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バリ島ウブド便り

神々の棲む島・バリ島ウブドに在住のベベッがバリ島生活の中で体験した事や感じた事をまとめたブログです

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満月の夜ペジェンでジェゴグ公演

以前、このブログでも紹介した、バリ島ジュンナブラ県ヌガラの巨大竹筒ガムラン・ジェゴグ。
見逃した方は、こちらをどうぞ→大地の響きジェゴグ(Jegog)


バリ島を代表する音楽、ガムラン。
通常のガムランは鉄琴などが主ですが、このジェゴグはすべて竹でできた楽器を用いて演奏されます。1つの楽団で、大小6種類、合計14台の竹製ガムランを使って音楽を奏でますが、この中で一番大きな楽器が巨大な竹筒を使ったジェゴグと呼ばれる楽器です。
ジェゴグから発せられる重低音は、大地を震わせ、体全体に染み込んでくる、まさに『大地の響き』といえます。


ジェゴグの本場ヌガラには多くのジェゴグ楽団があり、毎年コンクールも開かれていますが、その中で最も有名な楽団が、スエントラ氏が率いるスアール・アグン楽団です。ジェゴグと言えばスアラ・アグンと言われるほど有名なグループで、バリ島に限らず日本をはじめ諸外国での公演も多く、世界中にファンを持つと言われています。


この楽団を率いているスエントラ氏は、「ジェゴグの父」とも言われています。
ジェゴグは古くから伝わる伝統芸能でしたが、オランダがバリ島を統治している時代、ジェゴグに使う巨大な竹が武器になるという理由で、ジェゴグの演奏が禁じられていました。そのため、ジェゴグは完全に廃れてしまったのですが、それを復興させたのがスエントラ氏です。


また、スエントラ氏が率いるスアール・アグン楽団には、他の楽団にはない「ムバルン」という演奏があるのも、この楽団にファンが多い理由です。
ムバルンとは「音の格闘技」とも呼ばれており、2つのジェゴグ・チームが相手チームの演奏に、音をぶつけて相手をねじ伏せようとするものです。最初は、本当にぶつかり合い、戦っているような演奏ですが、それがいつしか一つにまとまり、より強大な音となっていきます。こうなると、演奏者も聴衆も一体となり、大きな音の渦に身を任せ、トランス状態になってしまう事もあるそうです。


さて、こんなジェゴグですが、本場ヌガラ以外の場所で聞く機会はなかなかありません。
ウブドエリアにもジェゴク公演をしているチームはありますが、ムバルンは行っていません。ムバルンを聞くには、ヌガラに行って、スアールアグンの公演を聞くしかないのですが、クタやウブドなど観光客が多いエリアからヌガラまでは、車で2時間以上かかるし、観客が10人以上揃わないと公演は行わないのです。


なかなか、本場のジェゴグは聞きにいけないなぁ…と思っていたら、素晴らしいニュースが飛び込んできました。


なんと、1月26日にウブドの隣村ペジェンでスアール・アグン楽団のジェゴグ公演があるそうです。
ペジェンと言えば、何世紀も昔の遺跡や寺院が残る、歴史の村。しかも、1月26日と言えば満月(プルナモ)の日なのです。
こんな特別な日に、ペジェンでジェゴグが聞けるとは・・・・


当日、バリ島に滞在していて、ぜひこの公演に行ってみたいという方は、こちらを参考にしてください。


スアール アグン フルムーンコンサート
(Suar Agung Full Moon Concert)
1月26日(日) 19:00〜20:30
ペジェン村クボ エダン寺院付近(Desa Pejeng Pura kebo edan)
チケット 250,000Rp(ウブドからの送迎代込み)
問合せ先 0819-1643-7658