ウブドエリアの最新交通事情(2017年12月編)
ウブド中心部は、慢性的な渋滞が続き、身動きが取れない。
観光客の間では、こんな評価が流れています。
このままでは、ウブドは観光客に見放されてしまう・・・・
ということで、ギャニャール県は12月18日から思い切った交通規制を開始しました。
今回は始まったばかりの交通規制についてご紹介いたします。
この施策が有効に機能してくれることを祈っております。
<目次>
規制その1:大型バス進入禁止
ウブドのメイン通り、ラヤウブド通り、モンキーフォレスト通り、ハヌマン通りを25人乗り以上の大型バス進入禁止にしました。(上記地図の赤い線の道路)
ウブドエリアは古い町ですので、道も細く、坂も多い。
さらに曲がり角も多いので、もともと大きなバスは通行が困難で、渋滞の要因となっていました。
大型バスは、モンキーフォレスト横の駐車場、もしくはプラダラムプリの駐車場に入れて、観光客は徒歩で街中を回るようになります。
規制その2:路上駐車禁止
上記地図の赤い線を引いた道路はすべて路上駐車禁止となりました。
渋滞の大きな原因となっている路上駐車。
実は、路上駐車しているのは、観光客などではなく、お店のスタッフや地元の人たちなんです。
駐車場の無い家も多く、青空駐車していたんですね。
スタッフたちのバイクはモンキーフォレストの駐車場やお店の裏や路地の空きスペースなどに止めて、表通りには駐車しないようになりました。
ただし、禁止されているのは長時間の駐車ですので、短時間の停車は認められています。
規制の効果は出ているか?
規制が始まって一週間、はたして効果は出ているのか?
大型バスの規制ですが、現在バリ島はアグン山の噴火危機で観光客の数がぐっと減っています。
特に、大型バスで来られる中国からの観光客がほぼゼロという状況のため、大型バス規制の効果は、まだはっきりと出ていません。
次に路上駐車禁止の効果です。
この写真は以前撮影したモンキーフォレスト通りです。
道の片側に、びっしりと車が駐車され、道路は片側一車線しか使えません。
この状態で、人の乗降のため車が止まると、そこから後ろはびっしりと渋滞になっていました。
こちらは、規制後のハヌマン通りです。
駐車している車がいません。
道もガラガラです。
と、このように路上駐車禁止はかなり効果が出ています。
しかし、実際見ていると、まだ日中路上に駐車している車がいます。
観察していると、道路に面した家の人が青空駐車をしていたり、客待ちのトランスポーターたちの車であったりしています。
もちろん、警察が街中を巡回し、駐車している車があると、マイクなどでドライバーを呼び出して、移動させていました。
しかし、警察が行ってしまうと、また駐車するというイタチゴッコが繰り返されています。
しばらくは、警察と車の持ち主とのイタチゴッコが続くと思いますが、なんとか規制を続けていって欲しいと思います。
観光客への影響
ウブドを訪れる観光客への影響を考えてみました。
メリット
なんといっても、この規制で渋滞がなくなり、よりスムーズに観光ができるようになるとうれしいです。
また、渋滞がなくなることにより、排気ガスの量も減って、空気がきれいになったら良いなと思います。
デメリット
大型バスが中心部に入れないということで、大型バスの観光客の足が遠のくということが考えられます。
ただし、25人乗り以下の小型バスや、普通車は従来通り進入できますので、大型バスを使わない日本からのお客さんにはあまり影響が無いと思います。
路上駐車禁止ということですが、乗降のための停車はできます。
観光客で自分で車を運転してくる方はほとんどいませんので、これも影響は無いでしょう。
自分で運転してくる長期滞在者や在住者、一部の国内旅行者の方には不便な思いをさせますが、渋滞緩和のためですので、ご理解願いたいです。
シャトルバス
駐車禁止、大型バス規制の対応として、モンキーフォレストからシャトルバスが出ています。
うわさでは、無料のシャトルバスだそうですが、筆者まだシャトルバスに出会っておりません。
今後、取材を進め、シャトルバスの内容についてわかり次第レポートします。
まとめ
- 12月18日より、渋滞緩和のためウブド中心部で交通規制が始まりました。
- 25人乗り以上の大型バスはウブド中心部に乗り入れできなくなりました
- 中心部の道路は駐車禁止になりました
- この規制により、渋滞が減ってスムーズな観光ができるようになりました。
バリ島エレファントライド徹底比較
バリ島のアクティビティでも常に人気のエレファントライド(象のり)
バリ島にはエレファントライドができる施設が5箇所ありますが、どの施設に行けばいいのか、悩みますよね。
そこで、5箇所のうち当社が扱っている4箇所について比較検討してみました。
アクティビティ選びの参考にしてください。
<目次>
エレファントサファリパーク(MASON Elephant Park)
バリ島のエレファントパークの中でも一番の老舗がタロ村にあるこちらのエレファント・サファリ・パークです。
こちらのパークですが、今年の11月から名称をMASONエレファントパークに変更になりましたが、エレファントサファリパークの方がよく知られていますので、旧名称で通しますね。
パークのあるタロ村はウブドからさらに北に30分くらい行ったところ。
ウブドよりもライステラスで有名なテガラランの方が近いかもしれません。
クタやヌサドゥアといった南部ビーチエリアからは1.5~2時間程度掛かります。
エレファントライドの時間は30分間。
パーク周囲の森や林の中を散歩します。
乗るときは象の背中に取り付けられた椅子に座りますので、1歳以上のお子様もご利用可能です。
こちらのパークでは、1日数回のエレファントショーが楽しめます。
象さんのダンスやバスケットボール、そして絵まで描いちゃいます。
さらに、こちらのパークでは「サファリ・アンダーザスター」といって夜間のエレファントライドも楽しめちゃいます。
南部ビーチエリアからはちょっと距離がありますが、ウブド観光のコースに組み入れてもいいですね。
エレファントキャンプ
エレファントキャンプは、ウブドの西、アユン川を渡ったチャランサリ村というところにあります。
ウブドからですと、30分くらい離れていますが、クタやスミニャック、サヌールからは1時間程度と、意外と南部ビーチエリアからのアクセスがいいのです。
こちらのライドも30分間。
近くの森や、村を散歩します。
お客様は象の背中に取り付けた椅子に座りますので、1歳以上のお子様もOKです。
このエレファントキャンプは同じ敷地内にPODチョコレート工場があります。
エレファントライド+チョコレート工場ツアーといった、コンボメニューもありますので、1日たっぷり遊ぶこともできます。
バリサファリ&マリンパーク
バリ島唯一のサファリパーク・バリサファリ&マリンパークでもエレファントライドが楽しめます。
バリサファリ&マリンパークはギャニャール県の南、ルビービーチ(Pantai Lebih)と言うところにあります。
サヌールからなら車で45分程度、クタからなら1時間程度で到着です。
また、ヌサドゥア、クタ、スミニャック、ウブド、サヌールなどから無料のシャトルバスも出ています。
こちらのエレファントライドは10分と30分のコース。
10分コースはパーク内の一部エリアを回りますが30分コースは、サファリパーク内の草食獣エリアを回ります。
エレファントライドしながら、サファリも楽しめちゃうんですね。
ただし、写真にあるように、お客さんは直接象の背中にまたがるため、4歳以下のお子さんはご利用いただけません。
こちらは、サファリパークですので、エレファントライドだけではなく、サファリツアーやアニマルショーなど沢山のアクティビティがそろっていて、一日中遊ぶことができます。
たっぷりと動物と遊びたいと言う方にオススメですね。
バリズー
バリズーは、サヌールとウブドの中間、シンガパドゥというところにある、老舗動物園です。
サヌールからもウブドからも30分程度で行けて、今回ご紹介したパークの中でもっとも南部ビーチエリアに近い所です。
また、クタのDFSギャラリアから出ているクラクラバス・ウブドラインの停留所もあるので、アクセスも便利と言えますね。
こちらのライドは15分と30分のコースがあります。
象の背中につけた椅子に座りますので2歳以上のお子様からご利用いただけます。
バリズーは動物園ですので、象さん以外にも沢山の動物と触れ合うことができます。
さらに1日2回行っている動物との写真撮影会も無料で参加で来ちゃいます。
それほど大きくない動物園ですので、ウブド方面の観光の途中に立ち寄ってもいいでしょう。
まとめ
今回は4つのエレファントライドを比較してみました。
純粋に象のりを楽しみたいと言うのでしたら
- エレファントサファリパーク
- エレファントキャンプ
象のりだけじゃなく、他の動物も楽しみたいのでしたら
- バリサファリ&マリンパーク
- バリズー
がよいかと思います。
バリ島のエレファントライドの詳細・ご予約は
ぜひ、バリ島でエレファントライド、楽しんでください~
今がチャンス!どこよりも安くムリアの旅を楽しもう
バリ島アグン山の影響で、現在バリ島は観光客がぐ~っと少ない状況で、元気がありません。
でも、このままでは、いかん!
もっと、元気にならなくては!
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<目次>
ツアーのポイント
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日程はこんな感じ
- 1日目:バリ島空港集合
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お気軽にご相談ください。
(エリアによっては追加料金が発生することもございます)
オプショナルツアーもバッチリ
2日目はもちろん、1日目、3日目でもオプショナルツアーのご利用が可能です。
たとえば・・・
- 2日目、3日目にゴルフ2ランドプランをご利用いただき、3日目ラウンド終了後に空港へお送り。
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(一部スパでは無料送迎ができない事もございます)
などなど・・・お気軽にオプショナルツアーの追加をご検討ください。
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まとめ
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アグン山噴火と空港閉鎖について
11月25日の夕方、バリ島アグン山が噴火し、その影響でデンパサール空港が約3日間閉鎖となり、旅行スケジュールが狂ったり、旅行をキャンセルしたりと多くの旅行客に多大な影響を与えました。
今回のブログではアグン山の噴火から空港閉鎖の動向を振り返りながら、今後の対応について考えていきたいと思います。
<目次>
今回の一連の動きを振り返る
11月21日 17:05 小規模な噴火発生。
水蒸気爆発であり、噴煙もそれほど上がらなかったので、日本ではあまり報道されませんでした。
噴火警戒レベルは3(Siaga/警戒)のままでした
11月25日 17:30 2回目の噴火発生。
今回も水蒸気爆発と見られていますが、21日の噴火に比べて噴煙の量は多く感じました。
ただ、風向きが北西から南東へ向けての風のため、デンパサール方面へは火山灰は流れていかず、この時点では空港閉鎖はありませんでした。
その後数回の爆発が観測されています。
11月26日 23:00 風向きが南西方向に変わり、噴煙がデンパサール空港へ流れてきたため、27日07:00AMまで空港を閉鎖すると発表がありました。
11月27日 05:00 噴煙が3000m以上まで達し、風向きも南西方向と変わらないため28日07:00AMまで閉鎖を延長すると発表がありました。
11月27日 07:00 噴火危険レベルを最高の4(Awas/危険)に変更し、火口から半径8Km(一部エリアは10Km)のエリアの避難指示と立ち入り禁止指示が出ました。
11月28日 05:00 噴煙が依然3,000m以上まで上がり、風向きも変わらないため、29日07:00AMまで空港閉鎖を延期すると発表がありました。
11月29日 05:00 空港閉鎖を30日07:00AMまで延長すると発表がありました。
11月29日 14:30 風向きが南東方向に変わり、噴煙の飛来が無くなったとの事より、29日14:48より空港閉鎖を解除すると急に発表がありました。
26日23:00より約68時間の空港閉鎖でした。
噴火と空港閉鎖の関係について
火山灰が飛散しているエリアに航空機が侵入すると、航空機のタービンエンジンが火山灰を吸い込みエンジンにトラブルを起こしたり、飛行機外部に取り付けられた各種計器を故障させたりします。
そのため、火山が噴火した場合、その噴煙が飛散しているエリアは避けなくてはいけません。
バリ島のアグン山と空港の位置関係を見てみましょう。
デンパサール空港はアグン山から南西方向に位置しています。
11月25日の噴火爆発の時、バリ島には北西から南東に向かって風が吹いており、噴煙はデンパサール空港には流れていませんでした。
しかし、11月26日、バリ島の西にあるジャワ島の南で大型の低気圧が発生し、風向きが北東から南西方向に吹く風に変わり、噴煙がデンパサール空港方向に流れてしまいました。
そのため、デンパサール空港上空に噴煙が流れ込み、空港閉鎖となりました。
当初、低気圧は東に移動し、バリ島付近に近づくと予想され、そうなると空港閉鎖は4日から一週間続くのではないかと、言われていましたが、幸いにも低気圧はそのまま南に移動し、風向きも北西から南東方向に吹く風に変わったため、11月29日14:48に空港再開となりました。
つまり、空港が閉鎖になる条件としては
- アグン山が噴火し、大量の噴煙が上空に舞い上がること
- 北東から南西に向けた風が吹き、舞い上がった噴煙が空港上空に飛散すること
があげられると思います。
空港閉鎖時の対応
11月25日から29日の空港閉鎖に伴い、以下のような対応がありました
航空券の振り替え
各航空会社では空港閉鎖によりキャンセルとなった航空券の振り替え手続きを行っていました。
振り替えの対応は各航空会社でまちまちですが、おおむね、同じ航路で別日の便への変更と言うもので、変更手数料については無料と言う所が多かったようです。
変更手続きは、航空会社の営業所もしくは空港2階の航空会社営業窓口で行われ、空港には手続きのための特設カウンターも設置されました。
便の振り替えですが、別日の席が空いている便への振り替えになりますが、もし振り替えた便がまた欠航になったら、再度振り替えて続きを行わなくてはいけないそうです。
振り替え手続きには、パスポートと、欠航になった便のエアチケットが必要で、中には振り替え便の航空券はEメールで送るため、Eメールが受信できる端末(スマホやタブレット)が必要なところもあった模様です。
陸路移動
仕事の都合などで、どうしても急いで帰国しなくてはいけない方の中には、バスなどを使い近隣の飛行場まで陸路移動された方もいらっしゃいます。
近隣の飛行場と言うと、東ジャワ州のスラバヤ空港になります。
スラバヤ空港までは、タクシーまたはバスでの移動となります。
タクシー移動の場合
ブルーバードタクシーの場合、4人載りのミニバン(Toyotaイノーバ)で、デンパサール空港からスラバヤ空港まで片道Rp4,500,000だったそうです。
国内線ターミナルにスラバヤ行きの特設カウンターがありました。
バス移動の場合
国内長距離バスがタマンアユン寺院の近くムングィバスターミナルより出ています。
スラバヤまでの料金はバス会社によってまちまちで、Rp200,000~Rp400,000くらいでした。
バスのチケットはバスターミナルでも入手できますが、インターネットでも予約でるので、ネット予約で席を確保してから、バスターミナルに向かうと言う方法が確実でしょう。
11月28日より、州政府手配のジャカルタ行き、スラバヤ行きのバスが空港より出発していました。
料金はスラバヤまでRp300,000、ジャカルタまでRp600,000となっていました。
出発の時間は決まっておらず、乗客が集まり次第出発ということでした。
陸路移動時間
陸路での移動時間は
- スラバヤ 標準12時間(実際は18時間程度)
- ジャカルタ 標準24時間(実際は36時間以上)
渋滞や途中のフェリー待ちなどにより、標準時間の1.5~2倍の時間が掛かったそうです
航空券の手配
陸路移動してスラバヤやジャカルタから出国する場合、航空券は各自で手配と言うことになります。
欠航になった便の振り替えと言うことはできないので、欠航便のチケットは捨てて、新たにチケットを取ると言うことになります。
スラバヤやジャカルタの空港でもチケットは手配できますが、空席がないといったリスクもあるので、ネットやデンパサール空港であらかじめチケットを手配しておくのが確実でしょう。
滞在ビザの延長
短期旅行の方にはあまり関係ありませんが、長期旅行の方で空港閉鎖によりビザの滞在期限が切れ、オーバーステイになった方もいらっしゃいます。
そのような方のために、州政府は入国管理局と協力し、空港に特設窓口を設け、1週間(2週間と言う情報もありました)の滞在延長を対応したそうです。
延長には
- パスポート
- 欠航になった航空便のチケット
- 新たに取った航空便のチケット
- 航空会社からのレター(欠航証明)
が必要と言うことで、まずは、航空会社に相談してください。
今後の見通し
アグン山の噴火について
25日の噴火・爆発以降アグン山では大きな噴火・爆発は確認されていません。
しかし、山頂より噴煙は上がっており、夜になると噴煙に火口のマグマが反射して赤く見えています。
また、地震計やその他計測結果より、国家防災庁は地下マグマの活動は衰えてはおらず、今後さらなる噴火爆発の可能性は充分あるとしています。
では、いつまでこの状態が続くのか?
現時点では、いつまで噴火の危機が続くのかはわかっておりません。
前回(56年前)のアグン山噴火では、今回のように噴火-沈静が何度も繰り返され、結局一年近く噴火危機があったそうです。
そのため、今回の噴火も1年以上続くという方もいますが、これも確証はありません。
各エリアへの旅行
バリ島東部
アグン山火口から半径8Km(一部エリアは10Km)のエリアは立ち入り禁止です。
エリア外でも噴火の規模によっては、火山灰や小石などが飛来しますので、充分注意しましょう。
すでに降り積もった火山灰や雨によりトラガワジャ川などの河川の氾濫や鉄砲水の危険性も報告されています。
なるべく川に近づかないようにしましょう。
ウブドエリア
25日の噴火直後は、これといった被害はありませんでしたが、風向きが変わりウブドの街にも降灰がありました。
のどがいがらっぽかったり、目がシバシバするといった報告もありましたので、ウブドに来られる場合は、マスクなどを用意したほうがいいかと思います。
南部エリア
クタ、サヌール、ヌサドゥアなどの南部ビーチエリアはこれといった被害報告は確認できませんでした。
空港閉鎖について
空港閉鎖はアグン山の噴煙量と風向きによって決まります。
アグン山が噴火したからといって、即閉鎖となるわけではありませんが、アグン山が沈静化するまでは閉鎖リスクはあると考えられます。
また、閉鎖となっても、常時風向きや噴煙量の計測をして6時間ごとに閉鎖か解除かを判断しているそうで、飛行可能になったら、即刻閉鎖解除となるそうです。
バリ島に来られる方へ
現在のところ、アグン山は小康状態を保っていますが、いつまた噴火するかもしれません。
南部エリアにおいては、噴火による直接的な被害は少ないと言われていますが、噴煙の量や風向きによっては火山灰の降灰や空港閉鎖が考えられます。
そのようなリスクがあることを充分承知してください。
その上で、バリ島にこられる方に、以下のアドバイスをさせていただきます
- 噴火や空港閉鎖に関するニュースはまず、ネットで流れます。いつでもネット接続できる方法を取ってください。(レンタルWifiなどがいいかと思います)
- 頻繁に情報を流しているサイトなど、あらかじめブックマークしておくといいでしょう。
- 航空便が欠航になった場合のチケット振り替え手順や料金などについて、あらかじめ旅行会社に確認をしておいてください。
- 旅行会社のツアーでこられる方は、現地連絡先や非常時の行動についてツアー会社に確認しておいてください。
以下、在デンパサール日本領事館からのお知らせにありました、連絡先やサイトアドレスです。
[関係連絡先]
デンパサール国際空港:0361-9351011 内線6116
ガルーダ・インドネシア航空(デンパサール):0361-9368258 0804-1807-807
エアアジア:021-2927-0999 0804-133-3333
ロンボク国際空港0370-6157000 内線108
ガルーダ・インドネシア航空(ロンボク) 0370-638259
[参考情報HP]
デンパサール国際空港:https://bali-airport.com/en
バリ州防災庁災害対策センター(BPBD BALI):http://balisafety.baliprov.go.id/
バリ州観光協会:http://balitourismboard.or.id/
インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG):http://www.vsi.esdm.go.id/
インドネシア国家防災庁(BNPB):https://www.bnpb.go.id/
まとめ
アグン山は、現在(12月4日)、噴煙もあまり多くなく小康状態を保っています。
ただし、国家防災庁からは、地下マグマの活動はいまだ活発であり、今後も噴火の危険性は充分あると警告が出ております。
バリ島に来る、来ないは各人のご判断にお任せいたしますが、常に最新の情報を得て、万一噴火、空港閉鎖となった場合の行動についても考えておかれるよう、お願いいたします。
肩こり・腰痛が辛い方に!バリ島のオススメマッサージ3選
パソコンなどのデスクワークや、長時間の立ち仕事などが原因で慢性的な肩こりや腰痛、つらいですよね。
肩こり、腰痛は男女問わず多くのかたのお悩みです。
癒しの島・バリ島にきたら、そんな日頃の凝りや痛みもしっかりと揉み解しましょう。
今回は、頑固な凝りや筋肉の痛みをしっかりとケアしてくれる、ガッツリ系のマッサージ3選をご紹介します。
どうぞ、バリ島で凝り固まった筋肉をほぐし、すっきりとしてください。
<目次>
ウブドボディーワークスセンター
ウブドボディワークスセンターは、カリスマヒーラーとして有名なクトゥ・アルサナ氏がオーナーのウブドのスパです。
メニューには、ボディスクラブや癒し中心のリラクゼーションマッサージもありますが、もともとは、治療を目的としたボディマッサージのお店。
癒しのスパというより痛みや凝りなどのケアを目的とした治療院といった雰囲気のスパです。
オススメのマッサージ
オーナーのアルサナ氏のマッサージが一番人気なんですが、人気がありすぎてなかなか予約ができません。
そこで、今回オススメするのは「ディープティッシュ・セラピーマッサージ(1時間)」
こちらは、アルサナ氏ではなく、お弟子さんによる、強めのマッサージで、主に筋肉の疲れやコリを揉み解し、痛みを緩和するものです。
お弟子さんといっても、ゴッドハンド・アルサナ氏からじきじきに指導されている方ですので、かなり効果は期待できます。
スパの場所は
スパはウブドエリアのハヌマン通りというところにあります。
クタやヌサドゥアなどの南部ビーチエリアからは少々離れていますが、タクシーを飛ばしてでも通う価値は十分にあると思います。
ご予約は
ラヴィ(La'Vie)
ラヴィは、ジンバランエリアにあるスパで「痛きもちいい」マッサージが特徴です。
こちらのマッサージは、タイマッサージや日本の指圧などを取り入れたノンオイルマッサージで、特に体の凝りや痛み、疲れの解消に効果があると、日本人を中心に大人気です。
ノンオイルマッサージなので、施術はお店特性のパジャマを着たまま行われるので、裸になるのに抵抗がある方やオイルマッサージが苦手と言う方にオススメです。
オススメのマッサージ
イチオシは「ラヴィオリジナルマッサージ(2時間)」
タイマッサージをベースにしたオリジナルマッサージで、体中の筋肉の凝り、疲れ、痛みを取ってくれます。
マッサージの最後には、タイマッサージのようなストレッチもありますので、体中の筋肉がすっきりとすること、間違いなし!
ゴルフなどのスポーツ後のケアにも超おすすめです。
スパの場所は?
ジンバランエリアのマクドナルドやKFCが並ぶバイパス交差点からJL.キャンパスを入っていった所になります。
ちょっと、わかりにくい場所かもしれませんので、スパの送迎サービスをご利用になるのがいいと思います。
ご予約は
フランジパニエステティックス
フランジパニエステティックスといえば、もう説明は要らないでしょう。
バリ島で日本人観光客人気No1のスパです。
でも、フランジパニというと、オイルマッサージやフラワーバスなど、ガッツリ系というより、女性向けの癒しスパというイメージが強いかもしれません。
しかし、じつはフランジパニはジャムウというインドネシア伝統の漢方薬を使ったり、ボディケアやマッスルケアの実力もすごいんですよ。
オススメのマッサージ
そのフランジパニエステティックスでイチオシのガッツリ系マッサージは「ディープティッシュトリートメント(210分)」
筋肉の凝りや痛みをしっかりと緩和するディープティッシュマッサージ(2時間)に、ハーブバスそしてクリームバスもついたコースです。
クリームバスというと、ヘアケアになるんですが、じつはヘッドマッサージも行われるので、眼精疲労などの肩こり原因のケアにもなるんですね。
ハーブバスも付いているので、体の心から解されるって感じですよね~
スパの場所は?
ヌサドゥアエリアのバイパスから入った小高い丘の上にあるスパです。
ちょっと、入り組んだ道を行きますので、こちらもスパの送迎サービスを利用されたほうがいいでしょう。
ご予約は
まとめ
今回は、オススメのスパ・マッサージを3つ紹介しましたけど、バリ島には他にもスパは沢山あります。
もともと、バリ島の伝統的マッサージ・バリニーズマッサージはリンパや血流を整えて、筋肉の疲れ、こり、痛みをケアするマッサージです。
スパに行って、特に凝っている場所や痛い場所などをリクエストすれば、ガッツリとケアしていただけますよ。
バリ島で、日頃の疲れやコリ、痛みを開放しちゃいましょ~