バリ島ウブド便り

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バリ島旅行ネット事情

先週の携帯電話事情に引き続き、バリ島でのインターネット事情について、解説します。


バリ島で、のんびりリゾートしている方でも、仕事のメールや家族友人へのメールを送受信したいってことありますよね。
他にも、観光ポイントやレストラン、スパなどの情報を探したり、旅行会社にツアーを依頼したりと、バリ島でインターネットを使う機会って、結構あります。
では、バリ島でのインターネットはどのように利用できるのでしょうか・・・


1)ネット屋さんを使おう
バリ島内には多くの(インター)ネット屋さんがあります。
ネット屋さんには、何台もパソコンが並んでいて、1時間Rp5,000といった低料金でインターネットが利用できます。多くのお店では英語しか使えないパソコンしかありませんが、クタやウブドと言った観光客が多い場所では、日本語が使えるパソコンを置いてあるネット屋さんもあり、気軽にウエブサイトを見たり、メールチェックができます。


ただし、いろんな人が使うパソコンですので、セキュリティは甘いです。ネット屋さんのパソコンを使って、クレジットカード情報など重要な情報を流すのはやめておいた方がいいと思います。
それと、時々「ネットカフェ」という表現をされる方がいますが、バリ島のネット屋さんは、ネット専門でコーヒーやジュースを出すお店はほとんどありません。(缶ジュースやお菓子を置いているお店はありますが)また、マンガ喫茶のように、個室になっていて、マンガなどを読んだり休憩できるようなところもありません。



めっきり少なくなったネット屋さんですが、探すときは「INTERNET」の看板を目印に


2)Free Wifiを使おう
最近増えているのが、「Free Wifi」のお店。
利用者に無料でWifi(無線LAN)を通じてインターネット接続を提供するお店で、観光客が利用するホテル、レストラン、カフェなどはほとんどがFree Wifi完備となっています。


Free Wifiのお店は、お店を利用される方なら、基本的にネット接続費用は無料(Free)ですが、パソコンなどの貸し出しはしていません。
最近は小型のノートパソコンやタブレット、あるいはi-Phoneなどのスマートフォンなどを持って旅行している方が多いので、ほとんどの旅行者はFree Wifiのお店を利用しています。おかげで、観光客向けのネット屋さんがパタパタと廃業しています。


FreeWifiを利用する場合は、お店でWifiのIDとパスワードをスタッフにお尋ねください。また、セキュリティが甘いお店もあり、Wifiを通じてパソコンのデーターを読み取られたり、ウィルスを送り込まれると言った危険性もありますので、ご利用は自己責任でお願いします。



最近は小さなロスメン(安宿)やワルンにもFreeWifiを導入するところが増えてきました。目印は「Free Wifi」の文字!


ネット屋さんにしろ、Free Wifiにしろ、気になるのは通信速度。バリ島のインターネットは日本のようにどこでも同じような速度が出るのではなく、ネット回線の契約金額によって速度が決まるので、そのお店がどんな契約をしているかによって通信速度も変わってきます。
外国人観光客が利用するホテルやカフェでしたら、SKYPEやLINE、サイト閲覧は問題なくできますが、YouTubeなどの動画はちょっと苦しいと言ったところだと思います。


3)データ通信(3G)を使おう
街中のネット屋さんや、Free Wifiを使うのは、セキュリティ上ちょっと心配。
バリ島に長期滞在するので、自分専用のネット回線が欲しい。
という方は、データ通信を使うのが一番ではないでしょうか?


バリ島のネットですが、電話回線を使ったADSLと携帯電話回線を使ったデータ通信(3G)の二つがあります。ADSLは、TELKOMが扱っているSPEEDYというサービスですが、これは電話回線がないと利用できません。新たに電話回線を引くには、多額の工事費用が掛かりますから、外国人がネット回線を使おうと思ったら、携帯電話回線を使ったデータ通信がいいと思います。



データ通信を利用するには、この写真にあるような、USB接続型のモデムと携帯電話のSIMカードが必要になります。
他にも、ルーターやポケットWifiもありますが、今回入門編ということで割愛させていただきます。


モデムやSIMカードは町のパソコン屋さんで手に入ります。モデムがRp300,000くらい、SIMカードはRp20,000くらいですが、モデムとSIMカードセットで販売しているところもあります。ネット接続するには、パソコンの設定などが必要ですが、これはモデムを購入したパソコン屋さんでやってもらいましょう。
また、接続料金ですが、1か月接続し放題でいくら、というパケ放題のような接続パッケージがありますので、それらを使うといいでしょう。接続料の支払いは携帯電話と同じで、プルサをチャージします。チャージの仕方などは前回の記事(バリ島旅行携帯事情)をご覧ください。


4)日本のケータイを使う
通話と同じように、日本から持ってきた携帯電話やスマートフォンでデータ通信(メール、ウェブ)をすることもできます。
ただし、通話同様ローミングサービスとなりますので、通信費はかなりの高額となるのでご注意ください。
docomo、au、Softbankとも、通信費定額サービスもありますので、うまく使いましょう。
以下に各社のおおよその通信費用をまとめておきます。


★Docomo
データ通信費 0.2円/パケット


海外パケ放題(料金定額サービス)を使用した場合
20万パケまで 0.2円/パケット 
       iモード 50パケットまで 1通信50円 以降 0.2円/パケット
       最大 1,980円/日


20万パケ以降 0.2円/パケット 最大 2,980円/日


※1パケットとは、128バイトのことで、全角ひらがな64文字相当のデータ量の事です。


★SoftBank
1通信あたり 10Kバイトまで  100円  以降 5円/1Kバイト


海外パケットし放題(料金定額サービス)を使用した場合
90Kバイトまで 2円/1Kバイト
25Mバイトまで 最大 1,980円/日
25Mバイト以上 最大 2,980円/日


★au
海外ダブル定額サービスを利用した場合
1.6円/1Kバイト


25Mバイト(40,000円分)まで 最大1,980円/日
25Mバイト(40,000円分)以上 最大2,980円/日


携帯電話のデータ通信費については、条件などにより変わってきますので、必ず各会社のホームページで条件や料金を確認してください。
また、バリ島でデータ通信を行う場合、パケ放題を使う場合は、携帯電話の設定が必要です。こちらも各社ホームページでご確認ください。