バリ島からジョグジャカルタまで国内線に乗ってみた
先日、所要でジャワ島のジョグジャカルタまで行ってきました。
バリ島からジョグジャカルタまでの移動方法は、飛行機もしくはツアーバスとなります。
料金と移動時間を調べてみたところ
- バス移動:バリ島から約20時間。片道Rp300,000/人程度
- 飛行機移動:バリ島から約1.5時間。片道Rp475,000/人(エアアジア)
と、バスのほうが安いのですが、その差はRp175,000(片道)。
そして、移動時間は断然飛行機のほうが短い。
ということで、飛行機での移動となりました。
実は、私はバリ島から国内線で移動するのは今回が初めて。
ドキドキの初体験をレポートしちゃいます。
<目次>
デンパサール空港国内線ターミナルにやってきた
ジョグジャカルタ行きAir Asia便の出発は朝の07時20分。
国際線の場合は、フライトの2~3時間前までにチェックインしなくてはいけませんが、国内線の場合は1.5~2時間前までにチェックイン。
友人の車で、まだ薄暗い6時に空港まで送ってきてもらいました。
(この写真は、日中撮ったものです)
国内線のターミナルは昔は国際線ターミナルとして使っていた建物。
その当時は、ツーリストとして、何度も使った懐かしい建物です。
当時の国際線ターミナルは、少々くたびれた感じのある建物で、バリ島らしいといった感じ満載でした。
ところが、建物の内装はすべてリノベーション(改装)され、当時の「くたびれた感」はまったくなく、すごく新しくきれいなターミナルに変貌していました。
チェックインして、搭乗
保安上の問題より、あまり写真がとれませんでした・・・
車寄せから歩道を歩いていくと、国内線の出発ロビー入り口に着きます。
入り口では、セキュリティーが航空券とID(パスポート)チェックを行っています。
航空券のない方は、ここから先は立ち入りことができません。
入り口を入ると、X線検査機があり、ここですべての荷物と身体検査が行われます。
ポケットに小銭や鍵、携帯などが入っていたり、アクセサリー、時計をつけておくと金属探知機が反応しますので、気をつけてください。
チェックインカウンターで、IDと航空券(Eチケットなど)を提示し、預け荷物を渡して、ボーディングパス(搭乗券)を受け取ります。
旅行者はIDとしてパスポートが必要ですので、必ずパスポートをお持ちください。
チェックインがすんだら、出発ロビーに進みますが、その途中にボーディングパスのチェックポイントがあります。
係員にボーディングパスを渡し、印字されているバーコードを読ませます。
国際線でしたら、このあと出国検査がありますが、国内線ですので、出国検査はありません。
そのまま、出発ロビーに進みます。
出発ロビーの手前で、機内持ち込み荷物のX線検査があります。
液体物などは機内持ち込みできませんので、預け荷物に入れておきましょう。
もし、この時点で液体物があると、廃棄させられます。
この先が搭乗待合室になります。
昔の国際線ロビーの面影はまったくなく、近代的できれいなロビーでした。
ロビーには、レストランやカフェ、お土産や、ブックショップなどがありましたが、空港内ですので、ちょっと料金は高めです。
普通のコーヒーで1杯Rp30,000程度、ハンバーガーなどでRp75,000程度でした。
時間になり、飛行機への搭乗となります。
今回はAir Asiaでしたので、ボーディングブリッジからの搭乗ではなく、バスで沖止めの飛行機まで移動し、タラップを使っての搭乗でした。
国内線はAir AsiaやライオンエアーなどLCC(ローコストキャリアー)が多いので、ボーディングブリッジを使って搭乗は少ないようですね。
ジョグジャカルタに到着!
バリ島から約1時間、あっという間にジョグジャカルタの空港に到着です。
ボーディングブリッジはなく、歩いて空港ビルに入ります。
ビルに入ってすぐのところに、ターンテーブルがあり、預け荷物を受け取ります。
国内線ですので、入国審査も税関もなく、荷物を受け取ったら、そのまま空港を後にします。
空港ビル出口には、両替所やタクシーなどのカウンターなどが並んでいました。
ジョグジャカルタからバリ島に戻ります
用事を済ませて、バリ島に戻ります。
帰りもジョグジャカルタ空港から飛行機で戻るので、到着時と同じターミナルに向かいました。
ターミナル入り口のセキュリティにチケットを見せたら・・・
「Air AsiaはターミナルBだよ。ここはターミナルA」
え・・・ジョグジャカルタ空港ってターミナルが2つあるんですか?
確認したら、最近ターミナルBができて、Air AsiaなどLCCはこのターミナルBから出発ということです。
ターミナルAからBまでは、約300メートル。
それほど大きな荷物はなかったので、歩いていきました。
ターミナルBは、かなりこじんまりとしたターミナル。
入り口で、セキュリティチェック、X線検査があり、ビル内に入るとすぐチェックインカウンターがありました。
このカウンターも窓口が5つくらいしかありません。
チェックインを済ませ、歩いていくと、バリ島の空港と同じように、ボーディングパスのチェックポイントと手荷物のX線検査があり、搭乗ターミナルとなります。
搭乗ターミナルも、こんな感じで、こじんまりとしていました。
ターミナル内には、ちょっとしたレストランやカフェ、お土産や、ブックショップがありました。
出発便の電光掲示板も小さなもので、本当にこじんまりとしたターミナルです。
予定の時間から15分程度送れて搭乗が始まりました。
こちらも、ボーディングブリッジはなく、歩いて飛行機に搭乗します。
予定時刻より若干送れて、無事バリ島に向けて出発です。
バリ島に帰ってきました
帰りも、あっという間に着陸です。
沖止めですので、バスで到着ロビーまで移動。
バリ島の空港の国内線到着ロビーですが、これもびっくりするくらい、きれいで新しくなっていました。
昔の国際線のお疲れ感満載の感じはまったくありません。
もちろん、入国審査も税関もありませんので、預け荷物を受け取って、さっさと空港を後にしました~
感想(まとめ)
今回、初めて国内線を使ってジョグジャカルタに行ってきました。
国内線のターミナルは、以前の国際線ターミナルを利用しているということで、内部はかなり寂しい感じかと思っていましたが、きれいに改装されびっくりしました。
昔のイメージがまったくなく、ちょっと寂しい感じはしましたが、近代的で使いやすいターミナルだと思いました。
入出国審査や税関がないので、手続きも簡単で、LCCを使えば運賃も安いので、これから機会があれば、どんどん国内旅行を楽しんでみたいと思います。
ブログのアクセスが急増!原因はあの人気番組でした
こんにちは。今回のブログは、いつものバリ島のあれこれから、ちょっと脱線して、ブログのアクセスについてお話します。
<目次>
- アクセスが急増!?
- まさか、DoS攻撃??
- アクセス元を調べてみよう
- 検索キーワードを調べてみた
- 1000万ルピアってなんなの?
- 犯人は「ロンドンハーツ」
- あ~、びっくりした(まとめ)
- ところで1000万ルピアっていくらよ?
アクセスが急増!?
このブログ「バリ島ウブド便り」ですが、一応アクセス解析というものをやっています。
Googleが行っているアナリティクス(Analytics)というサービスを使い、日々のアクセス状態などをチェックし
「お~、今回はたくさんの人に読んでもらえたぞ~」 とか
「あれ~、この話題はあまり評判がよくないなぁ」
なんて、分析をしているんです。
毎月月末などに、このサービスを使って、アクセス数などをチェックしているのですが、12月のアクセスに異常事態が発生しました~(汗”
これが、11~12月のアクセス数のグラフです。
見ただけですぐわかると思うんですが、極端にアクセス数が多い日があります。
このブログのアクセス数は普段でしたら1日700程度。新規記事をアップする月曜日のみちょっとアクセスが増えて900くらいまであがります。
しかし、12月4日だけ、なぜか1800近いアクセスがありました。
12月4日は日曜日。まだ新しい記事はアップしていないし、いったい何があったのでしょうか?
まさか、DoS攻撃??
12月4日~5日の1時間ごとのアクセス数がこちら
12月4日の22:00の一時間だけ、急激にアクセスが増えています。
これは、おかしい!
短時間に急激にアクセスが増えるなんて、普通ありえないです。
まさか・・・DoS攻撃!
DoS攻撃(ドスこうげき)(英:Denial of Service attack)は、情報セキュリティにおける可用性を侵害する攻撃手法で、ウェブサービスを稼働しているサーバやネットワークなどのリソース(資源)に意図的に過剰な負荷をかけたり脆弱性をついたりする事でサービスの正常な動作を侵害する攻撃を指す。
だれかが、悪意を持ってこのブログを攻撃しているの・・・かも?
でも、攻撃されるほどたいしたブログじゃないし・・・
アクセス元を調べてみよう
DoS攻撃なら、たいへんだぁ
ってことで、まずはアクセス元を調べてみました。
アナリティクスには、アクセス元を調べる機能があるので、この急増したアクセスがどこから来ているのか調べることができます
で、こちらが12月4日のアクセスのアクセス元。
見てわかると思いますが、大半がGoogleやYahooといった、検索エンジンからのアクセスです。
つまり、ユーザーさんが何らかのキーワードで検索をして、このブログを見つけてアクセスしてきたということです。
さらに、12月4日のアクセスを調べてみると、
/entry/20140106/1388970660
というアドレスの記事にアクセスが集中している事がわかりました。
以下の記事です。
なぜ、この記事にアクセスが集中したのでしょうか?
検索キーワードを調べてみた
- 2016年12月4日の22:00から1時間に集中したアクセスがあった
- アクセスの大半は2014年1月6日に投稿されたブログの記事
- 大量のアクセスの大半は検索エンジン経由
という事から、アクセスが集中した記事への検索キーワードを調べてみました。
本来なら、Google Search Consolというサービスを使えば、もっと詳しく検索キーワードがわかるのですが、まだこのサービスへの登録をしていなかったので、この程度のことしかわかりませんでした。
ただ、問題のページへは「1000万ルピア」「1千万ルピア」といった、インドネシアのお金に関するキーワードで検索して、アクセスしたのではないか、ということがわかりました。
1000万ルピアってなんなの?
では、なぜ「1000万ルピア」なんてキーワードで多くの方が検索したのでしょうか?
ためしに「1000万ルピア」というキーワードでGoogle検索してみました。
上記がGoogle検索結果です。この検索は2月3日に行ったので、「1000万ルピア」というキーワードで検索しても、このブログが上位にくることはなかったのですが、この検索結果より
- 1000万ルピア
- M2グランプリ
- 劇団ひとり
というキーワードが浮かびました。
そして、このキーワードを元に、さらに検索してみると、あの人気番組にたどり着きました!!!
犯人は「ロンドンハーツ」
12月4日21:00からテレビ朝日で放映された人気番組「ロンドンハーツ」
その番組中に「M2グランプリ」という企画が行われました。もちろん、有名な「M1グランプリ」のパロディです。
その企画で劇団ひとりさんが優勝し、その商品が「1000万」ということだったそうです。
当初、商品は「1000万」としか発表されていなく、
1000万円か~~~!
と、あおっておいて、実は「1000万ルピア」でした~というオチだったそうです。
「1000万ルピアって、日本円にしていくら???」
という疑問が視聴者の間に広がり、番組の終盤で多くの方が「1000万ルピア」で検索をしたようです。
その検索で、このブログの2014年1月6日の記事がヒットし、たくさんの方がアクセスしていただけた、というのが真相でした。
時間がたつと、1000万ルピアとは、日本円でいくらになりますよ~という情報がTwitterやFB、ブログで一気に流れ、このブログのアクセスも元に戻った、ということです。
あ~、びっくりした(まとめ)
普段は1日700程度しかアクセスがないこのブログ、2016年12月4日のしかも22:00からの1時間だけで、1800以上のアクセスが発生!
その理由は・・・
テレビ朝日ロンドンハーツでM2グランプリ開催
↓
劇団ひとりさんが優勝して1000万ルピアを獲得
↓
1000万ルピアっていくら?
↓
ネットで検索
↓
このブログがヒット
↓
アクセスが急増
以上が、12月4日のアクセス急増の原因であり、危惧していたDoS攻撃とかではなく、ほっとしました。
今回は、イレギュラー的なアクセスの増加でしたが、このような事でも、アクセスが増えるのはうれしいことですし、このことにより
「お、このブログ、おもしろいじゃん」
なんて、思っていただけたら、大変喜ばしいことです。
今後は、このようなアクシデント的なことではなく、投稿した記事の面白さや有益性によって、もっとアクセスが増えるように、がんばります。
ところで1000万ルピアっていくらよ?
現在のレートは1円=Rp115程度です。
1ルピア=0.008696円
つまり、1000万ルピア=86,960円 程度って事です。
バリ島タクシーの使い方
バリ島には、電車はなく公共バスも観光客には使いづらいと、公共交通機関を使った移動は期待できません。街で見かけるレンタルバイクも免許や事故のリスクがあり、利用は控えたほうがよいでしょう。
旅行者が手軽に利用できる移動方法は、カーチャーターかタクシーとなります。
カーチャーターも便利何ですが、スーパーやデパートに行くだけ、レストランからホテルに帰る、といったちょっとした移動には、やはりタクシーが便利ですね。
しかし、なれない海外でのタクシー利用。
「料金をごまかされたり、ぼられたりしないかなぁ?」
「英語もインドネシア語もできないけど、大丈夫?」
「セールストークなどされたら、うざいな~」
「ウブドにはタクシーがないと聞いたけど本当??」
といった不安がたくさんあると思います。
そこで、今回はバリ島のタクシーの使い方や注意点についてご案内したいと思います。
<目次>
基本的なタクシーの使い方
タクシーの拾い方(止め方)・乗り方
走っているタクシーを止めるには、日本と同じで、手を上げて止めます。
ただし、日本のように手を上に上げるのではなく、肩の高さか、斜め下に伸ばして、手のひらをヒラヒラさせて合図をします。
タクシーが止まったら乗り込むのですが、日本のように自動ドアーではないので、自分でドアを開けて乗り込みましょう。運転手の隣・助手席に乗ってもかまいませんが、一般的には後部座席に乗ります。
行き先の告げ方
タクシーに乗ったら、行き先を告げます。このとき、言葉に不安がある場合は、行き先を書いたメモやガイドブックなどをドライバーに見せるといいでしょう。
また、行き先間違いなどを防止するために、行き先の名称、住所、電話番号もドライバーにわかるようにしておいたほうがいいでしょう。
料金の支払い
目的地に着いたら料金を支払いますが、このとき注意点があります
- おつりを用意しているドライバーはほとんどいませんので、Rp10,000以下の細かいお金を用意しておきましょう
- 基本的にチップはいりませんが、Rp5,000以下の細かいおつりはチップ代わりに受け取らないのか慣例です
- クレジットカードは使えません。また、日本円など外貨も使えません
タクシーが拾える場所
タクシーはどこで拾えるのでしょうか?
デパート・ショッピングモール
デパートやショッピングモール、一部観光客が多いスーパーマーケットには客待ちタクシーが待機していますので、簡単に拾うことができます
ホテル
ホテルでは、フロントに依頼すれば、タクシーを呼んでもらうことができます。
ただし、ホテルによっては専属のトランスポート(ホテルタクシー)を優先的に紹介されます。ホテルタクシーはメータータクシーより高額になるので、「メータータクシーを呼んでください」と、はっきりと指示したほうがいいでしょう。
レストラン、カフェ
レストランやカフェは、店員に言えばタクシーを呼んでくれます。
また、一部観光客向けのレストランでは無料送迎サービスもありますので、店員に問い合わせると、いいでしょう
街中
クタ、レギャン、スミニャック、サヌールといった観光客が多いエリアでは、常に流しのタクシーが走っていますので、簡単にタクシーを拾うことができます。
タクシーを拾うのが難しい場所
逆にタクシーを拾うのが難しい場所をご案内します。
バイパスなど広い道路
バイパスなど2車線以上の広い道路では、タクシーも速度を上げて走行しているので、拾うのは難しいです。
クタやスミニャックの街中を流しているタクシーを捜しましょう。
郊外の観光スポット
寺院や観光名所、テーマパークなど郊外にある観光スポットは、大半のお客様がカーチャーターなどでこられるため、客待ちタクシーはほとんどいません。
このような場所にタクシーで行かれる場合は、そのまま待っていてもらうか、時間を決めて迎えに来てもらうようにしましょう。
気になる料金は
メーターを使う場合
基本的にメータータクシーは日本と同じようにメーターで清算します。
以下の料金は2016年12月のブルーバードタクシーの料金になります。
- 初乗り運賃はRp7,000
- 以降1KmごとにRp6,500
- 待たせておく場合は、1時間当たりRp45,000
- 電話予約した場合は、最低料金Rp30,000
メーターを使わない場合
遠距離の場合や、いろいろな場所を回る場合は、メーターを使わず、トータルいくらで交渉することがあります。
その場合の相場ですが、1日8時間チャーターしてRp500,000-700,000くらいになります。ただし、遠距離の場合は、ガソリン代としてもう少し追加されることがあります。
価格交渉は難しく、面倒ですので、遠距離やチャーター利用は、タクシーを使わず旅行会社に依頼したほうがお得です。
特殊事情
便利なタクシーですが、空港やウブドではちょっと事情が変わってきます。
空港のタクシー
空港では、一般のメータータクシーは使えません。
エアポートタクシーといって、ングラライ・タクシーなど数社のタクシー会社しかお客さんを乗せる事はできません。
よくサイトで「裏技」といって、空港の出発フロアーに行き、お客さんを乗せてきたタクシーを拾うという事例が紹介されていますが、これは空港のルール違反となります。お客さんには実害はありませんが、乗せたドライバーやタクシー会社にペナルティが科せられることがあるそうなので、やらないほうがいでしょう。
空港のエアポートタクシーの使い方は、こちらに詳細が載っております。
(2017年5月時点の最新情報をアップしましたので、その記事のリンクに差し替えました・2017年5月26日修正)
エアポートタクシーは、行き先ごとに料金が決まっており、空港のカウンターで料金を先払いします。
ところが、最近、カウンターでも料金表を隠し、本来の料金より高い金額を請求するという事例が報告されています。必ず、料金表を確認して適正な料金を支払うようにしましょう。
ウブドエリア
ウブドエリアにはメータータクシーはありません。
たまに、南部エリアからお客さんを乗せてきたメータータクシーが走っていますが、ウブドエリア内では御客さんを拾うことは禁じられています。
ウブドエリアはメータータクシーはありませんが、トランスポートといわれる、メーターのないタクシーがあります。
使用している車は、普通のワゴン車やセダン車で、メーターがないので料金は、交渉となります。
交渉というと、面倒と思われるかもしれませんが、行き先ごとに定相場が決まっており、誰に頼んでも、ほぼ同じ金額になりますので、それほど交渉することはないでしょう。
もちろん、交渉により、若干割り引いてくれることもあります。
利用時には、乗車前に行き先を告げて、必ず料金を確認するようにしましょう。
トラブル事例
タクシーにまつわる代表的なトラブル事例をご紹介します。
メーターを使わない
夜遅くにクタなどの繁華街でタクシーを拾うと、メーターを倒さずに「○○ホテルなら××ルピア」と請求されることがあります。
その金額が、まぁ適正かな?と思われるのなら、それでもいいのですが、えてしてメーターを使うより高い金額を言ってきます。
もし、メーターを倒さないようなことがあれば「メーターを使ってください」とはっきりといいましょう。
それでも、メーターを使わないようなら、すぐに車を降りたほうがよいでしょう。
遠回り
運賃を稼ぐためにわざと遠回りをされた、という話をよく聞きます。
確かに、わざと遠回りをするドライバーもいますが、一歩通行や渋滞を避けるためにどうしても遠回りとなってしまうことがあります。
特に、クタエリアは一方通行が多いので、遠回りされたと勘違いすることが多いです。
2月1日より、クタエリアの交通ルールが変わり、一歩通行の道が増えたり、逆方向規制になる道があります。
当面、ドライバーも混乱して、遠回りしてしまうこともありますので、ご注意ください。
お土産やに連れて行く
最近はあまり聞かなくなりましたが、ドライバーに紹介料が入る土産物屋やスパなどに連れて行こうとするドライバーもいます。
予約してあったスパに行こうとしたら
「あそこは閉店した」
「もっと安くていいスパがある」
といって、別のスパに連れて行かれたという話も聞きました。
必要のない場所や行きたくない場所に連れて行かれようとしたら、キッパリと断るようにしてください。
セールストークなど
タクシードライバーにとって、短距離のメーター客より、丸一日雇ってくれるチャーター客のほうが利益が高いそうです。
そのため、観光客と見ると
「あしたチャーターして、観光にいかないか?」
などといったセールストークをしてくるドライバーもいます。
ほかにも、女性客が乗ると、
「彼氏はいるか?」
「どこから来た?」
と、プライベートなことを聞いてくるドライバーもいるとのことです。
中には、リップサービスで話しかけてくるドライバーもいますが、あまりしつこい話は相手をせずに聞き流すようにしましょう。
今回はバリ島のタクシー利用についてご案内させていただきました。
使ってみれば、結構便利なタクシー、楽しい旅行になるように、うまく使ってください。
インドネシア通販サイト・トコペディア(Tokopedia)を使ってみた
最近はバリ島も便利になり、たいがいの物は手に入るようになりました。
しかし、中にはバリ島ではなかなか手に入らなかったり、探すのが面倒ってことがあります。
そんな時、重宝するのがインターネットのショッピングサイトです。
インドネシアには何店かショッピングサイトがありますが、私がよく使っているのがTokopedia(トコペディア)というサイトです。
今回は、このトコペディアの使用方法についてご案内します。
<目次>
登録する
トコペディアを利用するには、まずユーザー登録が必要です。
サイトにアクセスすると、トップページが表示されますが、画面右上にある「Register」というボタンをクリックしましょう。
ユーザー登録画面が出ますので
- お名前
- 電話番号
- メールアドレス
- お好きなパスワード
- 性別(Male=男性 Female=女性)
- 生年月日
を入力して緑のボタンをクリックします。
すると、登録したメールアドレスにトコペディアからメールが届きます。
そのメールの中に、数字5桁の登録コードが記載されていますので、この画面の窓にコードを入力し緑色のボタンを押します。
この後、携帯電話の登録画面となります(すみません、携帯電話登録画面のスクリーンショットを取り忘れてしまいました)。
こちらも、携帯電話の番号を入力し、ボタンをクリックすると、その番号にトコペディアからSMS(ショートメール)が届きます。
トコペディアからのSMSに、6桁の登録コードが記載されていますので、それを画面の窓に入力し、ボタンをクリックすれば携帯電話番号の登録が完了となります。
携帯電話番号の登録は必須ではないようですので、登録し忘れても大丈夫なようです。
以上でユーザー登録は終了です。
注文してみましょう
ユーザー登録ができたら、商品を選んでお買い物をして見ましょう。
トップ画面に戻ったら、矢印の窓に商品名を入力します。
商品の型番や商品名がわかっていれば、その型番、商品名を入力します。
商品名や型番がわからなければ、「薄型テレビ」「パソコン」など品名を入力しても大丈夫です。
(あ!入力はインドネシア語か英語になります)
今回は、インスタントの味噌汁がほしかったので「miso」と入力してみました。
misoで検索したら、いろいろ出てきました。
今回は、チェックをつけたRp68,000の円熟味噌汁を買ってみます。
また、トコペディアは楽天市場のように、同じ品物を扱うお店が複数点出ています。
お店によって、金額も違うので、いろいろ見比べてみましょう。
商品名をクリックすると、商品の詳細ページに飛びます。
料金や重量など詳細が記載されていますが、同時にチェックしたいのが、"Reviews"と"Talk About it”の項目です。
Reviewは、購入したユーザーからの評価、Talk About itはお店へのユーザーからの質問などです。
ユーザーからの評価が低かったり、ユーザーからの質問に対しお店の回答が無い、遅いといったお店は避けておいたほうがいいと思います。
料金は税込み料金ですが、送料は含まれておりません。
この後の支払いの段階で送料計算がされます。
商品や料金、お店に問題が無ければ、「Buy」のボタンをクリックします。
「Buy」ボタンをクリックすると、発送先を入力する画面になります。
「Save Adress As」とは、発送先住所のタイトルです。
たとえばここに「Home」と入力して以降の住所を入力しておけば、住所が記録されるので、今後のお買い物のとき、便利になります。
受け取り者の名前、携帯電話番号、郵便番号を入力します。
Provinceは州の名前なので「バリ(Bali)」になります。
Regencyは県、Sub Districeは郡の名前になります。
それ以降の住所(バンジャール名など)は、Addressに入力します。
Shipping Agencyは、発送業者の選択です。
郵便小包発送も選べますが、おススメはJNEという宅配業者です。
JNEはバリ島内に支店が多くあり、送料も郵便小包よりやすいので、私はよく使っています。
すべてを入力したら「BuyThis Product」ボタンをクリックします。
入力が終わると、入力完了画面となります。
さらに他の品物も買う場合には緑色の「Continue Shopping」ボタンを、買い物は終了で支払いをする場合はオレンジの「Pay」ボタンをクリックします。
支払いをします
注文内容と送料が計算され、一覧として表示されます。
さらにお買い物がある場合は「Continue Shopping」を、そうでない場合は「Choose payment Method」をクリックします。
支払い方法の選択画面になります。
支払い方法は
- 銀行振り込み
- クレジットカード支払い
- コンビニ・郵便局支払い(現金支払い)
がありますが、コンビニ・郵便局支払いがおススメです。
コンビニ・郵便局支払いを選択すると、利用できるコンビニ一覧が出てきますので、どこで支払うかを選択します。
バリ島の場合
- インドマレット
- 郵便局
- アルファマート
の中から選びますが、私は家の近所にあるインドマレットで支払っています。
インドマレットを選択して「Bayar Sekarang(今支払う)」をクリックします。
支払い画面になります。
支払いコードが表示されますので、このコードを忘れないようにメモします。
もし、メモを忘れても大丈夫!
同じ内容のメールが登録時に指定したメールアドレスに届きます。
実際に支払ってきました
画面に表示されたコードをメモして、インドマレットに行ってきました。
キャッシャーのスタッフに、トコペディアの支払いをしたい旨伝え、コードの書かれたメモを渡して、手続き終了。
インドマレットで支払う場合は、代金にインドマレットの手数料Rp2,500が追加されます。
支払いが終わって、自宅に戻りPCでトコペディアにログインしたら、メールマークのところが赤くなっていました。
メールマークにマウスをあわせると"Order Status"にメールが来ていましたので、さっそく開いてみます。
トコペディアから支払いが完了したので、出荷支持を出しましたという、お知らせです。
トコペディアでは、日本にないシステムとして自動キャンセルシステムというのがあります。
これは
- トコペディアがお店に出荷指示を出した日から2日以内にお店から回答が無い場合
- トコペディアがお店に出荷指示を出した日から4日以内に出荷完了報告が無い場合
今回の注文は自動的にキャンセルとなります。
キャンセルされた場合、すでに支払った代金は
- ユーザーの指定口座に振り込み返金される
- トコペディアのポイントに換算し、次回のお買い物に使う
という方法で返金されます。
品物の受け取り
お店が商品を出荷したら、その旨トコペディアから連絡が来ます。
トコペディアのサイトのお知らせと同時に、登録してあるメールアドレスにEmailが来ます。
出荷済みのお知らせには、荷物の問い合わせ番号がついており、トラッキングサービス(追跡サービス)もあるので、商品がいつごろ届くのかも予想できます。
荷物が届いたら、またトコペディアのサイトにログインし、お知らせの項目から商品を受け取ったということを報告します。
その際、何か問題があった(違うものが届いた、破損していたなど)があったら、連絡するようになっています。
ユーザーからの商品受け取り報告があって、初めてお店は代金を受け取れるということだそうです。
まとめ(感想)
インドネシアの通販サイト・トコペディアの使い方についてご案内いたしました。
実際に使ってみて、次のように感じました。
(よかった点)
- サイトの使い勝手は、日本のネットショッピングサイトとほぼ同じなので、言葉がわからなくても、何とか使える
- ユーザーが商品を手にしてOKを出すまで、お店には代金が支払われないので、最後までフォローしてもらえそう
- 支払いは、コンビニ現金支払いなので、安心
- 実際のお店で買うより安いものが多い
(悪かった点)
- 注文しても回答がまったく無いお店があった(もちろん、お金は返ってきました)
お店選びは慎重に - お店からデンパサールまでの輸送は早かったが、そこからウブドまで来るのに2~3日かかる(ウブドは田舎ですから・・・泣)
- 品物の詳細が数枚の写真と言葉だけなので、実物を見るまで不安(通販サイトの宿命ですね)
総合的に、なかなか使えるサイトというのが、私の感想です。
特に、バリ島では手に入らないものや、手に入ったとしてもお店が遠いという品物は、絶対トコペディアで!と感じています。
旅行者はあまり使う機会は無いと思いますが、長期滞在の方は、ぜひ一度使ってみてください。
バリ島ウブドのスーパーマーケット4選
海外旅行で現地のスーパーマーケットに寄られる方って多いかと思います。
お水やジュース、ビールなどの飲み物やお菓子などの食べ物、シャンプー、ティッシュなどの雑貨、そしてお土産さがしなど、スーパーマーケットって本当に便利ですよね。
バリ島にも沢山のスーパーマーケットがあります。南部ビーチエリアに行けば、カルフールをはじめとした大型スーパーもたくさんあり、地元の方に混じって観光客もよく見かけます。
筆者が住んでいるウブドエリアにも、スーパーマーケットが4軒あります。今回は、ウブドのスーパーマーケットについてご紹介していこうと思います。
<目次>
デルタデワタスーパーマーケット
デルタデワタスーパーマーケット(Delta Dewata Super Market)は、ウブドの北東エリア、アンドン通りにある古参スーパーです。ウブドエリアの中でもいちばん最初にできたスーパーで、どちらかというとローカル向けといった感じです。
ローカルメインですので、生鮮食品や衣料品、日用雑貨、家電など取り扱う品物は多岐に渡っています。数年前に店舗を拡張し、扱う量もぐっと増えました。
ただし、肉や魚類の取扱量は少なく、特にチーズ、ハムといった外人さん向けの商品は他のスーパーに比べ扱い量が少ないです。
また、古くからあるスーパーですので、観光客向けの商品も充実しています。写真にあるようなボディケア商品や化粧品の他、アタバック、Tシャツ、民芸品といったバリ雑貨も扱っていますので、お土産さがしにもいいかと思います。
特に注目すべきは観光客向け石鹸の品揃え!
日本人に人気のブラットワンギ石鹸(マサコさん石鹸)が買えるのは、ブラットワンギ本社以外にはウブドエリアではここだけですし、ほかにもアイランドミスティックといった外国人向け石鹸も置いています。
日用品以外にもバリ島のお土産さがしに一番使えるスーパーだと思います。
ビンタンスーパーマーケット
ビンタンスーパーマーケット(Bintang Super Market)は、ウブドの西エリア・サンギンガンにあるスーパーマーケットで、スミニャックにも姉妹店があります。
こちらのスーパーは、ローカルというより、サンギンガンやサヤンエリアの高級ホテルに滞在する観光客や長期滞在の外国人向けで、扱っている品物も、ちょっと高級なものが多いです。
特にお肉類に関しては、近隣のレストランも仕入れに来るせいか、品ぞろえが豊富で、オージービーフなども取り扱っています。また、調理器具や台所用品が充実しています。
観光客向けにお土産品も若干はおいていますが、それほど多くはありません。また、2階フロアーには絵画や民芸品なども置いてありますが、あまり人気はないようです。
スーパーマーケットの敷地内に何店かお店があります。白人さんたちに人気のカフェモカやワルンもありますので、買い物のついでに食事なども楽しめます。
ココスーパーマーケット
ココスーパーマーケット(Coco Super Market)は、ウブド南部のプンゴセカンエリアにあるスーパーマーケットで、ウブド以外にもバリ島内に何店舗も展開しているスーパーマーケットチェーンです。
周囲には、シャトルバスのターミナルやレストラン、ホテルが立ち並ぶ環境で、お客様の大半は観光客という、ほとんど外国人向けのスーパーマーケットです。
取扱品目はそれほど多くありませんが、観光客向けですので、スナックやお酒などが充実しています。
日用品や台所用品も若干そろえていますが、やはり中心は観光客ですので、シャンプーやボディソープなど、ホテル滞在用の必需品もそろっています。
また、店内にベーカリーがあるのもうれしいポイントです。
お土産品としては、写真にあるような石鹸やマッサージオイルなどがそろっています。また、2階に行くと、Tシャツ、帽子、サンダル、民芸品などもあります。
特筆すべきは、ヘアケア商品特にエリプスの商品がそろっています。
ヘアビタミンも在庫が多いので、他で見つからない時はここに来ると見つかることがよくあります。
ペピート
ウブドエリアで一番新しいスーパーマーケットがこちらのペピート(Pepito)です。今年の1月にオープンしたばかりです。
場所は、ウブドの南西部トゥボンカンというエリアで、ウブド中心部からかなり離れているので、車やバイクがないといけない場所です。
このエリアは高級ホテルが多いサヤン村の南にあり、近くには長期滞在している白人さんも多く、完全にローカル向けではなく、外国人向けのスーパーマーケットになります。ちなみに、ペピートはウブド以外にもバリ島内に何軒も展開しています。
できたばかりのお店ですので、店内は明るく清潔で、何と言っても広い!
品ぞろえも「ここって、本当にウブドなの?」と思えるくらい、外国人向けの品物がそろっています。また、商品の陳列もまるで外国のスーパーに来ているようです。
パンやハム、チーズ、お肉類も豊富。そして、洋風お惣菜(デリカテッセン)も充実しており、ここで食材やお惣菜、お酒などを買ってヴィラやホテルでパーティーという方が多いと思われます。
ペピート内にもお土産品が若干ありましたが、それほど品揃えは多くありませんでした。
まとめ
今回は、ウブドエリアの4つのスーパーマーケットについてご紹介させていただきましたが、各店舗の特徴をまとめると以下の通りとなります。
- デルタデワタ
ローカル向けのスーパーマーケットだが、お土産品が充実している - ビンタンスーパー
外国人向けではあるが、品ぞろえ的に他店より見劣りするところがある - ココスーパー
観光客向けのスーパーマーケットで、お酒やおつまみ類が豊富 - ペピート
長期滞在の白人さん向けで、食材やお惣菜類が豊富
各スーパーの特徴をつかんで、効率よく活用してください