バリ島ウブド便り

バリ島ウブド便り

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アグン山噴火と空港閉鎖について

11月25日の夕方、バリ島アグン山が噴火し、その影響でデンパサール空港が約3日間閉鎖となり、旅行スケジュールが狂ったり、旅行をキャンセルしたりと多くの旅行客に多大な影響を与えました。
今回のブログではアグン山の噴火から空港閉鎖の動向を振り返りながら、今後の対応について考えていきたいと思います。

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<目次>

 

今回の一連の動きを振り返る

11月21日 17:05 小規模な噴火発生。
水蒸気爆発であり、噴煙もそれほど上がらなかったので、日本ではあまり報道されませんでした。
噴火警戒レベルは3(Siaga/警戒)のままでした

 

11月25日 17:30 2回目の噴火発生。
今回も水蒸気爆発と見られていますが、21日の噴火に比べて噴煙の量は多く感じました。
ただ、風向きが北西から南東へ向けての風のため、デンパサール方面へは火山灰は流れていかず、この時点では空港閉鎖はありませんでした。

その後数回の爆発が観測されています。

 

11月26日 23:00 風向きが南西方向に変わり、噴煙がデンパサール空港へ流れてきたため、27日07:00AMまで空港を閉鎖すると発表がありました。

 

11月27日 05:00 噴煙が3000m以上まで達し、風向きも南西方向と変わらないため28日07:00AMまで閉鎖を延長すると発表がありました。

11月27日 07:00 噴火危険レベルを最高の4(Awas/危険)に変更し、火口から半径8Km(一部エリアは10Km)のエリアの避難指示と立ち入り禁止指示が出ました。

 

11月28日 05:00 噴煙が依然3,000m以上まで上がり、風向きも変わらないため、29日07:00AMまで空港閉鎖を延期すると発表がありました。

 

11月29日 05:00 空港閉鎖を30日07:00AMまで延長すると発表がありました。

11月29日 14:30 風向きが南東方向に変わり、噴煙の飛来が無くなったとの事より、29日14:48より空港閉鎖を解除すると急に発表がありました。
26日23:00より約68時間の空港閉鎖でした。 

噴火と空港閉鎖の関係について

火山灰が飛散しているエリアに航空機が侵入すると、航空機のタービンエンジンが火山灰を吸い込みエンジンにトラブルを起こしたり、飛行機外部に取り付けられた各種計器を故障させたりします。
そのため、火山が噴火した場合、その噴煙が飛散しているエリアは避けなくてはいけません。

バリ島のアグン山と空港の位置関係を見てみましょう。

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デンパサール空港はアグン山から南西方向に位置しています。

11月25日の噴火爆発の時、バリ島には北西から南東に向かって風が吹いており、噴煙はデンパサール空港には流れていませんでした。
しかし、11月26日、バリ島の西にあるジャワ島の南で大型の低気圧が発生し、風向きが北東から南西方向に吹く風に変わり、噴煙がデンパサール空港方向に流れてしまいました。
そのため、デンパサール空港上空に噴煙が流れ込み、空港閉鎖となりました。

当初、低気圧は東に移動し、バリ島付近に近づくと予想され、そうなると空港閉鎖は4日から一週間続くのではないかと、言われていましたが、幸いにも低気圧はそのまま南に移動し、風向きも北西から南東方向に吹く風に変わったため、11月29日14:48に空港再開となりました。

 つまり、空港が閉鎖になる条件としては

  • アグン山が噴火し、大量の噴煙が上空に舞い上がること
  • 北東から南西に向けた風が吹き、舞い上がった噴煙が空港上空に飛散すること

があげられると思います。

 

空港閉鎖時の対応

11月25日から29日の空港閉鎖に伴い、以下のような対応がありました

航空券の振り替え

各航空会社では空港閉鎖によりキャンセルとなった航空券の振り替え手続きを行っていました。
振り替えの対応は各航空会社でまちまちですが、おおむね、同じ航路で別日の便への変更と言うもので、変更手数料については無料と言う所が多かったようです。

変更手続きは、航空会社の営業所もしくは空港2階の航空会社営業窓口で行われ、空港には手続きのための特設カウンターも設置されました。

便の振り替えですが、別日の席が空いている便への振り替えになりますが、もし振り替えた便がまた欠航になったら、再度振り替えて続きを行わなくてはいけないそうです。

振り替え手続きには、パスポートと、欠航になった便のエアチケットが必要で、中には振り替え便の航空券はEメールで送るため、Eメールが受信できる端末(スマホやタブレット)が必要なところもあった模様です。

 

陸路移動

仕事の都合などで、どうしても急いで帰国しなくてはいけない方の中には、バスなどを使い近隣の飛行場まで陸路移動された方もいらっしゃいます。

近隣の飛行場と言うと、東ジャワ州のスラバヤ空港になります。
スラバヤ空港までは、タクシーまたはバスでの移動となります。

タクシー移動の場合

ブルーバードタクシーの場合、4人載りのミニバン(Toyotaイノーバ)で、デンパサール空港からスラバヤ空港まで片道Rp4,500,000だったそうです。
国内線ターミナルにスラバヤ行きの特設カウンターがありました。

バス移動の場合

国内長距離バスがタマンアユン寺院の近くムングィバスターミナルより出ています。
スラバヤまでの料金はバス会社によってまちまちで、Rp200,000~Rp400,000くらいでした。
バスのチケットはバスターミナルでも入手できますが、インターネットでも予約でるので、ネット予約で席を確保してから、バスターミナルに向かうと言う方法が確実でしょう。

11月28日より、州政府手配のジャカルタ行き、スラバヤ行きのバスが空港より出発していました。
料金はスラバヤまでRp300,000、ジャカルタまでRp600,000となっていました。
出発の時間は決まっておらず、乗客が集まり次第出発ということでした。

陸路移動時間

陸路での移動時間は

  • スラバヤ 標準12時間(実際は18時間程度)
  • ジャカルタ 標準24時間(実際は36時間以上)

渋滞や途中のフェリー待ちなどにより、標準時間の1.5~2倍の時間が掛かったそうです

航空券の手配

陸路移動してスラバヤやジャカルタから出国する場合、航空券は各自で手配と言うことになります。
欠航になった便の振り替えと言うことはできないので、欠航便のチケットは捨てて、新たにチケットを取ると言うことになります。

スラバヤやジャカルタの空港でもチケットは手配できますが、空席がないといったリスクもあるので、ネットやデンパサール空港であらかじめチケットを手配しておくのが確実でしょう。

滞在ビザの延長

短期旅行の方にはあまり関係ありませんが、長期旅行の方で空港閉鎖によりビザの滞在期限が切れ、オーバーステイになった方もいらっしゃいます。

そのような方のために、州政府は入国管理局と協力し、空港に特設窓口を設け、1週間(2週間と言う情報もありました)の滞在延長を対応したそうです。

延長には

  • パスポート
  • 欠航になった航空便のチケット
  • 新たに取った航空便のチケット
  • 航空会社からのレター(欠航証明)

が必要と言うことで、まずは、航空会社に相談してください。

 

今後の見通し

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アグン山の噴火について

25日の噴火・爆発以降アグン山では大きな噴火・爆発は確認されていません。

しかし、山頂より噴煙は上がっており、夜になると噴煙に火口のマグマが反射して赤く見えています。
また、地震計やその他計測結果より、国家防災庁は地下マグマの活動は衰えてはおらず、今後さらなる噴火爆発の可能性は充分あるとしています。

では、いつまでこの状態が続くのか?

現時点では、いつまで噴火の危機が続くのかはわかっておりません。
前回(56年前)のアグン山噴火では、今回のように噴火-沈静が何度も繰り返され、結局一年近く噴火危機があったそうです。
そのため、今回の噴火も1年以上続くという方もいますが、これも確証はありません。

各エリアへの旅行

バリ島東部

アグン山火口から半径8Km(一部エリアは10Km)のエリアは立ち入り禁止です。
エリア外でも噴火の規模によっては、火山灰や小石などが飛来しますので、充分注意しましょう。

すでに降り積もった火山灰や雨によりトラガワジャ川などの河川の氾濫や鉄砲水の危険性も報告されています。
なるべく川に近づかないようにしましょう。

ウブドエリア

25日の噴火直後は、これといった被害はありませんでしたが、風向きが変わりウブドの街にも降灰がありました。
のどがいがらっぽかったり、目がシバシバするといった報告もありましたので、ウブドに来られる場合は、マスクなどを用意したほうがいいかと思います。

南部エリア

クタ、サヌール、ヌサドゥアなどの南部ビーチエリアはこれといった被害報告は確認できませんでした。

 

空港閉鎖について

空港閉鎖はアグン山の噴煙量と風向きによって決まります。
アグン山が噴火したからといって、即閉鎖となるわけではありませんが、アグン山が沈静化するまでは閉鎖リスクはあると考えられます。
また、閉鎖となっても、常時風向きや噴煙量の計測をして6時間ごとに閉鎖か解除かを判断しているそうで、飛行可能になったら、即刻閉鎖解除となるそうです。

 

バリ島に来られる方へ

現在のところ、アグン山は小康状態を保っていますが、いつまた噴火するかもしれません。
南部エリアにおいては、噴火による直接的な被害は少ないと言われていますが、噴煙の量や風向きによっては火山灰の降灰や空港閉鎖が考えられます。
そのようなリスクがあることを充分承知してください。

その上で、バリ島にこられる方に、以下のアドバイスをさせていただきます

  • 噴火や空港閉鎖に関するニュースはまず、ネットで流れます。いつでもネット接続できる方法を取ってください。(レンタルWifiなどがいいかと思います)
  • 頻繁に情報を流しているサイトなど、あらかじめブックマークしておくといいでしょう。
  • 航空便が欠航になった場合のチケット振り替え手順や料金などについて、あらかじめ旅行会社に確認をしておいてください。
  • 旅行会社のツアーでこられる方は、現地連絡先や非常時の行動についてツアー会社に確認しておいてください。

以下、在デンパサール日本領事館からのお知らせにありました、連絡先やサイトアドレスです。


[関係連絡先]
デンパサール国際空港:0361-9351011 内線6116
ガルーダ・インドネシア航空(デンパサール):0361-9368258 0804-1807-807
エアアジア:021-2927-0999 0804-133-3333
ロンボク国際空港0370-6157000 内線108
ガルーダ・インドネシア航空(ロンボク) 0370-638259

[参考情報HP]
デンパサール国際空港:https://bali-airport.com/en
バリ州防災庁災害対策センター(BPBD BALI):http://balisafety.baliprov.go.id/
バリ州観光協会:http://balitourismboard.or.id/
インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG):http://www.vsi.esdm.go.id/
インドネシア国家防災庁(BNPB):https://www.bnpb.go.id/

 

まとめ

 

アグン山は、現在(12月4日)、噴煙もあまり多くなく小康状態を保っています。
ただし、国家防災庁からは、地下マグマの活動はいまだ活発であり、今後も噴火の危険性は充分あると警告が出ております。

バリ島に来る、来ないは各人のご判断にお任せいたしますが、常に最新の情報を得て、万一噴火、空港閉鎖となった場合の行動についても考えておかれるよう、お願いいたします。 

 

肩こり・腰痛が辛い方に!バリ島のオススメマッサージ3選

パソコンなどのデスクワークや、長時間の立ち仕事などが原因で慢性的な肩こりや腰痛、つらいですよね。
肩こり、腰痛は男女問わず多くのかたのお悩みです。

癒しの島・バリ島にきたら、そんな日頃の凝りや痛みもしっかりと揉み解しましょう。

今回は、頑固な凝りや筋肉の痛みをしっかりとケアしてくれる、ガッツリ系のマッサージ3選をご紹介します。
どうぞ、バリ島で凝り固まった筋肉をほぐし、すっきりとしてください。

 

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ウブドボディーワークスセンター

ウブドボディワークスセンターは、カリスマヒーラーとして有名なクトゥ・アルサナ氏がオーナーのウブドのスパです。
メニューには、ボディスクラブや癒し中心のリラクゼーションマッサージもありますが、もともとは、治療を目的としたボディマッサージのお店。
癒しのスパというより痛みや凝りなどのケアを目的とした治療院といった雰囲気のスパです。

オススメのマッサージ

オーナーのアルサナ氏のマッサージが一番人気なんですが、人気がありすぎてなかなか予約ができません。
そこで、今回オススメするのは「ディープティッシュ・セラピーマッサージ(1時間)」

こちらは、アルサナ氏ではなく、お弟子さんによる、強めのマッサージで、主に筋肉の疲れやコリを揉み解し、痛みを緩和するものです。
お弟子さんといっても、ゴッドハンド・アルサナ氏からじきじきに指導されている方ですので、かなり効果は期待できます。

スパの場所は

スパはウブドエリアのハヌマン通りというところにあります。
クタやヌサドゥアなどの南部ビーチエリアからは少々離れていますが、タクシーを飛ばしてでも通う価値は十分にあると思います。

ご予約は

www.balitouryokou.com

 

ラヴィ(La'Vie)

ラヴィは、ジンバランエリアにあるスパで「痛きもちいい」マッサージが特徴です。

こちらのマッサージは、タイマッサージや日本の指圧などを取り入れたノンオイルマッサージで、特に体の凝りや痛み、疲れの解消に効果があると、日本人を中心に大人気です。

ノンオイルマッサージなので、施術はお店特性のパジャマを着たまま行われるので、裸になるのに抵抗がある方やオイルマッサージが苦手と言う方にオススメです。

オススメのマッサージ

イチオシは「ラヴィオリジナルマッサージ(2時間)」

タイマッサージをベースにしたオリジナルマッサージで、体中の筋肉の凝り、疲れ、痛みを取ってくれます。
マッサージの最後には、タイマッサージのようなストレッチもありますので、体中の筋肉がすっきりとすること、間違いなし!

ゴルフなどのスポーツ後のケアにも超おすすめです。

スパの場所は?

ジンバランエリアのマクドナルドやKFCが並ぶバイパス交差点からJL.キャンパスを入っていった所になります。
ちょっと、わかりにくい場所かもしれませんので、スパの送迎サービスをご利用になるのがいいと思います。

ご予約は

www.balitouryokou.com

 

フランジパニエステティックス

 フランジパニエステティックスといえば、もう説明は要らないでしょう。
バリ島で日本人観光客人気No1のスパです。

でも、フランジパニというと、オイルマッサージやフラワーバスなど、ガッツリ系というより、女性向けの癒しスパというイメージが強いかもしれません。
しかし、じつはフランジパニはジャムウというインドネシア伝統の漢方薬を使ったり、ボディケアやマッスルケアの実力もすごいんですよ。

オススメのマッサージ

そのフランジパニエステティックスでイチオシのガッツリ系マッサージは「ディープティッシュトリートメント(210分)」
筋肉の凝りや痛みをしっかりと緩和するディープティッシュマッサージ(2時間)に、ハーブバスそしてクリームバスもついたコースです。

クリームバスというと、ヘアケアになるんですが、じつはヘッドマッサージも行われるので、眼精疲労などの肩こり原因のケアにもなるんですね。

ハーブバスも付いているので、体の心から解されるって感じですよね~

スパの場所は?

ヌサドゥアエリアのバイパスから入った小高い丘の上にあるスパです。

ちょっと、入り組んだ道を行きますので、こちらもスパの送迎サービスを利用されたほうがいいでしょう。

ご予約は

www.balitouryokou.com

 

まとめ

今回は、オススメのスパ・マッサージを3つ紹介しましたけど、バリ島には他にもスパは沢山あります。
もともと、バリ島の伝統的マッサージ・バリニーズマッサージはリンパや血流を整えて、筋肉の疲れ、こり、痛みをケアするマッサージです。
スパに行って、特に凝っている場所や痛い場所などをリクエストすれば、ガッツリとケアしていただけますよ。

バリ島で、日頃の疲れやコリ、痛みを開放しちゃいましょ~

クタで人気のおすすめスパ3選

バリ島といえば癒しの島。
島内には数多くのスパ&エステがあり多くの観光客や在住者が利用しています。
今回はそんな人気のスパの中でも、バリ島中心部のクタエリアのオススメスパを3店ご紹介します。
施設やトリートメント技術はもちろん、気軽に通えるお得な料金にも着目して選びました。
どうぞ、バリ島でのスパ&エステ選びの参考にしてください。

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バリオーキッドスパ(Bali Orchid Spa)

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オーキッドスパの中庭にあるガゼボは涼しい風が吹きぬける素敵な空間です
場所はどこ?

バリ・オーキッドスパは、ヌサドゥア~空港~サヌールエリアを結ぶバイパスの中ほど、DFSギャラリア近くにございます。

クタの中心部からは離れた場所にありますが、サヌールエリアからも近く、また空港へのアクセスもよいことから、帰国日に利用される方が多くいらっしゃいます。

お部屋の雰囲気はどう?

トリートメントルームはツインルームが基本となっております。
すでに10年以上の歴史があるスパですが、昨年増築と全館リニューアルを行い、大変きれいなお部屋となっております。
各お部屋にシャワーとバスタブがありますが、バスルームは半屋外となっており、トリートメントはクーラーの効いたお部屋で行います。

トリートメントはどう?

各セラピストは、スパにて教育され、大変丁寧なトリートメントを行っております。

また、使用されるマテリアルは自然素材をベースにしたものが多く、オリジナルのマッサージオイルを使っているところも、ポイントが高いと思います。

オススメのコースは?

せっかくのバリ島のスパですので、マッサージやスクラブなどがセットされたパッケージメニューがいいでしょう。
こちらのスパには、インターネットでのみご予約できるインターネットスペシャルパッケージがあります。

その中でも「サンバーン・シロダーラパッケージ」がイチオシです。

マッサージの後にアロエヴェラや蜂蜜によるお肌のケア、そして人気のシロダーラがパッケージになっています。
強いバリ島の紫外線で痛んだお肌をケアして、シロダーラで頭の中もリフレッシュ!
帰国前のトリートメントとして、最適と思います。

そのサンバーンシロダーラパッケージの体験記はこちら~

www.balitouryokou.com

 

人気のバリオーキッドスパのご予約はこちらからどうぞ~

www.balitouryokou.com

 

エッセンススパ

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場所はどこ?

こちらのエッセンススパは、クタエリアを南北に走るサンセットロード沿いにあります。
数年前までは、田んぼが多く残る田舎道だったサンセットロードも最近は、スパやホテル、ショッピングモールなどが次々に立ち並び、今ではクタエリアのメインロードともいえる場所になりました。

そのサンセットロードとイマンボンジョール通りの交差点から少し南に下ったところにエッセンススパはあり、近くにカルフールもありお買い物にも便利な場所にあります。

お部屋の雰囲気はどう?

こちらのスパもツインルームが基本となっております。
クタという立地の関係上、どうしてもクローズドルームとなってしまいますが、敷地内にはプールや広いロビーもあり、きれいで開放的なスパとなっています。

トリートメントはどう?

トラディショナルマッサージなど単品のトリートメントもありますが、中心はお好みのマッサージとスクラブ、ボディマスクそしてバスがセットになったスパパッケージメニュー。
スクラブも、グリーンティーやシーウィードなどバラエティに富んでいますので、その日の気分でチョイスされてもいいかと思います。

パッケージメニューは2時間のコースですが、さらにフェイシャルやラトゥスも追加できます。

ラトゥスとは特殊なハーブをココナッツの炭で燻した煙で女性のデリケートゾーンをケアするインドネシアに古くから伝わるトリートメントです。
デリケートゾーンの消臭や殺菌、さらに女性特有の悩みなどに効果があると言われています。

オススメのコースは?

オススメコースは先ほど紹介したスパパッケージメニュー。
その中でも抹茶のエッセンスを生かしたグリーンティースパがイチオシです。

お茶には抗菌、消臭作用があり、さらにサンダルウッドなどインドネシアのハーブのエッセンスを加えたスクラブやマスクで、お肌をツルピカにします。

このグリーンティースパは女性も男性も楽しむことができますので、ぜひカップルでスパをお楽しみくださいませ。

エッセンススパのご予約はこちらからどうぞ~

www.balitouryokou.com

 

マンゴースパ(BRASCO)

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場所はどこ?

マンゴースパは、先ほどご紹介したエッセンススパと同じサンセットロード沿いにあります。
エッセンススパより北に位置しており、クタ中心部により近い場所にありますので、クタエリアのホテルからのアクセスが大変よい場所となります。

こちらのスパは単独の建物ではなく、ブラスコ(BRASCO)という大型のショッピングモール内にございます。
ブラスコには、ブティックやカフェなどがあり、スパと一緒にお買い物などが楽しめるようになっています。

お部屋の雰囲気はどう?

スパのトリートメントルームは、シングルが18室、ツインが11室、さらにフットマッサージ用のチェアーが36脚とバリ島でもトップクラスの大型スパです。
さらに、最上階には開放感たっぷりのVIPルームがあり、追加料金でこのVIPルームがご利用できちゃうんです。

トリートメントはどう?

こちらのスパのトリートメントはどれも2時間以上のメニューばかり。
しっかりとマッサージを受けて、たっぷりと癒されましょう。

オススメのコースは?

イチオシメニューはマンゴー・ロイヤル・インダルジェンス。
なんと4時間の長期間メニューで、全身しっかりとお手入れされましょう。
4時間と長時間メニューなのに、料金はRp1,000,000(8,500円)以下と、コストパフォーマンスがすごくいいのも、オススメポイントです!

マンゴースパ(BRASCO)のご予約はこちら~

www.balitouryokou.com

 

まとめ

今回はバリ島の中心部クタエリアにある人気のスパ3選をご紹介しました。

クタエリアを初めバリ島には本当に沢山のスパ・エステがあります。
どうぞ、お気に入りのスパを見つけて、癒しの島バリ島をたっぷり楽しんでくださいね

 

バリ島への持ち込み制限と輸入規制

8月ごろから、日本から送ってきたEMS・郵便小包などがバリ島の税関でとめられて受け取れないという事例が頻発するようになりました。

以前は、税金(輸入税)の支払いの関係で止められて、お金さえ払えば受け取ることができたのですが、最近はどうやっても受け取れないという話です。

そして、先日在デンパサール領事館から輸入制限についての通達もありました。

今回は、この輸入制限と、旅行者などによる持ち込み制限についてお話します。

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<目次>

 

なぜ日本からの荷物が受け取れないのか

海外からの荷物はすべて輸入品となります

大きなコンテナでの輸送をはじめ、EMSなどの郵便小包、そして旅行者などによる手荷物など、海外から荷物を持ち込むことは法律上すべて輸入となり、持ち込まれた荷物はすべて輸入品となります。

輸入に関して国ごとにルールがあります

そして、輸入に関して国ごとにルールがあります。

これはバリ島だけの話ではなく、世界中どんな国にも輸入に関するルールがあり、もちろん日本にもあります。

たとえば・・・

  • 武器や麻薬は輸入できない
  • 農作物や工業製品を輸入する場合は税金(関税)を支払う

といったルールです

なぜ最近になって荷物が受け取れなくなったのか

実はバリ島・インドネシアの輸入品のルールは大変厳しいものがあります。
しかし、ここ最近まで、このルールが守られておらず、特に個人向けの少量の輸入に関しては、ほとんどフリーパスか、量が多いものには関税を掛けるだけでした。
そのため、関税を払いさえすればたいていのものは輸入できていたのです。

しかし、ジョコゥイ大統領政権になってから、国内のいろいろな法律をきちんと守ろうと言う動きが強くなり、今年の7月より個人輸入に関しても厳格になってきたのです。

そのため、8月以降、日本から送られてくる荷物の大半が輸入規制に引っかかり、受け取ることができなくなったのです。

 

どんなものが規制されるのか?

輸入規制と言うことは理解していただけたと思いますが、ではどんなものが規制にひっかるのでしょうか?

輸入が規制されている品物のリスト

以下は輸入が規制されているものです

  • 古着
  • 新品の衣料品
  • 中古品
  • 食品および化粧品、サプリメント
  • 薬、漢方薬及びそれら成分が入っているもの
  • 携帯電話、ノートPC,タブレット
  • 真珠
  • 布および布製品
  • 健康器具
  • 動物およびその製品
  • 植物およびその製品
  • 殺虫剤
  • 武器、爆薬
  • 麻薬
  • 動物薬
  • ポルノ製品
  • 遊具
  • 寄付品

このなかで、武器、爆薬、麻薬、ポルノ製品などは輸入禁止ですが、そのほかの製品については、所定の手続きを踏み輸入許可が出れば輸入することができます。
ただし、その手続きは大変煩雑で費用も日数も掛かるため、個人で輸入許可を取って輸入すると言うことは実質不可能と思います。

 

特に厳しいもの

麻薬、武器、爆薬、ポルノ製品は昔から輸入禁止です。

しかし、最近特に厳しくなったものに薬と食品があります。
薬や食品はBPOM(インドネシア国家食品医薬品監督庁)への届出が必要で、BPOMからの許可が無ければ、どんなものも輸入できません。

日本からの荷物には必ずといっていいほど食品や医薬品(サプリメントやコンタクト洗浄剤なども含む)が入っているので、100%近い確立で輸入禁止となり受け取ることができない状況です

 

リストに入っていないものは輸入できるのか?

リストに入っていないものは、輸入できます。

ただし、輸入品には関税が掛かるので、関税支払いの手続きが必要になります。

 

輸入禁止となったらどうなるのか

輸入禁止となったら、その場で廃棄するか、送り主に返送することになります。

返送する場合は、「受け取り拒否」とすれば返送料金は掛かりません。ただし、この場合は送ってきたもの全てが受け取り拒否になるため、荷物の中で輸入禁止となっていないものだけ受け取り、それ以外は返送すると言うことはできません。

そのため、荷物全てが日本に送り返しとなります。

 

USD50以下の品物なら受け取れるのではないか?

品物の合計が50ドル以下ならば税金が掛からないと言う話が以前からありましたが、確認したらそんな法律は無いそうです。(在デンパサール領事館の回答)

たぶん50ドルいかだと関税計算してもほとんどお金にならないので、税金が掛からないと解釈されていたのではないかと言うことでした。

また、関税計算いは送料も含まれるのと、中古品は輸入禁止で、すべて新品として計算するので、無税で受け取りができるものはほとんど無いと思います。

 

旅行者はどうしたらいいのか?

旅行者が手荷物で持ってくる荷物(ハンドキャリー品)も、規制されるのでしょうか?

 

個人使用なら規制されません

武器、麻薬、ポルノ製品は輸入禁止ですので、いくらハンドキャリーでも持ち込むことはできません。

輸入禁止されていないものでしたら、その旅行者が使用するものなら、持ち込むことはできます。
衣料品などは輸入規制されていますが、旅行者の着替えは個人使用品なので規制されません。

しかし、個人で旅行中に使うにはあまりにも量が多い品物は規制されることがあります。
たとえば、3泊4日の滞在なのに、Tシャツを何十枚も持ってきたら、おかしいと思われます。
それが現地の方へのお土産だとしても規制対象になります。
寄付品も規制されています。

 

食料品、薬、お酒類は注意

旅行者のハンドキャリー品の中でも、食品、薬、お酒は特に厳しくチェックされます。

食品は旅行者個人が消費する程度なら、大丈夫と言うことでした。

薬類は、あまり持ち込まないほうがいいでしょう。
もし、持病などで常備薬がある場合は、医師の診断書、処方箋、薬の説明を用意しておくといいでしょう。
もちろん、英語で記載されたものです。

お酒類は一人1リッターまでと言う規制があります。
それ以上は持ち込めません。

化粧品も普段使いのものなら大丈夫でしょう。
ただし、新品の化粧品を大量に持ち込むと、問題になる恐れがあります。

 

税関申告書は正確に

飛行機の中で配られる税関申告書は正確に記載しましょう。

そして、要申告があるばあいは、必ず税関で申告しましょう。

申告が必要なのに、無申告とした場合は、罰則がありますので、正直に申告しましょう。

 

まとめ

  • インドネシアの厳しい輸入規制により食品、薬、中古品などは輸入できなくなりました
  • 旅行者は個人使用ならば手荷物で持ち込むことはできますが、薬や化粧品は気をつけたほうがいいでしょう
  • 在住者へのお土産や差し入れなども、常識的な量にしましょう
  • 税関申告書は正しく記載しましょう。

 

バリ島スパ&エステ・あるあるネタ~

バリ島といえば、癒しの島

スパ&エステを楽しみに、バリ島にこられる方も多いですね。

ところで、バリのスパ&エステで意外と知られていないことがあるんですよ。
そこで、今回はスパ&エステのあるあるネタを5つほど紹介してみますね~

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<目次>

 

バリ島のマッサージはオイルマッサージ

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スパ&エステで受けるマッサージ。
日本でマッサージと言うと、指圧やスポーツマッサージのように、何もつけずに行うのが主流です。

しかし、バリ島のマッサージ(バリニーズマッサージ)は、ココナッツオイルなどのオイルをつけて行うのが一般的です。
スパによっては、ココナッツオイルにいろいろな効能のあるアロマオイル(お花などから抽出した香りのオイル)を混ぜて、マッサージと同時にアロマ効果も引き出すところもあります。

 

もちろん、スパによっては指圧やタイマッサージなどオイルを使わないノン老いるマッサージができるところもありますが、バリ島にきたらオイルを使ったバリニーズマッサージをお試しあれ!

 

マッサージはパンイチで受けます

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さて、そのオイルマッサージですが、オイルを使うために、基本裸になってもらいます。

いやいや、裸と言っても、素っ裸ではなく、パンツ一丁(パンイチ)になります。
そして、マッサージを受けます。

パンイチだと、ちょっと寒かったり、恥ずかしかったりしますので、マッサージをする時は、サロンやシーツなど大きな布をかぶせ、マッサージする部分だけ布をはずして行います。

 

パンツですが、安い街マッサージ店だと、自分の履いてきたパンツになりますが、ちょっとランクが上のスパですと使い捨ての紙パンツ(ペンティスといいます)を出してくれます。

 

マッサージの後はシャワー

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オイルマッサージですので、マッサージ後はお肌にオイルが残ります。
ちょっと、ベタベタして気持ち悪い・・・
って事がありますので、基本マッサージ後はシャワーを浴びてオイルを流し落とします。

 

日本人観光客がよく行くスパのほとんどのお店は、シャワー設備を備えていますので、マッサージ後シャワーを浴びてさっぱりすることができます。

ただし、街マッサージなど小さなお店や、こだわりのスパでは、マッサージ後シャワーを浴びないところもありますので、ご注意ください。

 

1つの部屋にバスタブはひとつ

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スパで人気メニューがフラワーバス。
トリートメント後、花びらが浮いたお風呂で、ゆっくりリラックス。

しかし、スパのトリートメントルームはツインルーム(二人部屋)がおおく、ツインルームでもバスタブは1つしかありません。

1つのお風呂に二人で一緒に入るか、交代ではいるか?
悩みますね~

 

男性もOKです

 

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スパ、エステというと、女性専用、男性はだめぇ~
なんてことはありません。
男性もスパ&エステOKなんですよ。

でも、全身オイルマッサージはちょっと恥ずかしい・・・
なんてシャイな男性は、フットマッサージやヘッドマッサージなどをお楽しみください。

 

と、今回はバリ島スパ&エステのあるあるネタを紹介しました。
日頃の喧騒を忘れ、どうぞバリ島でゆっくりと癒されてくださいね