バリ島ウブド便り

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グヌン・カウィ・スバトゥ寺院に行ってきました

先日、お天気がよかったので、グヌン・カウィ・スバトゥ寺院に行ってきました。このお寺は、ライステラスで有名なテガラランの北、スバトゥ村の歴史ある寺院です。


大変静かで美しい寺院なのですが、観光客の人気は今一なんです。と言うのも、この寺院の近くに聖水が沸くティルタエンプル寺院があり、そちらの方が広く人気があるので、この寺院にまでくる観光客は少ないようです。
規模はティルタエンプル寺院より小さいですが、美しい池や泉があり、静かで穴場なので、こちらの寺院の方がおススメなんですけど・・・


さて、気を取り直して、寺院の紹介をさせて頂きます。
寺院の入口には駐車場があり、そこに受付があります。入場料は大人Rp15,000でした。お寺ですので中に入るにはサロン(腰布)とスレンダン(帯)が必要ですが、こちらの受付で無料貸し出ししています。ただし、キャミやタンクトップのような肌の露出が多い格好では入れませんので注意してください。Tシャツや半袖シャツなどはOKです。



寺院は駐車場より低い位置にあるので、階段を下って外境内に入ります。



外境内は綺麗に手入れがされていて、公園のようです。



外境内の右手には、大きな池があります。この池には沢山の魚が泳いでいますよ。
そして、池の中央には広い東屋があって、暑い日にはここで涼んだら、気持ちがよさそうですね。



池の中央の東屋に二人並んで座っている人がいましたので、パチャラン(デート)かと思い、近づいてみたら、男の子同士が話しこんでいるだけでした・・・



外境内の左手には沐浴場があります。
見ると、沐浴場の中にコイが泳いでいて、普段は使われていないようです。この沐浴場の奥にも、別の沐浴場があったので覗いてみたら、おじさんがパンツ一丁でマンディ(沐浴)していました・・・キャッ



外境内の奥にある、バリ島独特の割れ門から中境内に入ります。この割れ門は邪悪な人が通ろうとすると、閉まってしまうそうです。
中境内には幾つもバレ(東屋)がありました。お祭りのときには、これらバレにお供え物をしたりするそうです。



中境内の奥の階段を上がると奥境内になります。
奥境内には、神様が降りてくる玉座やメル(多重塔)があるのですが、奥境内は立ち入り禁止になっています。



中境内を左手に進むと、綺麗な水が沸く泉があります。ここから沸く水が奥境内にある沐浴場に流れているのですね。
この泉の真ん中にある祠が寺院の始まりだそうです。



寺院を一回りして、また外境内まで出てきたら、奥の方に沐浴場がありました。この沐浴場は利用するのに一人Rp1,000掛かるようで、入口に料金箱が置いてあります。
中を見たら、男女別に分かれていて、男の子用は、近所の子供たちの水遊び場になっていました。
きもちよさそ〜


寺院は以上ですが、寺院にいたお坊さんが「ここから少し上がっていった所に、ムルカットをする滝があるよ」と、教えてくれたので、ちょっと行ってみました。


ムルカットとは、日本で言う「禊ぎ(みそぎ)」の事で、バリの方は体の具合が悪い時や、何か問題があった時など、よく滝や泉で沐浴をします。特に、ここのような綺麗な水が沸くところは、霊力もありムルカットをするのに良いと言われているそうです。



寺院を後にして車で5分くらい行くと、駐車場がありました。この駐車場に車を止めて、ちょっと山道を歩いていきます。途中には、ワルンが沢山あり、ムルカットするときに使うチャナン(お供え物)やお線香、そして聖水を持って帰るためのポリタンクなどが売っていました。



ここが、滝の入口です。
ここからおよそ300mくらい階段を下った所にムルカットの滝があるそうです。
でも、入口にいたおばさんに聞いたら、ちゃんと正装しないと入ってはだめだよ、ってことなので、今回はココまでとしました。


階段からは、ムルカットを終えた人たちが、何人も上がってきました。みんな清々しい顔をしていましたので、次回は正装してムルカットをしに来ようと思います。