バリ島で地震!びっくりしました
もう、報道でご存知かと思いますが、昨日(10月13日)午前、バリ島で地震が発生しました。
報道によりますと、発生時刻は中部インドネシア時間11時16分頃、震源地はヌサドゥアの南西143km、深さ10kmの地点でマグニチュード6.8ということです。
地震発生の時、私は2階建てのオフィスの2階にいました。最初はちいさな振動が5〜10秒くらい続き、次いでそこそこ大きな揺れが3〜5秒くらいありました。
後で、ネットを見ると
「バリ島で大地震」
「住民はパニック」
「ホテルから宿泊客が飛び出してきた」
と、すごい文字が躍っていますが、地震大国日本に暮らしていた日本人、とくに3.11大震災を経験した人たちは
「このくらいの揺れで、なに驚いているの?」
ってくらいの揺れでした。
多分ウブドで震度2〜3くらいですね。
そうはいっても、めったに地震がないバリ島のことですから、オフィスのおばちゃんたちや近所の人たちは、すぐに表に飛び出してみんな「ヒドゥップ・ヒドゥップ」と言っていました。
ヒドゥップとは「生きる、生きている」といった意味で、地震が来るとなぜかみなさん、この言葉を口にします。
また、20年もウブドに住んでいる在住者の方は「ココに住んで、これほどまでに大きな地震は初めて」と言っていました。それほどまでに、地震が少ないバリ島なんですね。
その後、バリ島各地の被害がTwitterなどで分かってきました。
ウブドエリアでは、中学校の瓦が落ちて、人が怪我をしたそうです。
ジュンジュンガンにある、建設中のヴィラでは、瓦が落ちたり、仮設の壁が倒れたりしたそうです。
南部エリアの方が被害が多く、サンセットロードのカルフールは、外壁の一部がはがれて落ちたそうです。
デンパサールのカシイブ病院では瓦が落ちたそうです。
ングラライ空港でも天井の一部が落ちて来たそうです。
けがをされた方も60名以上と言うことです。
地震大国日本に住む私たちにとっては、そんな驚くべき程の大きさの地震ではなかったのですが、地震が少ない場所ですから、建物は弱くちょっとしたことでも、壁が割れたり瓦が落ちてきたりします。今オフィスの前では新築工事が行われていますが、確かに弱そうな作りです。
また、地震になれていない地域の人ですから、パニックにもなったんでしょうね。
と言うわけで、皆様にはご心配をお掛けしましたが、それほど大きな被害もありませんでしたから、ご安心くださいね〜