいます。


インドサットも、パケットを利用する場合は、SIMカードを携帯電話に入れて「*123*4*1#」にダイアルして、パケット、コース(料金)を選択しなくてはいけません。



◆スマートフェン(SMARTfren)
このスマートフレェンは最近人気が上がってきた通信会社で、特に都市部を中心に最速データ通信をウリにしています。
また、TELKOMSELやIndosatとは違い、日本のauとおなじCDMA2000 1XEV-DO Rev.Bという通信技術を使っているので、一般に販売されているモデムやポケットWifiが使用できません。ただし、速度はかなり速いので、在住外国人などでスマートフレェンを使っている方が増えてきています。また、他の通信事業者に比べサービス範囲が狭いので、ご利用の際はサービス可能かどうか、確認が必要です。


スマートフレンの通信費用ですが「Connex EVO」というサービスを使うのがいいでしょう。そのサービスの料金は以下の通りです。

料金Kuota有効期間通信速度
Rp10,000250MB30Days14.7Mbps
Rp20,000600MB30Days14.7Mbps
Rp25,000750MB30Days14.7Mbps
Rp50,0002GB+1GB30Days14.7Mbps
Rp100,0006GB+3GB30Days14.7Mbps
Rp150,00012GB+6GB30Days14.7Mbps
Rp200,00016GB+6GB30Days14.7Mbps
Rp500,00040GB+6GB30Days14.7Mbps
Rp50,000以上のコースはKuotaが2GB+1GBとなっていますが、これは1GBのボーナスKuotaが付いているということです。
Kuotaで指定されているデータ通信量を消費した場合、有効期限内であっても、データ通信は出来なくなります。その場合、携帯電話のようにプルサをチャージすれば、チャージ金額に応じたKuotaが補充され、そこからまた30日間の有効期間でデータ通信が行えるようになります。


このConnex EVOサービスを利用するには、SMARTfrenの営業所に行き、サービス申し込みをしなくてはいけません。(初回登録料としてRp20,000必要)一旦登録してしまえば、以降は手続きは不要となります。


ちょっと、ややこしいお話でしたが、バリ島には多くの通信事業者があり、またいろいろな通信サービスを行っていますので、エリアや料金、速度、使用形態などによって、どの通信事業者がいいのか、じっくり選ぶといいでしょう。